JP4735718B2 - 冷媒圧縮機 - Google Patents

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    • F01N1/00Silencing apparatus characterised by method of silencing

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる冷媒圧縮機に関する。
従来、この種の冷媒圧縮機としては、密閉容器内に開口されて冷媒ガスを吸入する吸入マフラに共鳴室を備えて特定の周波数の音を低減したものがある。例えば、これらの技術内容は、特開平10−184542号公報に開示されている。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷媒圧縮機を説明する。
図8は、従来の冷媒圧縮機の全体構造を示す一部切断斜視図である。 図9は従来の冷媒圧縮機の圧縮要素の一部と吸入マフラの一部切断斜視図である。図8および図9において、潤滑油(図示せず)を貯留する密閉容器1内には、電動要素3と圧縮要素5とをクランクピン7に一体成形されたクランク軸(図示せず)を支持する為の軸受(図示せず)を有するフレーム9の上下に配置して構成した圧縮機本体10をばね等の弾性体11を介して支持して収容している。
クランクピン7は、電動要素3を構成する回転子(図示せず)に圧入固定したクランク軸に偏心して形成されている。
ピストン13は、ほぼ円筒形のシリンダ15に往復摺動自在に挿入され、クランクピン7との間を連結部17によって連結されている。
シリンダ15の開口端面(図示せず)を封止するバルブプレート19は吸入バルブ(図示せず)の開閉によりシリンダ15と連通する吸込みポート(図示せず)を備えており、シリンダ15とピストン13のトップ面(図示せず)とバルブプレート19で圧縮室(図示せず)が画定されている。
高圧室を形成するシリンダヘッド21は、バルブプレート19を介してシリンダ15の反対側に固定されている。
吸入マフラ23は密閉容器1内への開口25を有する冷媒ガス(図示せず)の吸入通路である尾管27と、絞り孔29を介して尾管27に連通した共鳴室31からなる共鳴器33を構成している。また、シリンダヘッド21を介して連通管35の一端が圧縮要素5のバルブプレート19に設けられた吸込みポートに連結されており、かつ、この連通管35の他端は吸入マフラ23に結合されている。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素3によってクランクピン7に一体成形されたクランク軸が回転駆動されると、クランクピン7の偏芯運動により連結部17を介してピストン13がシリンダ15内を往復運動し、吸込、圧縮、吐出行程を順次繰り返す。そして、ピストン13の吸込行程では、密閉容器1内の空間内に充填された冷媒ガスが尾管27の開口25から吸い込まれ、吸入マフラ23と連通管35とシリンダヘッド21とからなる吸入流路を経て、バルブプレート19の吸込みポートを閉鎖している吸入バルブに達し、これを押し開いてシリンダ15内に流入する。その際に共鳴器33はバルブプレート19の吸入バルブの振動音や冷媒ガスの脈動音として発生する騒音の中で低周波音(約400Hz〜約600Hz)を消音する。その結果、冷媒圧縮機の低周波数域の音が低減される。
しかしながら、吸入マフラ23は高周波数域の音が十分に減衰されていないので鉄板をプレスにて絞り成形することにより成形された密閉容器1が持つ高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや2500Hz)を加振して高域音が高くなる。また、共鳴器33は絞り孔29を介して尾管27に連通した共鳴室31からなるという構成上、単一部品では構成することが不可能であり、接合部の接着不良による冷媒ガスの漏れによって共鳴周波数が変化し、騒音低減効果が減少する。
本発明は、密閉容器が持つ高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや2500Hz)が吸入マフラにより加振され発生する共振音の低減を図り、騒音が低い冷媒圧縮機を提供する。
本発明の冷媒圧縮機は、圧縮室に連通する吸入マフラに消音空間を形成し、吸入マフラは一端が密閉容器内に開口し他端が消音空間に開口する尾管を備え、尾管の消音空間に対する開口方向の位置は消音空間の中央としたものである。従って、吸入バルブの振動音や冷媒ガスの脈動音として発生する高周波数域の音を尾管の消音空間に対する開口位置を高周波数の音が減衰しやすい消音空間の中央の音響の節の位置にすることによって低減し、密閉容器が持つ高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや2500Hz)の加振を抑えることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態1によってこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の側面断面図である。図2は本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の正面透視図である。図3は本発明の実施の形態1における吸入マフラの正面断面図である。図4は本発明の実施の形態1におけるL字型屈折部の斜視図である。
