JPS61138605A - ポリオレフインの製造方法 - Google Patents

ポリオレフインの製造方法

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JPS61138605A
JPS61138605A JP25934684A JP25934684A JPS61138605A JP S61138605 A JPS61138605 A JP S61138605A JP 25934684 A JP25934684 A JP 25934684A JP 25934684 A JP25934684 A JP 25934684A JP S61138605 A JPS61138605 A JP S61138605A
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JP
Japan
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catalyst component
vanadium
compound
organoaluminum
ether
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Pending
Application number
JP25934684A
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English (en)
Inventor
Shuji Machida
修司 町田
Masahito Tanaka
雅人 田中
Noritake Uoi
魚井 倫武
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィンの製造方法に関する。
従来よりポリオレフィンを重合してポリオレフィンを製
造するにあたり、バナジウム化合物と有機アルミニウム
の組合せによるバナジウム系触媒を用いることが知られ
ている。このバナジウム系触媒は初期活性が高く、オレ
フィン同士の共重合性が良好であるものの活性の持続性
が乏しいため、この活性を向上させるべく種々の試みが
なされている。例えば、バナジウム化合物をエーテルで
処理することにより活性の向上を図る方法が知られてい
る(特開昭53−98382号公報)。
しかしながら、この場合にも触媒活性の向上が十分とい
えるものではない。
そこで本発明者らは、上記従来の欠点を解消すべ〈バナ
ジウム系触媒について検討を重ねたところ、バナジウム
化合物に有機リン化合物を反応させて得られる生成物を
バナジウム触媒成分とじて用いることにより、著しく触
媒活性が向上し、しかも活性の持続性を有することを知
見した。また、さらにこれと共に有機アルミニウム触媒
成分として有機アルミニウム化合物をエーテル、エステ
ル等により変性したものを用いることにより一層触媒活
性が向上することを知見した。本発明は上記知見に基い
て完成されたものである。
すなわち、本発明はtlElにバナジウム触媒成分と有
機アルミニウム触媒成分からなる触媒を用いてオレフィ
ンを重合あるいは共重合することによりポリオレフィン
を製造するにあたり、前記バナジウム触媒成分としてバ
ナジウム化合物と有機リン化合物との反応生成物を用い
ることを特徴とするポリオレフィンの製造方法を提供す
るものである。
また、本発明は第2にバナジウム触媒成分と有機アルミ
ニウム触媒成分からなる触媒を用いてオレフィンを重合
あるいは共重合することによりポリオレフィンを製造す
るにあたり、前記バナジウム触媒成分としてバナジウム
化合物と有機リン化金物との反応生成物を用い、かつ前
記有機アルミニウム触媒成分として有機アルミニウム化
合物とエーテル、エステル、ケト/およびアミ/から選
ばれた1種以上の化合物との反応生成物を用いることを
特徴とするポリオレフィンの製造方法を提供するもので
ある。
本発明において重合に用いるオレフィ/としては特に制
限はないが、特にエチレ/が好ましい。
また、エチレンに対して少量のプロピレンやブテン−1
など炭素数3〜18のα−オレフィノを共重合すること
もできる。
本発明の方法に用いる触媒は、バナジウム触媒成分と有
機アルミニウム触媒成分からなるものである。
本発明の第1においては、このバナジウム触媒成分とし
