JPS61139164A - 画像情報処理方法及び画像情報処理システム - Google Patents

画像情報処理方法及び画像情報処理システム

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JPS61139164A
JPS61139164A JP59259949A JP25994984A JPS61139164A JP S61139164 A JPS61139164 A JP S61139164A JP 59259949 A JP59259949 A JP 59259949A JP 25994984 A JP25994984 A JP 25994984A JP S61139164 A JPS61139164 A JP S61139164A
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JP59259949A
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Keiichi Matsushima
松島 恵一
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AIMOR DENSHI KK
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AIMOR DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー画像情報を読取り、読取った画像情報を
記録する画像′情報処理方法及び画像情報処理システム
に関するものである。
[従来技術] 従来のカラー画像情報等を読取る画像情報入力装置にお
いては1例えば原m1行分の画像データを読取れるライ
ンイメージセンサの読取り部全域に渡り、特定の色のみ
を通過させるカラーフィルタを配置し、原稿面−行分全
てを同一色情報で読取り、しかる後にラインイメージセ
ンサに他の色を通過させるカラーフィルタを配置し、新
たな一行分の同一色情報を読取っていた。
また他の画像情報入力装置においては必要とする読取り
色情親分のラインイメージセンサとカラーフィルタとを
それぞれ配置し、同様に原稿−行分毎に全て同−仇の読
取りデータを得ているのみであった。
一方、近年転写型感熱方式のカラープリ多りの実用化が
進められ、一部に実用機も提供されて来つつある。
これらのカラープリンタにおいては、発熱ヘッドとして
、例えばマルチスタイラスペン方式が多用されており、
発熱ヘッドと記録紙との間にはイエロー(以下Yと称す
)、マゼンタ(以下Mと称す)、シアンc以下Cと称す
)の3色、′9はヒ記3色に黒を加えた4色、又はそれ
以トの色の感熱性インクを一定幅で交互に配列Pk布し
たインクリボンが介在し、インクリボンの熱溶解性イン
クを発熱ヘッドにより記録紙に転写してカラー記録を行
なっているものがある。
すなわち、このプリンタは第1〜2図に示されるように
、直線状に配列されて、記録線Rを形成する発熱体群1
を有する発熱ヘッド2の下面には、記録紙3が該記録線
に略直行する方向に走行可能に支持されており、該記録
媒体は適宜の紙送り手段4によって回転駆動されるフィ
ードローラ5により巻き取られる。
発熱ヘッド2の発熱体群1と記録媒体3との間には、感
熱性インクリボン6が介在し、該リボンは図示しない適
宜のリボン駆動手段により駆動され、記ufflRに対
して鋭角θにて斜交するリボン走行線rに沿って走行す
る。
一万、発熱ヘッド2に内装される発熱体群lに関しては
、例えば、厚膜抵抗体を印刷技術にてドツト列状に形成
したものや、薄膜抵抗体をホトリソグラフィの技術を用
いてドツト列状に形成したものなどがある。それぞれの
発熱体には、制御装首等から記録情報信号としてパルス
状の電流が供給される。
そして、第1図の構成の要部を抽出して上面から示す第
2図中に明示されているように、感熱性インクリボン6
面上には、該リボンの走行線rに沿って一定距jlll
L毎に区切られた色区間Y、M。
Cが順次に、かつ、繰り返すように配列されており、そ
