JPS642527Y2 - - Google Patents

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JPS642527Y2
JPS642527Y2 JP1982132676U JP13267682U JPS642527Y2 JP S642527 Y2 JPS642527 Y2 JP S642527Y2 JP 1982132676 U JP1982132676 U JP 1982132676U JP 13267682 U JP13267682 U JP 13267682U JP S642527 Y2 JPS642527 Y2 JP S642527Y2
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ventilation
magnetic pole
cooling air
pole
field coil
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JP1982132676U
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JPS5937847U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば同期機などの回転電機の回転
子に関するものである。
以下、同期機などの回転電機の突極形回転子を
例に説明する。
従来の同期機の突極形回転子は、第1図及び第
2図に縦断面図及び一部の平面断面図で示すよう
になつていた。図は立て軸形の場合を示し、1は
回転軸、2は回転子スパイダ、3はこの回転子ス
パイダにそう入固着されたリムで、回転子の継鉄
をなす。4はこのリムに設けられた半径方向の複
数の通風ダクトで、複数個のダクト片5及び間隔
環6により通風間隔が形成されている。7はリム
3の締付けボルト、8はナツトである。10は薄
鋼板を積層してなる複数個の突極形の磁極鉄心
で、締付ボルトにより締付けられており、リム3
の外周に固着されている。11は磁極鉄心10に
はめられた界磁コイル、9は磁極で磁極鉄心10
と界磁コイル11で構成されている。12はリム
3に取付けられたフアンである。
次に、13は固定子わく、14はこの固定子わ
くに固定支持された固定子鉄心で、半径方向の通
風ダクト15が設けられている。16は固定子コ
イル、17は端囲いである。18は回転子で、1
〜12で構成され、19は固定子で13〜17で
構成されている。20は回転子18と固定子19
との間に形成されるエアギヤツプである。
また、磁極鉄心10と界磁コイル11の間にも
冷却空気を送るいわゆる内側冷却の場合には、第
3図及び第4図の一部の平面断面図及び縦断面図
で示すようになつていた。図において、21は絶
縁材料からなるトツプワツシヤ、30は通風ダク
ト4から冷却空気が流出するときの通風抵抗を軽
減するため、リム3の隣接する界磁コイル11間
に位置する部分に設けられたマニホールド、40
は隣接する磁極9間に形成される磁極間通風路、
50は磁極鉄心10と界磁コイル11との間に設
けられた磁極内通風路、60は磁極9の頭部でト
ツプワツシヤ21に接する部分に設けられた排出
路であり、磁極内通風路50と連通し磁極内通風
路50を流通する冷却空気を磁極9間に流出させ
る。
上記従来の装置において、回転子18が回転す
ると、フアン12により流入した冷却空気は界磁
コイル11の端部を冷却し、矢印のように固定子
コイル16端を通りこれを冷却する。また、回転
子スパイダ2の内径側に入つた冷却空気は、通風
ダクト4を通り磁極間通風路40に流入し、矢印
のように隣接する界磁コイル11間を流通してこ
れを冷却する。また、内側冷却の場合には、さら
に、磁極鉄心10と界磁コイル11との間の磁極
内通風路50にも冷却空気が流通してこれを冷却
する。界磁コイル11間の磁極間通風路40及び
磁極鉄心10と界磁コイル11との間の磁極内通
風路50、排出路60を通る冷却空気は突極のフ
アン作用が加わつてエアギヤツプ20に噴出し、
これを経て固定子19の通風ダクト15を通り、
固定子コイル16及び固定子鉄心14を冷却す
る。
しかしながら上述した従来装置では、通風ダク
ト4を流通してきた冷却空気は磁極間通風路40
と磁極内通風路50に流通するが、その流通量は
磁極内通風路50側が非常に少なく、磁極間通風
路40側が非常に多く且つ界磁コイル11の冷却
に寄与するのは界磁コイル11近傍を通る冷却空
気のみとなつており、冷却空気の通風面積あるい
は通風抵抗の低減、流速の速さ、流通量が十分に
配慮された通風構造とは言えず、界磁コイル11
の冷却効率が必ずしも十分であるとは言いがたい
と言う欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点に鑑
みてなされたものであり、磁極鉄心と界磁コイル
との間に磁極内通風路を設け、界磁コイル間に軸
方向に延在し且つ界磁コイルと所定の間隔を有し
磁極間通風路側の冷却空気の流通量を制限しその
制限した冷却空気を磁極内通風路側に多量に導入
させる仕切部材を配設し、磁極鉄心頭部と界磁コ
イルとの間に所定の間隔を置いて挿設されたトツ
プワツシヤ間に長手方向に長く形成され、磁極内
通風路と連通しその磁極内通風路を流通する冷却
空気を磁極間に流出させる排出路を設けることに
より、界磁コイルの冷却効率を増大させることが
できる回転電機の回転子を提供することを目的と
している。
以下、この考案の一実施例を第5図及び第6図
に基づいて説明する。図において、3はリム、4
は通風ダクト、9は磁極、10は磁極鉄心、11
は界磁コイル、30はマニホールド、50は磁極
鉄心10と界磁コイル11との間の磁極内通風
路、22は磁極9間、即ち、界磁コイル11間に
配設され、その界磁コイル11間に軸方向に延在
し且つ界磁コイル11と所定の間隔を有して配設
され、磁極間通風路70側の冷却空気の流通量を
制限しその制限した冷却空気を磁極内通風路50
側に多量に導入させ、磁極内通風路50側の冷却
