JPS59156471A - 鋼板溶接部の防錆材塗布方法 - Google Patents

鋼板溶接部の防錆材塗布方法

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Publication number
JPS59156471A
JPS59156471A JP58030554A JP3055483A JPS59156471A JP S59156471 A JPS59156471 A JP S59156471A JP 58030554 A JP58030554 A JP 58030554A JP 3055483 A JP3055483 A JP 3055483A JP S59156471 A JPS59156471 A JP S59156471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preventive material
welded part
welding
rust preventive
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP58030554A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Furukawa
古川 春樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車のガソリンタンク等のシーム溶接部の防
錆方法に関するものである。
鋼板を重ね合せて特定の部位をスポット溶接またはシー
ム溶接する方法は電気抵抗溶接の一種であって、溶接部
が緊密な組織を有することから重要視されているが、溶
接部が溶接時の高熱にさらされ鋼板表面に酸化皮膜が形
成されるため、その後に塗装しても塗膜の密着性が悪く
、酸化皮膜ごと塗膜が剥離してしまうことがあり一般面
に比較して防錆性に劣るという問題がある。
そこで従来は溶接部の酸化皮膜をグラインダーまたはシ
ョツトブラストにより研磨して除去したり、塗装後に更
に広範囲に厚く防錆材料を塗布することにより防錆品質
の向上をはかつて来た。
しかるに上記の研磨により酸化皮膜を除去するには溶接
時の打痕の深さまで研磨する必要があるため、鋼板の肉
厚を薄くすることになり、作業に長時間を要するうえに
、周囲の形状によっては研磨が不可能゛となる場合があ
る。また塗装後の防錆塗料の塗布には大量の材料が必要
になるという欠点がある。
本発明は上記の問題を解決するだめのもので、粉体防錆
材料を溶接部位に効率よく塗布する方法の提供を目的と
するものである。
即ち本発明の鋼板溶接部の防錆材塗布方法は溶接時の残
熱を有する溶i部に溶接電極〆蓮動追″随するノズルを
用いて熱溶融性粉体防錆材料を塗布することを特徴とす
るものである。
加熱された金属表面にガス流によって流動状態にされた
プラスチック粉末を噴射溶融させることによって一様な
厚さの被膜を形成せしめることは公知でありこのような
プラスチックスとしてはポリ塩化ビニル、高圧ポリエチ
レン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂が用いられるが、ポ
リ塩化ビニル、高圧ポリエチレン等は溶接部に一旦、被
膜を形成してもその後の塗装工程において200ないし
250℃の高温にさらされると溶接部との接着力を失い
防錆材としての効果がなくなる。
従って本発明の方法に使用できるプラスチック粉末は比
較的低温、即ち10口ないし200℃で一旦溶融し、冷
却して被膜を形成してからは塗装工程の高温に耐見られ
るものが好ましい。
13′0ないし250℃程度の温度範囲に融点を有する
熱溶融性樹脂がこれに該当し、なかでもエポキシ樹脂は
硬化度を自由に変えたものが得られるので都合がよい。
その他、ポリアミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等も
本発明の目的に適切なものである。これらは溶融後冷却
して強く酸化皮膜に密着し防錆効果をあらゎす。
シーム溶接は、ローラ電極を用いて加圧及び通電を行な
い電極を回転しながら継手に沿って連続的に溶接する方
法で、その施工状態は第2図に示される。そしてスポッ
ト溶接は先端を適当に成形した電極の先端で鋼材を挾み
、比較的小さい部分に電流及び加圧力を集中する方法で
ある。いずれの方法によっても鋼材の表面温度は約12
00々いし1400 ℃となり溶接後、急速に冷却する
ので、本発明の方法においては上記の電極に防錆材塗布
用ノズルを追随せしめ、溶接後数秒間で所定の点の温度
が100ないし200℃に低下するとき迄には該ノズル
が上記の点に到達し防錆材を塗布される状態にあること
が必要である。々お、粉体防錆材料を圧搾した空気まだ
は不活性ガスとともにノズルから吹きつけることにより
、うすくて均一な被膜が得られるので防錆効果を高める
ことができる。
以下、本発明の実施例につき図面全参照して説明する、 実施例′−′ 第1図は車輛用ガソリンタンク1の斜視図を表わし、2
枚のプレス成形鋼板を周囲の7ランジ2の部分で重ねシ
ール性能をもたせるために該フランジ2をシーム溶接し
である。第2図は溶接用のローラ電極3によりシーム溶
接中の状態を示し、4は溶接部を表わす。ローラ電極3
に追随して防錆材5の塗布用ノズル6が矢印の方向に移
動しながら塗布用ノズル6から、防錆材として例えば粒
度数十ミクロン、融点120℃のエポキシ樹脂粉末を、
該粉末を50ないし100 KP/iの比で含む空気ま
たは不活性ガスとともに浴接部4の所定の点に吹きつけ
る。このとき前記の点の温度は150ないし250℃で
あるのでエポキシ樹脂粉末が溶融し該溶接部4を被覆す
ることができる。
第6図は溶接された7ランジ2の断面図を表わし、フラ
ンジ2の巾は50tcn、鋼板の厚みは1.0rran
である。第4図は第1図中、A−A方向の、断面図を表
わし、防錆材5の被覆層の巾は10ないし15ffrl
n、中央部分の厚みは約1,0胴である。
次に上記の如く、防錆材を塗布したガソリンタンク全体
に塗装処理を施したもの(実施例)につきJi525−
71により塩水噴霧試験を行ない一定時間毎に溶接部に
おける発錆の有無を調べだ。次に未処理の溶接部をその
ま\塗装したもの(比較例IKついても同様の試験を行
なって実施例と比較した。その結果を次表に示す。
以上の如く本発明の方法は、 (1)防錆材塗布用ノズルを射接装置に組み込んで自i
dj的に実施できる、 (り特定の部位に限って防錆処理ヲ栴すことができるの
で材料費を節約できる、 ■溶接時の残熱を利用して粉体防錆材料を溶融密着でき
るので従来のような加熱炉を必要としない、 等の理由で少額の設備費、加工費で済むうえ均一な塗布
が可能で塗布欠陥のない良好な防錆品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガソリンタンクの斜視図を表わ(7、第2図は
本発明実施例の説明図を表わし、第3図はガソリンタン
ク溶接部の断面図を表わし、 第4図は本発明実施例による防錆材塗布部分の断面図を
表わす。 図中、 1・・・ガソリンタンク本体 2・・・フランジ5・・
ローラ電極     4・・・溶接部5・・・防錆材 
    6・・・塗布用ノズル(ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶接時の残熱を有する溶接部に、溶接電極と連動追随す
    るノズルを用いて熱溶融性粉体防錆材料を塗布すること
    を特徴とする鋼板溶接部の防錆材塗布方法。
JP58030554A 1983-02-25 1983-02-25 鋼板溶接部の防錆材塗布方法 Pending JPS59156471A (ja)

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