JPS61140739A - 流れ方向制御装置 - Google Patents
流れ方向制御装置Info
- Publication number
- JPS61140739A JPS61140739A JP26212184A JP26212184A JPS61140739A JP S61140739 A JPS61140739 A JP S61140739A JP 26212184 A JP26212184 A JP 26212184A JP 26212184 A JP26212184 A JP 26212184A JP S61140739 A JPS61140739 A JP S61140739A
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- JP
- Japan
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- flow
- blade
- vane
- guide wall
- curved
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は空調装置等から吹出す流れを任意の方向に偏向
させる流れ方向制御装置において特に吹出口のアスペク
ト比(縦横比)の小さい方向に流れを広角かつ均一に偏
向させるものに関する。
させる流れ方向制御装置において特に吹出口のアスペク
ト比(縦横比)の小さい方向に流れを広角かつ均一に偏
向させるものに関する。
従来の技術
第5図と第6図が従来例に関するものである。
27、
従来より流体通路に羽根を設けて流れの方向を変化させ
るものは多数提案されている。第1の例は特公昭50−
25745号公報でありこれは第5図に示すようなもの
で同図にて右から左へ向う流れを直線羽根1.1.・・
・によって図面」二で上下の方向に偏向させようとする
ものである。直線羽根の流れ方向に対する角度をθ1と
した場合実際の流れの偏向角度θ2はθ1よりかなり小
さな値となることは広く知られている。θ1を更に大き
くするとθ2も多少大きくなるものの流れに対する抵抗
の増加が激しくて風量低下をもたらして実用上θ2は約
30°が限度であった。また流れを外方に偏向させたた
めに流体通路の中央付近は流速が著しく低下するか場合
によっては逆流域が生じて不制御装置が提案されている
。整流片2が中央部から遠ざかるにつれて大きく傾けら
れているだめ流3、−1 低辛という望ま瞑な6.4があお。
るものは多数提案されている。第1の例は特公昭50−
25745号公報でありこれは第5図に示すようなもの
で同図にて右から左へ向う流れを直線羽根1.1.・・
・によって図面」二で上下の方向に偏向させようとする
ものである。直線羽根の流れ方向に対する角度をθ1と
した場合実際の流れの偏向角度θ2はθ1よりかなり小
さな値となることは広く知られている。θ1を更に大き
くするとθ2も多少大きくなるものの流れに対する抵抗
の増加が激しくて風量低下をもたらして実用上θ2は約
30°が限度であった。また流れを外方に偏向させたた
めに流体通路の中央付近は流速が著しく低下するか場合
によっては逆流域が生じて不制御装置が提案されている
。整流片2が中央部から遠ざかるにつれて大きく傾けら
れているだめ流3、−1 低辛という望ま瞑な6.4があお。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は抵抗の増加を低くおさえ、(風量の低下
を生じることなく、)広角度にかつ均一に偏向させて従
来の問題点の解消をはかるとともに偏向の程度を自由に
調節できる簡素で安価な流れ方向制御装置を提供するこ
とである。
を生じることなく、)広角度にかつ均一に偏向させて従
来の問題点の解消をはかるとともに偏向の程度を自由に
調節できる簡素で安価な流れ方向制御装置を提供するこ
とである。
問題点を解決するための手段
解決手段の構成を説明する。基本的には流体通路の出口
付近の対面する一対の側壁部をそれぞれ外方に広がる案
内壁とし、その間に複数枚の曲面形状の羽根をその凸面
側がそれぞれの案内壁と対面するように2つの羽根群に
分割して例えばそれらの弦長方向の端部にて連結部材で
連結している。
付近の対面する一対の側壁部をそれぞれ外方に広がる案
内壁とし、その間に複数枚の曲面形状の羽根をその凸面
側がそれぞれの案内壁と対面するように2つの羽根群に
分割して例えばそれらの弦長方向の端部にて連結部材で
連結している。
ここで重要な特徴は上記の羽根群のそれぞれの羽根の弦
長方向に対する羽根回転軸を案内壁に近いものほど上記
連結部材に接近した位置に設けたことである。
長方向に対する羽根回転軸を案内壁に近いものほど上記
連結部材に接近した位置に設けたことである。
作 用
上述の2つの羽根群の連結部材を操作してそれぞれの羽
根群を流れの下流側端部が外側(案内壁の側)に移動す
るようにすると流れの方向が案内壁の方へ傾きその瞬間
