JPS61138889A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JPS61138889A JPS61138889A JP26113484A JP26113484A JPS61138889A JP S61138889 A JPS61138889 A JP S61138889A JP 26113484 A JP26113484 A JP 26113484A JP 26113484 A JP26113484 A JP 26113484A JP S61138889 A JPS61138889 A JP S61138889A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- compressor
- compression mechanism
- vibration
- noise
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、密閉型電動圧縮機の騒音の低減手法に関する
ものである。
ものである。
従来例の構成とその問題点
従来、この種の圧縮機の溝造は、第１図ａ、ｂ、Ｃの９
口く、密閉容器１に対して、圧縮機構部２の構成部品で
あるシリンダ３は、溶接部４及び吸入孔１０付近を除き
、大きく切欠いた形状もしくは、第２図の如く一部を切
欠いた形状のものが多かつた。
口く、密閉容器１に対して、圧縮機構部２の構成部品で
あるシリンダ３は、溶接部４及び吸入孔１０付近を除き
、大きく切欠いた形状もしくは、第２図の如く一部を切
欠いた形状のものが多かつた。
そのためにシリンダ３は十分に高い剛性が得られず、前
記圧縮機構部２の振動が増幅されて密閉容器１に伝播す
るか、又は第２図の如くシリンダ３の剛性が高いもので
も、前記シリン゛ダ３と密閉容器１が全周に亘って完全
に当接しないため、大きな騒音を発生していた。
記圧縮機構部２の振動が増幅されて密閉容器１に伝播す
るか、又は第２図の如くシリンダ３の剛性が高いもので
も、前記シリン゛ダ３と密閉容器１が全周に亘って完全
に当接しないため、大きな騒音を発生していた。
発明の目的
本発明は、従来例で見られた欠点を解消した低騒音の密
閉型電動圧縮機の購造を提供するものである。
閉型電動圧縮機の購造を提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、シリンダの外周形
状を、密閉容器の内周面全周にわたって当接する円板形
状としたものである。
状を、密閉容器の内周面全周にわたって当接する円板形
状としたものである。
この構成によりシリンダの剛性が増し、圧縮機構部から
の振動の伝播が緩和されるものである。
の振動の伝播が緩和されるものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第３図を参考に説明する。
同図において、１は密閉型電動圧縮機の密閉容器で圧縮
機構部２の構成部品であるシリンダ３は、円板型形状で
しかも一部にハニカム構造部３ａを具備し、前記密閉容
器１に対して全周で当接する如く配設され、溶接部４で
溶接固定されている。
機構部２の構成部品であるシリンダ３は、円板型形状で
しかも一部にハニカム構造部３ａを具備し、前記密閉容
器１に対して全周で当接する如く配設され、溶接部４で
溶接固定されている。
又、前記シリンダ３には、周知の如く、吸入口１１ｂ、
回転自在に嵌合されたピストン５、クランク軸６、前記
シリンダａの端面を閉塞する如く設けられた上部軸受端
板７、下部軸受端板８、及びシリンダ３の中を吸入口１
ｂと連通している吸入側空間９ａと、吐出口１０と連通
している圧縮側空間９ｂとに仕切る仕切板１１がシリン
ダに設け′られた溝内にスライド自在に設けられている
。さらに前記下部軸受端板８には、前記吐出口１０、吐
出弁（図示せず）、ストッパー（図示せず）、及び吐出
マフラー１２が配設されている。
回転自在に嵌合されたピストン５、クランク軸６、前記
シリンダａの端面を閉塞する如く設けられた上部軸受端
板７、下部軸受端板８、及びシリンダ３の中を吸入口１
ｂと連通している吸入側空間９ａと、吐出口１０と連通
