JPS6137856B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6137856B2
JPS6137856B2 JP1968179A JP1968179A JPS6137856B2 JP S6137856 B2 JPS6137856 B2 JP S6137856B2 JP 1968179 A JP1968179 A JP 1968179A JP 1968179 A JP1968179 A JP 1968179A JP S6137856 B2 JPS6137856 B2 JP S6137856B2
Authority
JP
Japan
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ventilation
ventilation guide
guide
rotor
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP1968179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55114165A (en
Inventor
Yukio Kitabayashi
Masatoshi Watanabe
Noryoshi Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55114165A publication Critical patent/JPS55114165A/ja
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水車発電機などのような大型の回転
電機における通風冷却装置に係り、特に回転子の
通風冷却装置に関する。
従来のこの種の回転電機の構造を第1図および
第2図に示す。シヤフト1にはスパイダ2を介し
てヨーク3が固着され、該ヨーク3の外周部には
複数の突極界磁体4が突設されている。突極界磁
体4は積層された界磁鉄心17と、該界磁鉄心1
7に巻装された界磁コイル5とからなり、隣接す
る突極界磁体4,4間の頭部側面には遮蔽板6が
架設されている。特に高速大容量の突極界磁形回
転電機では、風損の損失全体に占める割合が大き
いため、前述のように遮蔽板6の架設によつて突
極界磁体4,4間を塞いで見掛け上円筒体として
風損を低減している。これらから回転子19が構
成されている。
一方この回転子19と対応して設けられた固定
子20は、固定子鉄心8と、固定子鉄心8に巻装
された固定子コイル7と、固定子枠10などから
構成され、前記固定子鉄心8には径方向に貫通し
た通風ダクト9が多数設けられている。
11は回転子19を冷却するための第1ブロワ
ーで、第1ブロワー11の前方から回転子19側
に向けて第1通風ガイド15と第2通風ガイド1
6とが略平行に延びており、第1通風ガイド15
と第2通風ガイド16との間には通風路21が形
成されている。第1ブロワー11から通風路21
を通つて回転子19側へ強制送風された冷却用空
気は、突極界磁体4,4間を軸方向に流れ、その
間に界磁コイル5ならびに界磁鉄心17が冷却さ
れる。回転子19を通つて出て来た緩かい空気
は、固定子の第1通風ガイド15と第2通風ガイ
ド16で形成された軸方向上部の通風路21を経
て、第2通風ガイド16に設けられた通風窓から
固定子コイル7の端部付近の空間を通つて集風箱
14に集められ、この通風箱14の外周に取付け
られたクーラー13で冷却される。
12は固定子20を冷却するための第2のブロ
ワーで、この第2のブロワー12から出た冷却空
気は、この第2のブロワー12が取付けられた前
記集風箱14を経て、固定子枠10に設けられた
通風窓から固定子20の背部に強制送風され、さ
らに固定子鉄心8内に設けられた通風ダクト9を
通過して回転子19と固定子20のエアギツプに
抜ける。そして冷却用空気は再び他の通風ダクト
9を通つて集風箱14に集められ、クーラー13
で冷却される。前述のように冷却用空気が集風ダ
クト9を通つている間に、固定子コイル7ならび
に固定子鉄心8が冷却される。
前述したように、風損を低減するため遮蔽板6
で突極界磁体4,4間を塞いで見掛け上円筒体に
している。そのため回転子19側における冷却用
空気の送風は、ブロワー11などによる強制通風
方式が採用されている。
ところが従来の通風冷却装置では、高い風圧が
必要で、しかも十分な冷却効果が得られない欠点
がある。本発明者らはこの点について種々検討し
た結果、回転子近傍における通風路21で大きな
風損を生じていることを解明した。すなわち、ヨ
ーク3や突極界磁体4の軸端部には締結用ボルト
の頭部(図示せず)などが突出しているため、回
転子19と第1通風ガイド15ならびに第2通風
ガイド16との間には必然的にある程度の間隔を