てバナジウム化合物と有機リン化合物との反応生成物を
用いる。
ここでバナジウム化合物は。
一般式 V(OR’ ) tX缶Yn    −=−[
:Dで表わされるものである。一般式CI]中において
、R1は炭素数1〜20.好ましくは1〜10のアルキ
ル基、ノクロアルキル基、アリール基あるいはアラルキ
ル基を示す。このR1としては具体的にはメチル基、エ
チル基、プロピル基、n−ブチル基。
ヘキンル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基。
シクロペンチル基、シクロヘキフル基、フェニル基、ベ
ンジル基などが挙げられる。Xlはハロダン原子、すな
わち塩素、臭素、沃素などであり、特に塩素が好適であ
る。Yは酸素原子、シクロペンタジェニル基あるいはア
セチルアセトナート基を示す。さらにt、mおよびnは
各々0〜5の実数である。
このようなバナジウム化合物の具体例を示せば、y(4
4,vz、などの塩化バナジウA ; VOCA3゜v
oca2などのオキシ塩化バナジウム;V(() n−
C4R9)4 、 VO(OC2H5)3 、 VO(
() n−C4H9)3などのバナジウムアルコキシド
;ゾ7クロベンタゾエニルバナジウムクロリドなどの7
クロペンタジ工ニルバナゾウム誘導体; V(acac
)3. VO(acac)2などのバナジウムアセチル
アセトナート化合物を挙げることができる。なお、ここ
でacacはアセチルアセトナート基、すなわちアセチ
ルアセト/イオンを示す。
上記バナジウム化合物と反応させる有機リン化合物とし
ては様々なものがあり、例えば炭素数1〜20のアルキ
ルホスフィン、アリールボスフィンなどのホスフィン類
が挙げられる。具体的にはメチルホスフィン、エチルホ
スフィン、フロビルホスフィン等のアルキルホスフィ/
lシフ、エチルホスフィン等のアリールホスフィン:ジ
イソゾロピルホスフィン、ゾデチルホスフィン、ジイソ
デチルホスフィン等のジアルキルホスフィン;シーo−
トリルホスフィン、シーピートリルポスフィン等のジア
リールホスフィン:トリエチルホスフィン、 トIJ 
テチルホスフイン、トリプロビルボスフイ/lトリデチ
ルホスフィン、トリペンチルポスフィン等のトリアルキ
ルポスフィン、トリフェニルホスフィン等のトリアリー
ルホスフィ7などが挙げられる。さもK、ボスフィン類
さしてはプチルゾクロロホスフイン、ジグチルクロ口ボ
スフイン、fロビルゾクロロホスフィン、ゾデロピルク
ロロホスフイ/、フェニルジクロロホスフィン。
ジフェニルクロロホスフィンなどのハロダン化物を用い
ることもできる。また、有機リン化合物としてはリン酸
または亜リン酸のエステル類を用いることもできる。具
体的には例えばリン酸トリメチル、リン酸トリエチル、
リン酸トリゾロビル。
リン酸トリデチル、リン酸トリフェニル、リン酸ゾエチ
ルモノメチル、リン酸ゾノルマルデロピルモノメチル、
リン酸インプロピルモノメチル、リン酸ジブチルモノメ
チル、リン酸ジフェニルモノメチルなどのリン酸エステ
ル:亜リン酸メチル。
亜リン酸エチル、亜すン酸デチル1亜リン酸トリメチル
、亜リン酸トリエチル、亜すン酸トリデチル、亜リン酸
トリフェニルなどの亜すン酸エステル或いはホスフィン
オキシト類を用いることができる。特に好1しくはトリ
フェニルホスフィンなどトリアリールホスフィンが挙ケ
ラれる。
ここで上記バナジウム触媒成分の調製に際しては、前記
バナジウム化合物に対し上記有機リン化合物を0.1〜
100(モル比)、好ましくは1〜20(モル比)の割
合で使用すべきである。上記両者の反応にあたっては用
いるバナジウム化合物や有機リン化合物の種類等により
適宜条件を設定   ゛すればよいが1通常は反応温度
−100−150℃、好ましくは−10−100℃にて
5分間〜5時間反応させればよい。
次に、このバナジウム触媒成分と反応させる有機アルミ
ニウム触媒成分は、通常は有機アルミニウム化合物であ
る。
ここで有機アルミニウム化合物としては、一般式 %式% (式中 R2は炭素数1−10のアルキル基、X2はハ
ofン原子を示し、pは1〜3の実数を示す。)で表わ
されるアルキルアルミニウム。
一般式 %式% (式中、R3,R4は炭素数1−10のアルキル基を示
し、qは0〜2の実数を示す。) で表わされるアルフキ/アルミニウムまタハアルミノキ
サンが挙げられる。
上記一般式〔■〕で表わされるアルキルアルミニウムの