空気の流通量を増大させる仕切部材である。80
は磁極内通風路50と連通する排出路であり、磁
極鉄心10頭部と界磁コイル11との間に所定の
間隔を置いてトツプワツシヤ23を挿設して形成
している。
次に動作について説明する。回転子18が回転
すると、フアン12により流入した冷却空気は界
磁コイル11の端部を冷却し、さらに固定子コイ
ル16端を通りこれを冷却する。また、回転子ス
パイダ2の内径側に入つた冷却空気は、通風ダク
ト4を通り、隣接する界磁コイル11間に配設さ
れた仕切部材22により形成された磁極間通風路
70を流通して外側より界磁コイル11を冷却す
る。さらに、磁極鉄心10と界磁コイル11との
間の磁極内通風路50にも冷却空気が流通して内
側より界磁コイル11を冷却し、排出路80を経
て磁極9間に流出する。界磁コイル11と仕切部
材22との間の磁極間通風路70及び磁極鉄心1
0と界磁コイル11間の磁極内通風路50、排出
路80を通る冷却空気は突極のフアン作用が加わ
つてエアギヤツプ20に噴出し、これを経て固定
子19の通風ダクト15を通り、固定子コイル1
6及び固定子鉄心14を冷却する。このように、
界磁コイル11間に軸方向に延在し且つ界磁コイ
ル11と所定の間隔を有し、磁極間通風路70側
の冷却空気の流通量を制限する仕切部材22を配
設し、トツプワツシヤ23により排出路80を設
けているので、従来のように通風ダクト4から磁
極間通風路40に流出する冷却空気をこの考案で
は仕切部材22により従来の磁極間通風路40に
比べ小面積の磁極間通風路70としており、冷却
空気の流通量を著しく制限できる。そしてその制
限した冷却空気を磁極内通風路50、排出路80
へ多量に導入させることができ、磁極内通風路5
0側の冷却空気の流通量を著しく増大させること
ができる。また、磁極間通風路70の通風面積を
小さくしたことにより、冷却空気の流速も速くな
る。また、トツプワツシヤ21間に設けた排出路
80の通風面積も拡大できさらに排出路80から
冷却空気を磁極間に流出させるときの通風抵抗を
低減できる。従つて、界磁コイル11の冷却効率
の増大を図ることができる。
また、第7図あるいは第8図に示すように、リ
ム3の磁極内通風路50に位置する部分にマニホ
ールド31を有する場合は、磁極内通風路50の
入口部分の通風面積の拡大あるいは通風抵抗の低
減がより一層図れ、上記実施例より一層効果の高
いものとなる。
この考案は以上説明した通り、磁極鉄心と界磁
コイルとの間に設けられた磁極内通風路と、磁極
鉄心頭部と界磁コイルとの間に所定の間隔を置い
て挿設されたトツプワツシヤ間に形成され、磁極
内通風路と連通しその磁極内通風路を流通する冷
却空気を磁極間に流出させる排出路と、磁極間に
配設されて軸方向に延在し且つ界磁コイルと所定
の間隔を有し、磁極間通風路側の冷却空気の流通
量を制限し磁極内通風路側の冷却空気の流通量を
増大する仕切部材と、リムの部分に通風ダクト及
び各通風路と連通し軸方向に延在して形成された
凹部とを設けたことにより、界磁コイルの冷却効
率を増大させることができる回転電機の回転子を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の回転電機の回転子を
示す縦断面図及び一部の平面断面図、第3図及び
第4図は従来の他の回転電機の回転子を示す一部
の平面断面図及び縦断面図、第5図及び第6図は
この考案の一実施例による回転電機の回転子を示
す一部の平面断面図及び縦断面図、第7図及び第
8図はこの考案の他の実施例による回転電機の回
転子を示す一部の平面断面図である。 図において、3はリム、9は磁極、10は磁極
鉄心、11は界磁コイル、23はトツプワツシ
ヤ、50は磁極内通風路、80は排出路、22は
仕切部材、70は磁極間通風路である。尚、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向に通風ダクトを有すると共にその外周
    に突極形磁極が複数装着されたリムと、上記各磁
    極間に形成される磁極間通風路を備えた回転電機
    の回転子において、上記磁極を構成する磁極鉄心
    と界磁コイルとの間に設けられた磁極内通風路
    と、上記磁極鉄心頭部と上記界磁コイルとの間に
    所定の間隔を置いて挿設されたトツプワツシヤ間
    に形成され、上記磁極内通風路と連通し上記磁極
    内通風路を流通する冷却空気を上記磁極間に流出
    させる排出路と、上記磁極間に配設されて軸方向
    に延在し且つ上記界磁コイルと所定の間隔を有
    し、上記磁極間通風路側の冷却空気の流通量を制
    限し上記磁極内通風路側の冷却空気の流通量を増
    大する仕切部材と、上記リムの部分に上記通風ダ
    クト及び上記各通風路と連通し軸方向に延在して
    形成された凹部とを備えたことを特徴とする回転
    電機の回転子。
JP13267682U 1982-08-30 1982-08-30 回転電機の回転子 Granted JPS5937847U (ja)

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JPS5937847U JPS5937847U (ja) 1984-03-09
JPS642527Y2 true JPS642527Y2 (ja) 1989-01-20

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DE59003435D1 (de) * 1989-08-29 1993-12-16 Asea Brown Boveri Anordnung zur Führung des Kühlmediums in Schenkelpolmaschinen.

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JPS5937847U (ja) 1984-03-09

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