JPS61141914A - 気体分離膜 - Google Patents
気体分離膜Info
- Publication number
- JPS61141914A JPS61141914A JP26362984A JP26362984A JPS61141914A JP S61141914 A JPS61141914 A JP S61141914A JP 26362984 A JP26362984 A JP 26362984A JP 26362984 A JP26362984 A JP 26362984A JP S61141914 A JPS61141914 A JP S61141914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- plasma
- gas separation
- oxygen
- separation membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/30—Polyalkenyl halides
- B01D71/32—Polyalkenyl halides containing fluorine atoms
- B01D71/34—Polyvinylidene fluoride
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、気体分離膜に関する。更に詳しくは、酸化富
化膜などとして有効に使用される気体分離膜に関する。
化膜などとして有効に使用される気体分離膜に関する。
従来酸素富化膜には、ポリシロキサン、ポリカーボネー
ト、ポリビニルピリジン、ポリエステルなどの高分子材
料が素材として用いられており、これらの素材をキャス
ト法、水面展開法、プラズマ重合法、コーティング法な
どによって酸素富化膜としている。酸化富化膜として使
用する場合には、酸素の透過性、透過速度および他の気
体、一般には窒素との分離率（透過速度比）が共に良好
であるものが望まれている。しかるに、上記各素材を用
いたとき、例えばポリシロキサンでＣよ透過性（透過係
数として１０−８ｃｔ７１−ｃｍ／ｃｒｌ−秒・ｃｍｌ
ｌｇ）が良好な反面分離率が約２〜３と低く、逆に分離
率が約４〜５と高いポリエステルでは透過性（透過係数
として１０−” 〜１０−１２＊−ｃｍ／ｃｔｉｔ・秒
・ｔｙｎＨｇ）が小さい。
ト、ポリビニルピリジン、ポリエステルなどの高分子材
料が素材として用いられており、これらの素材をキャス
ト法、水面展開法、プラズマ重合法、コーティング法な
どによって酸素富化膜としている。酸化富化膜として使
用する場合には、酸素の透過性、透過速度および他の気
体、一般には窒素との分離率（透過速度比）が共に良好
であるものが望まれている。しかるに、上記各素材を用
いたとき、例えばポリシロキサンでＣよ透過性（透過係
数として１０−８ｃｔ７１−ｃｍ／ｃｒｌ−秒・ｃｍｌ
ｌｇ）が良好な反面分離率が約２〜３と低く、逆に分離
率が約４〜５と高いポリエステルでは透過性（透過係数
として１０−” 〜１０−１２＊−ｃｍ／ｃｔｉｔ・秒
・ｔｙｎＨｇ）が小さい。
かかる状況に鑑み、酸素の透過性および分離率が共に良
好で、しかも透過速度の点でもすぐれている酸化富化膜
が待望されている訳であるが、本発明者は素材として分
離率の良好なポリエステルを選択し、しかもその膜厚を
薄くするだめにプラズマ重合法を用いてポリエステル樹
脂薄膜を形成させることにより、かかる課題が効果的に
達成されることを先に見出しだ（特願昭５９−１６３，
２６５号）。
好で、しかも透過速度の点でもすぐれている酸化富化膜
が待望されている訳であるが、本発明者は素材として分
離率の良好なポリエステルを選択し、しかもその膜厚を
薄くするだめにプラズマ重合法を用いてポリエステル樹
脂薄膜を形成させることにより、かかる課題が効果的に
達成されることを先に見出しだ（特願昭５９−１６３，
２６５号）。
即ち、プラズマ重合法で得られた重合体は、例えば界面
重合法などの他の重合法で得られた重合体と比較して、
化学組成が異なるといわれており、これによって透過係
数の変化、望甘しくは向上が期待できる。壕だ、プラズ
マ重合法で得られた重合体膜は膜厚が薄く、これによっ
て透過速度の向上が期待できる。本発明の結果は、かか
る期待に十分こたえることのできるものであった。
重合法などの他の重合法で得られた重合体と比較して、
化学組成が異なるといわれており、これによって透過係
数の変化、望甘しくは向上が期待できる。壕だ、プラズ
マ重合法で得られた重合体膜は膜厚が薄く、これによっ
て透過速度の向上が期待できる。本発明の結果は、かか
る期待に十分こたえることのできるものであった。
本発明者は、この種の気体分離膜について更に検討の結
果、多孔質膜状体の表面に形成せしめるプラズマ重合樹
脂膜として、ポリエステルと同様にポリスチレンも使用
し得ることを新たに見出した。
果、多孔質膜状体の表面に形成せしめるプラズマ重合樹
脂膜として、ポリエステルと同様にポリスチレンも使用
し得ることを新たに見出した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明は酸素富化膜などとして有効に使用される気体
分離膜に係り、この気体分離膜は、多孔質膜状体の表面
にプラズマ重合ポリスチレン樹脂薄膜を形成せしめてな
る。
、本発明は酸素富化膜などとして有効に使用される気体
分離膜に係り、この気体分離膜は、多孔質膜状体の表面
にプラズマ重合ポリスチレン樹脂薄膜を形成せしめてな
る。
多孔質膜状体としては、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリスルホン、ポリフッ化ビニリデン、酢酸セル
ロース彦どの多孔質体であって、支持体としての十分な
強度を保持する厚さの平膜状、中空糸状などの膜状体が
用いられる。この膜状体表面に形成されるプラズマ重合
ポリスチレン樹脂薄膜は、非置換才たは置換スチレンモ
ノマーをプラズマ重合させることにより得られろ。
ート、ポリスルホン、ポリフッ化ビニリデン、酢酸セル
ロース彦どの多孔質体であって、支持体としての十分な
強度を保持する厚さの平膜状、中空糸状などの膜状体が
用いられる。この膜状体表面に形成されるプラズマ重合
ポリスチレン樹脂薄膜は、非置換才たは置換スチレンモ