具体例としては、トリメチルアルミニウム。
トリエチルアルミニウム、トリイソゾロビルアルミニウ
ム、トリイノブチルアルミニウム、トリオクチルアルミ
ニウム等のトリアルキルアルミニウム化合物およびジエ
チルアルミニウムモノクロリド、ゾエテルアルミニウム
モノデロミド、ジエチルアルミニウムモノアイオダイド
、ゾイノゾロビルアルミニウムモノクロリド、ゾイノグ
チルアルミニウムモノクロリド、ジオクチルアルミニウ
ムモノクロリド等のシアルキルアルミニウムモノハライ
ドあるいはメチルアルミニウムセスキクロリド、エチル
アルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセス
キプロミド、ブチルアルミニウムセスキクロリドなどの
アルキルアルミニウムセスキハライドが好適であり、1
だこれらの混合物も好適なものとして挙げられる。
丑だ、上記一般式〔+11で表わされるアルフキ/アル
ミニウムとしては具体的にはジエチルアルミニウムエト
キ7ド、ゾエチルアルミニウムイノゾロボキ7ド、ジイ
ソデチルアルミニウムエトキ/ドなどアルキルアルミニ
ウムアルコキ/Vを挙げることができる。さらに、アル
ミノキサンとしてアルキルアルミニウムと水の反応によ
り生成するアルキル基含有アルミノキサンを用いること
もできる。
本発明の第1の方法では、前記の如くして調製されるバ
ナジウム化合物と有機リン化合物との反応生成物よりな
るバナジウム触媒成分を、上記の如き有機アルミニウム
化合物よりなる有機アルミニウム触媒成分と共に触媒と
して用いる。ここで両触媒成分の使用比率は特に制限は
ないが、通常ハハナゾクム触媒成分中のバナジウムに対
シて有機アルミニウム触媒成分中のアルミニウムを0.
1〜1000(モル比)、好1しくは1〜500(モル
比)の割合とすればよい。
叙上の如き触媒を用いてオレフィンを重合あるいは共重
合することによりポリオレフィ/を製造する。
ここで重合反応は脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂
環族炭化水素、・・ロデン化炭化水素などの重合溶媒を
用いて行なわれる。重合条件としては反応温度−50〜
200°C1好1しくは一30〜100°Cであり、反
応圧力は常圧〜10oKy/Crn2G、好ましくは常
圧〜3 Q Ky / cm2Gである。重合に際して
の分子量調節は水素、アルキル亜鉛等により行なえばよ
い。
叙上の如き本発明の第1においては、パナゾウム化合物
に有機リン化合物を反応させて得られる反応生成物をバ
ナジウム触媒成分として用いることにより、著しく触媒
活性が向上し、しかも活性の持続性を有しており、高活
性でかつ長期に亘り安定して共重合を行なうことができ
る。
次に本発明の第2は、上述の本発明の第1において、有
機アルミニウム触媒成分として、有機アルミニウム化合
物トエーテル、エステル、ケト/およびアミンから選ば
れた1種以上の化合物との反応生成物を用いる点に特色
を有するものである。
本発明の第2において用いる有機アルミニウム化合物は
、前記本発明の第1において述べた通りである。この有
機アルミニウム化合物と上記のエーテル、エステル、ケ
トンおよびアミンから選ばれた1種以上の化合物との反
応生成物を有機アルミニウム触媒成分として用いる。
上記有機アルミニウム化合物の変性に用いるエーテルは
通常一般式R5−0−R’(式中、R5,R6は炭素数
1〜20のアルキル基、/クロアルキル基。
アリール基、ビニル基、アラルキル基、アルケニル基、
またはアルコキシアルキル基を示し、R5とR6は同一
のものでもよく、或いは異なったものでもよい。)で表
わされるものであり、具体的にはジエチルエーテル、 
’、F n −7’口ビルエーテル、ソイソプロピルエ
ーテル、ジn−ブチルエーテル。
シイツブチルエーテル、ゾロ−アミルエーテル。
ゾインアミルエーテル、ゾヘキゾルエーテル、ゾオクチ
ルエーテル、ジシクロヘキシルエーテル。
ジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、アニメール
、エチレングリコールシブチルエーテルなどを例示する
ことができる。
さらにエーテルとしては環状エーテルが挙げられ、具体
的にはプロピレンオキシド、トリメチレンオキ/ド、テ
トラヒrロフラン、テトラヒf口″ビラン、ゾオキサン