あけて隙間22,23が形成される。そして従来
の通風冷却装置は、第1通風ガイド15と回転子
19との隙間22と、第2通風ガイド16との回
転子19との隙間23の軸方向位置が合致してい
る。そのため、回転子19のフアン作用によつて
空気が隙間22から通風路21を横切つて隙間2
3に流れ易く、この空気の流れロおよびハが通風
路21を流通する冷却用空気の流れイと衝突し
て、回転子19の両端近傍で渦流が生じ、これが
風損の要因になつていることを突明した。
本発明の目的は、前述した従来技術の欠点を除
却し、風損が少なく冷却効果の高い回転電機の通
風冷却装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、第1通風
ガイドと回転子の隙間と第2通風ガイドと回転子
の隙間の軸方向位置を互に異ならしめたことを特
徴とする。
以下、本発明の実施例を第3図ないし第6図と
ともに説明する。
第3図は、本発明の第1実施例を示す。ヨーク
3の両端をそれぞれ突極界磁体4の端面より軸方
向に延ばして、第1通風ガイド15と対向させて
いる。従つて、第1通風ガイド15はヨーク3の
端部と対向する軸方向折曲部分の長さが従来のも
のに比べてヨーク3の延長分だけ短かく設計され
ており、一方、第2通風ガイド16と突極界磁体
4との位置関係は従来と同じである。このように
することにより、第1通風ガイド15とヨーク3
との隙間位置を、第2通風ガイド16と突極界磁
体4との隙間位置に対して、ヨーク3の延長分だ
け軸方向外側にずらすことができる。
さらに第1通風ガイド15とヨーク3の隙間2
2に空気が流入するのを可及的に少くするため、
第1通風ガイド15の端部18をシヤフト1に沿
つて軸方向内側に屈曲してスパイダ2に近接さ
せ、前記端部18によつてヨーク3の延長部分を
内側から覆つた状態になつている。
第4図は、第1実施例の変形例を示す。この場
合、第1通風ガイド15とヨーク3の隙間22に
空気が流入するのを可及的に少なくするため、第
1通風ガイド15の端部18をシヤフト1の側面
に近接してある。
第5図は、本発明の第2実施例を示す。ヨーク
3の両端部にそれぞれ配置される端板25に、軸
方向外側へ突出したフランジ26を設ける。この
フランジ26はシヤフト1を中心にして連続した
リング状になつており、第1通風ガイド15と対
向している。このようにフランジ26を突設する
ことにより、第1通風ガイド15とフランジ26
との隙間22を、第2通風ガイド16と突極界磁
体4との隙間23より軸方向外側へずらすことが
できる。
第6図は、本発明の第3実施例を示す。突極界
磁体4の両端面には、軸方向外側へ突出したリン
グ24が設けられている。このリング24はシヤ
フト1を中心にして連続した周壁状になつてお
り、リング24の先端部は第2通風ガイド16と
対向させている。従つて、第2通風ガイド16は
突極界磁体4の頭部側の端部と対向する軸方向折
曲部分の長さが従来のものに比べてリング24の
突出分だけ短かく設計されており、一方、第1通
風ガイド15とヨーク3との位置関係は従来と同
じである。このようにすることにより、第2通風
ガイド16とリング24との隙間位置を、第1通
風ガイド15とヨーク3との隙間位置に対して、
リング24の突出分だけ軸方向外側へずらすこと
ができる。なおこのリング24は、遮蔽板6と一
体にすることも、また別体にすることもできる。
第7図は、本発明の第1実施例による通風冷却
装置と従来のものの通風特性試験の結果を示す。
図中の曲線A,Bは風損特性を、曲線C,Dは風
圧特性をそれぞれ示し、曲線A,Cが本発明に係
る通風冷却装置、曲線B,Dが従来の通風冷却装
置である。この結果から明らかなように、本発明
に係る通風冷却装置は従来のものに比べて動作点
の風損が減少しており、また風圧を一定とすれば
風量が増大している。
前記実施例では、遮蔽板6を突極界磁体4の軸
方向全長にわたつて設け、冷却用空気を突極界磁
体4の一方の端面から他方の端面に貫通させる構
造のものについて説明したが、突極界磁体4の中
央部を除いてその軸方向両側に遮蔽板6を架設し
て、冷却用空気を突極界磁体4の両方の端面から
送り込み、中央部から出す構造など、遮蔽板6で
突極界磁体4,4間を部分的に塞いだ構造にも本
発明は適用できる。
以上説明したように、本発明によれば、第1通
風ガイドと回転子との隙間と第2通風ガイドと回
転子との隙間の軸方向位置を互にずらせたため、
これらの隙間を通り抜ける空気の抵抗が大きくな
つて流れ難くなる。その結果冷却用空気の流れに
対する干渉が少なくなり、風損が軽減でき、突極
界磁体間の風量を増大して回転子の冷却効果を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の突極界磁形回転電機の縦断面