案内壁への付着効果が発生し、案内壁に付着した安定流
れが発生し、流体通路の両側面部の流れは案内壁に沿っ
た外方へ広角に曲がる流れとなり同時に2つの羽根群を
構成するそれぞれの羽根の凸面側にも前記の流体通路の
側面を構成する案内壁力I安定した付着流を形成しだの
とほぼ同様の作用によって安定した付着流を形成する。
根群を流れの下流側端部が外側(案内壁の側)に移動す
るようにすると流れの方向が案内壁の方へ傾きその瞬間
案内壁への付着効果が発生し、案内壁に付着した安定流
れが発生し、流体通路の両側面部の流れは案内壁に沿っ
た外方へ広角に曲がる流れとなり同時に2つの羽根群を
構成するそれぞれの羽根の凸面側にも前記の流体通路の
側面を構成する案内壁力I安定した付着流を形成しだの
とほぼ同様の作用によって安定した付着流を形成する。
ただし付着壁から最も離れた羽根の凸面側には次の羽根
が存在しないだめ付着流が形成されない場合もある。以
上のゼ1作によって縦横比の小さい吹出口の短い辺の方
向に広角に外方へ曲る安定した拡大流れが発生し広角偏
向が実現できるがこの吉きの偏向動作は流れの曲面付着
作用によって生ずるもので羽根下流部でのうず発生は極
めて少い。他方従来の第5図1、又は第6図2で示した
直線羽根を流れに対して傾斜させて偏向oJ作5べ−2
・ を行う従来のものは羽根への付着効果がないため羽根下
流部で強いうすの発生がみられその結果流量低下か発生
ししかも十分な流れの偏向動作を行わせることができな
かったが本発明の構成によれば一1ユ記のように羽根下
流部でのうず発生が極めて少く流量低下を発生すること
なくしかも十分な偏向動作を行わせることができる。以
上が広角な偏向動作を行わせることが可能な理由である
。次に均一な流れが得られる理由を述べる。すでに説明
したように2つの羽根群はそれぞれ例えばそれらの構成
要素である曲面形状の羽根の弦長方向の端部にて連結部
材で連結されておりしかもその連結部材と羽根回転軸間
の距離は外側(案内壁側)にいくほど短くなっているだ
め連結部材を一定量動かして曲面形状の羽根を回転速0
1させたとき外側はど大きく同転し、中央部の回転角度
はわずかであるため流れの略中央部ではほとんど偏向な
しで直イ〔し外側の案内壁付近ではその案内壁に沿った
広角に偏向する流れとなり流体通路全体でみると扇形の
理想的な均一流れとなり従来のように中央6ベ一 部で流れが弱くなったり逆流が生じたりすることがない
。以」二が均一な流れが得られる理由である。
が存在しないだめ付着流が形成されない場合もある。以
上のゼ1作によって縦横比の小さい吹出口の短い辺の方
向に広角に外方へ曲る安定した拡大流れが発生し広角偏
向が実現できるがこの吉きの偏向動作は流れの曲面付着
作用によって生ずるもので羽根下流部でのうず発生は極
めて少い。他方従来の第5図1、又は第6図2で示した
直線羽根を流れに対して傾斜させて偏向oJ作5べ−2
・ を行う従来のものは羽根への付着効果がないため羽根下
流部で強いうすの発生がみられその結果流量低下か発生
ししかも十分な流れの偏向動作を行わせることができな
かったが本発明の構成によれば一1ユ記のように羽根下
流部でのうず発生が極めて少く流量低下を発生すること
なくしかも十分な偏向動作を行わせることができる。以
上が広角な偏向動作を行わせることが可能な理由である
。次に均一な流れが得られる理由を述べる。すでに説明
したように2つの羽根群はそれぞれ例えばそれらの構成
要素である曲面形状の羽根の弦長方向の端部にて連結部
材で連結されておりしかもその連結部材と羽根回転軸間
の距離は外側(案内壁側)にいくほど短くなっているだ
め連結部材を一定量動かして曲面形状の羽根を回転速0
1させたとき外側はど大きく同転し、中央部の回転角度
はわずかであるため流れの略中央部ではほとんど偏向な
しで直イ〔し外側の案内壁付近ではその案内壁に沿った
広角に偏向する流れとなり流体通路全体でみると扇形の
理想的な均一流れとなり従来のように中央6ベ一 部で流れが弱くなったり逆流が生じたりすることがない
。以」二が均一な流れが得られる理由である。
実施例
第1図〜第4図は本発明の一実施例に関するものである
。第1図〜第4図中同一番号は同一部品を示す。第1図
が基本構成図であり第2図は01作説明図であり構成は
第1図と同じであるため部品番号を一部省略する。第3
図は第1図又は第2図中部品3の立体斜視図、第4図は
第1図又は@2図中部品4の立体斜視図である8先ず第
1図によって構成を説明する。概略的には曲面形状の羽
根3.3A14.4A15.5Aを連結部材6.6Aで
連結し左右の案内壁7.7Aの間に配置したものである
。次に詳細構成を説明する。第3図は第1図3で示した
曲面形状の羽根の立体斜視図であり羽根回転軸8と駆動
ピン9を有している。
。第1図〜第4図中同一番号は同一部品を示す。第1図
が基本構成図であり第2図は01作説明図であり構成は
第1図と同じであるため部品番号を一部省略する。第3
