JPS6028484A - 吸湿しにくいクラツチフエ−シング - Google Patents
吸湿しにくいクラツチフエ−シングInfo
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- JPS6028484A JPS6028484A JP13722083A JP13722083A JPS6028484A JP S6028484 A JPS6028484 A JP S6028484A JP 13722083 A JP13722083 A JP 13722083A JP 13722083 A JP13722083 A JP 13722083A JP S6028484 A JPS6028484 A JP S6028484A
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- Japan
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- clutch facing
- clutch
- silicone resin
- weight
- powder
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Compositions of linings; Methods of manufacturing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は摩擦材、特に摺動面の吸湿性を改良し九吸湿し
にくいクラッチフェーシングに関するものである。
にくいクラッチフェーシングに関するものである。
クラッチ7エーシングは石綿、ガラス繊維、チタン酸カ
リウム繊維等の無機繊維、スフ、ポリアミド系繊維、フ
ェノール系繊維等の有機繊維、フェノール樹脂硬化物、
無機物の粉末又は無機物の粉末入シ樹脂硬化物から成る
耐摩耗粉、無機質、有機質の改質材料などを構成成分と
し、それに結合剤としてフェノール系、メラミン系等の
ホルムアルデヒド縮合系樹脂などを加えて成形加工した
ものである。
リウム繊維等の無機繊維、スフ、ポリアミド系繊維、フ
ェノール系繊維等の有機繊維、フェノール樹脂硬化物、
無機物の粉末又は無機物の粉末入シ樹脂硬化物から成る
耐摩耗粉、無機質、有機質の改質材料などを構成成分と
し、それに結合剤としてフェノール系、メラミン系等の
ホルムアルデヒド縮合系樹脂などを加えて成形加工した
ものである。
この様にして製造されたクラッチフェーシングは自動車
の重要部品であシ走行中の摩擦特性にすぐれる仁とはも
とより長期保管中にクラッチフエーシングト相手材(フ
ライホイル、プレッシャープレート等)との間に錆の発
生がなく、長期保管後の使用開始時に於ても円滑なりラ
ッチ操作が可能でなければならない。ところが実際のク
ラッチ7エーシングは前述した様な複合材料から成る成
形品であって、摩擦特性、特に振動特性を重要視するた
めに結合剤の含有量を減らす結果、クラッチフェーシン
グの表面は繊維状物質が起毛し、成形品内部は多孔質と
なるため発錆の原因となる水分を吸収しやすく、一度吸
収した水分は蒸発しに<〈、錆の発生を自から促進する
環境を作シだす可能性が多い。勿論これらによる錆付を
なくすために成形品に亜硝酸ナトリウム系の防錆剤処理
を施したシ、亜鉛線又は亜鉛粉を含有或いは塗布させて
防錆することも行なっているが使用条件によっては必ず
しも満足できる結果が得られない場合がある。
の重要部品であシ走行中の摩擦特性にすぐれる仁とはも
とより長期保管中にクラッチフエーシングト相手材(フ
ライホイル、プレッシャープレート等)との間に錆の発
生がなく、長期保管後の使用開始時に於ても円滑なりラ
ッチ操作が可能でなければならない。ところが実際のク
ラッチ7エーシングは前述した様な複合材料から成る成
形品であって、摩擦特性、特に振動特性を重要視するた
めに結合剤の含有量を減らす結果、クラッチフェーシン
グの表面は繊維状物質が起毛し、成形品内部は多孔質と
なるため発錆の原因となる水分を吸収しやすく、一度吸
収した水分は蒸発しに<〈、錆の発生を自から促進する
環境を作シだす可能性が多い。勿論これらによる錆付を
なくすために成形品に亜硝酸ナトリウム系の防錆剤処理
を施したシ、亜鉛線又は亜鉛粉を含有或いは塗布させて
防錆することも行なっているが使用条件によっては必ず
しも満足できる結果が得られない場合がある。
本発明者らは、クラッチフェーシングの錆付を起こす原
因を吸湿性との関係で種々検討を重ねた。
因を吸湿性との関係で種々検討を重ねた。
その結果錆の発生は、使用構成材料中に含有する発錆成
分のC/−、So、’−などの量が一定であってもクラ
ッチフェーシングの吸湿によって大きく左右され、吸湿
量が大きい程錆やすいことがわかった。しかも高温高湿
下での吸湿量は、クラッチ7エーシングの組成でほぼ決
定され特別な処置を講じなければ5%以下におさえるこ
とが困難であることがわかった。そこでクラッチフェー
シングの優れた摩擦特性をそこなうことなく吸湿性を改
良するために種々の撥水剤について検討を重ねた結果本
発明を完成するに至った。
分のC/−、So、’−などの量が一定であってもクラ
ッチフェーシングの吸湿によって大きく左右され、吸湿
量が大きい程錆やすいことがわかった。しかも高温高湿
下での吸湿量は、クラッチ7エーシングの組成でほぼ決
定され特別な処置を講じなければ5%以下におさえるこ