している圧縮側空間９ｂとに仕切る仕切板１１がシリン
ダに設け′られた溝内にスライド自在に設けられている
。さらに前記下部軸受端板８には、前記吐出口１０、吐
出弁（図示せず）、ストッパー（図示せず）、及び吐出
マフラー１２が配設されている。
上記構成において、電動機１３が駆動されると、ピスト
ン５の転勤に従って、周知の構造からなる冷凍サイクル
中の冷媒が吸入管１ａから吸入されシリンダ３の吸入側
空間９ａに流入し、工程の進行に従って、圧縮側空間９
ｂで圧縮され、下部軸受端板に設けられた吐出口１ｏ、
を通り、吐出弁（図示せず）を押し上げて、吐出マフラ
ー１２の中の空間に放出され、さらに、上部軸受端板７
、下部軸受端板８及びシリンダ３に設けられた吐出ガヌ
通路１４を通って密閉容器１内に吐出され、吐出管１ｃ
より再び冷凍サイクル中に吐出される。
ン５の転勤に従って、周知の構造からなる冷凍サイクル
中の冷媒が吸入管１ａから吸入されシリンダ３の吸入側
空間９ａに流入し、工程の進行に従って、圧縮側空間９
ｂで圧縮され、下部軸受端板に設けられた吐出口１ｏ、
を通り、吐出弁（図示せず）を押し上げて、吐出マフラ
ー１２の中の空間に放出され、さらに、上部軸受端板７
、下部軸受端板８及びシリンダ３に設けられた吐出ガヌ
通路１４を通って密閉容器１内に吐出され、吐出管１ｃ
より再び冷凍サイクル中に吐出される。
ここで従来は、前記シリンダ３内の吸入側空間９ａ、及
び、圧縮側空間９ｂで発生するガス圧力脈動による力、
及び前記クランク軸６の振動による力が圧縮機構部２に
作用し、溶接部４を介して密閉容器１に伝播して、密閉
容器１の振動を励起し、大きな騒音を発生していた。
び、圧縮側空間９ｂで発生するガス圧力脈動による力、
及び前記クランク軸６の振動による力が圧縮機構部２に
作用し、溶接部４を介して密閉容器１に伝播して、密閉
容器１の振動を励起し、大きな騒音を発生していた。
しかしながら本実施例では、前記シリンダ３の形状を完
全な円板形状とし、しかも一部がハニカム構造となって
おり、さらに密閉容器ＩＫ対して全周で当接するごとく
溶接固定されているため、圧縮機構部に前記のような力
が作用しても、シリンダの剛性が高いためシリンダａ自
体の変形も小さく、さらに、溶接部４を介して密閉容器
１に振動が伝播する際に、前記シリンダ３が密閉容器１
に対し全周で当接しているため、当接している部分の剛
性も非常に大きくなり、結果的に密閉容器１の振動も低
くなって、騒音も非常に低減でき得る構造となっている
。
全な円板形状とし、しかも一部がハニカム構造となって
おり、さらに密閉容器ＩＫ対して全周で当接するごとく
溶接固定されているため、圧縮機構部に前記のような力
が作用しても、シリンダの剛性が高いためシリンダａ自
体の変形も小さく、さらに、溶接部４を介して密閉容器
１に振動が伝播する際に、前記シリンダ３が密閉容器１
に対し全周で当接しているため、当接している部分の剛
性も非常に大きくなり、結果的に密閉容器１の振動も低
くなって、騒音も非常に低減でき得る構造となっている
。
次に上記構成からなる圧縮機と従来の圧縮機のシリンダ
から密閉容器までの振動伝達特性、及び騒音特性につい
て説明する。
から密閉容器までの振動伝達特性、及び騒音特性につい
て説明する。
出力５５０Ｗの圧縮機において本実施例の構成を具備し
た圧縮機のシリンダと密閉容器間の振動伝達特性を第４
図に、騒音特性を第５図に、又、従来構造の圧縮機のシ
リンダと密閉容器間の振動伝達特性を第６図に、騒音特
性を第７図にそれぞれ示す。
た圧縮機のシリンダと密閉容器間の振動伝達特性を第４
図に、騒音特性を第５図に、又、従来構造の圧縮機のシ
リンダと密閉容器間の振動伝達特性を第６図に、騒音特
性を第７図にそれぞれ示す。
第５図、第７図に示した騒音特性は、各圧縮機を吐出圧
力Ｐｄ ＝ ２１．１５ ｋｇ／ ａｍ２、吸入圧力Ｐ
ｓ ＝ ５．３ ｋｇ ／ ａｍ２吸入温度Ｔｓ＝１８
℃、過冷却温度５ｃ＝５℃で圧縮機の回転数は３４ｏ。
力Ｐｄ ＝ ２１．１５ ｋｇ／ ａｍ２、吸入圧力Ｐ
ｓ ＝ ５．３ ｋｇ ／ ａｍ２吸入温度Ｔｓ＝１８
℃、過冷却温度５ｃ＝５℃で圧縮機の回転数は３４ｏ。
