JPS61142692A - マトリクス表示形エレクトロルミネセンス素子 - Google Patents
マトリクス表示形エレクトロルミネセンス素子Info
- Publication number
- JPS61142692A JPS61142692A JP59265110A JP26511084A JPS61142692A JP S61142692 A JPS61142692 A JP S61142692A JP 59265110 A JP59265110 A JP 59265110A JP 26511084 A JP26511084 A JP 26511084A JP S61142692 A JPS61142692 A JP S61142692A
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- JP
- Japan
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- dielectric constant
- matrix display
- display type
- insulating layer
- insulator
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明はディスプレイ装置などに用いられるマトリク
ス表示形エレクトロルミネセンス(EL)素子に関する
ものである。
ス表示形エレクトロルミネセンス(EL)素子に関する
ものである。
従来のこの種EL素子は第3図に示す構成となっている
(文献不詳)。すなわち、ガラス等の透光性を有する基
板31上にストライプ状の透明電極32、第1の絶縁層
33、発光体層34、第2の絶縁層35、さらに上記透
明電極32とは直交方向に延びるストライプ状の背面電
極36が順次積層状に形成されており、上記透明電極3
2と背面電極36との間に交流電界37を印加すると、
両電極32.36の交点に対応する発光体層34の部分
で電界によって加速された電子が発光中心を衝突励起し
て発光を呈するもので、その光は第1の絶縁層33、透
明電極32および基板31を通して外部に取り出される
。
(文献不詳)。すなわち、ガラス等の透光性を有する基
板31上にストライプ状の透明電極32、第1の絶縁層
33、発光体層34、第2の絶縁層35、さらに上記透
明電極32とは直交方向に延びるストライプ状の背面電
極36が順次積層状に形成されており、上記透明電極3
2と背面電極36との間に交流電界37を印加すると、
両電極32.36の交点に対応する発光体層34の部分
で電界によって加速された電子が発光中心を衝突励起し
て発光を呈するもので、その光は第1の絶縁層33、透
明電極32および基板31を通して外部に取り出される
。
ところで、一般にEL素子では、第1および第2の絶縁
層33.35として高誘電率の絶縁体を使うことが、低
電圧で高輝度の発光を得るのに有利とされているが、上
記のようなマトリクス表示形のものにおいては、各電極
32.36のストライプ間隔が100〜200戸と小さ
いこともあって、第4図に示すように両電極32.36
の交点で構成される画素のうち発光すべき画素40の周
辺部分41が電界のもれによりわずかに発光する、いわ
ゆるクロストーク現象を起こし、これが表示を不鮮明に
させる原因となっている。
層33.35として高誘電率の絶縁体を使うことが、低
電圧で高輝度の発光を得るのに有利とされているが、上
記のようなマトリクス表示形のものにおいては、各電極
32.36のストライプ間隔が100〜200戸と小さ
いこともあって、第4図に示すように両電極32.36
の交点で構成される画素のうち発光すべき画素40の周
辺部分41が電界のもれによりわずかに発光する、いわ
ゆるクロストーク現象を起こし、これが表示を不鮮明に
させる原因となっている。
この発明は上記従来の不具合を解消するためになされた
もので、発光むらがなく、鮮明な表示が得られるマトリ
クス表示形EL素子を提供することを目的としている。
もので、発光むらがなく、鮮明な表示が得られるマトリ
クス表示形EL素子を提供することを目的としている。
この発明のマトリクス表示形EL素子は、第1および第
2の絶縁層における電極交点と対応する部分を高誘電率
の絶縁体で構成し、他の部分を低誘電率゛の絶縁体で構
成したことを特徴とするものである。
2の絶縁層における電極交点と対応する部分を高誘電率
の絶縁体で構成し、他の部分を低誘電率゛の絶縁体で構
成したことを特徴とするものである。
この発明のマトリクス表示形EL素子では、1対の電極
の交点で構成される画素ごとに高誘電率の絶縁体が等価
的に独立的に配列された状態となる。つまり、選択画素
での発光輝度が高いが、その周辺ではもれ電界による不
要な発光が抑制されることになる。
の交点で構成される画素ごとに高誘電率の絶縁体が等価
的に独立的に配列された状態となる。つまり、選択画素
での発光輝度が高いが、その周辺ではもれ電界による不
要な発光が抑制されることになる。
[実施例1
第1図はこの発明に係るマトリクス表示形EL素子の一
例を示すものである。
例を示すものである。
同図において、1は透光性材、たとえばガラスからなる
基板、2は上記基板1上に高周波マグネトロンスパッタ
法によって形成された厚さ2,000λ程度の透明電極
である。この透明電極2は、In2O3−3nO,のよ
うな導電性の良いIn−5n酸化物(ITO)で構成さ
れるとともに、幅が200−1 ピッチが100−のス
トライプ状に形成されている。
基板、2は上記基板1上に高周波マグネトロンスパッタ
法によって形成された厚さ2,000λ程度の透明電極
である。この透明電極2は、In2O3−3nO,のよ
うな導電性の良いIn−5n酸化物(ITO)で構成さ
れるとともに、幅が200−1 ピッチが100−のス
トライプ状に形成されている。
3は上記透明電極2上に形成されたY2O3等からなる
厚さ3,0OOA程度の第1の絶縁層、4はZnSの母
体に、たとえば緑色発光用の付活剤TbF3を添加し4
て上記jl!1の絶縁層3上に電子ビーム蒸着法で4.
