JPS6113584A - フラツトケ−ブルコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば小型電子機器用のプリント配線基板
に、電気導線のピッチの著しく狭いフレキシブルフラッ
トケーブルを接続する際に使用して、効果的々コネクタ
に関するものである。

（従来の技術） 従来のフラットケーブルは、厚手の銅箔貼着絶縁板をエ
ツチングして、多数の互いに平行を々す導線を、２．５
　ｒｒｒｍのピッチで形成したものが標準的であり、そ
のコネクタとしては、ケース内に、フラットケーブルの
各導線に対応する複数の接触ばねを備え、この接触ばね
と導線とを圧接させるようにしたものが、多用さｆ−て
いた。

（本発明が解決しようとする問題点） しかし、近時、電子機器が複雑かつ小型化するに従い、
導線のピッチが、たとえば１２５陥と云うように、著し
く小さく、薄手でフィルム状のフレキシブルなフラット
ケーブルが、要求さ肛るようになった。

このよう々フラットケーブルに、従来の構造のコネクタ
を使用しようとすると、各接触ばねが著しく小型と々っ
て、互いに近接するため、ケースへの取付けが困難とな
るとともに、その取付位置精度が低下し、かつ各接触ば
ねが著しく小型であるため、その弾性が小さくなるとと
もに、形状と弾性が不揃いとなって、接触ばねと導線と
の接触不良を生ずるおそｎ、がある。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明は、コネクタのケースを、中央杆の両側縁に、折
畳んで互いに重合させうる２枚の側板を連設し、一方の
側板の内面に、中央杆と直角方向を向き、フラットケー
ブルの各導線と同ピツチをもって互いに平行をなす、導
線と同数の係合溝を設けるとともに、両側板の内面に、
各係合溝内において互いに対向する弾性片を連設し、ま
た、導線と同数の短冊状の接触ばねを、導線と同ピツチ
をもって互いに平行をなすように、一端を連結してくし
形のばね板とし、上記ケースの一方の側板の係合溝に、
ばね板の各接触ばねをはめ込み、ついでその上にフラッ
トケーブルの導線を重合した後１両側板同士を重合させ
ることにより、各導線と接触ばねを圧接させ、ついで各
接触ばねを切離して、コネクタの組立てとフラットケー
ブルとの接続を同時に行うことに」：す、従来のコネク
タの問題点を解決しようとするものである。

（作用） 本発明によると、上述のように、各接触ばねは、互いに
連結さ才１、たばね板のままで、ケースに組込まれるの
で、その取付けが、甚だ簡単であるとともに、取付後の
各接触ばねの位置精度が良好であり、しかも、形状が短
冊状であるだめ、形状と弾性に不揃いが生ぜず、また、
ケースに設けた弾性片の補助作用により、接触ばねと導
線が十分に圧接するので、導線のピッチの著しく小さい
フラットケーブルに使用しても、接触不良が生ずること
はない。

（実施例） 第１図は、本発明の第１実施例を示すもので、（＋１は
、銅箔貼着フィルム状絶縁板（２）をエツチングして形
成したフレキシブルフラットケーブルで、薄手の絶縁板
（２）の下面には、所定の短ピツチで、互いに平行をな
す複数本の電気導線（３）が形成さｎている。

（４）は、本発明のコネクタにおける、合成樹脂を一体
成形して々るケースで、第１図は、その内面が見えるよ
うに展開した状態を示すものである。

ケース（４）の中央杆（５）の内面（第１図上面）には
、そｎと直角方向を向く、上記導線（３）とほぼ等幅の
、浅い案内溝（６）が、導線（３）と等ピッチで形成さ
ゎている。

中央杆（５）の内面の右側縁と左側縁には、そわ、それ
、等寸をなす第１側板（７）と第２側板（８）の外面基
端部が、薄肉の可撓片（９）を介して連設さｎ、ている
。

両側板（７）　ｆｉ＋の内面基端部は、外面と鋭角をな
すように、可撓片（９）に向かって傾斜している。

第１側板（７）の内面には、中央杆（５）の案内溝（６
）と等幅で、かつその延長方向を向く係合溝００が形成
さｎ、両側端の係合溝（Ｉｎ　ａｌｌの外方には、こｆ
ｌ−と平行をなし、かつ」１記フラットケーブル（１）
の横幅と等間隔を隔てて平行をなす案内突条Ｑ　１１　
ｆｌ　ＩＩが形成さｎている。

各係合溝ａωの底面の長手方向の中央部には、遊端同士
が」１向傾斜して互いに対向するべく、係合溝（ＩＩ　
、ｔり若干突出する、１対の第１弾性片０２が設けら力
ている。しかして、各係合溝（１０）の遊端側に位置す
る第１弾性片（１２の基端は、係合溝００）の底面より
若干没入して、底面との間に１段部（１３）が形成さｎ
、ている。

