JPS6114115B2 - - Google Patents

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JPS6114115B2
JPS6114115B2 JP10377081A JP10377081A JPS6114115B2 JP S6114115 B2 JPS6114115 B2 JP S6114115B2 JP 10377081 A JP10377081 A JP 10377081A JP 10377081 A JP10377081 A JP 10377081A JP S6114115 B2 JPS6114115 B2 JP S6114115B2
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JP
Japan
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layer
sandblasting
layers
pressure
color paint
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JP10377081A
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JPS589884A (ja
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Hiroshi Goto
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、陶磁器、ガラス、ホーロー等の窯業
品表面に、直刷り又は転写法により、或は施釉法
により二層以上の異色の絵具層、釉薬層を重ねて
焼付を施し、その上に特殊なサンドブラスト保護
膜を貼つてサンドブラストを施し、全焼付絵具、
釉薬層を破壊除去されて窯業品の生地色を現わさ
れた部分と、各層の焼付絵具、釉薬層の破壊除去
を順次に免れて前記各焼付層の色を現した部分
と、最上層の焼付絵具、釉薬層の部分破壊除去に
より生じさせた模様の外郭とを以て段丘状のブラ
スト彫刻を施す立体加飾法に係り、その目的とす
るところは、窯業品表面に数層の異色絵具、釉薬
を順次に被覆した特殊な焼付絵具層と、サンドブ
ラスト圧力に耐える耐圧力を立体模様との対応で
部分的に異ならせた特殊な保護膜とにより、立体
感をもつ模様を連続作業のサンドブラスト彫刻に
より容易に施すにある。
本発明方法の一実施例を添付図面によつて説明
する。
第1図は転写法により二層以上の異色の絵具層
を窯業品表面に転写する転写紙aを示すものであ
つて、表面に水溶性糊料層()を設けた公知の
吸水性台紙()を用い、水溶性糊料層()上
に第1色絵具層1、第2色絵具層2、第3色絵具
層3を順次に重ねて設け、最後にオーバコート層
4を設ける。第1色絵具層〜第3色絵具層1〜3
は、絵具用窯業絵具であつて、例えば赤、青、黄
の異色を用い、各層の厚さを15〜20μ程度にす
る。オーバコート層4は透明合成樹脂の石油系溶
剤によるインキ性粘液を20μ厚の程度で展着した
もので、この転写紙は公知のスクリーン印刷法に
より製作する。第1〜第3色絵具層1〜3は後記
するサンドブラスト立体模様を賦形する部分だけ
が重なつておればよいから、外郭を喰違い状に重
ねて第2図の如き模様を形成することもできる。
このうち、立体模様を賦形する部分xを二点鎖線
により示す。
第3図はサンドブラストの保護膜移着紙bを示
すものであつて、表面に水溶性糊料層()を設
けた公知の吸水性台紙()円用い、水溶性糊料
層()上にサンドブラストの圧力に耐える公知
のアスフアルトその他の耐摩性微粒子とインキ基
材とを混和した印刷インキによつて、賦形する立
体模様に対応する保護膜をスクリーン印刷法によ
り形成するものであつて、絵具層が前記のように
第1〜第3色絵具層1〜3の三層からなる場合に
は、前記の印刷インキを第1〜第3層11〜13
を重ね刷りして部分的にサンドブラスト耐圧力が
異ならせる。具体的には透光部14と、第1層1
1のみの第1耐圧部15と、第1層11と第2層
12とが二重に重なつた第2耐圧部16と、第1
層11〜第3層13が三重に重なつた第3耐圧部
17とを設ける。18は必要なとき設けるオーバ
コート層である。
前記の転写紙aは吸水性台紙()を水、稀ア
ルコール等で濡らして水溶性糊料層()を融解
し、陶磁器、ガラス、ホーロー等の窯業品からな
る被転写物21の表面に公知のスライド法により
オーバコート層4により担持された第1色〜第3
色絵具層1〜3を転写して密着させ、陶磁器の場
合は約800℃、ガラス、ホーローの場合はそれぞ
れの最適温度で加熱して焼付を施し、オーバコー
ト層4はその焼付温度で灰化消失させるか、焼付
操作の前に剥離して除去する。(第4図) 然るのちに保護膜移着紙についても吸水性台紙
()を除去して行うスライド法により第1〜第
3層11〜13を、焼付固定が施された第1色〜
第3色絵具層1〜3を覆わせて移転し(第5
図)、乾燥後に第6〜8図に示すようにサンドブ
ラストを施す。オーバコート層18があつてもす
ぐ破られる。
そのサンドブラストの初期には、透孔部14に
通るサンドブラストの粉子圧力で第3色〜第1色
絵具層3,2,1の焼付層が第6図のとおりに破
壊除去されて被転写物21の地色を現し、そのこ
ろ第1耐圧部15がサンドブラストの粉子圧力で
破壊除去され、その第1耐圧部15により形成さ
れる透孔を通るサンドブラストの粉子圧力で第3
色〜第2色絵具層3,2の焼付層が第7図のとお
りに破壊除去されて第1色の焼付層の色を現し、
そのころ第2耐圧部16がサンドブラストの粒子
圧力で破壊除去され、第2耐圧部により形成され
た透孔を通るサンドブラストの粒子圧力で第3色
絵具層3の焼付層が第8図のとおりに破壊除去さ