図、第2図は第1図X−X線上の断面図、第3図
は本発明の第1実施例に係る突極界磁形回転電機
の縦断面図、第4図は第1実施例の変形例を示す
要部断面図、第5図および第6図は他の実施例に
係る突極界磁形回転電機の要部断面図、第7図は
本発明に係る通風冷却装置と従来のものの通風特
性図である。 1……シヤフト、3……ヨーク、4……突極界
磁体、5……界磁コイル、6……遮蔽板、11…
…第1ブロワー、15……第1通風ガイド、16
……第2通風ガイド、17……界磁鉄心、19…
…回転子、20………固定子、21……通風路、
22,23……隙間、24……リング、25……
端板、26……フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シヤフトと、該シヤフトに固着されたヨーク
    と、界磁鉄心と該界磁鉄心に巻装された界磁コイ
    ルとからなり前記ヨークの外周面に固着された複
    数の突極界磁体と、隣接する突極界磁体の頭部側
    面に架設されて突極界磁体間を覆う遮蔽板とを有
    する回転子と、該回転子と対応して設けられた固
    定子と、前記ヨークの端部と対向して設けられた
    第1通風ガイドと、前記突極界磁体の頭部側の端
    部と対向して設けられた第2通風ガイドと、これ
    ら第1通風ガイドと第2通風ガイドとの間に形成
    された通風路を通して突極界磁体間に軸方向に強
    制送風して回転子を冷却する冷却装置とを備えた
    回転電機の通風冷却装置において、前記第1通風
    ガイドと前記回転子との隙間と前記第2通風ガイ
    ドと回転子との隙間の軸方向位置を互に異ならし
    めたことを特徴とする回転電機の通風冷却装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前期ヨーク
    の端部を軸方向外側に延ばして前記第1通風ガイ
    ドと対向させることにより、第1通風ガイドとヨ
    ークとの隙間と前記第2通風ガイドと回転子との
    隙間の軸方向位置を互に異ならしめたことを特徴
    とする回転電機の通風冷却装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記ヨーク
    の端部に配置される端板に軸方向外側へ突出した
    リング状のフランジを設け、このフランジを第1
    通風ガイドと対向させることにより、第1通風ガ
    イドとフランジとの隙間と前記第2通風ガイトと
    前記回転子との隙間の軸方向位置を互に異ならし
    めたことを特徴とする回転電機の通風冷却装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記突極界
    磁体の端面に軸方向外側へ突出したリングを設
    け、このリングを前記第2通風ガイドと対向させ
    ることにより、前記第1通風ガイドと前記回転子
    との隙間と第2通風ガイドとリングとの隙間の軸
    方向位置を互に異ならしめたことを特徴とする回
    転電機の通風冷却装置。
JP1968179A 1979-02-23 1979-02-23 Device for ventilating and cooling rotary electric machine Granted JPS55114165A (en)

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JP1968179A JPS55114165A (en) 1979-02-23 1979-02-23 Device for ventilating and cooling rotary electric machine

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JPS55114165A JPS55114165A (en) 1980-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61213010A (ja) * 1985-03-20 1986-09-22 株式会社タチエス バケツト部付ベンチシ−ト

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JPS61213010A (ja) * 1985-03-20 1986-09-22 株式会社タチエス バケツト部付ベンチシ−ト

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JPS55114165A (en) 1980-09-03

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