、トリオキサンなどを例示することかできる。
上記エーテルとしては特にジノルマルデチルエーテル、
ジエチルエーテル、ジイソゾロぎルエーテル等の脂肪族
エーテルやアニソール等の芳香族エーテルを用いること
が好ましい。
また、前記有機アルミニウム化合物の変性にエステルを
用いることもできる。ここで、エステルは 一般式 %式% キル基またはアルケニル基を示し R7とR8は同一の
ものでもよく、或いは異なったものでもよい。)で表わ
されるものであり、具体的にはギ酸メチル。
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、
酢酸ブチル、酢酸オクチル、酢酸シクロヘキシル、プロ
ピオン酸エチル、酪酸メチル、吉草酸エチル、クロル酢
酸メチル、ジクロル酢酸エチル、アクリル酸エチル、メ
タクリル酸メチル、クロトン酸エチル、ピパリン酸エチ
ル、マレイン酸ジメチル、7クロヘキサンカルざン酸エ
チル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロ
ピル、安息香酸ブチル、安息香酸ヘキシル、安息香酸オ
クチル、安息香酸/クロヘキ/ル、安息香酸フェニル、
安息香酸ベノゾル、トルイル酸メチル。
トルイル酸エチル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸
エチル、アニス酸メチル、アニス酸エチル。
エトキシ安息香酸エチル、p−デトキ/安息香酸エチル
、0−クロル安息香酸エチル、ナフトエ酸エチル、r−
ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フタ
リド、炭酸エチレ/などを例示することができる。上記
エステルとしては特に安息香酸ベンジル、安息香酸ノル
マルオクチル。
安息香酸ノルマルヘキシルなどの安息香酸エステル類が
好ましい。
さらに本発明においては前記有機アルミニウム化合物の
変性にケトンを用いることもできる。ここでケトンとし
ては一般式 %式% (式中、R9,RIOは炭素数1〜20のアルキル基。
/クロアルキル基、アリール基、ビニル基、アラルキル
基、またはアルケニル基を示し R9とRIOは同一の
ものであってもよく、或いは異なったものでもよい。) で表わされるものまたはシクロペンタノン、ンクロヘキ
サノ7等の環状ケトンが用いられる。上記ケトンとして
は特にアセト/、メチルエチルケトン、メチルイノデチ
ルケトン、アセトフェノン。
ベンゾフェノン、ベンデキノノなどの炭素数3〜150
ケトン類が好適に用いられる。
1だ、本発明においては前記有機アルミニウム化合物の
変性にアミンを用いることもできる。ここでアミンとし
ては脂肪族アミン、芳香族アミンのいずれを用いること
もでき、また1級アミン。
2級アミン、3級アミンを問わない。具体的には例えば
メチルアミン、エチルアミン、フロピ/l/ 7ミン、
イノゾロビルアミン、ブチルアミン、アミルアミン等の
脂肪族1級アミ7:ジメチルアミ/。
ジエチルアミン、ジグ口ビルアミン、ジイノデ口ビルア
ミン、ジブチルアミン、シアミルアミ7等の脂肪族2級
アミン、トリメチルアミ7 、 トリアミルアミン、ト
リプロピルアミン、トリブチルアミン、トリアミルアミ
ン等の脂肪族3級アミン。
アニリン、ベノゾルアミン等の芳香族1級アミ石メチル
アニリン、エチルアニリン、ジベンジルアミン、ジフェ
ニルアミン等の芳香族2級アミ/:ピリゾン、ゾメチル
アニリン、ゾエチルアニリ/。
トリベンシルアミ/lトリフェニルアミン等の芳香族3
級アミンなどを用いることができる。これらの中でも特
にトリエチルアミンが好適である。
上記エーテル、エステル、ケトン或いはアミンを有機ア
ルミニウム化合物に対して0.01〜5゜(モル比)、
好1しくけ0.1〜5(モル比)の割合で加えることに
より有機アルミニウム化合物を変性する。なお、変性条
件としては特に制限はないが、通常−100〜200℃
、好1しくけ一30〜100°Cの反応温度で5〜60
分間反応を行なえばよい。
本発明の第2においては有機アルミニウム触媒成分とじ
て上記有機アルミニウム化合物とエーテル、エステル、
ケトンおよびアばンから選ばれた1種以上の化合物との
反応生成物を用いること以外は、本発明の第1と同様に
してポリオレフィンを製造する。
斜上の如き本発明の第2においては、本発明の第1と同
