JP3249211B2 - 液圧転写印刷品の製造方法 - Google Patents

液圧転写印刷品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は例えばプラスチック素
材、金属素材、セラミックス素材等から成る半製品に特
殊な表面処理を施す液圧転写印刷品の製造方法に関す
る。
【0002】
【発明の背景】曲面に印刷する方法の一つとして、いわ
ゆる液圧転写印刷がある。この印刷方法は、転写パター
ンの印刷された水溶性薄膜に活性剤を塗工して転写パタ
ーンのインクを活性化し、このものを水面に浮かべた状
態で、被転写体を水溶性薄膜に押し付けて、水圧により
転写パターンを被転写体に転写するというものであり、
例えばパターンの転写された部分と転写されずに被転写
体の地色がそのまま出ている部分との色の差や、二色以
上のインクで印刷されたパターンを適用する場合には、
被転写体の地色との重なり合いによってできる色同士の
差によって、種々の模様を描きだすことができるもので
ある。しかし、この手法は種々のパターン模様を描き出
すことができるものの、質感はパターンのインクのもつ
質感を越えることができず、一定の限界がある。
【0003】一方今日では自然派指向のブームの中で、
木調の風合いを有する商品の人気が高まっているが、木
材は高価なうえに加工が困難である。そこで液圧転写印
刷で例えば銘木の木目模様を印刷することが試みられて
いるが、木材を加工した製品と比べると、深み感や照り
感の点で見劣りしてしまう。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景に
鑑みなされたものであって、例えば木質等の素材の質感
により近づけることができるような液圧転写印刷品の製
造方法の開発を試みたものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る第一の発明たる液
圧転写印刷品の製造方法は、第一の転写パターンを濃色
系インクで印刷した水溶性薄膜を、そのインクの活性状
態で水面上に浮かべ、この水溶性薄膜の上から被転写体
を押し付けて被転写体の一部または全部を水面下に没入
し、水圧で前記第一の転写パターンを被転写体に転写す
るとともに水溶性薄膜を水で除去後、乾燥して被転写体
上に第一の転写層を形成し、次に第二の転写パターンを
インクで印刷した別途の水溶性薄膜を、真珠光沢顔料を
含む活性剤でそのインクを活性状態として水面上に浮か
べ、この水溶性薄膜の上から前記第一の転写層が形成さ
れた被転写体を押し付けて被転写体の一部または全部を
水面下に没入し、水圧で前記第二の転写パターンを前記
被転写体上の第一の転写層に重ねて転写するとともに水
溶性薄膜を水で除去後、乾燥して第二の転写層を形成
し、更にトップコートを行なって、第一の転写パターン
と第二の転写パターンとの重なり合いによるパターン外
観を呈させるともに、その際に、活性剤中にあった真珠
光沢顔料が、第一の転写パターンである濃色系インクと
第二の転写パターンであるインクとの間に位置して、第
一の転写パターンと第二の転写パターンとの透過具合や
重なり具合により、真珠光沢顔料の発色に、深み感や照
り感変化を与えるようにしたことを特徴とする。
【0006】また本出願に係る第2の発明たる液圧転写
印刷品の製造方法は、前記要件に加えて、前記第一の転
写パターンはドット状であることを特徴とする。
【0007】また更に本出願に係る第3の発明たる液圧
転写印刷品の製造方法は、前記各要件に加えて、前記第
二の転写パターンは木目模様であることを特徴とする。
これら発明により前記目的を達成せんとするものであ
る。
【0008】
【発明の作用】本発明では、液圧転写印刷を一回で終え
て、転写パターンと被転写体の地色との重なり合いによ
ってパターン外観の変化を求めるのではなく、第一の転
写パターンと第二の転写パターンとの重なり合いによ
り、単色地色では成し得ない複雑なパターン外観を呈さ
せるとともに、その際に、真珠光沢顔料を、第一の転写
パターンである濃色系インクと第二の転写パターンであ
るインクとの間に位置させ、第一の転写パターンと第二
の転写パターンとの透過具合や重なり具合により、真珠
光沢顔料の発色に、深み感や照り感変化を生じて、更に
複雑にパターン外観が変化する。
【0009】更に第一の転写パターンをドット状とした
り、第二の転写パターンを木目模様とすれば、ドットの
上にある真珠光沢顔料とドットの上にない真珠光沢顔料
との発色状態の異なりで独特の質感を醸し出し、これに
木目模様が重なればより本物の木質感を醸し出す。