図は第1図又は第2図中部品3の立体斜視図、第4図は
第1図又は@2図中部品4の立体斜視図である8先ず第
1図によって構成を説明する。概略的には曲面形状の羽
根3.3A14.4A15.5Aを連結部材6.6Aで
連結し左右の案内壁7.7Aの間に配置したものである
。次に詳細構成を説明する。第3図は第1図3で示した
曲面形状の羽根の立体斜視図であり羽根回転軸8と駆動
ピン9を有している。
第4図は第1図4で示した曲面形状の羽根の立体斜視図
であり羽根回転軸10と駆OJピン11を有しているが
羽根回転軸10の弦長方向に対する位置が異っている。
であり羽根回転軸10と駆OJピン11を有しているが
羽根回転軸10の弦長方向に対する位置が異っている。
曲面形状の羽根5も基本形状は7へ−
第3図又は第4図と同じであるが羽根回転軸12の弦長
方向に対する位置が異っており駆mJピン13の位置等
は同じであり容易に類推可能と思われるため図示を省略
する。寸た3A、4A、5Aで示した曲面形状の羽根群
は3.4.5で示した左側の羽根群と左右勝手遠いにて
同一構成である。
方向に対する位置が異っており駆mJピン13の位置等
は同じであり容易に類推可能と思われるため図示を省略
する。寸た3A、4A、5Aで示した曲面形状の羽根群
は3.4.5で示した左側の羽根群と左右勝手遠いにて
同一構成である。
その他の同一番号にて添字Aの有無も左の羽根群と右の
羽根群を区別するだめのもので基本構成は同一である。
羽根群を区別するだめのもので基本構成は同一である。
次に第1図によって連結部材6と駆動ピン9.11.1
3の関係を説明する。連結部材6に設けられた長孔14
.15.16に前記駆動ピン9.11.13が貫装され
ており駆ωフピン9.11.13の動きを連結部材6の
動きに追従させる構成となっている。右側の連結部材6
Aと駆動ピン14A、15A、16Aの関係も同様であ
る。
3の関係を説明する。連結部材6に設けられた長孔14
.15.16に前記駆動ピン9.11.13が貫装され
ており駆ωフピン9.11.13の動きを連結部材6の
動きに追従させる構成となっている。右側の連結部材6
Aと駆動ピン14A、15A、16Aの関係も同様であ
る。
次に動作を説明する。動作は3.4.5で示す左の羽根
群と3A、4A、5Aで示す右の羽根群は左右勝手遣い
のみで基本的動作は同一であり左の羽根群によって説明
する。
群と3A、4A、5Aで示す右の羽根群は左右勝手遣い
のみで基本的動作は同一であり左の羽根群によって説明
する。
第1図において曲面形状の羽根3.4.5は図面」一方
にて太い矢印で示した羽根」三浦流れと略同−の方向を
向いており羽根下流流れは羽根上流流れと略同−である
。詳細にみると若干外側に偏向しているがこれは付着壁
7又は曲面形状の羽根3.4.5への流体の付着効果に
よるものであると考えられるが前記の曲面形状の羽根3
.4.5の姿勢が図示の通りほぼ正面を向いているため
その偏向度合は小さい。因みに連結部材6を外側(左方
向)に若干動かして曲面形状の羽根3.4.5をわずか
に内側へ向けると羽根上流流れは羽根」三浦。
にて太い矢印で示した羽根」三浦流れと略同−の方向を
向いており羽根下流流れは羽根上流流れと略同−である
。詳細にみると若干外側に偏向しているがこれは付着壁
7又は曲面形状の羽根3.4.5への流体の付着効果に
よるものであると考えられるが前記の曲面形状の羽根3
.4.5の姿勢が図示の通りほぼ正面を向いているため
その偏向度合は小さい。因みに連結部材6を外側(左方
向)に若干動かして曲面形状の羽根3.4.5をわずか
に内側へ向けると羽根上流流れは羽根」三浦。
流れとを今に一致する。
次に第1図、第2図によって本発明の骨子である均一で
広角な偏向動作について説明する。流体通路の出口伺近
(第2図の下方)の流、れについて説明する。連結部材
6を第1図において右方へ移動すると第2図に示すよう
な羽根群の配置となる。
広角な偏向動作について説明する。流体通路の出口伺近
(第2図の下方)の流、れについて説明する。連結部材
6を第1図において右方へ移動すると第2図に示すよう
な羽根群の配置となる。
それぞれの曲面形状の羽根3.4.5と連結部材6との
距離は4が最も短く、3.5と次第に長くなっているだ
め曲面形状の羽根4.3.5の駆O19べ−゛ ピン11.9.13を前記連結部材6で同−距離動かす
と曲面形状の羽根4.3.5は第2図左半分に示すよう
に一番外側の4が角度へ3で最も大きく外側に向き3が
角度A2.5が角度A1で角度は最も小さい。外側に向
けられた曲面形状の羽根4の作用によって案内壁7への
付着が発生し、案内壁に付着した安定流れが発生する。
距離は4が最も短く、3.5と次第に長くなっているだ
め曲面形状の羽根4.3.5の駆O19べ−゛ ピン11.9.13を前記連結部材6で同−距離動かす
と曲面形状の羽根4.3.5は第2図左半分に示すよう
に一番外側の4が角度へ3で最も大きく外側に向き3が
