JPS581680Y2 - ロ−タリコンプレツサ - Google Patents
ロ−タリコンプレツサInfo
- Publication number
- JPS581680Y2 JPS581680Y2 JP1975058664U JP5866475U JPS581680Y2 JP S581680 Y2 JPS581680 Y2 JP S581680Y2 JP 1975058664 U JP1975058664 U JP 1975058664U JP 5866475 U JP5866475 U JP 5866475U JP S581680 Y2 JPS581680 Y2 JP S581680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- valve cover
- bearing
- rotary compressor
- annular plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータリコンプレッサに係り、特に、吐出マフ
ラを構成するバルブカバーの改良に関する。
ラを構成するバルブカバーの改良に関する。
従来、ロータリコンプレッサの吐出マフラを構成するバ
ルブカバー１は、第１図および第２図に示すように、ケ
ーシング２内において、回転軸３を軸支する軸受部４ａ
とシリンダハウジング９と共にシリンダ室９ａを形成す
るフランジ５とから戊り、シリンダハウジング９の端面
９ｂに取付けられた軸受４の前記７ランジ５に直接ボル
ト６゜６・・・・・・により取付けられていた。
ルブカバー１は、第１図および第２図に示すように、ケ
ーシング２内において、回転軸３を軸支する軸受部４ａ
とシリンダハウジング９と共にシリンダ室９ａを形成す
るフランジ５とから戊り、シリンダハウジング９の端面
９ｂに取付けられた軸受４の前記７ランジ５に直接ボル
ト６゜６・・・・・・により取付けられていた。
このバルブカバー１内の吐出マフラ空間内には前記シリ
ンダ室９ａ内で圧縮されたガスがフランジ５に設ケられ
た吐出孔および吐出弁（共に図示せず）を介して吐出さ
れるようになっている。
ンダ室９ａ内で圧縮されたガスがフランジ５に設ケられ
た吐出孔および吐出弁（共に図示せず）を介して吐出さ
れるようになっている。
しかし、このバルブカバー１の容積はフランジ５の外径
により制約を受けるものであり、このフランジ５の外径
と同径のバルブカバー１とすると、特にコンプレッサが
小型化した場合にはフランジ５の外径が小径となるため
にバルブカバー１の径も同時に小径となってバルブカバ
ー１の容積が必然的に小さくならざるを得なかった。
により制約を受けるものであり、このフランジ５の外径
と同径のバルブカバー１とすると、特にコンプレッサが
小型化した場合にはフランジ５の外径が小径となるため
にバルブカバー１の径も同時に小径となってバルブカバ
ー１の容積が必然的に小さくならざるを得なかった。
しかしながら、このようにバルブカバー１の容積が小さ
いと、前記吐出弁の開閉や吐出ガスの流動により生じる
低周波域の騒音が低下しないし、また、吐出抵抗が犬と
なり吐出ガスが過圧縮されることにより性能も低下する
し、さらに、液圧縮時にはきわめて高圧の液がバルブカ
バー１内に吐出されるためにバルブカバー１が破損する
虞れもあるといった種々の欠点を有していた。
いと、前記吐出弁の開閉や吐出ガスの流動により生じる
低周波域の騒音が低下しないし、また、吐出抵抗が犬と
なり吐出ガスが過圧縮されることにより性能も低下する
し、さらに、液圧縮時にはきわめて高圧の液がバルブカ
バー１内に吐出されるためにバルブカバー１が破損する
虞れもあるといった種々の欠点を有していた。
このような欠点を除去するために、軸受４のフランジ５
を大径としてバルブカバー１を大径にすることも考えら
れるが、この場合にはフランジ５が大径となるため製造
単価が高くなるという欠点があった。
を大径としてバルブカバー１を大径にすることも考えら
れるが、この場合にはフランジ５が大径となるため製造
単価が高くなるという欠点があった。
本考案は、前述した従来のものにおける欠点を除去し、
小型のものにおいてもバルブカバーの容積が小さくなら
ないようにし、しかも製造単価が安価なロータリコンプ
レッサを提供することを目的とする。
小型のものにおいてもバルブカバーの容積が小さくなら
ないようにし、しかも製造単価が安価なロータリコンプ
レッサを提供することを目的とする。
以下本考案を第３図、第４図に示す実施例により説明す
る。
る。
なお、前述した従来のものと同一の部材は同一の符号を
もって表示し、その説明は省略する。
もって表示し、その説明は省略する。
回転軸３を軸支する軸受部４ａとシリンダー・ウジング
９と共にシリンダ室９ａを形成するフランジ５とから成
りシリンダハウジング９の端面９ｂに取付けられた軸受
４のフランジ５上には、このフランジ５の外径より大き
な外径を有する環状板７が載置されている。
９と共にシリンダ室９ａを形成するフランジ５とから成
りシリンダハウジング９の端面９ｂに取付けられた軸受
４のフランジ５上には、このフランジ５の外径より大き
な外径を有する環状板７が載置されている。
この環状板７の内径は、前記フランジ５に穿設されシリ
ンダ室９ａで圧縮されたガスを吐出する吐出孔およびこ
の吐出孔を開閉する吐出弁（共に図示せず）を閉鎖しな
い程度のものとされている。
ンダ室９ａで圧縮されたガスを吐出する吐出孔およびこ
の吐出孔を開閉する吐出弁（共に図示せず）を閉鎖しな
い程度のものとされている。
前記環状板Ｔ上にはバルブカバー１人が載置されている
。
。
このバルブカバー１人は中央開口８を有する深皿状とさ
れ、環状板７お上び軸受４のフランジ５を挿通し、シリ
ンダハウジング９に達スるボルト６．６・・・・・・に
より前記環状板および軸受４と共に固定されている。