れぞれの色区間Y、M、Cの各色層は1発熱体群lから
の熱を受けて溶融し、それぞれの色の絵素が記録紙3の
記録面上に記録(転写)可能な状態となる。多くの場合
、色区間Y、M、Cの各々には、それぞれイエロー、マ
ゼンタ、シアンの感熱性インク層が塗布されている。
記録操作に際しては、記録媒体3および感熱性インクリ
ボン6を共に静1トさせた状態で、記録線Rを形成する
発熱体群lの各発熱体を、該発熱体に対して、それぞれ
に供給される記録情報信号S1に応じて各別に発熱させ
ることにより、感熱性インクリボン6上の各別の色区間
に固有の色を、該信号S1にて特定される各色区間毎に
異なる色の絵素として、記録媒体3の記録面上に転写記
録する。
このため、記録管・報信号Slは記録1行毎に感熱性イ
ンクリボン6J:の各色区間の絵素に対応した色の記録
情報を混在させなければならず、上記の画像情報入力装
置等より送られてくる様な3色の記録情報がそれぞれ1
行記録分単位で送られてくる場合には、カラープリンタ
で受は取った記録情報より感熱性インクリボン6の色区
間に対応した各色情報を選択合成して、1行分の記録情
報を生成し、記録し、しかる後に感熱性インクリボン6
をリボン走行線rに沿って1図において左方(又は右方
)に色区間の距flllLだけ走行させ、その位置に静
(ヒさせてから再び上記の各色情報を選択合成して1次
の行の記録情報を上記と同様に生成して記録しなければ
ならず、制御が非常に面倒であった。
[発明の目的] 本発明は上述の従来技術の欠点に鑑み成されたもので、
その目的とする所は1画像情報の読み取□り時に画像情
報の記録フォーマットに合わせて、1行中に複数の色種
の混在した画像゛情報として読取り、これを記録するこ
との可能な画像情報処理方法及び画像情報処理システム
を提供するにある。
[発明の概要] 本発明の上記目的は原稿面の画像情報を−行単位で読取
るラインイメージセンサと原稿の間に複。
数の特定色情報のみを透過する区間をl1llt次繰返
し配列したカラーフィルタを配し、ラインイメージセン
サでの1行分の読取り画像情報中にカラーフィルタの色
区間に対応した複数の色情報を含む画像情報として読取
り、これをカラーフィルタの色区間に対応する色区間を
有するインクリボンを介して記録し、カラーフィルタと
インクリボンとを同量づつ移動させ、読取時に読取り情
報を記録処理形態に合わせて読取ることに効率のよい画
像情報処理とすることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
第3図に本発明に係る一実施例の画像情報入力装置のブ
ロック図を示す。
図中31は全体の制御を司どる制御部、32はCODラ
インイメージセンサ(以下ラインセンサと略す)、33
は本実施例の動作クロックを発生するクロック発生部、
34はラインセンサ32の読込んだ画像情報を読出すた
めのラインセンサ読出部、35はラインセンサ32より
の出力信号を2値化して出力する出力回路、36はライ
ンセンサ32よりの読出情報を4ライン分保持するライ
ン八ツファ、37はラインセンサ32よりの読出色情報
を出力装置50の処理色情報に変換する色選択回路、3
8は続出情報をMH(14odifiedHuffma
n)法又はMR(Modified Read )法等
の公知の方法で圧縮する圧縮部、39は圧縮部38で圧
縮した画像情報を情報出力装置50に出力する送出部、
40はラインセンサ32の読取り面近傍に配置されたカ
ラーフィルタ41を一定圧1I11iづつ移動させるフ
ィルタ駆動部、41はイエロー(Y)、マゼンタ(M)
、シアン(C)の色フィルタがそれぞれ一定距flll
L毎順次配列されたカラーフィルタ、42は白色光源に
て原稿面を照射する原稿照射部、43は原稿を1行分の
読込終了毎に1ピツチ(1桁分)ずつ紙送りする原稿送
り部である。( ラインセンサ32とカラーフィルタ41の関係を第4図
に示す。
CCDラインセンサ32の原稿1行分の幅を有するイメ
ージセンサアレイ列32&の上面にカラーフィルタ41
が一定の距glL毎に本実施例ではイエロー色区間Y、
