JPS6114239B2 - - Google Patents
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- JPS6114239B2 JPS6114239B2 JP56098977A JP9897781A JPS6114239B2 JP S6114239 B2 JPS6114239 B2 JP S6114239B2 JP 56098977 A JP56098977 A JP 56098977A JP 9897781 A JP9897781 A JP 9897781A JP S6114239 B2 JPS6114239 B2 JP S6114239B2
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- thermosetting resin
- body panel
- overlapping
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Links
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のボデーパネル重合せ面の防錆
処理方法に関するものである。
処理方法に関するものである。
自動車の車体は、ボデーパネル、例えばサイド
パネルとフロアパネルとがその縁部で互いに重ね
合わされ、スポツト溶接されている。また、ボデ
ーパネルにはその他の付属パネルやステーあるい
はヒンジなどの付属部品が溶接あるいはボルト・
ナツトなどの固定手段により結合されることが多
い。
パネルとフロアパネルとがその縁部で互いに重ね
合わされ、スポツト溶接されている。また、ボデ
ーパネルにはその他の付属パネルやステーあるい
はヒンジなどの付属部品が溶接あるいはボルト・
ナツトなどの固定手段により結合されることが多
い。
このようなボデーパネルに対する付属パネルな
どの重合せ面は、従来、防錆処理を施すことな
く、ボデーの組立完了後に電着塗装されるのが一
般的である。しかし、重合せ面の隙間が非常に狭
い場合には、毛管現象により塗料が浸入しないの
で塗膜が形成されない。また、隙間があつても１
mm以下の場合には、メツキの場合と同様に電気的
にシールドされて、電位がないと塗料が浸入して
も付着しない（スローイングパワー）。上述のよ
うに電着塗装による塗膜が付着しない場合、重合
せ面が腐食して穴があきやすい。
どの重合せ面は、従来、防錆処理を施すことな
く、ボデーの組立完了後に電着塗装されるのが一
般的である。しかし、重合せ面の隙間が非常に狭
い場合には、毛管現象により塗料が浸入しないの
で塗膜が形成されない。また、隙間があつても１
mm以下の場合には、メツキの場合と同様に電気的
にシールドされて、電位がないと塗料が浸入して
も付着しない（スローイングパワー）。上述のよ
うに電着塗装による塗膜が付着しない場合、重合
せ面が腐食して穴があきやすい。
このような問題に対処して、ボデーパネルと付
属パネルなどとの重合せ面にシーリング材を介装
する場合もあるが、この作業は作業者によつてバ
ラツキが多く、また余分なシーリング材が重合せ
面から外部へはみ出したりして外観を損うばかり
でなく、はみ出したまま電着塗装をした場合に
は、はみ出したシーリング材が損傷しやすく、こ
の部分から錆が発生しやすい。
属パネルなどとの重合せ面にシーリング材を介装
する場合もあるが、この作業は作業者によつてバ
ラツキが多く、また余分なシーリング材が重合せ
面から外部へはみ出したりして外観を損うばかり
でなく、はみ出したまま電着塗装をした場合に
は、はみ出したシーリング材が損傷しやすく、こ
の部分から錆が発生しやすい。
さらに、重合せ面の防錆処理として重合せ面に
ジンクリツチプライマをスプレーにより塗付する
ことも行なわれているが、これは溶剤としてシン
ナーを使用するため、作業環境の安全衛生上好ま
しくない。
ジンクリツチプライマをスプレーにより塗付する
ことも行なわれているが、これは溶剤としてシン
ナーを使用するため、作業環境の安全衛生上好ま
しくない。
さらに、ボデーに使用する材料として防錆鋼板
の使用が考えられるが、これは塗料との馴染みが
芳しくないという問題がある。
の使用が考えられるが、これは塗料との馴染みが
芳しくないという問題がある。
本発明の目的は上述したようなボデーパネル
と、これに結合される付属パネルなどとの重合せ
面についての、処理が簡単で耐腐蝕性および機械
的強度の優れた防錆処理方法を得ることにある。
と、これに結合される付属パネルなどとの重合せ
面についての、処理が簡単で耐腐蝕性および機械
的強度の優れた防錆処理方法を得ることにある。
本発明の方法は、ボデーパネルの重合せ面の間
にエポキン樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸したシ
ート状の保持体をサンドウイツチ状に挾み、塗料
の焼付け時に熱硬化性樹脂を熱硬化させ、これに
よつて重合せ面の腐食を防止するとともに、重合
せ面の結合強度の向上を図るようにしたものであ
る。
にエポキン樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸したシ
ート状の保持体をサンドウイツチ状に挾み、塗料
の焼付け時に熱硬化性樹脂を熱硬化させ、これに
よつて重合せ面の腐食を防止するとともに、重合
せ面の結合強度の向上を図るようにしたものであ
る。
本発明方法に用いる熱硬化性樹脂としては、(a)
塗装時の焼付け（約140〜180℃、50分間）に対
して耐熱性があること。(b) 防錆油やプレス加工
に用いる油の付着した鉄板でも密着できること。
(c) 接着強度が高いこと。(d) 前処理液（脱脂・
化成処理液）、電着塗料液、中塗り、上塗りの塗
料に含まれる溶剤などに対しても変質したり溶解
しない。―性質のものが選択される。具体的には
エポキシ樹脂が適する。
塗装時の焼付け（約140〜180℃、50分間）に対
して耐熱性があること。(b) 防錆油やプレス加工
に用いる油の付着した鉄板でも密着できること。
(c) 接着強度が高いこと。(d) 前処理液（脱脂・
化成処理液）、電着塗料液、中塗り、上塗りの塗
料に含まれる溶剤などに対しても変質したり溶解
しない。―性質のものが選択される。具体的には
エポキシ樹脂が適する。
熱硬化性樹脂を含浸する保持体としては、ポリ
エステルなどの合成樹脂フイラメントからなる不
織布、ガラス繊維不織布、紙、導電性メツシユ材
などが使用される。
エステルなどの合成樹脂フイラメントからなる不
織布、ガラス繊維不織布、紙、導電性メツシユ材
などが使用される。
導電性メツシユ材を用いる場合は、重合せ面の