第２側板（８）の内面には、中央杆（５）の方向へ向か
って上向傾斜し、両側板Ｆ７１　（８１を屈曲部（９）
において折畳んだ時、遊端が、第１側板（力の遊端側の
第１弾性片（１２遊端と圧接する第２弾性片０４）が設
けら扛ている。

両側端の第２弾性片ｆ１４１の外方には、上記案内突条
（ＩＩ）と対応する突条ｆ１５１が形成さｊ、ている。

第２側板（８）の基部における両端部を除く部分で、か
つ中央片（５）の案内溝（６）の側力には、窓孔（１６
）が切設さｔている。

（Ｉ７１は、中央杆（５）と等長かっ等幅を表す、ケー
ス（１）と同質の押さえ杆で、その両端部を除く大部分
は、ケース（４）を折畳んだ時、中央杆（５）と両側板
（７）（８）の基端間に形成される空間に、弛みなく嵌
合しうる三角柱部（１印となっている。

三角柱部（国の一側稜には、第１側板（力の各係合溝０
０と対応する等幅の切欠溝帥が形成さｔている。

なお、（２１１は保合突起、（２１）は保合孔である。

ｅ２）は、たとえば燐青銅板をプレス加工した、くし形
を外すばね板で、連結片０３１の一側縁には、ケース（
４）の各係合溝（１０）に弛みなく嵌合しうる幅の複数
の接触ばね（２４）が設けらｔ、その遊端部には、弧状
の湾曲部Ｑ５１が形成されている。

第２図以下は、上述のケース（４）と押さえ杆（１７１
とばね板いにより、コネクタを組立てると同時に５各接
触ばねｃ！４）とフラットケーブル（１）の各導線（３
）を、電気的に接続した状態を示すもので、次に、その
組立手段を説明する。

まず、第１図に示す状態のケース（４）の、第２側板（
８）を、矢印方向に約９０°回動させて、窓孔ｆ１６１
の外方より、ばね板（２りを挿通し、各接触ばね０４１
を、その先端が、第１側板（力の段部ＯＪに突き当たる
ように、係合溝００と中央杆（５）の案内溝（６）には
め込む。

すると、接触ばねＱ４１の湾曲部Ｃ！ｉ）は１両第１弾
性片（１２を覆うので、押さえ杆ｏ７１を中央杆（５）
に重合し、対応する係合突起（イ）と係合孔Ｃ７１１を
係合させて、ばね板ｅ渇を仮止めする。

ついで、第１側板（７）の両案内突条（１１）間に、フ
ラットクープル（１）を、その導線（３）を下方にして
はめ込めば、各導線（３）は各接触ばね（２４）に当接
するので、中央杆（５）とともに、第２側板（８）をさ
らに約９０’回動させて１両側板（７１（８）のそｎぞ
ｎの案内突条（１１）と突条ｆ＋５１を重合させる。

すると、第３図に示すように、接触ばね０４は、押さえ
杆０７１の切欠溝０！Ｉに嵌入するとともに、その端部
において折り曲げら打て、第３図に示す状態とカリ、各
接触ばね０４１は、そｎ−自身の弾性と、互いに対向す
る第１・第２両弾性片（ＩＨ４１の補助作用により、フ
ラットケーブル（１）の各導線（３）に圧接する。

ついで、案内突条０１）と突条（１印を、適宜の手段、
たとえば接着剤で固着した後、ばね板（２２を、第４図
のＢ−Ｂ線で示す位置より切断すわ、ば、各接触ばねＣ
２４＋は切離さｊｌ、各接触ばね０２４＋とフラットケ
ーブル（１）の各導線（３）が、電気的に完全に接続さ
ヵ、たコネクタが組立てらｎ、る。

第５図と第６図は１本発明の第２実施例を示すもので、
前実施例と同様の部材には、同一符号を付して、その説
明を省略する。

本実施例における第２側板（８）の両突条（Ｉ５１の遊
端には、第５図に示す状態において上方を向く保合フッ
ク６１）が突設さ１１、その上面には、内下方に向かう
傾斜面６２が形成さｊ、ている。

また、第１側板（７）における上記フック６１）に対応
する個所には、係合切欠６３）が形成されている。

中央杆（５）における案内溝（６）を設けた中央部には
、第５図左半分に、長さ方向全長にわたる切欠ｔ５４）
を設けである。

また、押さえ杆０７１の三角柱部側の第５図下面には、
」−記切欠６４）と対応する突杆６荀が設けられ、てい
る。

このケース（４）は、前実施例と同様に、ばね板（２渇
と押さえ杆蛭とフラットケーブル（１）を、順にセット
して折畳み、案内突条（１１）と突条（１５１を強制的
に重合させれば、傾斜面ｔ５ｚに案内されて、フック６
１）と係合切欠ｅ’ｉ、１が係合して、簡単にコネクタ
が形成される。