【0010】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。まず本発明に関連して液圧転写を行なうた
めの液圧転写ライン1 について説明する。この液圧転写
ライン1 は、図1に示すように液圧転写装置2と、その
側方に連続的に配置される供給コンベア3、連絡コンベ
ア4、排出コンベア5と、連絡コンベア4の上方に設け
られ液圧転写装置2の側方に位置する自動供給装置6及
び自動排出装置7とを具えて成る。
【0011】液圧転写装置2は、水Wを入れるための転
写槽10と、その上方に位置し被転写体保持装置14を
一定間隔毎に設けた転写コンベア11と、印刷フイルム
供給装置12とを具えて成る。印刷フイルム供給装置1
2は、水溶性薄膜たるパターン印刷フイルムFがロール
状に巻回された原反ロール15と、パターン印刷フイル
ムFに印刷されたインクを活性化するための活性剤Sを
貯留する溶剤タンク16とを具えて成り、原反ロール1
5から繰り出されたパターン印刷フイルムFが、途中溶
剤タンク16内の活性剤Sで活性化されたのち転写槽1
0内へ連続供給されるように、適宜送りローラ17が設
けられる。また自動供給装置6は複数の把持装置18を
具え、この把持装置18により被転写体をチャックし
て、上方から転写槽10内へ供給し、転写完了後、これ
を排出できるようになっている。
【0012】このような液圧転写ライン1を用いて液圧
転写印刷を行なうわけであるが、本発明では被転写体に
二度の液圧転写を行なうことを特徴とする。以下自動車
の操作用パネル20を被転写体として、このものに木目
調の模様を液圧転写する工程を説明する。まず印刷フイ
ルム供給装置12から、第一の転写パターンたる黒色の
ドットパターンP1が印刷された水溶性薄膜たるパター
ン印刷フイルムF1が、転写槽10内の水面上に供給さ
れる。ここでパターン印刷フイルムF1 は、図2に示
すようにゼラチン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニル
アルコール等の水溶性フイルムF0に微細なドットパタ
ーンP1を印刷したものである。
【0013】またパターン印刷フイルムF1は通常は原
反ロールとして保管する関係上、塗膜は乾燥状態にする
必要があり、そのためパターン印刷フイルムF1の使用
時には、転写槽10内に供給する前に、図3に示すよう
に溶剤タンク16内の活性剤S1を作用させてドットパ
ターンP1に粘着性を付与させる。尚、パターン印刷フ
イルムF1に活性剤S1を塗工するタイミングは、パタ
ーン印刷フイルムF1が水面上に供給された後であって
も構わない。また活性剤S1は、樹脂分、顔料、溶剤、
可塑剤等を配合して成るものの他、単純にはシンナー等
の溶剤を用いることもできる。
【0014】このように活性剤S1が塗工されたパター
ン印刷フイルムF1は、水を吸収して軟化膨潤し、四方
に延展する。インクの粘着性と水溶性フイルムの延展度
が適当になった頃、把持装置18に取り付けられた被転
写体たる操作用パネル20を水面上方から水面に接近さ
せ、その後パターン印刷フイルムF1を押し下げるよう
に水没させる。
【0015】これによりパターン印刷フイルムF1が、
水圧により操作用パネル20の凹凸に沿って密着して被
膜状に覆い、ドットパターンP1が操作用パネル20に
転写される。このとき水溶性フイルムF0は一部水Wに
溶解するが、操作用パネル20が転写コンベア11の上
昇部13に到り排出された後、水溶性フイルムF0の完
全除去のためシャワーリングや水洗浄を行なう。その
後、操作用パネル20は乾燥工程で乾燥されて、操作用
パネル20の表面に第一の転写層L1が形成される。な
おこの第一の転写層L1は、後に形成される第二の転写
層L2の下地となるものであるが、この第一の転写層L
1にもトップコートと同様なクリヤコートを施すことも
できる。因みに第一の転写層L1の上にクリヤコートを
した場合には、このクリヤコートが照り感や深み感を増
して高級な質感を生み出すことができる。
【0016】次に第二の転写層L2の形成について説明
する。図4に示すように第二の転写パターンである木目
調パターンP2をインクで印刷した水溶性薄膜たるパタ
ーン印刷フイルムF2を用意し、これを一例として金色
を呈する真珠光沢顔料Gを含有した活性剤S2で活性化
させて水面上に浮かべる。因みにこのように活性剤S2
に真珠光沢顔料Gを含有させることで、真珠光沢顔料G
が第二の転写層L2に存在するようになり、インクや素
地の色と互いに干渉して独特の発色、深み感、照り感を
生じさせることができる。
【0017】ここで本発明に適用する真珠光沢顔料につ
いて説明する。このものは、光の多重反射により真珠光
沢(perlescence)といわれる優雅な輝きを