角度A2.5が角度A1で角度は最も小さい。外側に向
けられた曲面形状の羽根4の作用によって案内壁7への
付着が発生し、案内壁に付着した安定流れが発生する。
羽根群を構成するそれぞれの曲面形状の羽根4.3.5
の凸面側にも流体通路の側面を構成する案内壁7が安定
した付着流を形成したのとほぼ同様の作用によって安定
した付着流、が生じるが付着壁7から最も離れた曲面形
状の羽根5の凸面側にはもはや次の同方向に配置された
曲面形状の羽根が存在しないため付着流が形成されない
場合もある。以」−説明したように流体通路出口付近の
側面を構成する案内壁7に形成された付着流をもとに羽
根群を構成する曲面形状の羽根4.5の凸面側に付着流
が形成され第2図左下方に示しだ矢印のように付着壁7
に近い外側はど大きく外側に偏向された偏向流をつくる
ことかできる。第2図右半分について10へ も左半分と同じ動作原理によって右下方に示した矢印の
ように付着壁7Aに近い外側はど大きく外側に偏向され
た偏向流をつくることができる。全体的にみると流体通
路出口付近で扇形に広がる理想的な均一流れを得ること
ができる。なお羽根形状を翼形にするとか第2図花生分
又は左半分のみの構造で機器を構成するなどは本発明の
範囲内で行いうろことである。
の凸面側にも流体通路の側面を構成する案内壁7が安定
した付着流を形成したのとほぼ同様の作用によって安定
した付着流、が生じるが付着壁7から最も離れた曲面形
状の羽根5の凸面側にはもはや次の同方向に配置された
曲面形状の羽根が存在しないため付着流が形成されない
場合もある。以」−説明したように流体通路出口付近の
側面を構成する案内壁7に形成された付着流をもとに羽
根群を構成する曲面形状の羽根4.5の凸面側に付着流
が形成され第2図左下方に示しだ矢印のように付着壁7
に近い外側はど大きく外側に偏向された偏向流をつくる
ことかできる。第2図右半分について10へ も左半分と同じ動作原理によって右下方に示した矢印の
ように付着壁7Aに近い外側はど大きく外側に偏向され
た偏向流をつくることができる。全体的にみると流体通
路出口付近で扇形に広がる理想的な均一流れを得ること
ができる。なお羽根形状を翼形にするとか第2図花生分
又は左半分のみの構造で機器を構成するなどは本発明の
範囲内で行いうろことである。
発明の効果
流体通路の両側面を構成する付着壁を設け、その間に複
数枚の曲面形状の羽根をその凹面側がそれぞれの案内壁
と対面するように2つの羽根群に分割して例えばそれら
の弦長方向の端部にて連結部材で連結しているがここで
重要な構成上の特徴は上記の羽根群のそれぞれの羽根の
弦長方向における羽根回転軸を案内壁面に近いものほど
上記連結部材に接近した位置に設けたことである。以上
のように構成されているから連結部材を操作して2つの
羽根群を流、れの下流1端部が外側(案内壁の側)に移
OJするようにすると流れの方向が案内壁11 べ一 の方へ傾き案内壁への安定した付着流が発生し、同時に
2つの羽根群を構成するそれぞれの曲面形状の羽根の凸
側(それぞれの付着壁から最も離れだ1枚の羽根を除く
)にも安定した付着流が形成されて流量を低下させるこ
となく広角な偏向動作を行わせることができる。ここで
重要なことは連結部材と羽根回転軸間の距離は外側(案
内壁側)はど短くなっているから連結部材を一定量動か
して曲面形状の羽根を回転運動させたとき外側はど大き
く回転し中央部の回転角度はわずかであるから中央部で
ほとんど偏向なしで直進し、外側の案内壁付近で案内壁
に沿った広角に偏向する流れとなり通路全体で扇形の均
一な流れとなる。以北説明したように本発明は拡大形状
の案内壁と曲面形状の羽根を使用し、羽根の回転軸を順
次ずらせるという簡素な構成であり特殊な構成部品を必
要としないため安価であるという利点を有するものであ
る。
数枚の曲面形状の羽根をその凹面側がそれぞれの案内壁
と対面するように2つの羽根群に分割して例えばそれら
の弦長方向の端部にて連結部材で連結しているがここで
重要な構成上の特徴は上記の羽根群のそれぞれの羽根の
弦長方向における羽根回転軸を案内壁面に近いものほど
上記連結部材に接近した位置に設けたことである。以上
のように構成されているから連結部材を操作して2つの
羽根群を流、れの下流1端部が外側(案内壁の側)に移
OJするようにすると流れの方向が案内壁11 べ一 の方へ傾き案内壁への安定した付着流が発生し、同時に
2つの羽根群を構成するそれぞれの曲面形状の羽根の凸
側(それぞれの付着壁から最も離れだ1枚の羽根を除く
)にも安定した付着流が形成されて流量を低下させるこ
となく広角な偏向動作を行わせることができる。ここで
重要なことは連結部材と羽根回転軸間の距離は外側(案
内壁側)はど短くなっているから連結部材を一定量動か
して曲面形状の羽根を回転運動させたとき外側はど大き
く回転し中央部の回転角度はわずかであるから中央部で
ほとんど偏向なしで直進し、外側の案内壁付近で案内壁
に沿った広角に偏向する流れとなり通路全体で扇形の均