ｒ 赳１ｍで運転した結果である。
その結果、本実施例の構成を具備した圧縮機は従来の圧
縮機と比較して、シリンダと密閉容器間の振動伝達特性
が２０００Ｈｚ以上で大きく改善されており、それにと
もなって、２０００Ｈｚ以上の騒音の低減化が図れた。
縮機と比較して、シリンダと密閉容器間の振動伝達特性
が２０００Ｈｚ以上で大きく改善されており、それにと
もなって、２０００Ｈｚ以上の騒音の低減化が図れた。
ここで、上記構成からなる圧縮機において、前記密閉容
器１の内径とシリンダ３の外径の差が、０．３ｍｍ以上
ある場合には、前記シリンダ３が前記密閉容器１に溶接
固定される時、前記シリンダ３の外周面が全周に亘って
前記密閉容器１と、当接しなくなるため、溶接部４付近
の密閉容器の剛性が高くならず、第８図に示す如く、そ
の騒音特性も悪化することが確認された。第９図にシリ
ンダ３の溶接固定前の密閉容器１の内径とシリンダ３の
外径の寸法差と圧縮機の騒音低減値の関係を示した。
器１の内径とシリンダ３の外径の差が、０．３ｍｍ以上
ある場合には、前記シリンダ３が前記密閉容器１に溶接
固定される時、前記シリンダ３の外周面が全周に亘って
前記密閉容器１と、当接しなくなるため、溶接部４付近
の密閉容器の剛性が高くならず、第８図に示す如く、そ
の騒音特性も悪化することが確認された。第９図にシリ
ンダ３の溶接固定前の密閉容器１の内径とシリンダ３の
外径の寸法差と圧縮機の騒音低減値の関係を示した。
発明の効果
上記実施例より明らかなように、本発明の密閉型電動圧
縮機は、シリンダ形状を密閉容器に対し全周で当接する
如く、円板形状とし、シリンダの剛性を増したもので、
圧縮機の性能を損うことなく極めて大きな騒音低減溪効
果が得られる等種々の利点を有するものである。
縮機は、シリンダ形状を密閉容器に対し全周で当接する
如く、円板形状とし、シリンダの剛性を増したもので、
圧縮機の性能を損うことなく極めて大きな騒音低減溪効
果が得られる等種々の利点を有するものである。
第１図ａは従来の密閉型圧縮機の一部切欠き側断面図、
第１図すは同圧縮機の横断面図、第１図Ｃは同圧縮機に
おける圧縮機溝部分の解除斜視図、第２図は他の従来例
の圧縮機における圧縮機構部の分解斜視図、第３図ａは
本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の一部切欠
き断面図、第３図すは同圧縮機の横断面図、第３図Ｃは
同圧縮機における圧縮機構部の分解斜視図、第４図は同
圧縮機のシリンダと密閉容器間の振動伝達特性図、第５
図は同圧縮機の騒音分析図、第６図は従来の圧縮機のシ
リンダと密閉容器間の振動伝達特性図、第７図は同圧縮
機の騒音分析図、第８図は本発明の実施例において、シ
リンダ溶接固定前の密閉容器の内径とシリンダ外径の寸
法差が０．３ｍｍの時の騒音分析図、第９図は同寸法差
と圧縮機の騒音低減値の関係を示す説明図である。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・圧縮機構部、
３・・・・・・シリンダ、３＆・・・・・・ハニカム購
造部、４・・・・・・溶接部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 （ｄ） 第１図 （Ｃ） 第２図 第 ３ 図 第３図 （Ｃ） 第４図 ｃＨ７ 第５図 Ｊ（１／ｆ／リビＶσｊθｌ’１０１２６ａｌｊＪ（２
１１０ＩＩ（１１０１ａ９ＤｌｊＬＪＡ５ＬＺＩＡｌ 第６図 ／ ２Ｊｄ６６７８りｌσＨｚ 第７図 第 ８ 図 ｌ 第 ９ 図 ／Ｆｌｆｆ
第１図すは同圧縮機の横断面図、第１図Ｃは同圧縮機に
おける圧縮機溝部分の解除斜視図、第２図は他の従来例
の圧縮機における圧縮機構部の分解斜視図、第３図ａは
本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の一部切欠
き断面図、第３図すは同圧縮機の横断面図、第３図Ｃは
同圧縮機における圧縮機構部の分解斜視図、第４図は同
圧縮機のシリンダと密閉容器間の振動伝達特性図、第５
図は同圧縮機の騒音分析図、第６図は従来の圧縮機のシ
リンダと密閉容器間の振動伝達特性図、第７図は同圧縮