図1から図4において、密閉容器101は底部に潤滑油103を貯溜するとともに、冷媒ガス(図示せず)を吸入して圧縮する為の圧縮要素105と、圧縮要素105を駆動する回転子107と固定子109とからなる電動要素111で構成した圧縮機本体113をばね等の弾性体115を介して支持して収容している。
ピストン117は、ほぼ円筒形のシリンダ119に往復摺動自在に挿入され、クランクピン121との間を連結部であるコンロッド123によって連結されている。
クランクピン121は、回転子107に圧入固定されたクランク軸125に偏心して形成されている。
シリンダ119の開口端面を封止するバルブプレート127は、吸入バルブ129の開閉によりシリンダ119と連通する吸込みポート131を備えており、シリンダ119とピストン117のトップ面とバルブプレート127で圧縮室133が画定されている。
高圧室を形成するシリンダヘッド135は、バルブプレート127を介してシリンダ119の反対側に固定されている。
図3において、吸入マフラ137は樹脂材料より成り、消音空間139を形成している。消音空間139には膨張室151と共鳴室153とを備えている。
吸入マフラ137には一端が消音空間139に開口し他端が密閉容器101内に開口された冷媒ガスの吸入口141である鉛直部143とL字型屈折部145とからなる尾管147を備えている。
尾管147はL字型屈折部145によってほぼL字型に形成され、消音空間139の膨張室151へ開口する開口部161は開口方向の消音空間139の空間長L1の中間となるL1/2の位置に設けてある。また、鉛直部143とL字型屈折部145の接続部157、159はそれぞれ形状が複数の円弧または直線の組み合わせから構成されている。
吸入マフラ137には一端が消音空間139に開口し他端がシリンダヘッド135を介して圧縮要素105のバルブプレート127に設けられた吸込みポート131に連結された連通管155を備えている。
連通管155が消音空間139の膨張室151へ開口する開口部163は開口方向の消音空間139の空間長L2の中間となるL2/2の位置に設けてある。
尾管147と連通管155の消音空間139の膨張室151への開口方向は直行するとともに尾管147の開口部161と連通管155の開口部163の開口位置は近接している。
尾管147のL字型屈折部145の一方の軸線上にはL字型屈折部145に下向きに開口したサイドブランチ型共鳴器149が延出形成されている。
サイドブランチ型共鳴器149は尾管147のL字型屈折部145との連通部分に絞り部がないサイドブランチ型である。サイドブランチ型共鳴器149は、区画壁165によって深さ(共鳴周波数)の異なる複数の部分に区画され、その共鳴周波数は密閉容器101において曲率の小さい側面部分などに生じる高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや約2500Hz)とほぼ一致している。本実施の形態1においては2つの部分に区画され、約2000Hzと約2500Hzに一致している。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素111の回転子107の回転によってクランク軸125が回転駆動されると、クランクピン121の偏芯運動によりコンロッド123を介してピストン117がシリンダ119内を往復運動して所定の圧縮動作を行う。そして、ピストン117の吸込行程では、密閉容器101内の空間内に充填する冷媒ガスが、吸入マフラ137の尾管147の吸入口141から吸い込まれる。さらに、この冷媒ガスは膨張室151、連通管155、シリンダヘッド135からなる吸入流路を経て、バルブプレート127の吸込みポート131を閉鎖している吸入バルブ129に達し、これを押し開いて圧縮室133に流入する。
その際にバルブプレート127の吸入バルブ129の振動音や冷媒ガスの脈動音として発生する騒音のうち、密閉容器101において曲率の小さい側面部分などに生じる高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや約2500Hz)にほぼ一致した騒音は、膨張室151によって消音され、尾管147のL字型屈折部145と鉛直部143を介して密閉容器101の内部に開放される。