とが困難であることがわかった。そこでクラッチフェー
シングの優れた摩擦特性をそこなうことなく吸湿性を改
良するために種々の撥水剤について検討を重ねた結果本
発明を完成するに至った。
本発明は摩擦特性に優れ、かつ吸湿性を低減し。
錆付性の改善されたクラッチフェーシングを提供するこ
とを目的とするものである。
とを目的とするものである。
本発明は繊維状物質、耐摩耗粉、金属線又は金属粉及び
結合剤を構成成分とするクラッチフェーシングにおいて
、他の結合剤と併用するシリコン樹脂をクラッチフェー
シングに対シて0.1〜10重量%含有してなる吸湿し
にくいクラッチフェーシングに関する。
結合剤を構成成分とするクラッチフェーシングにおいて
、他の結合剤と併用するシリコン樹脂をクラッチフェー
シングに対シて0.1〜10重量%含有してなる吸湿し
にくいクラッチフェーシングに関する。
本発明において繊維状物質としては9石綿、ガラス繊維
、チタン酸カリウム、ポリアミド繊維。
、チタン酸カリウム、ポリアミド繊維。
スフ等が用いられ、特に石綿とスフとの組合せたものや
、ガラス繊維とスフとの組合せたものを用いることが好
ましい。ポリアミド繊維は改質材として用いられること
が多い。
、ガラス繊維とスフとの組合せたものを用いることが好
ましい。ポリアミド繊維は改質材として用いられること
が多い。
耐摩耗粉としてはフェノール系、特にカフニー殻油系の
樹脂硬化物+ Bacon r MgCO5、CaCO
5゜8b2Ss 、 CaO、5b2Ss 、 PbS
等の無機物の粉末又はこれらを含有するフェノール樹
脂、フェノール・メラミン樹脂、メラミン樹脂、SBR
,NBR。
樹脂硬化物+ Bacon r MgCO5、CaCO
5゜8b2Ss 、 CaO、5b2Ss 、 PbS
等の無機物の粉末又はこれらを含有するフェノール樹
脂、フェノール・メラミン樹脂、メラミン樹脂、SBR
,NBR。
天然ゴム等の硬化物、或いはこれら混合系の硬化物が用
いられる。
いられる。
金属線又は金属粉としては銅、黄銅、亜鉛等の金属線又
はこれらの金属粉が用いられ、防錆の見地からは、亜鉛
線又は亜鉛粉を用いることが好ましい。亜鉛粉は、摩擦
材に均一に混入してもよいし表面等に偏在してもよい。
はこれらの金属粉が用いられ、防錆の見地からは、亜鉛
線又は亜鉛粉を用いることが好ましい。亜鉛粉は、摩擦
材に均一に混入してもよいし表面等に偏在してもよい。
結合剤はシリコン樹脂と他の結合剤とを併用して用いる
ことが必要であ凱シリコン樹脂のみの添加では接着性が
悪く、熱軟化する欠点があシ。
ことが必要であ凱シリコン樹脂のみの添加では接着性が
悪く、熱軟化する欠点があシ。
またシリコン樹脂を添加せず他の結合剤のみの添加では
吸湿性を改良することができない。
吸湿性を改良することができない。
シリコン樹脂と併用して用いる他の結合剤としてはフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・ホルムアル
デヒド樹脂、メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹
脂、 SBR、NB1’L 、天然ゴム用して用いるこ
とが好ましい。シリコン樹脂は。
ノール・ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・ホルムアル
デヒド樹脂、メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹
脂、 SBR、NB1’L 、天然ゴム用して用いるこ
とが好ましい。シリコン樹脂は。
吸湿防止効果のあるシリコン樹脂であれば特に制限はな
いが、特にジメチルシロキサン系シリコン樹脂が好まし
い。シリコン樹脂はクラッチフェーシングの初期の吸湿
性にもよるがクラッチフェーシングに対して0.1〜1
0重量−の範囲とされ。
いが、特にジメチルシロキサン系シリコン樹脂が好まし
い。シリコン樹脂はクラッチフェーシングの初期の吸湿
性にもよるがクラッチフェーシングに対して0.1〜1
0重量−の範囲とされ。
0.1重量%未満であると吸湿特性が改善されず。
10重量%を越えると吸湿特性は改善されるものの摩擦
特性が悪化する。シリコン樹脂の添加方法はシリコン樹
脂を他の結合剤中に混合して塗布する方法、他の結合剤
塗布後のヤーンに含浸させる方法、成型品に含浸させて
加える方法等がある。
特性が悪化する。シリコン樹脂の添加方法はシリコン樹
脂を他の結合剤中に混合して塗布する方法、他の結合剤
塗布後のヤーンに含浸させる方法、成型品に含浸させて
加える方法等がある。
以下1本発明を比較例及び実施例により説明する。
比較例1
アスベストヤーン〔石綿(日本アス、ベスト製。
6Dクラス)80重量%、カシュー殻油樹脂硬化物(東
北化工製、商品名FF1600)10重量%。
北化工製、商品名FF1600)10重量%。
スフ(富士紡績製、商品名シュンロン)及び(直径0.
15mmのしんちゅう線、西日細線製)10重量係〕に
メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂(日立化成
工業製、商品名PR−4060)の水及びメタノール溶
液(結合剤)を固形分で20重量%含浸させた。次いで
乾燥させ、これを円環状のタブレットに成形し加熱(1
60℃)、加圧(50Kgf /cm2) して金形中
で30分間硬化させた。