ノマーをプラズマ重合させることにより得られろ。
プラズマ重合反応は、例えば次のようにして行われる。
即ち、一端側が細長くなっており、そこに高周波発振器
に接続されたコイルを巻き付けた円筒状反応容器内を、
真空ポンプに連結された容器他端側の排気口から排気し
て１０−４〜１０’−’ Ｔｏｒｒの圧力迄減圧した後
、スチレンモノマーを反応容器内に０．２ Ｔｏｒｒの
圧力になる迄導入し、前記コイルから出力２０ Ｗの電
力を３０分間印加してプラズマを発生させることにより
重合反応が行われる。
に接続されたコイルを巻き付けた円筒状反応容器内を、
真空ポンプに連結された容器他端側の排気口から排気し
て１０−４〜１０’−’ Ｔｏｒｒの圧力迄減圧した後
、スチレンモノマーを反応容器内に０．２ Ｔｏｒｒの
圧力になる迄導入し、前記コイルから出力２０ Ｗの電
力を３０分間印加してプラズマを発生させることにより
重合反応が行われる。
このように、多孔質膜状体の表面にプラズマ重合ポリス
チレン樹脂薄膜を形成せしめた本発明の気体分離膜は、
酸素の透過性および分離率の点でいずれもすぐれており
、従って酸素富化膜として酸素と窒素との分離などに有
効に使用することができる。
チレン樹脂薄膜を形成せしめた本発明の気体分離膜は、
酸素の透過性および分離率の点でいずれもすぐれており
、従って酸素富化膜として酸素と窒素との分離などに有
効に使用することができる。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例
多孔質膜状体として、ポリプロピレン！ 脂製ミクロフ
ィルター（ポリプラスチック社製ジュラガード２４００
ｉ孔径０．０２μｍ Ｘ Ｏ，２μｍ１膜厚２５μｍ
）を用い、前記プラズマ重合条件下で反応させることに
より、ミクロフィルターの表面に膜厚０．５μｍ（日本
真空技術製膜厚モニターモデルＯＲＭによる）のポリス
チレン樹脂薄膜を形成させた。なお、モノマーとしては
、窒素気流中で減圧蒸留し、沸点４６℃／ ２０ ｗＨ
ｇの留分のスチレンが用いられた。
ィルター（ポリプラスチック社製ジュラガード２４００
ｉ孔径０．０２μｍ Ｘ Ｏ，２μｍ１膜厚２５μｍ
）を用い、前記プラズマ重合条件下で反応させることに
より、ミクロフィルターの表面に膜厚０．５μｍ（日本
真空技術製膜厚モニターモデルＯＲＭによる）のポリス
チレン樹脂薄膜を形成させた。なお、モノマーとしては
、窒素気流中で減圧蒸留し、沸点４６℃／ ２０ ｗＨ
ｇの留分のスチレンが用いられた。
得られた気体分離膜について、圧力法による膜の評価を
行ない、酸素と窒素とをそれぞれ単独で通過させたとき
の透過速度を求め、その比から分離率を算出した。
行ない、酸素と窒素とをそれぞれ単独で通過させたとき
の透過速度を求め、その比から分離率を算出した。
酸素の透過速度 １．８３ Ｘ １０−’ ａ／ｌ／
ｃｒｌ−秒・ｃＩｎＨｇ窒素の透過速度 ０．３５
Ｘ １Ｏ−５ａｌｌｌｃｒ＆−秒・ｃｒｎＨｇ分離率
５．３ 上記酸素の透過速度から、多孔質膜状部分の抵抗を考え
ずに、酸素の透過係数を換算すると９．１５Ｘ １０−
” ｃＪ／ｃイ・秒・ＣｍＨｇ０値が得られた。
ｃｒｌ−秒・ｃＩｎＨｇ窒素の透過速度 ０．３５
Ｘ １Ｏ−５ａｌｌｌｃｒ＆−秒・ｃｒｎＨｇ分離率
５．３ 上記酸素の透過速度から、多孔質膜状部分の抵抗を考え
ずに、酸素の透過係数を換算すると９．１５Ｘ １０−
” ｃＪ／ｃイ・秒・ＣｍＨｇ０値が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、多孔質膜状体の表面に、プラズマ重合ポリスチレン
樹脂薄膜を形成せしめてなる気体分離膜。 ２、酸素富化膜として使用される特許請求の範囲第１項
記載の気体分離膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26362984A JPS61141914A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 気体分離膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26362984A JPS61141914A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 気体分離膜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141914A true JPS61141914A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH0450056B2 JPH0450056B2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=17392165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26362984A Granted JPS61141914A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 気体分離膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61141914A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100376314C (zh) * | 2006-03-24 | 2008-03-26 | 华南农业大学 | 一种聚苯乙烯树脂高分子聚合物超渗透膜及其制备方法 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26362984A patent/JPS61141914A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100376314C (zh) * | 2006-03-24 | 2008-03-26 | 华南农业大学 | 一种聚苯乙烯树脂高分子聚合物超渗透膜及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0450056B2 (ja) | 1992-08-13 |
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