この際、ばね板ｅりは、第６図に示すように、押さえ杆
（１７１の三角柱部（国と突杆６５１により、２段に折
曲って、基端が中央杆（５）と突杆ｅｉ！ｉｌの間より
、フラットケーブル（１）と反対力向を向いて突出する
ので、前実施例と同様に、各接触ばね（２４）を切離す
。

組立てられたコネクタは、必要に応じ、フック６１）を
強制的に拡開して、係合切欠いより外すことにより、ケ
ース（４）を展開して、分解することができる。

なお、フック６１）を第１側板（７）に、また係合切欠
５３）を、第２側板（８）に設けても、同様の効果があ
り、フック６１）と係合切欠６３）の相互係合手段を、
他の形式のものとすることもできる。

（本発明の効果） 本発明のコネクタは、上述のように、ケース（４）内に
、微小の接触ばね（２４）を、個々に増付ける必要がな
く、１枚のばね板ｔ２つとして組込んだ後、切離して形
成するので、ケース（４）への取付けが甚だ簡単である
とともに、位置精度が良好である。

ケース（４）に組込’！ｆ１．た各接触ばね（２４１は
、その湾曲部（ハ）が５第１側板（７）の係合溝００）
に弛みなく嵌合し、またフラットケーブル（１１は、案
内突条（ＩＩ）間に弛みなく嵌合しているので、両者は
、側方に移動することがなく、横方向の相対位置は、常
に正確に保た扛る。

また、各接触ばね（２４）は、その外端近くで直角に折
曲さｔて、ケース（４）に係合しているので、長さ方向
に移動したシ、抜は外ｆしたりすることはなく、かつ接
触ばね０４）とフラットケーブル（１）の導線（３）は
、いずｊ、も長寸であるので、フラットケーブル（１）
の長さ方向の若干のす肛は、なんら差支えない。

さらに、接触ばね（２４は小寸ではあるが、形状が短冊
状で単純であるので、形状や弾性に不揃いが生ずること
はなく、弱い弾性は、両側板（７１（８１０両弾性片０
１＾の補助作用により、接触ばね（２局と導線（３）が
十分に圧接する。

従って、本発明コネクタは、信頼性が高り、シかも製作
は容易であり、特に、導線のピッチの著しく狭いフラッ
トケーブルと併用して、甚だ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明コネクタの第１実施例の分解斜視図。 第２図は、同じく組立てた状態の斜視図、第３図は、同
じく中央縦断側面図、 第４図は、第３図のＡ、−Ａ線における縦断面図。 第５図は、本発明コネクタの第２実施例の分解斜視図、 第６図は、同じく組立てた状態における中央縦断側面図
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央杆の内面両側縁に、２枚の側板の外面基端を
   、内面同士を重合させうるように蝶着し、かつ両側板の
   内面基端部を、蝶着部に向かつて、外面と鋭角をなすよ
   うに傾斜させ、一方の側板の内面に、前記中央杆に対し
   て直角方向を向き、かつフラットケーブルの横幅と等間
   隔をもつて互いに平行をなす１対の案内突条と、両案内
   突条の間において、フラットケーブルの電気導線と等ピ
   ッチをもつて、案内突条と平行をなす、導線と同数の係
   合溝を形成し、また、他方の側板の基部における両端部
   を除く部分に窓孔を有し、かつ両側板の内面要所に、両
   側板を重合させた時、上記係合溝内において、互いに圧
   接する弾性片を設けてなる合成樹脂製のケースと、両端
   を除く部分が、上記ケースを折畳んだ時に、中央杆と両
   側板の基端の間に形成される空間に、弛みなく嵌合しう
   る三角柱部となつている、ケースと同質の押さえ杆と、 ケースの一方の側板の係合溝に、弛みなく嵌合しうる幅
   の短冊状をなすとともに、遊端部が弧状に湾曲し、かつ
   基端が連結されて、くし状のばね板を形成する、上記導
   線と同数の、電気導体よりなる接触ばね とよりなり、ケースを、一方の側板と中央杆を平板状に
   、かつ他方の側板が中央杆と直交するように展開して、
   他方の側板の窓孔に、外方よりばね板を挿入して、各接
   触ばねを、一方の側板の係合溝に、湾曲部が弾性片上に
   位置するようにはめ込んで、中央杆に押さえ杆を重合し
   て接触ばねを仮止めし、ついで、一方の側板の両案内突
   条間にフラットケーブルを、その導線を接触ばねに向け
   てはめ込んだ後、両側板を重合させて、適宜の手段でク
   ランプし、ついで、ケースより突出する接触ばねを、連
   結部において切離すようにしたことを特徴とするフラッ
   トケーブルコネクタ。
2. （２）中央杆の両端部を除く、他方の側板に近接する側
   面を切欠くとともに、押さえ杆の三角柱部の底面に、上
   記切欠部に弛みなく嵌合しうる突杆を設け、かつ両側板
   の要所に、相互係合装置を設けたことを特徴とする、特
   許請求の範囲第（１）項に記載のフラットケーブルコネ
   クタ。