一な流れとなる。以北説明したように本発明は拡大形状
の案内壁と曲面形状の羽根を使用し、羽根の回転軸を順
次ずらせるという簡素な構成であり特殊な構成部品を必
要としないため安価であるという利点を有するものであ
る。
第1図は本発明の一実施例における流、れ方向制御装置
の平面図、第2図は動作状態の平面図、第3図、第4図
は同要部の斜視図、第5図は従来の流れ方向制御装置の
断面図、第6図は同断平面図である。 3.4.5・・・・・・曲面形状の羽根(合せて羽根群
)、6・・・・・・連結部材、7・・・・・・案内壁、
8.10,12・・・・・・羽根回転軸。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 第5図 第6図
の平面図、第2図は動作状態の平面図、第3図、第4図
は同要部の斜視図、第5図は従来の流れ方向制御装置の
断面図、第6図は同断平面図である。 3.4.5・・・・・・曲面形状の羽根(合せて羽根群
)、6・・・・・・連結部材、7・・・・・・案内壁、
8.10,12・・・・・・羽根回転軸。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 第5図 第6図
Claims (1)
- 流体通路の出口近傍の相対する一対の壁面を外方に拡大
する案内壁とし、その一対の案内壁の間に回転軸を有す
る複数枚の曲面形状の羽根をその凹側がそれぞれの案内
壁側に向くよう連結部材で連結された2つの羽根群とし
て配置するとともにそれぞれの羽根群のそれぞれの羽根
の羽根回転軸位置を案内壁に近いものほど前記連結部材
に接近させて設けた流れ方向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26212184A JPS61140739A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 流れ方向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26212184A JPS61140739A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 流れ方向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140739A true JPS61140739A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0354255B2 JPH0354255B2 (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=17371337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26212184A Granted JPS61140739A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 流れ方向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586935A (en) * | 1993-03-05 | 1996-12-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air-direction adjusting apparatus for air-conditioning equipment |
JP2017065522A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 株式会社デンソー | 車両用空気吹き出し装置 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26212184A patent/JPS61140739A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586935A (en) * | 1993-03-05 | 1996-12-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air-direction adjusting apparatus for air-conditioning equipment |
JP2017065522A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 株式会社デンソー | 車両用空気吹き出し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354255B2 (ja) | 1991-08-19 |
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