れ、環状板７お上び軸受４のフランジ５を挿通し、シリ
ンダハウジング９に達スるボルト６．６・・・・・・に
より前記環状板および軸受４と共に固定されている。
本考案に係るロータリコンプレッサは、前述した通り、
回転軸を軸支する軸受部とシリンダハウジングと共にシ
リンダ室を形成するフランジとから成り、シリンダハウ
ジングの端面に取付けられる軸受の前記フランジ上にこ
のフランジの外径より大径の環状板を取付け、この環状
板上に前記フランジより大径て吐出マフラを構成するバ
ルブカバーを取付けたので、小型のコンプレッサにおい
てもバルブカバーの容積を大きくすることができ、した
がって、前記吐出弁の開閉および吐出ガスの流動により
生じる低周波域の騒音を低減することができるし、また
、吐出抵抗が小さくなって吐出ガスの過圧縮も防止でき
性能の向上が図れるし、さらに、液圧縮によるパルプカ
バーの破損も起こりにくくなるし、その他、軸受のフラ
ンジを大径とするものと比較して製造単価も高くならな
いといった優れた実用的な効果を奏するものであり、コ
ンプレッサの小型化に有利である。
回転軸を軸支する軸受部とシリンダハウジングと共にシ
リンダ室を形成するフランジとから成り、シリンダハウ
ジングの端面に取付けられる軸受の前記フランジ上にこ
のフランジの外径より大径の環状板を取付け、この環状
板上に前記フランジより大径て吐出マフラを構成するバ
ルブカバーを取付けたので、小型のコンプレッサにおい
てもバルブカバーの容積を大きくすることができ、した
がって、前記吐出弁の開閉および吐出ガスの流動により
生じる低周波域の騒音を低減することができるし、また
、吐出抵抗が小さくなって吐出ガスの過圧縮も防止でき
性能の向上が図れるし、さらに、液圧縮によるパルプカ
バーの破損も起こりにくくなるし、その他、軸受のフラ
ンジを大径とするものと比較して製造単価も高くならな
いといった優れた実用的な効果を奏するものであり、コ
ンプレッサの小型化に有利である。
第１図は従来のロータリコンプレッサの下部の一部縦断
面図で第２図のＩ−１線に沿う断面図、第２図は第１図
の■−■線に沿う相当部分の断面図、第３図は本考案に
係るロータリコンプレッサの実施例の下部の一部縦断面
図で第４図の■−■線に沿う断面図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ線に沿う相当部分の断面図である。 １．１Ａ・・・バルブカバー、３・・・回転軸、４・・
・軸受、４ａ・・・軸受部、５・・・軸受のフランジ、
６，６・・・ボルト、７・・・環状板、９・・・シリン
ダハウジング、９ａ・・・シリンダ室、９ｂ・・・シリ
ンダハウジングの端面。
面図で第２図のＩ−１線に沿う断面図、第２図は第１図
の■−■線に沿う相当部分の断面図、第３図は本考案に
係るロータリコンプレッサの実施例の下部の一部縦断面
図で第４図の■−■線に沿う断面図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ線に沿う相当部分の断面図である。 １．１Ａ・・・バルブカバー、３・・・回転軸、４・・
・軸受、４ａ・・・軸受部、５・・・軸受のフランジ、
６，６・・・ボルト、７・・・環状板、９・・・シリン
ダハウジング、９ａ・・・シリンダ室、９ｂ・・・シリ
ンダハウジングの端面。
Claims (1)
- 回転軸を軸支する軸受部とシリンダ・・ウジングと共に
シリンダ室を形成する７ランジとから成りシリンダバウ
シングの端面に取付けられる軸受の前記７ランジ上にこ
のフランジの外径より大径の環状板を取付け、この環状
板上に前記フランジより大径で吐出マフラを構成するバ
ルブカバーを取付けてなるロータリコンプレッサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975058664U JPS581680Y2 (ja) | 1975-04-30 | 1975-04-30 | ロ−タリコンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975058664U JPS581680Y2 (ja) | 1975-04-30 | 1975-04-30 | ロ−タリコンプレツサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51137705U JPS51137705U (ja) | 1976-11-06 |
| JPS581680Y2 true JPS581680Y2 (ja) | 1983-01-12 |
Family
ID=28216424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975058664U Expired JPS581680Y2 (ja) | 1975-04-30 | 1975-04-30 | ロ−タリコンプレツサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581680Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4716845U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-27 |
-
1975
- 1975-04-30 JP JP1975058664U patent/JPS581680Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4716845U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51137705U (ja) | 1976-11-06 |
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