15mmのしんちゅう線、西日細線製)10重量係〕に
メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂(日立化成
工業製、商品名PR−4060)の水及びメタノール溶
液(結合剤)を固形分で20重量%含浸させた。次いで
乾燥させ、これを円環状のタブレットに成形し加熱(1
60℃)、加圧(50Kgf /cm2) して金形中
で30分間硬化させた。
その後1表面を研磨しクラッチフェーシング(1)を得
た。次にクラッチフェーシング(1)を亜硝酸ナトリウ
ム(三菱化成製)10重量%を含有する防錆液に2分間
浸漬した後70℃で1時間乾燥を行ないクラッチフェー
シング(2)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は7.
0mg/7クラツチフエーシングであった。クラッチフ
ェーシング(IIび(2)の摩擦係数、吸湿率及び錆付
性を第1表に示す。
た。次にクラッチフェーシング(1)を亜硝酸ナトリウ
ム(三菱化成製)10重量%を含有する防錆液に2分間
浸漬した後70℃で1時間乾燥を行ないクラッチフェー
シング(2)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は7.
0mg/7クラツチフエーシングであった。クラッチフ
ェーシング(IIび(2)の摩擦係数、吸湿率及び錆付
性を第1表に示す。
比較例2
アスベストヤーン(材料は全て比較例1と同じものを使
用)〔石綿60重量%、カシュー穀油樹脂硬化物10重
量係、スフ及びしんちゅう線30重量%〕に比較例1と
同じメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂の水及
びメタノール溶液を固形分で15重量%含浸させた。次
いで乾燥し。
用)〔石綿60重量%、カシュー穀油樹脂硬化物10重
量係、スフ及びしんちゅう線30重量%〕に比較例1と
同じメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂の水及
びメタノール溶液を固形分で15重量%含浸させた。次
いで乾燥し。
以下比較例1と同様の工程を経てクラッチフェーシング
(3)を得た。次に比較例1と同様の防錆処理を施して
クラッチフェーシング(4)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は7.0■/Pクラツチフエーシングであった
。クラッチフェーシング(3)及び(4)の摩擦係数、
吸湿率及び錆付性を第1茨に示す。
(3)を得た。次に比較例1と同様の防錆処理を施して
クラッチフェーシング(4)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は7.0■/Pクラツチフエーシングであった
。クラッチフェーシング(3)及び(4)の摩擦係数、
吸湿率及び錆付性を第1茨に示す。
比較例3
アスベストヤーン(材料は全て比較例1と同じものを使
用)〔石綿60重量饅、カシュー殻油樹脂硬化物10重
量%、スフ20重量%、シんちゅう線10重量%〕に比
較例1と同じメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹
脂の水及びメタノール溶液を固形分で15重量%含浸さ
せた。次いで乾燥し、以下比較例1と同様の工程を経て
クラッチ7エーシング(5)を得た。次に比較例1と同
様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(61をiた
。
用)〔石綿60重量饅、カシュー殻油樹脂硬化物10重
量%、スフ20重量%、シんちゅう線10重量%〕に比
較例1と同じメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹
脂の水及びメタノール溶液を固形分で15重量%含浸さ
せた。次いで乾燥し、以下比較例1と同様の工程を経て
クラッチ7エーシング(5)を得た。次に比較例1と同
様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(61をiた
。
亜硝酸ナトリウムの付着量は2■/y−クラッチフェー
シングであった。クラッチフェーシング(5)及び(6
)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
シングであった。クラッチフェーシング(5)及び(6
)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
比較例4
比較例2で使用したアスベストヤーンに亜鉛粉(和光純
薬製、300メツシュ)30重量%を分散させたメラミ
ン昏フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形分で15重
量%含浸させた。次いで乾燥し、以下比較例1と同様の
工程を経てクラッチフェーシング(7)を得た。次に比
較例1と同様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(
8)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は2■/y−ク
ラッチフェーシングであった。クラッチフェーシング(
力及び(8)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に
