JPS5830084Y2 - 密閉形圧縮機の消音装置 - Google Patents
密閉形圧縮機の消音装置Info
- Publication number
- JPS5830084Y2 JPS5830084Y2 JP18328978U JP18328978U JPS5830084Y2 JP S5830084 Y2 JPS5830084 Y2 JP S5830084Y2 JP 18328978 U JP18328978 U JP 18328978U JP 18328978 U JP18328978 U JP 18328978U JP S5830084 Y2 JPS5830084 Y2 JP S5830084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- tail pipe
- silencer
- hermetic compressor
- discharge hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Compressor (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密閉型圧縮機の尾管な有するマフラにおいて、
密閉タンク内に生じる共鳴やマフラ内の共鳴、尾管的共
鳴等による騒音を防止する消音装置に関するものである
。
密閉タンク内に生じる共鳴やマフラ内の共鳴、尾管的共
鳴等による騒音を防止する消音装置に関するものである
。
従来、吐出弁から噴出される圧力脈動を防止するために
マフラを取り付けているが、その効果は不十分でマフラ
を取り付けることによって新たな騒音成分が増加する等
の問題があった。
マフラを取り付けているが、その効果は不十分でマフラ
を取り付けることによって新たな騒音成分が増加する等
の問題があった。
第１図は従来の密閉型圧縮機の断面を示すが、１はタン
ク２の内壁に圧入固定されたステータを示し、これとロ
ータ３に圧入されたシャフト４によって電動機部を形成
する。
ク２の内壁に圧入固定されたステータを示し、これとロ
ータ３に圧入されたシャフト４によって電動機部を形成
する。
又シャフト４の下部には、これと一体運動するピストン
５を収納するシリンダ内室６をシリンダフレーム１、上
軸受８、下軸受９とによって気密に密閉された圧縮機部
が形成されている。
５を収納するシリンダ内室６をシリンダフレーム１、上
軸受８、下軸受９とによって気密に密閉された圧縮機部
が形成されている。
又下軸受９には吐出孔１０と、これと対向して吐出弁１
１及び弁リード押え板（図示せず）が配設され、潤滑油
１２に漬かった下軸受９まわりには尾管１３，１４を有
するマフラ１５が設けられている。
１及び弁リード押え板（図示せず）が配設され、潤滑油
１２に漬かった下軸受９まわりには尾管１３，１４を有
するマフラ１５が設けられている。
このような構成により吸入された冷媒はシリンダ内室６
でピストン５の圧縮作用により圧縮され吐出孔１０から
吐出弁１１を押し開いてマフラ１５内に入り尾管１３゜
１４よりタンク内室１６に噴出されて電動機部の冷媒通
路を径′ｑ土出出管１より密閉タンク２外へ導かれる。
でピストン５の圧縮作用により圧縮され吐出孔１０から
吐出弁１１を押し開いてマフラ１５内に入り尾管１３゜
１４よりタンク内室１６に噴出されて電動機部の冷媒通
路を径′ｑ土出出管１より密閉タンク２外へ導かれる。
この際、吐出弁１１が開いて吐出孔１０より噴出された
圧力脈動は、マフラ内や尾管１３．１４内で生じる共鳴
現象の影響を受けて十分に減衰されずタンク内室１６に
放出され、又タンク内室１６でもタンク内容積や構成等
により複雑な音の伝播の相互作用により共鳴を生じ、こ
れがタンク振動や騒音を増大する問題となっている。
圧力脈動は、マフラ内や尾管１３．１４内で生じる共鳴
現象の影響を受けて十分に減衰されずタンク内室１６に
放出され、又タンク内室１６でもタンク内容積や構成等
により複雑な音の伝播の相互作用により共鳴を生じ、こ
れがタンク振動や騒音を増大する問題となっている。
本考案においては第２図に示すように下軸受９まわりに
配設されたマフラ１５内に生ずる円周方向の１次の共鳴
モード１８の節部、即ち吐出孔１０に対して±９０度付
近に尾管１９，２０を中心軸に対称に対向して設け、第
３図、第４図に示すごとく尾管１９，２０の内径をそれ
ぞれテーパ形状や段付形状等のように変化させた構成と
している。
配設されたマフラ１５内に生ずる円周方向の１次の共鳴
モード１８の節部、即ち吐出孔１０に対して±９０度付
近に尾管１９，２０を中心軸に対称に対向して設け、第
３図、第４図に示すごとく尾管１９，２０の内径をそれ
ぞれテーパ形状や段付形状等のように変化させた構成と
している。
本構成において尾管１９，２０はマフラ中心軸に対称に
一次の共鳴モード１８の節の部分に位置しているためマ
フラ内に生ずる共鳴の奇数次成分はタンク内室には生じ
ず、又第３図に示す尾管のように断面積を軸方向に対し
て徐々に変化させることにより、マフラ内部から音の伝
播方向へ見た放射インピーダンスのマンチングを行い、
音の反射を生じないようにし、尾管１９，２０内の定在
波の発生を防ぎ、又第４図においては軸方向に対して断
面積が異なる直管を複数個設けることにより前記放射イ
ンピーダンスが各々の直管の接続部で異なるようにし、
そこで音の反射を起こし従来の尾管長よりも長さを短く
分割し、尾管１９゜２０に生じる定在波を遮音や減衰し
