JPS61140630A - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材Info
- Publication number
- JPS61140630A JPS61140630A JP26199284A JP26199284A JPS61140630A JP S61140630 A JPS61140630 A JP S61140630A JP 26199284 A JP26199284 A JP 26199284A JP 26199284 A JP26199284 A JP 26199284A JP S61140630 A JPS61140630 A JP S61140630A
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- JP
- Japan
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- friction
- friction materials
- hydrophilic substance
- coating
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はクラッチフェーシング、ディスクブレーキパッ
ド、ブレーキライニング等の摩擦材の改良に関する。
ド、ブレーキライニング等の摩擦材の改良に関する。
（従来技術とその問題点）
摩擦材の基材としては、従来からアスベスト繊維が使用
されていた。
されていた。
しかし環境公害問題から最近は、アスベスト繊維の代替
繊維として主にガラス繊維が使用されるようになってき
ている。
繊維として主にガラス繊維が使用されるようになってき
ている。
また結合剤としては熱硬化性樹脂２合成ゴムなどが使用
できるが、摩擦性能および耐熱性において熱硬化性樹脂
を使用した方が好ましい。
できるが、摩擦性能および耐熱性において熱硬化性樹脂
を使用した方が好ましい。
そこで現在はガラス繊維を基材とし、結合剤として熱硬
化性樹脂を用いて加熱加圧成形した摩擦材が使用されて
いるが、このような摩擦材は初期の摩擦係数が低いとい
う欠点がある。
化性樹脂を用いて加熱加圧成形した摩擦材が使用されて
いるが、このような摩擦材は初期の摩擦係数が低いとい
う欠点がある。
（発明の目的）
本発明は上記のような欠点のない摩擦材を提供すること
を目的とするものである。
を目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明者は、上記の欠点について種々検討した結果、摩
擦材の表面を親水性の物質で被覆すれば初期の摩擦係数
が高くなることを確認した。
擦材の表面を親水性の物質で被覆すれば初期の摩擦係数
が高くなることを確認した。
本発明はガラス繊維を基材とし、熱硬化性樹脂を結合剤
として用い、これらの組成物を加熱加圧成形して得られ
る摩擦材において２表面を親水性の物質で被覆してなる
摩擦材に関する。
として用い、これらの組成物を加熱加圧成形して得られ
る摩擦材において２表面を親水性の物質で被覆してなる
摩擦材に関する。
本発明においてガラス繊維としては、長繊維。
短繊維のいずれを用いてもよく特に制限はない。
またガラスの種類としてはＥガラス、Ｃガラス等が用い
られる。
られる。
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂
、カシュー樹脂等が用いられる。
、カシュー樹脂等が用いられる。
本発明における親水性物質とは、水と親和性のよい物質
で、その物質内に水分を保持することが可能な物質をい
う。このよう表物質としては、ポリビニルアルコール、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等があ
る。親水性の物質の被覆は摩擦材の表面のみ被覆しても
よ＜ｔ ４た摩擦材の中まで浸透させるように含浸して
被覆してもよく特に制限はない。
で、その物質内に水分を保持することが可能な物質をい
う。このよう表物質としては、ポリビニルアルコール、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等があ
る。親水性の物質の被覆は摩擦材の表面のみ被覆しても
よ＜ｔ ４た摩擦材の中まで浸透させるように含浸して
被覆してもよく特に制限はない。
本発明は上記の他に必要に応じ摩擦調整剤、スフ、木綿
、麻等の有機繊維、真ちゅう、銅、亜鉛等の金属粉末又
は金属線、炭酸す） ＩＪウム、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム等の金属塩、酸化亜鉛、酸化アルミニウム
、酸化鉄、酸化鋼等の金属酸化物、硫化アンチモン、硫
化モリブデン等の金属硫化物などが添加される。
、麻等の有機繊維、真ちゅう、銅、亜鉛等の金属粉末又
は金属線、炭酸す） ＩＪウム、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム等の金属塩、酸化亜鉛、酸化アルミニウム
、酸化鉄、酸化鋼等の金属酸化物、硫化アンチモン、硫
化モリブデン等の金属硫化物などが添加される。
（実施例）
以下実施例により本発明を説明する。
実施例１
ガラスヤーン〔直径１３μｍの長繊維Ｅガラス（富士フ
ァイバーグラス製）８０重量−及びカシュー殻油硬化物
（摩擦調整剤）東北化工製、商品名ＦＦ１６００）２０
重量％〕にメラミン樹脂（日立化成工業製、商品名ＶＵ
５７１１Ｎ）を２５重量係含浸させ次いで乾燥してメラ
ミン樹脂含浸塗工ヤーンを得た。
ァイバーグラス製）８０重量−及びカシュー殻油硬化物
（摩擦調整剤）東北化工製、商品名ＦＦ１６００）２０
重量％〕にメラミン樹脂（日立化成工業製、商品名ＶＵ