呈する顔料である。古くから使用されてきた天然真珠光
沢顔料は魚の鱗から採取されるものであるが、天然品は
量産がむずかしく高価であるので多くの合成品が作られ
ている。
【0018】真珠光沢顔料は透明で屈折率の大きい物質
から成り、粒子は薄片状で、着色した際薄片が層状に配
列することが必要である。薄片の大きさは5〜150μ
mで幅広く、小さいもの(5〜30μm)は絹に似た柔
らかい光沢を呈し、大きいものはキラキラしたメタリッ
ク調の光沢を呈する。
【0019】天然真珠光沢顔料はグアニンの微細な結晶
であるが、合成真珠光沢顔料は塩基性炭酸鉛〔PbCO
Pb(OH)2 〕、ヒ酸水素鉛(PbHAsO4)、酸塩化ビスマ
ス(BiOC1)などの物質からなるものの他、近年雲母チ
タンからなるものが開発され、堅牢性や安全性の点で優
れているため広く使用されている。この雲母チタンは、
雲母を辟開面に沿って薄片に剥がし、この薄片に屈折率
の大きい二酸化チタンを被覆することにより得られる。
被覆する二酸化チタンの量は20〜50%で、少ないも
のは白色の真珠光沢を呈し、多いものは干渉による虹彩
色を呈する。また薄片の厚さによっても反射光の干渉に
より着色した虹彩色ないし干渉色を呈する。このように
虹彩色を呈する真珠光沢顔料が本発明に最も適するもの
であり、このものは下地が濃色であればあるほど発色が
強くなる性質を具える。ここで濃色とは黒色、焦げ茶
色、藍色等の暗色系の色の他、赤色、青色等の色であっ
ても濃い色であれば含まれる。虹彩色を呈する真珠光沢
顔料の市販品としては、メルク・ジャパン株式会社のI
riodin(登録商標)205、215、217、219、225、2
35 やマールコーポレーション株式会社のHi−lit
e Goldなどがある。なおこの他の真珠光沢顔料に
は、二酸化チタン層の上に酸化鉄を被覆した着色型もあ
り、これは金色や赤銅色の真珠光沢を呈する。
【0020】次にパターン印刷フイルムF2が水面上に
浮かべられた状態で、このパターン印刷フイルムF2の
上から上記第一の転写層L1が形成された操作用パネル
20を押し付けて水面下に没入し、水圧により木目調パ
ターンP2を黒色のドットパターンP1の上に重ねて転
写する。その後パターン印刷フイルムF2を水で除去
し、乾燥後トップコートを行い、更に乾燥して溶剤を蒸
発させた後、必要によりバフ仕上げを行なうことで木目
模様の操作用パネル20が完成する。
【0021】因みにこのようにして印刷された操作用パ
ネル20では、図5のように印刷表面の全面に真珠光沢
顔料Gが付着しているが、虹彩色を呈する真珠光沢顔料
は下地が濃色であればあるほど発色が強くなるため、木
目調パターンP2の印刷されていない部分であって、下
地として真珠光沢顔料Gが最も発色できる黒色のドット
がある部分は、黒色のドットと干渉して深く発色し、独
特の深み感と照り感とを生じる。また木目調パターンP
2の印刷されていない部分であって黒色のドットがない
部分も、被転写体の素地色が濃色系であれば、真珠光沢
顔料Gが素地色と干渉して、素地色の濃色に応じて黒色
ほどではないが発色し、それなりの深み感と照り感とを
生じる。これにより、真珠光沢顔料Gの下地に応じて段
階的に発色し、深み感と照り感のある銘木の木調に酷似
した質感を生じることができるとともに、第一の転写パ
ターンである黒色ドット部分が、第二の転写パターンで
ある木目模様との重なり具合や透過具合により、木のふ
を構成するように見えて木質感が向上する。
【0022】なお図5では、説明の便宜上、インクとは
別に活性剤S1 、S2を独立の層として描いている
が、実際にはインクの活性状態では、インクと活性剤と
は両者混合した状態で存在し、また液圧転写完了時点で
は活性剤の溶剤は乾燥蒸発してしまい、活性剤の残留成
分とインクあるいは真珠光沢顔料とが混在することにな
る。
【0023】尚、以上の実施例では木質感を出すため、
第一の転写パターンを黒色ドット状とし、第二の転写パ
ターンを木目模様としたが、他の形態の転写パターンを
適用することもでき、また木質感以外にも、第一の転写
パターンと第二の転写パターンとを適宜組み合わせるこ
とにより、大理石、御影石、オパール感等の種々の質感
を表現することも可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明では、第一の転写層の上に第二の
転写層を重ねて設け、第一の転写パターンと第二の転写
パターンとの重なり合いにより、単色地色では成し得な
い複雑なパターン外観を呈させるとともに、第二の転写
パターンを活性化する活性剤に真珠光沢顔料が含まれて
いるから、真珠光沢顔料を、第一の転写パターンである