機の騒音分析図、第８図は本発明の実施例において、シ
リンダ溶接固定前の密閉容器の内径とシリンダ外径の寸
法差が０．３ｍｍの時の騒音分析図、第９図は同寸法差
と圧縮機の騒音低減値の関係を示す説明図である。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・圧縮機構部、
３・・・・・・シリンダ、３＆・・・・・・ハニカム購
造部、４・・・・・・溶接部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 （ｄ） 第１図 （Ｃ） 第２図 第 ３ 図 第３図 （Ｃ） 第４図 ｃＨ７ 第５図 Ｊ（１／ｆ／リビＶσｊθｌ’１０１２６ａｌｊＪ（２
１１０ＩＩ（１１０１ａ９ＤｌｊＬＪＡ５ＬＺＩＡｌ 第６図 ／ ２Ｊｄ６６７８りｌσＨｚ 第７図 第 ８ 図 ｌ 第 ９ 図 ／Ｆｌｆｆ
Claims (2)
- （１）電動機とこの電動機によって駆動される圧縮機構
部を密閉容器の内部に配設し、前記圧縮機構部のシリン
ダの外周形状を前記密閉容器に全周で当接する如く円板
形状とした密閉型電動圧縮機。 - （２）シリンダに、ハニカム構造部を設けた特許請求の
範囲第１項に記載の密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26113484A JPS61138889A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26113484A JPS61138889A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61138889A true JPS61138889A (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=17357562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26113484A Pending JPS61138889A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61138889A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2686392C1 (ru) * | 2018-08-09 | 2019-04-25 | Акционерное общество "Промышленная группа "Метран" | Устройство для задания пульсирующего давления |
| AU2017375095B2 (en) * | 2016-12-13 | 2020-09-10 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor including compression mechanism fixed to casing |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP26113484A patent/JPS61138889A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2017375095B2 (en) * | 2016-12-13 | 2020-09-10 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor including compression mechanism fixed to casing |
| RU2686392C1 (ru) * | 2018-08-09 | 2019-04-25 | Акционерное общество "Промышленная группа "Метран" | Устройство для задания пульсирующего давления |
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