示す。
薬製、300メツシュ)30重量%を分散させたメラミ
ン昏フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形分で15重
量%含浸させた。次いで乾燥し、以下比較例1と同様の
工程を経てクラッチフェーシング(7)を得た。次に比
較例1と同様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(
8)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は2■/y−ク
ラッチフェーシングであった。クラッチフェーシング(
力及び(8)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に
示す。
比較例5
比較例2で得られたクラッチフェーシング(3)の摺動
面に亜鉛溶射装置を用いて、亜鉛溶射を行ないクラッチ
フェーシング(9)を得た。クラッチフェーシング(9
)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
面に亜鉛溶射装置を用いて、亜鉛溶射を行ないクラッチ
フェーシング(9)を得た。クラッチフェーシング(9
)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
実施例1
比較例1で使用したアスベストヤー/にシリコン樹脂(
ポロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名)を固形分
で2.5重量%又は25重量%含有した比較例1に示す
メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形分で
各々20重量%含浸させた。次いで乾燥し、以下比較例
1と同様の工程を経てクラッチフェーシング(10)及
び(11)を得た。
ポロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名)を固形分
で2.5重量%又は25重量%含有した比較例1に示す
メラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形分で
各々20重量%含浸させた。次いで乾燥し、以下比較例
1と同様の工程を経てクラッチフェーシング(10)及
び(11)を得た。
クラッチフェーシング(10)及び(11)に対するシ
リコン樹脂の含有量は各々0.5M量チと5重量%であ
った。次にこのクラッチフェーシング(10)及び(1
1)を比較例1と同様な防錆処理を施しクラッチ7エー
シング(12)及び(13)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は7 R/ fFクラッチフェーシングであっ
た。クラッチフェーシングの(10) 、 (11)
。
リコン樹脂の含有量は各々0.5M量チと5重量%であ
った。次にこのクラッチフェーシング(10)及び(1
1)を比較例1と同様な防錆処理を施しクラッチ7エー
シング(12)及び(13)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は7 R/ fFクラッチフェーシングであっ
た。クラッチフェーシングの(10) 、 (11)
。
(12)及び(13)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を
第1表に示す。
第1表に示す。
実施例2
比較例2で使用したアスベストヤーンにシリコン樹脂(
ポロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名)を固形分
で3.5重量%又は40重量%含有L7’c比較例1に
示すメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形
分で各々15重−ji:s含浸させた。次いで乾燥し以
下比較例1と同様の成形を行ない、クラッチフェーシン
グ(14)及び(15)を得た。クラッチフェーシング
(14)及び(15)に対するシリコン樹脂含有量は各
々0.5重量%と5重量%であった。次にこのクラッチ
フェーシング(14)及び(15)を比較例1と同様な
防錆処理を施しクラッチフェーシング(16)及び(1
7)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は?、/f−ク
ラッチフェーシングであった。クラッチフェーシング(
i4) 、 <15) 。
ポロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名)を固形分
で3.5重量%又は40重量%含有L7’c比較例1に
示すメラミン・フェノールホルムアルデヒド樹脂を固形
分で各々15重−ji:s含浸させた。次いで乾燥し以
下比較例1と同様の成形を行ない、クラッチフェーシン
グ(14)及び(15)を得た。クラッチフェーシング
(14)及び(15)に対するシリコン樹脂含有量は各
々0.5重量%と5重量%であった。次にこのクラッチ
フェーシング(14)及び(15)を比較例1と同様な
防錆処理を施しクラッチフェーシング(16)及び(1
7)を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は?、/f−ク