このとき、L字型屈折部145の一端が消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する開口部161の位置は、開口方向の消音空間139の空間長L1の中間であるため、消音空間139の空間長が持つ音響モードのほぼ節の位置となる。従って、L字型屈折部145と鉛直部143を介して密閉容器101の内部に放射される音圧は極めて小さくなる。このとき、L字型屈折部145の一端が消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する位置は、鉛直部143とL字型屈折部145それぞれの接続部157、159の複数の直線または円弧の組み合わせによって決まるので、L字型屈折部145が鉛直部143の軸に対する回転方向にずれることはない。
また、連通管155の一端が消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する開口部163の位置は、開口方向の消音空間139の空間長L2の中間であるため、消音空間139の空間長が持つ音響モードのほぼ節の位置となる。従って、音響モードに対する加振が小さくなり消音空間139における騒音の増幅が抑えられる。
このように、尾管147のL字型屈折部145が消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する開口部161と、連通管155が消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する開口部163の位置とを、それぞれの開放方向の消音空間139の空間長L1、L2の中間とすることにより、騒音が極めて吸入マフラ137の外へ伝わりにくくなる。
また、尾管147を構成するL字型屈折部145と、連通管155のそれぞれが消音空間139を構成する膨張室151に対して開口する開口部161と開口部163とが近接し、かつ、2つの開口部を結ぶ直線と、それぞれの開口方向がなす角度は90°以下である。よって、冷媒ガスの吸い込み流れがさらにスムーズとなり、受熱損失を低減して冷凍効率が向上する。
次にサイドブランチ型共鳴器149について説明する。
尾管147のL字型屈折部145には、区画壁165によって共鳴周波数の異なる複数の部分に区画されたサイドブランチ型共鳴器149が設けられている。
一般に、サイドブランチ型共鳴マフラにおいて消音することのできる騒音の周波数f(共鳴周波数f)は、マフラの共鳴室の長さLpとその内径D、マフラ内における冷媒ガスの音速Cによって決まる。そして、その周波数fは(式1)で表わされる。
Figure 0004735718
本発明の実施の形態1に係る冷媒圧縮機においては、サイドブランチ型共鳴器149の内径と長さが調整されて、共鳴周波数は密閉容器101が持つ高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや約2500Hz)とほぼ略一致している。
また共鳴型マフラにおいては、サイドブランチ型共鳴器149にて冷媒ガスの漏れが発生するとサイドブランチ型共鳴器149の長さLpと内径Dが変化して(式1)で表されるように共鳴周波数fが変化する。本発明の実施の形態1に係る冷媒圧縮機では吸入マフラ137は樹脂材料で形成するとともにサイドブランチ型共鳴器149を一体成形したものであり、サイドブランチ型共鳴器149での冷媒ガスの漏れの発生がない。
また冷媒ガスと共に尾管147に吸込まれる潤滑油103がサイドブランチ型共鳴器149に溜まるとサイドブランチ型共鳴器149の長さLpが変化して(式1)で表されるように共鳴周波数fが変化する。本発明の実施の形態1に係る冷媒圧縮機においては、サイドブランチ型共鳴器149はL字型屈折部145への開口部が下向きに形成したものであり、潤滑油103がサイドブランチ型共鳴器149に溜まることがない。
このように、サイドブランチ型共鳴器149によって密閉容器101の内部に放射される音圧をさらに小さくすることができる。このとき、サイドブランチ型共鳴器149は区画壁165によって深さすなわち共鳴周波数の異なる複数の部分に区画されていることから密閉容器101が持つ複数の高域の共振周波数の騒音を低減することができる。
また、本発明の実施の形態1に係る冷媒圧縮機では、尾管147にL字型屈折部145が設けられるとともにサイドブランチ型共鳴器149がL字型屈折部145の一方の軸線上に延出形成されたものである。よって、L字型屈折部145とサイドブランチ型共鳴器149を金型による一体成形ができるだけでなく、成型加工時のストロークが小さくてすむので金型が抜き易い。また一体成型によってL字型屈折部145とサイドブランチ型共鳴器149との連通部分での冷媒ガスの漏れの発生がないので、サイドブランチ型共鳴器149の共鳴周波数fが変化することがない。
さらには、サイドブランチ型共鳴器149はL字型屈折部145への開口部が下向きに形成したものである。ゆえに、潤滑油103がサイドブランチ型共鳴器149に溜まることがなくサイドブランチ型共鳴器149の長さ変化がないので、サイドブランチ型共鳴器149の共鳴周波数fが変化することがない。