マゼンタ色区間M、シアン色区間Cが交互に配列されて
おり、それぞれこの色区間内の各々の中央部分に対応す
る位置を占めるイメージセンサアレイ列32上の距離文
なる部分(39a)を、木実施例読取装置より読取り画
像情報を受は取り処理する情報出力装置50での実際の
情報処理有効領域(以下処理領域と称す)とし、カラー
フィルタ41の色区開帳に誤差があっても読取り有効領
域においては全域で所ψの色区間となる様にする。なお
、ここで距離りと距離文の関係は3L=41となってい
る。
次に本実施例の読取原稿のラインセンサ32の1行分の
読取り制御を、第5図を参照して説明する。
第5図はカラーフィルタ41の各色区間Y。
M、Cとラインセンサ32の処理領域Nx。
N2 、・・・の同時的走行における両者の位置関係を
対比して示している。
例えば、先ず、第5図(A)に示されるような位置関係
にて静1トしている処理領域N1.N2 。
・・・、Nsとフィルタ色区間Y、M、Cに関して。
i1回の読取り走査が行なわれると、各フィルタ色区間
に対応した色情報が読み込まれ、ラインバッファ36の
1ライン分の記憶領域に記憶される。いま、処理領域N
5とフィルタ色区間Mの関係に着目して両者の走行動作
を追って見ると、上述の第1回の読取り走査に続く第2
回の読取走査では、該処理領域N5とフィルタ色区間M
は第5図(B)に示されるように共に距離見だけ左方に
走行し、両者の相対関係は色区間の境界線に変動かない
限り、そのまま維持される。そしてここで読取られた各
フィルタ色区間毎に区切られた各色別読取り画像情報は
ラインパンツ736の次の1ライン分の記憶領域に記憶
される。
以下同様にしてvk続の第3回、第4回の読取り走査に
おいても、制御部31は第5図(C)及び第5図(D)
に示されるように、フィルタ駆動部40を各処理領域と
各フィルタ色区間の相対関係を維持したまま、順次に距
Jl1文づつ左方に走行する様に制御し、カラーフィル
タ41を左方に文だけ移動させ、各フィルタ色区間に対
応した色情報がラインバッファ36内に順次格納される
一方、上記第1回〜第4回の読取り走査が行なわれる過
程において、例えば、第1回の読取り走査時点にて処理
領域N5によってフィルタ色区間Mからマゼンタ色の画
像情報が読取られた原稿面の処理領域の状況を追って見
ると、続く第2回の読取り走査では、第5図(B)に示
される様に処理領域N6の一部においてフィルタ色区間
Cによりシアン色の画像情報が読取られることになる。
そして後続する第3回の読取り走査では第5図(C)に
示される様に第2回の読取り走査で処理領域N6に含ま
れなかったフィルタ色区間Cによるシアン色の画像情報
が読取られると同時に、処理領域N7の一部においてフ
ィルタ色区間Yによりイエロー色の画像情報が読取られ
る。更に続く第4回の読取り走査では第5図(D)に示
されるように処理領域N7の残りのイエロー色情報が読
込まれることになる。
以上の処理によりフィルタ色区間のM、C,Yの3色の
色区間に対する読取りが終了し、各フィルタ色区間と処
理領域との関係は第1回目の読取走査開始前の状態に戻
ることになる。
即ち、上記実施例では4回の読取り走査で原稿面1行分
の全ての色別情報が読取られる。
第4回の読取り走査終了後制御部31は、フィルタ駆動
部40に指示し、今ま1でのカラーフィルタ41の移動
分である距111i4文だけ右方に移動させ、カラーフ
ィルタ41を再び第5図(A)に示す位置まで戻す。
そしてこの間に原稿送り部43により原稿が1ピッチ分
だけ上方(又は下方)に送られ、次の行の色別情報の読
取りが行なわれる。
ここで4回の読取り走査が行なわれ、原稿面の1行分の
各色情報が読取られると、この読取り情報は次の行の読
取り処理開始前に情報出力装置50に送られる。これは
ラインバッファ36の色別データを4ライン分読出し、
読出した色情報を基に色選択回路37で情報出力装置5
0での記録色に合わせた色情報に順次変換するためであ
る。
まず、第5図(A)に示す第1回の読取り走査で読取ら
れた1547分の各色情報の混在する記憶データを変換
し、変換された情報は圧縮部38で適時圧縮処理され、