OOOA程度の厚さに形成された発光体層、5はY2
O3等からなり、第1の絶縁層3とで上記発光体層4を
挾み込む厚さs、oooX程度の第2の絶縁層である。
厚さ3,0OOA程度の第1の絶縁層、4はZnSの母
体に、たとえば緑色発光用の付活剤TbF3を添加し4
て上記jl!1の絶縁層3上に電子ビーム蒸着法で4.
OOOA程度の厚さに形成された発光体層、5はY2
O3等からなり、第1の絶縁層3とで上記発光体層4を
挾み込む厚さs、oooX程度の第2の絶縁層である。
上記第1の絶縁層3は比誘電率が150と比較的高いP
bT!03の絶縁体3aと比誘電率が8と比較的低いA
l2O3の絶縁体3bとからなり、つぎのように形成さ
れたものである。つまり、上記透明電極2の形成後、こ
の上にパターンマスクを置き、画素と対応する部分に対
して第2図のように上記PbTiO3の絶縁体3aをス
パッタ法で直径250声の大きさに形成し、しかる後、
レジスト露光を用いて画素と対応しない部分に対してA
I!203の絶縁体3bを電子ビーム蒸着法で形成した
ものである。
bT!03の絶縁体3aと比誘電率が8と比較的低いA
l2O3の絶縁体3bとからなり、つぎのように形成さ
れたものである。つまり、上記透明電極2の形成後、こ
の上にパターンマスクを置き、画素と対応する部分に対
して第2図のように上記PbTiO3の絶縁体3aをス
パッタ法で直径250声の大きさに形成し、しかる後、
レジスト露光を用いて画素と対応しない部分に対してA
I!203の絶縁体3bを電子ビーム蒸着法で形成した
ものである。
また、上記第2の絶縁層5も比誘電率が150と比較的
高いPbTi0.の絶縁体5aと比誘電率が8と比較的
低いAl2O3の絶縁体5bとからなり、上記と同様の
方法で形成されたものである。
高いPbTi0.の絶縁体5aと比誘電率が8と比較的
低いAl2O3の絶縁体5bとからなり、上記と同様の
方法で形成されたものである。
6はAlからなり、上記第2の絶縁層5上に形成された
ストライプ状の背面電極であり、上記第2の絶縁層5上
にパターンマスクを置いて上記透明電極2と直交し、か
つ画素の位置合わせがなされるように設定した状態で抵
抗加熱蒸着法により2、oooX程度の厚さに形成しで
ある。
ストライプ状の背面電極であり、上記第2の絶縁層5上
にパターンマスクを置いて上記透明電極2と直交し、か
つ画素の位置合わせがなされるように設定した状態で抵
抗加熱蒸着法により2、oooX程度の厚さに形成しで
ある。
上記構成において、透明電極2と背面電極6との間に交
流電界7を印加すると、両電極2,6の交点で構成され
た画素の位置には、高誘電率のPbT i03の絶縁体
3a、5aが存在しているため、100v以下の低い電
圧でも上記画素は高輝度で発光した。
流電界7を印加すると、両電極2,6の交点で構成され
た画素の位置には、高誘電率のPbT i03の絶縁体
3a、5aが存在しているため、100v以下の低い電
圧でも上記画素は高輝度で発光した。
これに対し、画素以外の部分には低誘電率のAl2O、
の絶縁体3b、5bが存在しているから、もれ電界が発
生しにくく、したがって、発光の選択画素の周辺での不
要な発光はみられなかった。すなわち、各画素の位置ご
とに高誘電体が独立して存在している場合と等価の状態
となり、表示は非常に鮮明なものとなった。
の絶縁体3b、5bが存在しているから、もれ電界が発
生しにくく、したがって、発光の選択画素の周辺での不
要な発光はみられなかった。すなわち、各画素の位置ご
とに高誘電体が独立して存在している場合と等価の状態
となり、表示は非常に鮮明なものとなった。
ところで、高誘電率の絶縁体3a、5aとしては、上記
PbTiO3の他に5rTi03等の比誘電率が100
以上の他の絶縁材料から選択でき、また低誘電率の絶縁
体3b、5bも上記Al2O3に限らず、Y2O3等の
比誘電率が20以下の他の絶縁材から選択できることは
勿論である。また、発光体層4についても、上記のZn
Sの母体とTbF、の付活剤の組み合わせに限定される
ことなく、必要な発光色に合せた材料を適宜選択使用で
きるものである。
PbTiO3の他に5rTi03等の比誘電率が100
以上の他の絶縁材料から選択でき、また低誘電率の絶縁
体3b、5bも上記Al2O3に限らず、Y2O3等の
比誘電率が20以下の他の絶縁材から選択できることは
勿論である。また、発光体層4についても、上記のZn
Sの母体とTbF、の付活剤の組み合わせに限定される
ことなく、必要な発光色に合せた材料を適宜選択使用で
きるものである。
なお、上記実施例では、一方の電極2を透明電極とした
もので説明したが、1対の対向する電極2.6の双方を
透明電極としたものでも、同様の効果を奏するものであ
る。
もので説明したが、1対の対向する電極2.6の双方を
透明電極としたものでも、同様の効果を奏するものであ
る。
以上のように、この発明によれば、第1および第2の絶
縁層における電極交点に対応する部分を高誘電率の絶縁
体で構成し、他の部分を低誘電率の絶縁体で構成したこ
