JPS6026500Y2 - 突極形回転電機 - Google Patents
突極形回転電機Info
- Publication number
- JPS6026500Y2 JPS6026500Y2 JP1976118078U JP11807876U JPS6026500Y2 JP S6026500 Y2 JPS6026500 Y2 JP S6026500Y2 JP 1976118078 U JP1976118078 U JP 1976118078U JP 11807876 U JP11807876 U JP 11807876U JP S6026500 Y2 JPS6026500 Y2 JP S6026500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic poles
- salient
- rotating electric
- electric machine
- salient pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は突極形回転電機に係り、特に回転子における通
風装置の改良に関する。
風装置の改良に関する。
一般に磁極長の長い突極形回転電機などにおいては、磁
極に巻磁線輪の温度上昇、特に軸方向中央部における温
度上昇が大きくなるため、回転子にファンを装着し界磁
巻線の冷却のための周方向に相隣れる磁極間空所中の通
風をよくして界磁線輪の温度上昇を低減することが行な
われている。
極に巻磁線輪の温度上昇、特に軸方向中央部における温
度上昇が大きくなるため、回転子にファンを装着し界磁
巻線の冷却のための周方向に相隣れる磁極間空所中の通
風をよくして界磁線輪の温度上昇を低減することが行な
われている。
しかして、磁極の両端に軸流ファンを装着した低速の大
直径機などの水車発電機においては、界磁線輪に作用す
る応力は許容値以下なので線輪支持金具がなく、軸流フ
ァンで送風した冷却空気は、磁極の間を通り固定子ダク
トを経て回転子と固定子とを冷却し空気冷却器を通って
固定子の外へ排気される。
直径機などの水車発電機においては、界磁線輪に作用す
る応力は許容値以下なので線輪支持金具がなく、軸流フ
ァンで送風した冷却空気は、磁極の間を通り固定子ダク
トを経て回転子と固定子とを冷却し空気冷却器を通って
固定子の外へ排気される。
この時のファンの並列運転特性を第３図に示す。
第３図において曲線２０及び曲線２１はそれぞれファン
特性曲線、曲線２２は曲線２０と曲線２１との合成特性
曲線、曲線２３は回転電機の通風抵抗曲線である。
特性曲線、曲線２２は曲線２０と曲線２１との合成特性
曲線、曲線２３は回転電機の通風抵抗曲線である。
合成特性曲線２２が曲線２２ａである場合には通風抵抗
曲線２３との交点Ｂで平衡し風量Ｑａが流れる。
曲線２３との交点Ｂで平衡し風量Ｑａが流れる。
しかし、ファン特性曲線２０．２１は一般に曲線２０ａ
、２１ａのように左下り部および逆流特性があり合成特
性曲線２２が曲線２２ｂのようになり、風量Ｑａを期待
していたところ実線は点Ｃで平衡し風量ＱｂＬか得られ
ないことになる。
、２１ａのように左下り部および逆流特性があり合成特
性曲線２２が曲線２２ｂのようになり、風量Ｑａを期待
していたところ実線は点Ｃで平衡し風量ＱｂＬか得られ
ないことになる。
この時のファンに流れる風量は一方はＱｂｌ、他方はＱ
ｂ２の逆流になって風が磁極の一方から他方へ吹き抜け
、固定子には流れがなくなり、界磁巻線および固定子の
温度が上昇する通風異常現象が発生する欠点があった。
ｂ２の逆流になって風が磁極の一方から他方へ吹き抜け
、固定子には流れがなくなり、界磁巻線および固定子の
温度が上昇する通風異常現象が発生する欠点があった。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、相隣れる磁極
間空所の中央部分に仕切りを設は通風異常現象を防止し
た突極形回転電機を提供することを目的とする。
間空所の中央部分に仕切りを設は通風異常現象を防止し
た突極形回転電機を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す一実施例について説明する。
第１図において、１は図示しない回転軸に固定されたス
パイダ、２はスパイダ１に支持されたロータリム、３は
ロータリムの外周上に複数個固定され磁極を形成する突
極磁極であって図示しない界磁線輪（第２図に３ａとし
て示す）が巻回されている。
パイダ、２はスパイダ１に支持されたロータリム、３は
ロータリムの外周上に複数個固定され磁極を形成する突
極磁極であって図示しない界磁線輪（第２図に３ａとし
て示す）が巻回されている。
４および５は相隣る突極磁極３間の軸方向の通風ダスト
へ送風するロータリム２に固定された軸流ファンである
。
へ送風するロータリム２に固定された軸流ファンである
。
６は外周を形成する固定子、７は固定子鉄心、８は固定
子鉄心７の積層方向に軸方向の一定区間毎に設けられた
通風ダクト、９は空気冷却器 １０は固定子外周を覆う
外部風導、１１および１２は外部風導からファン４およ
び５へ送風する風導である。
子鉄心７の積層方向に軸方向の一定区間毎に設けられた
通風ダクト、９は空気冷却器 １０は固定子外周を覆う
外部風導、１１および１２は外部風導からファン４およ
び５へ送風する風導である。
１３はロータリム２のほぼ中央１か所に取付けられた仕
切りであって、第２図のように磁極３に巻回した界磁線
輪３ａには接触しないで隙間を設けた板状であってスタ
ッド１４およびナツト１５てロータリム２に固着されて
いる。
切りであって、第２図のように磁極３に巻回した界磁線
輪３ａには接触しないで隙間を設けた板状であってスタ
ッド１４およびナツト１５てロータリム２に固着されて
いる。
次に上記の構成における作用について述べる。
運転により界磁線輪３ａの温度が上昇して界磁線輪３ａ
が膨張しても、仕切１３には界磁線輪が接触しないから
仕切１３には磁極３から外力が加わらないので仕切１３
は強度を必要とせず、極く簡単で安価なもので良い。
が膨張しても、仕切１３には界磁線輪が接触しないから
仕切１３には磁極３から外力が加わらないので仕切１３
は強度を必要とせず、極く簡単で安価なもので良い。
普通は鉄製でよいが、磁束による損失を防止するため絶
縁物やステンレス鋼などの非磁性材料使用すれはより効
果的である。
縁物やステンレス鋼などの非磁性材料使用すれはより効
果的である。
しかしてスパイダ１が回転すると軸流ファン４．５から
破線矢印の方向に送風し、突極磁極３を冷却腰仕切１３