送出部39より情報出力装置50に送出され、情報出力
装置50にて受信される。モして1ライン分のデータを
送り終ると続いて第2回の読取り走査で読取られた1ラ
イン分の記憶データが同様にして色変換され、送出部3
9より送出される。この様にして順次4回の読取り走査
で読取られた4ライン分のデータを情報出力装2t50
に送り、全てのデータが送り終った時点で次の行の原稿
面の読取り走査を開始する。
情報出力装H50ではこのデータを受信し、1回目の受
信データより記録データを受信する度毎に順次記録して
いく。
この情報出力装置50としてサーマルカラープリンタを
用いた場合におけるプリント処理を以下に説明する。
第6図はサーマルカラープリンタのブロック図であり、
図中2は第1図に示した発熱ヘッド2と同様の発熱ヘッ
ド、51は全体の制御を司どるプリンタ制御部、52は
第3図に示す画像情報入力装置より送出される画像情報
を受信する受信部、53は受信画像データが圧縮処理さ
れている場合に伸長処理し原画像データに復現する伸長
部、54は感熱性インクリボン6を駆動するリボン駆動
部、55は記録紙を1行分の記録終了毎に1ピッチ分(
1画素分)紙送りする記録紙搬送部、56はモード制御
部57の指定モードに従い発熱ヘッド2の発熱領域を制
御する発熱領域制御部であり、発熱ヘッド2の1回の発
熱可能容量分(1行分)の記録情報保持部を含む発熱ヘ
ッド駆動部56aを含む、また57はモード制御部であ
り、発熱領域制御部56に対して画像情報入力装置のカ
ラーフィルタ41の移動に対応した記録モードを出力す
る。
またプリンタ制御部51には画像情報入力装置より、画
像データの送出タイミングを示すクロック信号60及び
カラーフィルタ41の移動量・を示すフィルタ駆動信号
61が送られてくる。プリンタ制御部51ではこの信号
61により指示された移動量だけ感熱性インクリボン6
及び発熱領域を移動させればよい。
このカラープリンタの1列分の記録処理を第7図及び第
8図を参照して説明する。
感熱性インクリボン6は3色の色区間を有しており、各
色区間のインク塗布幅は一定である。
第7図において、感熱性インクリボン6面上は、該リボ
ン6の走−行線rに沿ってカラーフィルタ41の色区開
帳と同一の一定距iWL毎に区切られた色区間Y 、M
、Cが順次に、かつ、繰り返すように配列されており、
格別の色区間Y、M、Cは、発熱体群1からの熱に反応
して該区間に固有の色の絵素を記録紙3の記録面上に記
録表示(転写)する、3色の場合1色区間Y、M、Cの
各々にはそれぞれ、イエローインク、マゼンタインク及
びシアンインクが含浸されている。
このようなカラープリンタにおいては、画像情報を記録
紙に記録する場合等に、発熱体群l中の各櫛歯に対応す
るそれぞれの発熱体は、各色毎の記録データに対応して
選択され発熱される。インクリボンの例えばYのみを転
写する時には、インクリボンのYの塗布されている区間
に位置する発熱ヘッドの発熱体を複数同時に発熱させ、
Yを転写し、その後インクリボンのYの塗布区間を先に
記録したYの区間に隣接した位置に移動させ、移動した
インクリボンのYの塗布区間の発熱ヘッドの発熱体を発
熱させ、Yを転写している。
記録操作に際しては、感熱性インクリボン6を靜11−
させた状態で、記録線Rを形成する発熱体群1の各発熱
体を、感熱性インクリボン6の各色区間Y 、M、Cの
各々の中央部分にそれぞれ対応する位置を占める画像情
報入力装置における処理領域幅文と同一の記録線R上の
距m見なる線分状の発熱領域Nl 、N2 、N3 、
・・・に区切って発熱可能に制御する。
すなわち、処理領域と同一の距離文を有する発熱領域N
l、N2.・・・、N7に関しては、該領域中の発熱体
の各々に供給される色毎の格別の記録情報信号Sl及び
発熱制御信号によって発熱状態となったり、非発熱状態
となったりするが、これにひきかえ、発熱領域に隣接す
る2つの領域の間に設けられた距離Δ見なるクリアラン
ス領域(n′x+n2)、 (n′2+n3)、・・・
に関しては、記録情報信号S!、及び発熱制御信号に関
わりなく非発熱状態に留る。その結果、隣接する色区間