とにより、クロストークがなく、表示の鮮明度を高め得
るマトリクス表示形EL素子を提供することができる。
縁層における電極交点に対応する部分を高誘電率の絶縁
体で構成し、他の部分を低誘電率の絶縁体で構成したこ
とにより、クロストークがなく、表示の鮮明度を高め得
るマトリクス表示形EL素子を提供することができる。
第1図はこの発明に係るマトリクス表示形EL素子の一
例を示す断面図、第2図は第1図のものの絶縁層の構成
の模式説明図、第3図は従来のマトリクス表示形EL素
子を示す断面図、第4図は従来のもののクロストーク現
象の説明図である。 2.6・・電極、3・・・第1の絶縁層、3a、5a・
・・高誘電率の絶縁体、3b、5b・・・低誘電率の絶
縁体、5・・・第2の絶縁層 特許出願人 日立マクセル株式会社 −Aシ
例を示す断面図、第2図は第1図のものの絶縁層の構成
の模式説明図、第3図は従来のマトリクス表示形EL素
子を示す断面図、第4図は従来のもののクロストーク現
象の説明図である。 2.6・・電極、3・・・第1の絶縁層、3a、5a・
・・高誘電率の絶縁体、3b、5b・・・低誘電率の絶
縁体、5・・・第2の絶縁層 特許出願人 日立マクセル株式会社 −Aシ
Claims (1)
- (1)互に直交するストライプ状に形成されるととも
に、少なくとも一方が透明である1対の対向した電極と
、これら両電極間に第1および第2の絶縁層を介して挾
着された発光体層とを備え、上記両絶縁層における電極
交点に対応する部分を高誘電率の絶縁体で構成し、他の
部分を低誘電率の絶縁体で構成したことを特徴とするマ
トリクス表示形エレクトロルミネセンス素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59265110A JPS61142692A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | マトリクス表示形エレクトロルミネセンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59265110A JPS61142692A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | マトリクス表示形エレクトロルミネセンス素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142692A true JPS61142692A (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=17412744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59265110A Pending JPS61142692A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | マトリクス表示形エレクトロルミネセンス素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61142692A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119193U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-11 | ||
WO1999046748A1 (fr) * | 1998-03-12 | 1999-09-16 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'emission de lumiere a matrice active et son procede de fabrication |
-
1984
- 1984-12-15 JP JP59265110A patent/JPS61142692A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119193U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-11 | ||
WO1999046748A1 (fr) * | 1998-03-12 | 1999-09-16 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'emission de lumiere a matrice active et son procede de fabrication |
US6541918B1 (en) | 1998-03-12 | 2003-04-01 | Seiko Epson Corporation | Active-matrix emitting apparatus and fabrication method therefor |
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