様のバナジウム触媒成分を用い、しかも有機アルミニウ
ム触媒成分として上記の如き反応生成物を用いることに
より、一層高活性で共重合を行なうことができる。
したがって、本発明によれば極めて効率よくポリオレフ
ィン、オレフィン共重合体を製造することができる。
次に、本発明の実施例を示す。
実施例1 +11  バナジウム触媒成分の調製 滴下ロートと攪拌機を備えた200m1容のフラスコを
アルゴン置換した後、これにヘゾタン100#I/およ
びトリフェニルホスフィン6.18F(23,6ミl)
モル)を入れ、25℃において攪拌溶解した。次いで、
これに四塩化バナジウム0.5 ml (4,7ミリモ
ル)のへブタ/希釈液(3omz)を20分間にわたっ
て滴下した。反応を5時間行なった後、得られた淡紫色
固体成分を一過して回収し、ヘゾタンで洗浄して、バナ
ジウム触媒成分をヘプタ7200m/のスラリーとして
得た。この触媒成分中のバナジウム濃度は14.9 ミ
IJモル/lであった。
(2) オレフィンの重合 アルゴン置換した内容積500m1の反応容器に、ヘキ
サン300m1を入れ50’Cに昇温した。
次いで、これにエチレンをl Ky 7cm 2Q導入
し、次にトリイソブチルアルミニウム0.5 ミリモル
および上記(1)で得られたバナジウム触媒成分をバナ
ジウムとして0.01 ミリモル加えた。さらに、エチ
レン圧を2KF/α2Gに昇圧し、この圧力を維持する
ようエチレ/を連続的に導入しながら3時間重合を行な
った。反応終了後、ポリエチレンを戸別して回収し、8
0’Qで2時間乾燥した。この結果、ポリエチレンの収
量は28.61であり、触媒活性は56.1KP/S’
・バナジウムであった。
実施例2 実施例1において、有機アルミニウム触媒成分としてト
リイノブチルアルミニウムに代えてトリエチルアルミニ
ウム0.5ミリモルを用いたこと以外は実施例1と同様
にして行なった。この結果、ポリエチレンの収量は23
.5 Fであり、触媒活性ハ46.0 Ky/ P・バ
ナジウムであった。
比較例1 実施例1(1)において、バナジウム触媒成分として四
塩化バナジウム0.01 ミIJモルのみを用いたこと
以外は実施例1と同様にして行なった。この結果、ポリ
エチレンの収量は8.151’であり、触媒活性は16
.0に51/y−・バナジウムであった。
実施例3 (1)  バナジウム触媒成分の調製 実施例1(1)において、バナジウム触媒成分としてト
リノルマルプチルバナデート4.7ミリとトリフェニル
ホスフィン9.4ミリモルヲ反応すせたこと以外は実施
例1(1)と同様にしてバナジウム触媒成分を得た。
(2)  オレフィンの重合 実施例1(2)において、バナジウム触媒成分とじて上
記(1)で得られたバナジウム触媒成分0.旧ミリモル
を用い、かつ有機アルミニウム触媒成分としてジエチル
アルミニウムモノクロリド0.5 ミリモルを用いたこ
と以外は実施例!(21と同様にして行なった。この結
果、ポリエチレンの収量は6.8Pであり、触媒活性は
13.3Kp/l・バナジウムであった。
比較例2 実施例3(l)において、バナジウム触媒成分としてト
リノルマルプチルバナデー) 0.01ミリモルのみを
用いたこと以外は実施例3と同様にして行なった。この
結果ポリエチレンの収量は3.7Pであり、触媒活性は
7.3にり/トパナゾウムであった。
実施例4 fl+  バナジウム触媒成分の調製 実施例1(1)と同様にしてバナジウム触媒成分を調製
した。
(2) オレフィンの重合 アルゴン置換した内容積500i/の反応器に、ヘキサ
ン300ゴおよび有機アルミニウム触媒成分としてジエ
チルエーテル0.1 ミリモルとトリエチルアルミニウ
ム0.5ミリモルt−入れ、50°Cに昇温して攪拌し
ながら10分間反応させた。次いで、これにエチレンを
IKg/cm2Q導入した。次に、バナジウム触媒成分
として上記(1)で得られたバナジウム触媒成分をバナ
ジウムとして0.0075ミリモル導入したのち、エチ
レンを2 K97cm 2t::、を維持するよう連続
的に導入して3時間反応を行なった。反応終了後、生成
したポリエチレンを戸別して80’Qで2時間減圧乾燥
した。この結果、ポリエチレンの収量は60.3 Pで
あり、触媒活性は158KSl/P・バナジウムであっ
た。
実施例5 実施例4において、バナジウム触媒成分の使用量を0.