やすい多くの高い周波数の定在波成分に変換することを
特徴とし、さらには対称に前記尾管１９，２０がタンク
内室に開口されているため相互の位相関係によりタンク
内室１６においても奇数次の共鳴を除去することができ
るものである。
一次の共鳴モード１８の節の部分に位置しているためマ
フラ内に生ずる共鳴の奇数次成分はタンク内室には生じ
ず、又第３図に示す尾管のように断面積を軸方向に対し
て徐々に変化させることにより、マフラ内部から音の伝
播方向へ見た放射インピーダンスのマンチングを行い、
音の反射を生じないようにし、尾管１９，２０内の定在
波の発生を防ぎ、又第４図においては軸方向に対して断
面積が異なる直管を複数個設けることにより前記放射イ
ンピーダンスが各々の直管の接続部で異なるようにし、
そこで音の反射を起こし従来の尾管長よりも長さを短く
分割し、尾管１９゜２０に生じる定在波を遮音や減衰し
やすい多くの高い周波数の定在波成分に変換することを
特徴とし、さらには対称に前記尾管１９，２０がタンク
内室に開口されているため相互の位相関係によりタンク
内室１６においても奇数次の共鳴を除去することができ
るものである。
このように本考案の消音装置においては、中心軸に対称
にマフラ内に生じる円周方向の１次の共鳴モードの節部
、すなわち吐出孔に対し±９０度付近に一対の尾管な対
向して設け、かつ尾管内径をテーパ形状や段付形状特に
変化させることによって、マフラ内の共鳴成分のみなら
ず、尾管内に生じる定在波成分も取り除くことができ、
マフラの減衰効果を大とすることができる実用的効果を
有するものである。
にマフラ内に生じる円周方向の１次の共鳴モードの節部
、すなわち吐出孔に対し±９０度付近に一対の尾管な対
向して設け、かつ尾管内径をテーパ形状や段付形状特に
変化させることによって、マフラ内の共鳴成分のみなら
ず、尾管内に生じる定在波成分も取り除くことができ、
マフラの減衰効果を大とすることができる実用的効果を
有するものである。
第１図は従来の密閉形圧縮機の断面図、第２図は本考案
の一実施例における密閉形圧縮機の消音装置の要部断面
図、第３図および第４図はそれぞれ尾管の拡大断面図で
ある。 １５・・・・・・マフラ、１８・・・・・・共鳴モード
、１９゜２０・・・・・・尾管。
の一実施例における密閉形圧縮機の消音装置の要部断面
図、第３図および第４図はそれぞれ尾管の拡大断面図で
ある。 １５・・・・・・マフラ、１８・・・・・・共鳴モード
、１９゜２０・・・・・・尾管。
Claims (3)
- （１）密閉型圧縮機の圧縮機部を形成する軸受に位置す
る吐出孔を入口孔とし、かつ前記吐出孔を包含し密閉タ
ンクの軸心と中心が一致するマフラな前記軸受に設け、
前記マフラの出口となる尾管なマフラ軸心に対称でかつ
吐出孔を励振源としてマフラ内に生じる円周方向の一次
共鳴周波数の節部に対向して設けると共に前記尾管の内
径を変化させた密閉、形圧縮機の消音装置。 - （２）尾管の内壁はテーパ形状にした実用新案登録請求
の範囲第１項記載の密閉形圧縮機の消音装置。 - （３）複数の異なる内径を有する直管からなる尾管な設
けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の密閉形圧縮機
の消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18328978U JPS5830084Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | 密閉形圧縮機の消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18328978U JPS5830084Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | 密閉形圧縮機の消音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5594415U JPS5594415U (ja) | 1980-06-30 |
| JPS5830084Y2 true JPS5830084Y2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=29194953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18328978U Expired JPS5830084Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | 密閉形圧縮機の消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830084Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100621380B1 (ko) | 2005-01-31 | 2006-09-14 | 엘지전자 주식회사 | 밀폐형 압축기의 흡입소음기 |
-
1978
- 1978-12-25 JP JP18328978U patent/JPS5830084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5594415U (ja) | 1980-06-30 |
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