濃色系インクと第二の転写パターンであるインクとの間
に位置させ、第一の転写パターンと第二の転写パターン
との透過具合や重なり具合により、真珠光沢顔料の発色
に、深み感や照り感変化を生じさせて、更に複雑なパタ
ーン外観の変化を呈させることができる。
【0025】また第一の転写パターンをドット状とした
り、第二の転写パターンを木目模様とすれば、ドットの
上にある真珠光沢顔料とドットの上にない真珠光沢顔料
との発色状態の異なりで独特の質感を醸し出すことがで
き、これに木目模様が重なれば木のふを構成するように
見えて、より本物の木質感を醸し出すことできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する液圧転写装置を示す側面図で
ある。
【図2】原反ロールから繰り出されるパターン印刷フイ
ルムを示す斜視図である。
【図3】液圧転写の方法をドットパターン転写工程と木
目調パターン転写工程に分けて示す説明図であって、こ
のうちドットパターン転写工程を示す斜視図である。
【図4】同上木目パターン転写工程を示す斜視図であ
る。
【図5】第一の転写層と第二の転写層との形成状態を示
す骨格的断面図である。
【図6】自動車の操作用パネルに木目調の模様を液圧転
写した実施例を示す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 液圧転写ライン 2 液圧転写装置 3 供給コンベア 4 連絡コンベア 5 排出コンベア 6 自動供給装置 7 自動排出装置 10 転写槽 11 転写コンベア 12 印刷フイルム供給装置 13 上昇部 14 被転写体保持装置 15 原反ロール 16 溶剤タンク 17 送りローラ 18 把持装置 20 操作用パネル F パターン印刷フイルム F0 水溶性フイルム F1 パターン印刷フイルム F2 パターン印刷フイルム G 真珠光沢顔料 L1 第一の転写層 L2 第二の転写層 P1 ドットパターン P2 木目調パターン S1 活性剤 S2 真珠光沢顔料を含有する活性剤 W 水
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−40200(JP,A) 特開 平2−60798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 1/175 B41F 16/00 B41M 1/40 B41M 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の転写パターンを濃色系インクで印
    刷した水溶性薄膜を、そのインクの活性状態で水面上に
    浮かべ、この水溶性薄膜の上から被転写体を押し付けて
    被転写体の一部または全部を水面下に没入し、水圧で前
    記第一の転写パターンを被転写体に転写するとともに水
    溶性薄膜を水で除去後、乾燥して被転写体上に第一の転
    写層を形成し、次に第二の転写パターンをインクで印刷
    した別途の水溶性薄膜を、真珠光沢顔料を含む活性剤で
    そのインクを活性状態として水面上に浮かべ、この水溶
    性薄膜の上から前記第一の転写層が形成された被転写体
    を押し付けて被転写体の一部または全部を水面下に没入
    し、水圧で前記第二の転写パターンを前記被転写体上の
    第一の転写層に重ねて転写するとともに水溶性薄膜を水
    で除去後、乾燥して第二の転写層を形成し、更にトップ
    コートを行なって、第一の転写パターンと第二の転写パ
    ターンとの重なり合いによるパターン外観を呈させると
    もに、その際に、活性剤中にあった真珠光沢顔料が、第
    一の転写パターンである濃色系インクと第二の転写パタ
    ーンであるインクとの間に位置して、第一の転写パター
    ンと第二の転写パターンとの透過具合や重なり具合によ
    り、真珠光沢顔料の発色に、深み感や照り感変化を与え
    るようにしたことを特徴とする液圧転写印刷品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第一の転写パターンはドット状であ
    ることを特徴とする請求項1記載の液圧転写印刷品の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記第二の転写パターンは木目模様であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の液圧転写印
    刷品の製造方法。
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