接着後にスポツト溶接が可能でなる。導電性メツ
シユ材を用いなくても、含浸材に銅などの金属粉
末を混合することによつて保持体に導電性をもた
せることもできる。
接着後にスポツト溶接が可能でなる。導電性メツ
シユ材を用いなくても、含浸材に銅などの金属粉
末を混合することによつて保持体に導電性をもた
せることもできる。
重合せ面は保持体によつて密着されているの
で、電着塗装の際、重合せ面の間に塗料の浸入は
ない。
で、電着塗装の際、重合せ面の間に塗料の浸入は
ない。
保持体の熱硬化性樹脂は電着塗装時の焼付け熱
（140〜180℃）により硬化され、重合せ面の両方
のパネルが強固に結合される。
（140〜180℃）により硬化され、重合せ面の両方
のパネルが強固に結合される。
本発明の実施例について説明すると、次のとお
りである。
りである。
第１，２図に示すように、トラツクのフロアパ
ネル２に対してテールゲイト４をヒンジ３をもつ
て開閉可能に支持する場合に、ヒンジ３の板３ａ
とフロアパネル２およびテールゲイト４の端面と
の間に、それぞれガラス繊維不織布にエポキシ樹
脂を含浸してなる保持体５を挾んで接着し、その
後にボルト・ナツトによつてテールゲートヒンジ
４をボデーパネル２に結合した。次いで、電着塗
装を行ない、温度約140℃で約50分間加熱し、焼
付けを行なつた。
ネル２に対してテールゲイト４をヒンジ３をもつ
て開閉可能に支持する場合に、ヒンジ３の板３ａ
とフロアパネル２およびテールゲイト４の端面と
の間に、それぞれガラス繊維不織布にエポキシ樹
脂を含浸してなる保持体５を挾んで接着し、その
後にボルト・ナツトによつてテールゲートヒンジ
４をボデーパネル２に結合した。次いで、電着塗
装を行ない、温度約140℃で約50分間加熱し、焼
付けを行なつた。
上述の方法によつて結合されたボデーパネル２
とテールゲイトヒンジ３との重合せ面は、電着塗
装時の焼付けの熱により、エポキシ樹脂が硬化
し、重合せ面が完全に外部から密封された。
とテールゲイトヒンジ３との重合せ面は、電着塗
装時の焼付けの熱により、エポキシ樹脂が硬化
し、重合せ面が完全に外部から密封された。
第１図は本発明方法が実施されるボデーパネル
とテールゲイトヒンジとの関係を示す斜視図、第
２図は同側面断面図である。 ２：フロアパネル、３：ヒンジ、４：テールゲ
イト。
とテールゲイトヒンジとの関係を示す斜視図、第
２図は同側面断面図である。 ２：フロアパネル、３：ヒンジ、４：テールゲ
イト。
Claims (1)
- １ ボデーパネルの塗装面に、該ボデーパネルの
重合せ面の間にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
を含浸した不織布または織布からなる保持体を挾
んで接着し、その後に前記ボデーパネル全体に電
着塗装を施すことにより、前記熱硬化性樹脂を熱
硬化させるようにしたことを特徴とするボデーパ
ネル重合せ面の防錆処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56098977A JPS581096A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | ボデ−パネル重合せ面の防錆処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56098977A JPS581096A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | ボデ−パネル重合せ面の防錆処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581096A JPS581096A (ja) | 1983-01-06 |
| JPS6114239B2 true JPS6114239B2 (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=14234075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56098977A Granted JPS581096A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | ボデ−パネル重合せ面の防錆処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581096A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5873798A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-04 | Hashimoto Forming Co Ltd | 接合部を有する金属部材の表面処理方法 |
| JPS6096793A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | Isuzu Motors Ltd | パネル接合部の防錆方法 |
| JPS60110898A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車ボデイおよび接合部材の防錆塗装方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432898A (en) * | 1977-08-17 | 1979-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | Method of removing sludge from surface of roll type works |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP56098977A patent/JPS581096A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432898A (en) * | 1977-08-17 | 1979-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | Method of removing sludge from surface of roll type works |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581096A (ja) | 1983-01-06 |
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