の各境界線は、クリアランス領域(n′1+12)、(
H′2 +n3) 、 ゛・・ の中央部分を分断する
ように位置することとなり、距離立の発熱領域(例えば
、1つの発熱領域N2)がその前端部に距離Δ交/2の
前端部クリアランス領域(例えば、領域n2)を、そし
てその後端部に同じく距離Δl/2の後端部クリアラン
ス領域(例えば、領域n′2) を伴って対応する距離
りの色区間(例えば色区間M)内に完全に包含される。
このため、各色毎の記録データをインクリボンの色区間
位置に対応させて発熱ヘッド駆動手段に与え、インクリ
ボンを移動させる毎に各色毎の記録データを再構成して
発熱ヘッド駆動部56aに与えなければならないことに
なるが、本実施例の画像情報入力装置よりはインクリボ
ンの色区間位置に対応させた記録情報が送られてくるた
め、最初にインクリボンの色区間位置とカラーフィルタ
の色区間位置を対応させておくことにより、この情報を
単に受信部で受信し、受信情報が圧縮処理されていれば
伸長部53で伸長処理し、順次発熱領域制御部56内の
発熱ヘッド駆動部56aに与えればよい。
感熱性インクリボン6の各色区間Y、M、Cと発熱領域
Nl、N2.・・・ ・・・の同時的走行における両者
の位置関係を対比して示す説明図が第8図である。
例えば、先ず、第8図(A)に示されるような位置関係
にて静止している発熱領域N、、N2 。
・・・ ・・・N5と色区間Y 、M、C・・・ ・・
・に関して、第1回の発熱走査が行なわれると、各色区
間は、発熱領域に対応する中央部分のみにおいて、各色
区間に固有の色の絵素が転写可能となる。
このとき距離Δ立のクリアンランス領域を色区間の境界
線が分断している限り、一つの発熱領域がそれに対応す
る一つの色区間を越えて隣接する他の色区間をも加熱し
、不所望の色の絵素を転写することはない。
いま、発熱領域N5と色区間Mの関係に着目して両者の
走行動作を追って見ると、上述の第1回の発熱走査に続
く第2回の発熱走査では、該発熱領域N5と該色区間M
は第8図(B)に示されるように共に距離文だけ左方に
走行し、両者の相対関係は色区間の境界線に変動がない
限り、そのまま維持される。
以下同様にして後続の第3回、第4回の発熱走査でも、
第8図(C)及び第8図CD)に示されるように、各発
熱領域と各色区間の相対関係が維持されたまま順次に距
離見づつ左方に走行する。
一方、上記第1回〜第4回の発熱走査が行なわれる過程
において、例えば、第1回の発熱走査時点にて発熱領域
N5によって色区間Mからマゼンタの絵素が転写された
記録面上の箇所の状況を追って見ると、続く第2回の発
熱走査では、第8図(B)に示されるように4発熱領域
N6によって色区間Cからのシアンの絵素が転写され、
後続する第3回の発熱走査では、第8図(C)に示され
るように、発熱領域N6及びNフによって色区゛間C及
びYからシアンとイエローの絵素が転写され、更に後続
の第4回の発熱走査では第8図(D)に示されるように
、発熱領域N7qよって色区間Yからイエローの絵素が
転写される。
そして、これに続く第5回の発熱走査時の各発熱領域と
各色区間との相対関係は第8図(E)のようになり、第
8図(A)に示される第1回の発熱走査時のそれに一致
する。
すなわち、上記実施例では、4回の発熱走査が1サイク
ルの転写動作を構成し、この間に、第8図にてX軸方向
に延びる記録線Rの全域に対応する記録紙3の記録面上
には、3s1類の色区間M。
C,Yから三色の絵素が転写可能なものである。
付言すれば、1サイクルの転写動作を構成する発熱走査
の回数には別設の制約はない。
そして、上記実施例では、lサイクルの最後の発熱走査
、すなわち、第4回の発熱走査の終了時点で記録紙3を
上方(下方でもよい)に1ピツチだけ送ってから1次の
一行分の記録情報を受信し、後続の1サイクルの最初の
発熱走査としての第5回の発熱走査を行なう。
以との説明では画像情報入力装置と画像情報出力装置が
遠隔地に設置されている場合を例として説明したが、こ
れらの両?tRを同−筺体内に組込むことにより、カラ
ー複写1&能を持たすことがでSる。この場合には圧縮