ラッチフェーシングであった。クラッチフェーシング(
i4) 、 <15) 。
(16)及び(17)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性を
第1表に示す。
第1表に示す。
実施例3
比較例3で得られたクラッチフェーシング(5)にシリ
コン樹脂(ボロンMF:信越化学製水溶性フェスの商品
名)を固形分で15重量%含有した水溶液に5分間含浸
させた。次いで70℃で1時間乾燥を行ない、クラッチ
7エーシング(18)を得た。クラッチフェーシング(
18)に対するシリコン樹脂の含有量は3重tチであっ
た。次にこのクラッチフェーシング(18)を比較例1
と同様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(19)
を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は2mg/ji’り
2ツチフエーシングであった。クラッチフェーシング(
19)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性t−第1表に示す
。
コン樹脂(ボロンMF:信越化学製水溶性フェスの商品
名)を固形分で15重量%含有した水溶液に5分間含浸
させた。次いで70℃で1時間乾燥を行ない、クラッチ
7エーシング(18)を得た。クラッチフェーシング(
18)に対するシリコン樹脂の含有量は3重tチであっ
た。次にこのクラッチフェーシング(18)を比較例1
と同様な防錆処理を施しクラッチフェーシング(19)
を得た。亜硝酸ナトリウムの付着量は2mg/ji’り
2ツチフエーシングであった。クラッチフェーシング(
19)の摩擦係数、吸湿率及び錆付性t−第1表に示す
。
実施例4
比較例4で得られたクラッチフェーシング(7)に実施
例3と同様な吸湿防止処理(シリコン樹脂処理)を施し
てクラッチ7エーシング(20)を得た。
例3と同様な吸湿防止処理(シリコン樹脂処理)を施し
てクラッチ7エーシング(20)を得た。
クラッチフェーシング(20)に対するシリコン樹脂の
含有量は4.5重量%であった。次にこのクラッチフェ
ーシング(20)を比較例1と同様な防錆処理を施しり
2ツチフエーシング(21)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は2mg/7クラツチフエー7ングであった。
含有量は4.5重量%であった。次にこのクラッチフェ
ーシング(20)を比較例1と同様な防錆処理を施しり
2ツチフエーシング(21)を得た。亜硝酸ナトリウム
の付着量は2mg/7クラツチフエー7ングであった。
クラッチフェーシング(20)及ヒ(21)の摩擦係数
、吸湿率及び錆付性を第り表に示す。
、吸湿率及び錆付性を第り表に示す。
実施例5
比較例2で得られたクラッチフェーシング(3)に実施
例3と同様な吸湿防止処理を施しクラッチフェーシング
(22)を得た。クラッチ7エーシング(22)K対す
るシリコン樹脂の含有量は6重量%であった。次にこの
クラッチフェーシング(22)を比較例5と同様な亜鉛
溶射を行ないり2ツチフエーシング(23) t−得た
。クラッチ7エーシング(22) 及び(23)の摩擦
係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
例3と同様な吸湿防止処理を施しクラッチフェーシング
(22)を得た。クラッチ7エーシング(22)K対す
るシリコン樹脂の含有量は6重量%であった。次にこの
クラッチフェーシング(22)を比較例5と同様な亜鉛
溶射を行ないり2ツチフエーシング(23) t−得た
。クラッチ7エーシング(22) 及び(23)の摩擦
係数、吸湿率及び錆付性を第1表に示す。
比較例6
比較例2で得られたクラッチフェーシング(3)にシリ
コン樹脂(ボロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名
)含有量が0.05重量%及び18重量△ 優になる様に実施例3と同様の吸湿処理を施したクラッ
チフェーシング(24)及び(25)を得た。クラッチ
フェーシングの摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に
示す。
コン樹脂(ボロンC:信越化学製水溶性フェスの商品名
)含有量が0.05重量%及び18重量△ 優になる様に実施例3と同様の吸湿処理を施したクラッ
チフェーシング(24)及び(25)を得た。クラッチ
フェーシングの摩擦係数、吸湿率及び錆付性を第1表に
示す。
なおりラッチフェーシンクの吸湿率は40℃。
90%RHとした恒温恒湿槽中で24時間放置した後の
クラッチフェーシングの重量増加率からめた。シリコン
樹脂含有量はクラッチフェーシングの粉砕小片をベンゼ
ン/クロロホルム溶媒で抽出し得られた抽出物の赤外線
吸収スペクトルより判定した。
クラッチフェーシングの重量増加率からめた。シリコン
樹脂含有量はクラッチフェーシングの粉砕小片をベンゼ
ン/クロロホルム溶媒で抽出し得られた抽出物の赤外線
吸収スペクトルより判定した。
摩擦係数は日本工業規格JIS−D−4311に規定す
る条件にてめた。
る条件にてめた。
錆付性はクラッチフェーシングを25X25鵬の大きさ
に切断し、これと同じ大きさの鋳鉄PC−25に押付圧
力2 Kf f /cm”の荷重をかけ35℃。