以上より、冷媒圧縮機運転時において吸入マフラ137は、密閉容器101が持つ高域の共振周波数(例えば、約2000Hzや約2500Hz)とほぼ一致した周波数の消音特性を安定して維持する。
図5は本発明の実施の形態1における吸入マフラと従来技術による吸入マフラの消音特性を示す特性図である。
図5において、特性曲線aは本発明の技術による吸入マフラ137の消音特性のレベルであり、特性曲線bは従来技術による吸入マフラの消音特性のレベルである。特性曲線aは特性曲線bと比較して2000Hzから3000Hzの消音効果が大幅に改善していることがわかる。これは、尾管147の開口部161と連通管155の開口部163の位置を消音空間139の空間長L1、L2の中央とし、さらには区画壁165によって共鳴周波数の異なる複数の部分に区画されたサイドブランチ型共鳴器149をL字型屈折部145に設けたことによる。
図6は本発明の実施の形態1における密閉容器の共振特性を示す特性図である。図6において、特性曲線cは密閉容器101の共振特性のレベルを示す。2000Hz以上の高周波数域に複数の共振周波数を持つことがわかる。
図7は本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機騒音レベルを示す特性図ある。図7において、特性曲線dは吸入マフラ137による消音機能によって低減された冷媒圧縮機
の騒音レベルを示している。また特性曲線eは従来技術による吸入マフラでの冷媒圧縮機の騒音レベルを示している。このグラフからも明らかなように、本発明の吸入マフラ137によって、密閉容器101が持つ高域の共振周波数付近の周波数f(約2000Hzや約2500Hz)における騒音レベルが大幅に低減されていることが分かる。
以上より、密閉容器101の共振による騒音の発生を安定して低減することができる。
なお、本実施の形態1においてはサイドブランチ式の共鳴器を例示したが、ヘルムホルツ型共鳴器や多孔管型共鳴器を尾管147に形成しても、高い消音特性を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる冷媒圧縮機は、密閉容器の共振による騒音の発生を低減することが可能となるので、エアーコンディショナーや冷凍冷蔵装置の冷媒圧縮機等の用途にも展開できる。
本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の側面断面図 本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の正面透視図 本発明の実施の形態1における吸入マフラの正面断面図 本発明の実施の形態1におけるL字型屈折部の斜視図 本発明の実施の形態1における吸入マフラと従来技術による吸入マフラの消音特性を示す特性図 本発明の実施の形態1における密閉容器の共振特性を示す特性図 本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機騒音レベルを示す特性図 従来の冷媒圧縮機の全体構造を示す一部切断斜視図 従来の冷媒圧縮機の圧縮要素の一部と吸入マフラの一部切断斜視図
符号の説明
101 密閉容器
103 潤滑油
105 圧縮要素
133 圧縮室
137 吸入マフラ
139 消音空間
143 鉛直部
145 L字型屈折部
147 尾管
149 サイドブランチ型共鳴器
155 連通管
161,163 開口部
165 区画壁

Claims (5)

  1. 密閉容器を有する冷媒圧縮機であり、前記密閉容器は、潤滑油を貯溜するとともに圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は、冷媒ガスが圧縮される圧縮室と、前記圧縮室に連通するとともに消音空間を形成する吸入マフラを備えた構成とし、さらに、前記吸入マフラは、一端が前記密閉容器内に開口し他端が前記消音空間に開口する尾管と、一端が前記圧縮室内に開口し、他端が前記消音空間に開口するとともに、前記尾管の前記消音空間に対する開口方向と直交する前記消音空間に対する開口方向を有する連通管を備え、前記尾管の前記消音空間に対する開口方向の位置および前記連通管の前記消音空間に対する開口方向の位置を、それぞれ前記消音空間の中央とした冷媒圧縮機。
  2. 前記尾管の前記消音空間に対する開口部が、前記連通管の前記消音空間に対する開口部に近接している請求項1に記載の冷媒圧縮機。
  3. 前記尾管を、鉛直方向に延びる鉛直部と、前記鉛直部に連続してL字型に屈折して他端が前記消音空間に開口するL字型屈折部を備える構成とした請求項1または2に記載の冷媒圧縮機。
  4. 前記尾管の前記鉛直部の延長線上に、下方に開口したサイドブランチ型共鳴器を設けた請求項に記載の冷媒圧縮機。
  5. 前記サイドブランチ型共鳴器は区画壁にて区画され、複数の共鳴周波数を持つ請求項に記載の冷媒圧縮機。
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