部38、送出部39、受信部52、伸長部53を介さず
、色選択回路37の出力を直接発熱領域制御部56に入
力すればよい。
この場合においても装置に圧縮部38.送出部39、受
信部52.伸長部53を備え、他の画像情報入力装置又
は他の画像情報出力装置との間で例えばファクシミリ通
信の如きデータ通信を行なうこともでさる。
また以上の説明ではカラーフィルタ41としてイエロー
、マゼンタ、シアンの3色を配列した例を説明したがこ
れに限るものではなく、赤(R)、青(B)、緑(G)
の3色の色フィルタ ゛を用いても、また白(W)、シ
アン(C)、イエロー(Y)の3色の色フィルタを用い
てもよい。
この場合における色選択回路37の色選択の例を第9図
に示す。
ここで画像情報の読取りは加法混色であり・、出力装置
よりのプリントは減法混色となり、両者間で色変換を行
なう必要がある。このため原稿面の各色に対してカラー
フィルタが本実施例の如くイエロー(Y)、マゼンタ(
M)、シアン(C)の場合の読取り入力を91に、カラ
ーフィルタが赤(R)、青(B)、緑(G)の場合の読
取り入力を92に、カラーフィルターが白(W)、シア
ン(C)、イエロー(Y)の場合の読取り入力を93に
示す、そして各読取入力に対する出力装置への出力を9
4に示す、出力?を置へはイエロー(Y)、マゼンタ(
M)、シアン(C)の3色の減法混色により出力される
以上説明した様に本実施例によれば画像情報入力装置の
原稿読取りのためのラインイメージセンサ読取り面に画
像情報出力装置の印刷出力部のカラーインクリボンの記
録絵素の配列及び絵素間隔(色区間)に対応した色の配
列及び配色間隔(色区間)を有するカラーフィルタを配
置し、印刷部における印刷出力時のインクリボンの移動
量と画像情報読取り時のカラーフィルタの移動量を同一
とすることにより、両装置間での色区間に対応した色の
選択を行なう必要がなくなり、非常に処理の容易な画像
情報処理システムが構築できる。
またこれら両装置を同一筐体内に配置し、第3図に示す
画像情報入力装置の色選択回路37の出力を直接第6図
に示す画像情報出力装置の発熱領域制御flil156
に入力することにより非常に簡単な構成でフルカラーの
複写装置とすることができ。
かつ出力部のイン“クリポン6の駆動量とカラーフィル
タ41の駆動量を同一とすることにより、またインクリ
ボン6とカラーフィルタ41の色区開帳を同一とするこ
とによりあらゆる仕様に対して容易に対処することかで
さる。
また本実施例の入出力装置のカラーフィルタ配色及びイ
ンクリボンの配色は上記例に限定されるものではなく両
者間で色変換が可能なものであれば他の配色にしてもま
た3色以上の色を含んでもよいことはもちろんである。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、画像情報を読取る読
取り手段と、読取り情報を出力する出力手段の記録フォ
ーマットを互いに一致させ、又、簡単な構造でカラー画
像の読取り、及びカラー画像の記録が行える効率のよい
画像情報処理方法及び画像情報処理システムが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像情報出力装置の構成図。 第2図は画像情報出力装置のカラーインクリボンと記録
ヘッドとの関係を示す記$1部要部詳細図、 第3図は本発明に係る一実施例の画像情報入力装置のブ
ロック図、 第4図は本実施例のラインイメージセンサとカラーフィ
ルタと・の関係を示す図、 第5図(A)〜(D)は本実施例の原稿1行分の読取り
制御を示す図、 第6図は本発明に係る一本実施例の画像情報出力装置の
ブロック図。 第7図は本実施例の画像情報出力装置のインクリボンと
発熱ヘッドと発熱領域との関、係を示す図。 第8図(A)〜(E)は本実施例の画像情報出力装置の
記録制御を示す図。 第9図は本実施例の画像情報入力装置より、の読取り色
情報の画像情報出力装置への出力色情報への変換例を示
す図である。 図中、2・・・発熱ヘッド、3・・・記録紙、6・・・
感熱性インクリボン、31・・・制御部、32・・・ラ
