JPH01249011A - 製図台の傾斜装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は図板支持枠を適宜の傾斜角度に設定し得るよう
にした製図台の傾斜装置に関する。

〔従来の技術〕

此種の装置としては実開昭５７−１３３３２６号公報に
見られるように、ハンドルを回転させて図板支持枠を任
意の傾斜角度に設定し得るように構成されている。

また、実開昭６２−５９４４３号公報には、第５図に示
すように、基台２側に複数のストッパ部４を設けて、図
板支持枠６側に枢着したガイドバー８をそのストッパー
部４のうちの選択したものに引っかけることによって１
図板支持枠６の傾斜角を設定するようにした傾斜装置が
開示されている。

また、特開昭６２−８２９０７号公報には、第５図とは
反対に１図板支持枠に複数のストッパー部を設け、基台
側にガイドバーを設けた構成の製図台の傾斜装置が開示
されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記実開昭５７−１３３３２６号公報開示の装置は構造
が複雑でコスト高となり、また重量が重くなるという欠
陥が存した。

実開昭６２−５９４４３号及び特開昭６２−８２９０７
号公報の開示の装置は、上記従来装置に比し、構造が簡
単で重量も軽いという利点が存するが、ガイドバーの長
さ及びストッパー部の位置で図板支持枠の傾斜角がある
範囲で限定されてしまうという欠陥が存した。

本発明は上記欠陥を除去した製図台の傾斜装置を提供す
ることを目的とするものである。

〔問題点を解決する手段〕

上記目的を達成するため、本発明は基台１４に図板支持
枠１ｏを起倒自在に支承した製図台において、前記基台
１４側と図板支持枠１０側のいづれか一方に、比較的長
い側杆部１８ａ、１８ｂを有するロングガイドバー１８
とこれより短い側杆部２０ａ、２ｏｂを有するショート
ガイドバー２０を揺動自在に取り付け、他方側に前記ガ
イドバー１８．２０を脱着自在に係止する複数のストッ
パー部１６を直線方向に配列して設けたものである。

〔作用〕

上記した構成において１図板支持枠１０を大きな傾斜角
に設定したい場合には、その傾斜角度に対応してロング
ガイドバー１８を選択し、このロングガイドバー１８を
複数のストッパー部１６のうちの所望のものに係止させ
る。また、図板支持枠１０を小さな傾斜角に設定したい
場合には、その傾斜角度に対応してショートガイドバー
２０を選択し、このショートパー２０を複数のストッパ
ー部１６のうちの所望のものに係止させる。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。

１０はコ字状の図板支持枠であり、その手前側開放端上
に鉛筆受は部材１２の両端が固定されている。１４は四
角形の座枠から成る基台であり、これの手前側の両端部
に前記支持枠１０の手前側の両端の近傍部が前記鉛筆受
は部材１２に対して平行な軸線を中心として回動自在に
枢支１７されている。

前記基台１４の両側の側枠１４ａ、１．４ｂの上面には
所定間隔を存して複数対の凹部から成るストッパー部１
６が形成されている。１８は前記支持枠１０の両側枠１
０ｂ、１０ｃの内側面に、該支持枠１０の後部横杆１０
ａに対して平行な軸線を中心として回転自在に枢支され
たコ字状のロングガイドバーであり、比較的長い一対の
側杆部１８ａ、１８ｂを備えている。

前記ロングガイドバー１８の取り付は位置よりも前記横
杆１０ａに近い位置には、ロングガイドバー１８の側杆
部１８ａ、１８ｂよりも短い一対の側杆部２０ａ、２０
ｂを有するショートガイドバー２０が前記側杆１０ｂ、
１０ｃの内側面に、前記横杆１０ａに対して平行な軸線
を中心として回転自在に枢支されている。

前記ガイドバー１８．２０の枢支部には適宜の摩擦力が
付与され、この摩擦力によって、前記ガイドバー１８．
２０は任意の回転角度で、側枠１０ｂ、１０ｃに対して
静止させることができるように設定されている。

次に本実施例の作用について説明する。

支持枠１０の角度を傾斜角が大きい位置で所定範囲内で
調整したい場合には、第２図に示すように支持枠１０を
大きな所望の角度に設定し、しかる後にロングガイドバ
ー１８を用いて、これを対応するストッパー部１６に嵌
合係止させる。支持枠１０の角度を傾斜角が小さい位置
で所定範囲で調整したい場合には、第３図に示すように
ロングガイドバー１８を支持枠１０の側枠１０ｂ、１０
ｃに平行に設定し、且つ、ショートガイドバー２０を支
持枠１０の下方に引き出し、所望のストッパー部１６を
選択し、この選択したストッパー部１６にショートガイ
ドバー２０を嵌合係止させる。

このように、複数のガイドバー１８．２０のそれぞれに
ストッパー部１６による角度調整範囲を設定することが
できる。

尚、上記実施例は、ガイドバー１８．２０を図板支持枠
１０側に取り付け、ストッパー部１６を基台１４側に形
成したが、第４図に示すように、基台１４側にガイドバ
ー１８．２０を取り付け、支持枠１０側にストッパー部
１６を形成するようにしても良い。

〔効果〕

本発明は上述の如く、長さの異なる複数のガイドバーを
用意することにより、簡単な機構で図板支持枠の固定傾
斜角度の調整範囲を広く設定することができる効果が存
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は外観図、第２図は側面図、第３図は側面図、第
４図は他の実施例を示す外観図、第５図は従来技術の外
観図である。 ２・・・基台、４・・・ストッパー部、６・・・図板支
持枠。 ８・・・ガイドバー、１０・・・図板支持枠、１２・・
・鉛筆受は部材、１４・・・基台、１４ａ、１４ｂ・・
・側枠、１６・・・ストッパー部。 １８・・・ロングガイドバー、２０・・・ショートガイ
ドバー、 特許出願人　　　　　　　　　武藤工業株式会社代理人
弁理士　　　　　　　　　西　島　綾　雄第２図 、２０ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）基台１４に図板支持枠１０を起倒自在に支承した
   製図台において、前記基台１４側と図板支持枠１０側の
   いづれか一方に、比較的長い側杆部１８ａ，１８ｂを有
   するロングガイドバー１８とこれより短い側杆部２０ａ
   ，２０ｂを有するショートガイドバー２０を揺動自在に
   取り付け、他方側に前記ガイドバー１８，２０を脱着自
   在に係止する複数のストッパー部１６を直線方向に配列
   して設けたことを特徴とする傾斜装置。