に切断し、これと同じ大きさの鋳鉄PC−25に押付圧
力2 Kf f /cm”の荷重をかけ35℃。
95 % R1(とじた恒温恒湿槽中で48時間放置し
た後の発錆状況を確認した。
た後の発錆状況を確認した。
以下余白
第1表
※ 錆付性において ○印は錆付なし
Δ印は錆付50%未満
X印は錆付50チ以上
第1表に示す如く摩擦係数、吸湿率及び錆付性において
比較例と各実施例とに明らかに差があることが確認され
た。
比較例と各実施例とに明らかに差があることが確認され
た。
本発明になるクラッチ7エーシングは、従来の優れた摩
擦特性を損うことなく吸湿性が低減される結果錆付性が
改良されるので工業的に極めて有用である。
擦特性を損うことなく吸湿性が低減される結果錆付性が
改良されるので工業的に極めて有用である。
手続補正書(自発)
特許庁長官殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第137220号
2発明の名称
吸湿しにくいクラツナフェーシング
3袖圧をする者
11士との関係 特許出願人
名 称 (445)日立化成工業株式会社4、代 理
人 5補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容
人 5補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 工、繊維状物質、耐摩耗粉、金属線又は金属粉及び結合
剤を構成成分とするクラッチフェーシングにおいて、他
の結合剤と併用するシリコン樹脂をクラッチフェーシン
グに対して0.1〜10重量%含有してなる吸湿しにく
いクラッチ7エーシング。 2 結合剤が、シリコン樹脂を含有したメラミン・フェ
ノールホルムアルデヒド樹脂である特許請求の範囲第1
項記載の吸湿しにくいクラッチフェーシング。 3、 シリコン樹脂がジメチルシロキサン系シリコン樹
脂である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の吸湿し
にくいクラッチフェーシング。 4、金属線又は金属粉が亜鉛線又は亜鉛粉である特許請
求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の吸湿しにくい
クラッチフェーシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13722083A JPS6028484A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 吸湿しにくいクラツチフエ−シング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13722083A JPS6028484A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 吸湿しにくいクラツチフエ−シング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028484A true JPS6028484A (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=15193588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13722083A Pending JPS6028484A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 吸湿しにくいクラツチフエ−シング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028484A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01178425A (ja) * | 1988-01-11 | 1989-07-14 | Hitachi Chem Co Ltd | クラッチ被動板の製造法 |
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JPH08247190A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | 摩擦クラッチ |
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US6331358B1 (en) | 1998-03-03 | 2001-12-18 | Nsk-Warner Kabushiki Kaisha | Wet friction material and process for producing the same |
WO2013076744A1 (en) * | 2011-11-21 | 2013-05-30 | Freni Brembo S.P.A | Material for friction components of disc brakes |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP13722083A patent/JPS6028484A/ja active Pending
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