て固定子鉄心７方向に方向を変えて通風ダスト８を通っ
て固定子鉄心７を冷却腰温度上昇した空気は空気冷却器
９で冷却されて風導１１．１２へ順還する。
破線矢印の方向に送風し、突極磁極３を冷却腰仕切１３
て固定子鉄心７方向に方向を変えて通風ダスト８を通っ
て固定子鉄心７を冷却腰温度上昇した空気は空気冷却器
９で冷却されて風導１１．１２へ順還する。
この際仕切１３があるので軸流ファン４，５の送風は相
互干渉することがなく、個々のファン特性によって動作
させることができる。
互干渉することがなく、個々のファン特性によって動作
させることができる。
以上のように本考案によれば突極形回転電機の突極磁極
をはさみ両側に軸流ファンを設けたものにおいて、相隣
れる磁極間空所の中央１か所に仕切りを設けたので、フ
ァンによる送風は磁極間空所において相互干渉すること
がなくなり、個々のファンの特性を有効に動作させるこ
とができ、回転子および固定子を最も効率よく冷却でき
る効果がある。
をはさみ両側に軸流ファンを設けたものにおいて、相隣
れる磁極間空所の中央１か所に仕切りを設けたので、フ
ァンによる送風は磁極間空所において相互干渉すること
がなくなり、個々のファンの特性を有効に動作させるこ
とができ、回転子および固定子を最も効率よく冷却でき
る効果がある。
そして仕切は界磁線輪に接触しないので、界磁線輪の熱
膨張による力を受けることが無いため、極めて簡単で安
価なものとなし得る効果がある。
膨張による力を受けることが無いため、極めて簡単で安
価なものとなし得る効果がある。
第１図は本考案の突極形回転電機の一実施例を示す縦断
面図、第２図は第１図の２−２線に沿う側面図、第３図
は従来のファン特性を示す曲線である。 ３・・・・・・突極磁極、４，５・・・・・・軸流ファ
ン、７・・・・・・固定子鉄心、８・・・・・・通風ダ
クト、９・・・・・・空気冷却器、１０・・・・・・外
部風導、１１．１２・・・・・・風導、１３・・・・・
・仕切。
面図、第２図は第１図の２−２線に沿う側面図、第３図
は従来のファン特性を示す曲線である。 ３・・・・・・突極磁極、４，５・・・・・・軸流ファ
ン、７・・・・・・固定子鉄心、８・・・・・・通風ダ
クト、９・・・・・・空気冷却器、１０・・・・・・外
部風導、１１．１２・・・・・・風導、１３・・・・・
・仕切。
Claims (1)
- 回転子の突極磁極をはさみ両側から突極磁極に送風する
軸流ファンを備えた回転電機において、相隣れる突極磁
極のほぼ中央１か所に、その突極磁極の界磁線輪には接
触しない仕切を設けたことを特徴とする突極形回転電機
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976118078U JPS6026500Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 突極形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976118078U JPS6026500Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 突極形回転電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5336003U JPS5336003U (ja) | 1978-03-30 |
| JPS6026500Y2 true JPS6026500Y2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=28727667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976118078U Expired JPS6026500Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 突極形回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026500Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-02 JP JP1976118078U patent/JPS6026500Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5336003U (ja) | 1978-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20150162805A1 (en) | Rotor of rotating electrical machine and rotating electrical machine | |
| US4795933A (en) | Salient-pole rotary electric machine | |
| JPS5914968B2 (ja) | 回転電機の通風冷却装置 | |
| JPH0424939B2 (ja) | ||
| CN207320974U (zh) | 一种含非对称结构转子铁芯的自启动同步磁阻电机 | |
| JPS6026500Y2 (ja) | 突極形回転電機 | |
| JPS596135B2 (ja) | 突極形回転電機 | |
| JP3669343B2 (ja) | 回転電機の冷却構造 | |
| JPS6337588B2 (ja) | ||
| JPH03226251A (ja) | 車両用交流発電機及びその製造方法 | |
| JPS6114304Y2 (ja) | ||
| JPS6213403Y2 (ja) | ||
| JPS5895952A (ja) | 突極形回転電機 | |
| JP2000078781A (ja) | 電気機械の固定子鉄心 | |
| JPS6216774Y2 (ja) | ||
| JPS6162334A (ja) | 回転電機 | |
| JPS6211182Y2 (ja) | ||
| JPS5941137A (ja) | 回転電機の回転子 | |
| JPS5941136A (ja) | 回転電機の回転子 | |
| JPS642527Y2 (ja) | ||
| JP2003319611A (ja) | 突極型回転電機 | |
| JPH088759B2 (ja) | 車両用交流発電機の回転子 | |
| KR820000765B1 (ko) | 발 전 기 | |
| JPS627765B2 (ja) | ||
| JPH0237244Y2 (ja) |