JPS6114304Y2 - - Google Patents

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JPS6114304Y2
JPS6114304Y2 JP1977139961U JP13996177U JPS6114304Y2 JP S6114304 Y2 JPS6114304 Y2 JP S6114304Y2 JP 1977139961 U JP1977139961 U JP 1977139961U JP 13996177 U JP13996177 U JP 13996177U JP S6114304 Y2 JPS6114304 Y2 JP S6114304Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
ventilation
cooled
duct
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JP1977139961U
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JPS5466104U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全閉形突極回転電機の通風構造に関す
るものである。
水車発電機などの全閉形突極回転電機の冷却方
式は一般に回転子両端に設けたフアンにより機内
空気を冷却器を通して循環させるものであるが、
鉄心径が大きくかつ積厚が数mを超える低速大容
量機ではフアンの力で所要風量の冷却空気を磁極
間の空間に押しこんで固定子鉄心および巻線を均
一に冷却することが困難であることから、最近で
は回転子スパイダおよび回転子継鉄にフアン効果
をもたせた構造にしその圧力で半径方向に通風冷
却する方法が採用されている。
この種全閉形突極回転電機の通風構造を第1図
により説明すると、回転子11および固定子18
は外被27により囲まれている。回転子11はス
パイダ12の両側部に通気穴13を有すると共に
スパイダ内のスポーク14間の空間が継鉄15内
に半径方向に設けた通気ダクト16を介して磁極
17,17間の空間18に連通し、運転時通気ダ
クト16とスパイダスポーク14のフアン効果に
より通気穴13から流入する機内空気を半径方向
に磁極間空間18に送風するようになつている。
固定子18は固定子枠19の内側に巻線22が
巻装される固定子鉄心23を設けると共に、外側
に冷却器25が配設されこの冷却器25の入側が
固定子枠の気室20を介して固定子鉄心の積層体
間に形成された半径方向のダクト24に連通して
いる。すなわち回転子11のスパイダ内から磁極
間空間18に送りこまれた機内空気は固定子鉄心
のダクト24を通りこの鉄心23および鉄心内の
巻線22が冷却され、ダクト24を抜けた空気は
固定子枠の気室20を経て冷却器25に入る。固
定枠19の軸方向端部には夫々通風案内板26が
取着され、この案内板26は回転子の磁極間空間
18から軸方向に分流する空気を固定子巻線22
の端部に沿つて固定子枠19の通気穴21から気
室18内導き、これにより巻線端部が冷却され
る。
冷却器25を通り冷却された空気は通風案内板
26と外被27との間に形成され通路を通り上記
回転子スパイダ12内に循環する。しかしながら
上記通気構造は固定子鉄心のダクト24を通る流
路に対して通風案内板26の内側を固定子巻線2
2の端部に沿つて通る流路の通路抵抗が低いので
磁極間空間18に送り込まれる空気の多くが巻線
端部に沿つて流れてしまい必要以上に冷却され、
熱発生量の多い固定子鉄心23および鉄心内の巻
線部分が冷却されないという欠点があつた。本考
案は上記の欠点を無くし、固定子鉄心および巻線
が均一に通風冷却され効果的に温度を低減できる
全閉形突極回転電機を提供するものである。
以下本考案の一実施例を第3図を参照して説明
する。図に示す符号11ないし25は第1図およ
び第2図に示す電機の同一符号で示す部分と同一
であるのでその説明は省略し第1図、第2図と異
なる部分についてのみ説明する。
本考案は回転子継鉄15の両端に夫々円板状で
外周が固定子鉄心23の内側に微小間隙を介して
配置される防風板28をねじ29により取付け、
この防風板28により回転子の磁極間空間18に
送りこまれる空気の軸方向への流出を阻止する。
また固定子鉄心23のスロツトから出ている固定
子巻線22の端部を固定子鉄心端と外被27との
間に形成された通路30に露出させて、この通路
30を通る冷却器25からの空気によつて冷却さ
れるように構成したものである。
このような構成によれば回転子スパイダ12の
内側から半径方向に磁極間空間18に送りこまれ
る空気が軸方向に流出することなく大部分が固定
子鉄心23のダクト24に流入して固定子鉄心2
3およびこの鉄心内の巻線18が冷却され、また
巻線端部は冷却器25を抜けた空気によつて冷却
されるので、従来のように鉄心部分と巻線端部分
への空気流配分の不均衡により鉄心および鉄心内
の巻線部分が冷却されないという欠点が完全に解
消され、鉄心および巻線全体が均一に冷却され効
果的に温度を低減することができる。
なお、磁極17の長さが固定子鉄心23の積厚
より長い場合には、第5図に示すごとく固定子巻
線22の鉄心スロツトから出ている部分に、内径
面を鉄心に揃えて環状にめぐらせた絶縁板31を
取付けこの絶縁板31の内側に防風板28を細隙
を介して設けることにより磁極間空間18の軸方
向通風を阻止することができる。
以上に述べたように本考案によれば固定子鉄心
および巻線を均一に通風冷却され効果的に温度を
低減できる全閉形突極回転電機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の全閉形突極回転電機の断面図、
第2図は第1図A矢視図、第3図は本考案による
全閉形突極回転電機の一実施例を示す断面図、第
4図は第2図B部の詳細図、第5図は本考案の他
の実施例を示す断面図である。 12……回転子スパイダ、15……回転子継
鉄、16……通気ダクト、17……磁極、22…
…固定子巻線、23……固定子鉄心、25……冷
却器、27……外被、28……防風板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁極を設けた回転子継鉄に半径方向の通気ダク
    トが設けられこの通気ダクトと継鉄が装着される
    回転子スパイダのフアン効果により上記ダクトを
    通し半径方向に回転子鉄心および固定子巻線を通
    風冷却した機内空気を冷却器を通し固定子・回転
    子の端部に沿つて形成された機内通風路に循環す
    るようにした全閉形突極回転電機において、上記
    回転子継鉄の軸方向両端に、夫々磁極間空間を半
    径方向に通過する空気の軸方向への流出を阻止す
    る防風板を設けると共に、上記固定子巻線の端部
    が上記固定子回転子の端部通風路の空気流により
    冷却されるように構成されたことを特徴とする全
    閉形突極回転電機。
JP1977139961U 1977-10-20 1977-10-20 Expired JPS6114304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977139961U JPS6114304Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977139961U JPS6114304Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466104U JPS5466104U (ja) 1979-05-10
JPS6114304Y2 true JPS6114304Y2 (ja) 1986-05-02

Family

ID=29114489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977139961U Expired JPS6114304Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

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JPS5466104U (ja) 1979-05-10

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