５７１１Ｎ）を２５重量係含浸させ次いで乾燥してメラ
ミン樹脂含浸塗工ヤーンを得た。
次に１４０℃に加熱した成形金型内で１０分間。
加圧力１００ｋｓ／ｍ”の条件で成形し、その後表面を
研磨してクラッチフェーシング（４）ヲ得た。
研磨してクラッチフェーシング（４）ヲ得た。
次にクラッチフェーシング（５）の表面にポリビニルア
ルコール（クラレ製、商品名÷１１７）を固形分で０．
２重量％溶解した水溶液を被覆し２次いで乾燥してり２
ツチ７エーシング（Ｂｌを得た。
ルコール（クラレ製、商品名÷１１７）を固形分で０．
２重量％溶解した水溶液を被覆し２次いで乾燥してり２
ツチ７エーシング（Ｂｌを得た。
実施例２
直径１３μｍのチョツプドストランドＥガラス（富士フ
ァイバーグラス製）７０重量％、カシュー殻油硬化物（
東北化工製、商品名ＦＦ１６００）１０重量％及びフェ
ノール樹脂（日立化成工業製。
ァイバーグラス製）７０重量％、カシュー殻油硬化物（
東北化工製、商品名ＦＦ１６００）１０重量％及びフェ
ノール樹脂（日立化成工業製。
商品名ＶＰ−５１１Ｎ）２０重量％を混合し、その後乾
燥して成形用材料とし、この成形用材料を１６０℃に加
熱した成形金屋内で、１５分間、加圧力５０ ｋｇ／ａ
ｍ”の条件で成形し、その後２表面を研磨してクラッチ
フェーシング（Ｃ） ｔ−得た。
燥して成形用材料とし、この成形用材料を１６０℃に加
熱した成形金屋内で、１５分間、加圧力５０ ｋｇ／ａ
ｍ”の条件で成形し、その後２表面を研磨してクラッチ
フェーシング（Ｃ） ｔ−得た。
次にクラッチフェーシング（Ｃ）の表面にカルボキシメ
チルセルロース（第１工業軸薬製、商品名セロゲンＰＲ
）を固形分で０．３重量％溶解した水溶液を被覆し１次
いで乾燥してクラッチフェーシング（Ｄ）を得た。
チルセルロース（第１工業軸薬製、商品名セロゲンＰＲ
）を固形分で０．３重量％溶解した水溶液を被覆し１次
いで乾燥してクラッチフェーシング（Ｄ）を得た。
実施例１及び実施例２で得たクラッチフェーシングにつ
いて摩擦試験を行い１回から１００回までの摩擦係数に
ついて調べた。その結果を第１表に示す。
いて摩擦試験を行い１回から１００回までの摩擦係数に
ついて調べた。その結果を第１表に示す。
以下余白
なお試験条件は、外径５０ａｎ、内径３０ａｎ、厚さ３
．５ ａｍの寸法の試験片を回転円板（回転速度１５ｍ
／秒）に１回につき２秒間押しつけて摩擦係数を測定し
た。
．５ ａｍの寸法の試験片を回転円板（回転速度１５ｍ
／秒）に１回につき２秒間押しつけて摩擦係数を測定し
た。
第１表に示す如く、初期の摩擦係数（１回目及び５回目
）において従来品と本発明品とにおいて明らかに差があ
ることがわかる。
）において従来品と本発明品とにおいて明らかに差があ
ることがわかる。
本発明をクラッチフェーシングに適用した場合について
説明したが、ｆ、イスクブレーキパッド。
説明したが、ｆ、イスクブレーキパッド。
ブレーキライニング等の摩擦材についても、同様の効果
が得られる。
が得られる。
（発明の効果）
本発明になる摩擦材は、初期の摩擦係数が従来の摩擦材
に比較し高く、工業的に極めて好適である。
に比較し高く、工業的に極めて好適である。
１１：ＳＱ−
Claims (1)
- １、ガラス繊維を基材とし、熱硬化性樹脂を結合剤とし
て用い、これらの組成物を加熱加圧成形して得られる摩
擦材において、表面を親水性の物質で被覆してなる摩擦
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26199284A JPS61140630A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26199284A JPS61140630A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 摩擦材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140630A true JPS61140630A (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=17369500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26199284A Pending JPS61140630A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61140630A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0542635A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-23 | Shinko Electric Co Ltd | 複合摩擦材料 |
| JP2011067087A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26199284A patent/JPS61140630A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0542635A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-02-23 | Shinko Electric Co Ltd | 複合摩擦材料 |
| JP2011067087A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置 |
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