れて第2色2と第1色1の絵具層の色を段丘状に
現わす。よつて第3耐圧部17の破壊前にサンド
ブラストを中断し、保護膜を水洗等で除去する
と、第9図に示すように、被転写物21の地色
と、第3色絵具層3、第2色絵具層2、第1色絵
具層1の焼付層を段丘状に表現した立体模様をサ
ンドブラスト彫刻により明確に現す。
被転写物21の表面に施す数層重ねの絵具層
は、被転写物21への直刷りにより施すことがで
きる。又、前記実施例の説明において、第1耐圧
部15及び第2耐圧部16のサンドブラストの粒
子圧力による破壊除去を、第1耐圧部15につい
ては第3,2色絵具層3,2が破壊除去されて第
1色絵具層1が現れると同時的に行なわれ、第2
耐圧部16については第3色絵具層3が破壊除去
されて第2色絵具層2が現れると同時的に行なわ
れるように説明したが、被転写物21の表面及び
第1色絵具層1は第1耐圧部15が破壊除去され
たあとに通るサンドブラスト粒子によつても侵蝕
され、また、被転写物21の表面、第1色絵具層
1、第2色絵具層2は第2耐圧部16が破壊除去
されたあとに通るサンドブラスト粒子によつても
侵蝕されるから、前記各侵蝕を見過して第1耐圧
部15及び第2耐圧部16の破壊除去が少し早目
に生ずるように保護膜の強度を調整し、さらに第
7,8図の段階毎にサンドブラスト圧力を少しず
つ緩める操作を行つて、第9図の段丘状立体模様
を彫刻できるようにするのが望ましく、以上の諸
調整は実験の繰返しで容易に再現できる。
被転写物表面に釉薬層を設けるには、釉薬中へ
の浸漬又は刷毛塗りにより施す。釉薬層の焼付後
に施すサンドブラストは前記実験例の説明に準じ
て施す。
本発明は前記の説明により明らかにしたよう
に、陶磁器、ガラス、ホーロー等の窯業品の表面
に、二層以上の異色の絵具の層又は釉薬の層を重
ねて焼付を施し、その焼付層を被覆する保護膜を
貼つたあとで、サンドブラストを施し、全絵具
層、釉薬層を破壊除去し、或は絵具層、釉薬層の
下層のものを残して上層のものを破壊除去する操
作を、保護膜の特殊性状により施すものであつ
て、窯業品表面が曲面をなしている場合において
も段丘状の模様になる立体加飾を簡明かつ明確に
施し得る効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は
転写紙aの断面図、第2図は同平面図、第3図は
保護膜移転紙の断面図、第4図は絵具層の転写を
示した断面図、第5図は絵具層上への保護膜の移
着を示した断面図、第6〜8図は模様現出の順序
を示した断面図、第9図は立体加飾完了の状態の
断面図である。 1→第1色絵具層、2→第2色絵具層、3→第
3色絵具層、11→第1層、12→第2層、13
→第3層、14→透孔部、15→第1耐圧部、1
6→第2耐圧部、21→被転写物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陶磁器、ガラス、ホーロー等の窯業品表面
    に、二層以上の異色の絵具の層又は釉薬層を重ね
    て焼付を施し、その上に、サンドブラスト圧力に
    耐える耐圧力を部分的に数種に異ならせた保護膜
    を貼つてサンドブラストを施し、全焼付絵具層又
    は釉薬層を破壊除去された部分と、各層の焼付絵
    具、釉薬層の部分破壊除去により生じさせた模様
    外郭とを以て、サンドブラスト彫刻模様を現すこ
    とを特徴とする立体加飾法。
JP10377081A 1981-07-02 1981-07-02 立体加飾法 Granted JPS589884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10377081A JPS589884A (ja) 1981-07-02 1981-07-02 立体加飾法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10377081A JPS589884A (ja) 1981-07-02 1981-07-02 立体加飾法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589884A JPS589884A (ja) 1983-01-20
JPS6114115B2 true JPS6114115B2 (ja) 1986-04-17

Family

ID=14362692

Family Applications (1)

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JP10377081A Granted JPS589884A (ja) 1981-07-02 1981-07-02 立体加飾法

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020862A (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 Asahi Chem Ind Co Ltd サンドブラストによる段彫方法
JPS60234899A (ja) * 1984-05-08 1985-11-21 株式会社 有賀写真館 焼成して、色再現の良いカラ−画像を形成する方法。
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CN110372214A (zh) * 2019-08-09 2019-10-25 东莞市唯美陶瓷工业园有限公司 一种仿沥青细砂面防滑陶瓷砖及其制造方法

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JPS589884A (ja) 1983-01-20

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