インセンサ、36・・・ラインバッファ、37・・・色
選択回路、40・・・フィルタ駆動部、41・・・カラ
ーフィルタ、42・・・原稿照射部、51・・・プリン
タ制御部、54・・・リボン駆動部、56・・・発熱領
域制御部である。 手続補正書(方式) 昭和60年 4月 9日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定距離にわたり少なくとも2種の特定の色情報
    のみを通過させる複数の区間が順次繰り返し配列された
    カラーフィルタを通して原稿面の1行分の画像情報を読
    取る読取工程と、該読取工程に引き続き前記カラーフィ
    ルタを最大前記一定距離だけ原稿の行方向の一定方向に
    移動させる第1の移動工程とを少なくとも前記カラーフ
    ィルタの色種数分繰り返し実行する画像読取処理と、前
    記読取工程で読取つた画像情報に従い前記カラーフィル
    タと同じ一定距離にわたり少なくとも2種の特定の色の
    絵素を含む複数の区間が順次繰り返し配列されたインク
    リボンを介して記録面に記録する記録工程と、該記録工
    程に引き続き前記インクリボンを前記第1の移動工程と
    同じ方向に一定距離移動させる第2の移動工程とを前記
    画像読取処理と同数回繰り返し実行する画像情報出力処
    理とを行なうことを特徴とする画像情報処理方法。
  2. (2)1回の画像読取処理終了時にカラーフィルタを第
    1の移動工程で移動させた距離だけ逆方向に移動させる
    工程を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の画像情報処理方法。
  3. (3)読取り原稿面の1行毎に画像情報を読取る読取手
    段と、該読取手段と前記原稿面間に介在し該原稿面一行
    間の一定距離にわたり少なくとも2種の特定の色情報の
    みを通過させる複数の色区間が順次繰り返し配列された
    カラーフィルタと、該カラーフィルタを前記原稿面の行
    方向に移動させるフィルタ移動手段と、前記カラーフィ
    ルタと同一距離にわたり少なくとも2種の特定の色の絵
    素を含む複数の色区間が順次繰り返し配列されたインク
    リボンと、該インクリボン上の絵素を前記読取手段読取
    情報に従い記録媒体上に転写する記録手段と、前記イン
    クリボンを前記記録媒体の行方向に前記フィルタ移動手
    段によるフィルタ移動距離だけ移動させるリボン移動手
    段とを備え、前記カラーフィルタを通して前記読取手段
    にて前記原稿面より読取つた画像情報に対応した画像情
    報を前記インクリボンを介して前記記録手段により前記
    記録媒体に記録することを特徴とする画像情報処理シス
    テム。
  4. (4)読取手段での読取つた加法混合による色情報を記
    録手段で記録すべき減法混色による色情報に変換する変
    換手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の画像情報処理システム。
  5. (5)移動手段は原稿1行分の全画像情報読取り終了後
    、カラーフィルタを読取り時の移動方向と逆方向に読取
    り時に移動させた量だけ移動させることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の画像情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182954A (ja) * 1982-04-20 1983-10-26 Canon Inc 画像読取り、記録方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182954A (ja) * 1982-04-20 1983-10-26 Canon Inc 画像読取り、記録方法

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