0169モルとし、かつジエチルエーテルの使用量を0
.5 ミ’Jモルとしたこと以外は実施例4と同様にし
て行なった。この結果、ポリエチレンの収量は47.2
7であり、触媒活性は93KSl/?・バナジウムであ
った。
実施例6 実施例4において、有機アルミニウム触媒成分の有機ア
ルミニウム化合物としてトリエチルアルミニウムに代え
てトリイノブチルアルミニウム0.5 ミ’Jモルを用
いたこと以外は実施例4と同様にして行なった。この結
果、ポリエチレンの収量は52.1?であり、触媒活性
は102KP/P・バナジウムであった。
実施例7 実施例4において、有機アルミニウム触媒成分の有機ア
ルミニウム化合物の変性剤としてジエチルエーテルに代
えて安息香酸ヘキシル0.1 ミ’Jモルを用いたこと
以外は実施例4と同様にして行なった。この結果、ポリ
エチレンの収量は51.4 y−であり、触媒活性はt
o2Ky/P・バナジウムであった。
実施例8 実施例4において、有機アルミニウム触媒成分の有機ア
ルミニウム化合物の変性剤としてジエチルエーテルに代
えてジフェニルケトン0.1ミリモルを用いたこと以外
は実施例4と同様にして行なった。この結果、ポリエチ
レンの収量は45.OFであり、触媒活性は88.3に
97P・バナジウムであった。
実施例9 実施例4において、有機アルミニウム触媒成分の有機ア
ルミニウム化合物の変性剤としてジエチルエーテルに代
えてトリエチルアミン0.1ミlJモルを用いたこと以
外は実施例4と同様にして行なった。この結果、ポリエ
チレンの収量は39.2 !i’であり、触媒活性は7
7.0に9/P・バナジウムであった。
実施例1O 実施例4において、バナジウム触媒成分としてオキシ三
塩化バナジウム4.フミリそルとトリフェニルホスフィ
ン4.7ミリモルとの反応生成物を用いたこと以外は実
施例4と同様にして行なった。
この結果、ポリエチレンの収量は34.9 Fであり、
触媒活性は68.5に915’・バナジウムであった。
実施例11 実施例1における最初のエチレン導入に代えてゾロピレ
ンをQ、5 K17cm2G導入し、後段のエチレン連
続導入は実施例1と同様にして行なった。但し、バナジ
ウム触媒成分の使用量を0.01 ミIJモルとした。
この結果、エチレン−プロピレン共重合体の収量は29
.79−であり、触媒活性は58.3に9/?・バナジ
ウムであった。このもののプロピレン含有量は5.7重
量%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バナジウム触媒成分と有機アルミニウム触媒成分か
    らなる触媒を用いてオレフィンを重合あるいは共重合す
    ることによりポリオレフィンを製造するにあたり、前記
    バナジウム触媒成分としてバナジウム化合物と有機リン
    化合物との反応生成物を用いることを特徴とするポリオ
    レフィンの製造方法。 2、バナジウム触媒成分と有機アルミニウム触媒成分か
    らなる触媒を用いてオレフィンを重合あるいは共重合す
    ることによりポリオレフィンを製造するにあたり、前記
    バナジウム触媒成分としてバナジウム化合物と有機リン
    化合物との反応生成物を用い、かつ前記有機アルミニウ
    ム触媒成分として有機アルミニウム化合物とエーテル、
    エステル、ケトンおよびアミンから選ばれた1種以上の
    化合物との反応生成物を用いることを特徴とするポリオ
    レフィンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4988784A (en) * 1988-07-01 1991-01-29 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Catalyst for regulating the molecular weight distribution of ethylene polymers

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