JPS61135605A - デイスプレイ付き事務机 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は所謂ＯＡ機器のディスプレイを組み込み、事務
の効率化を図った事務机に関する。

〔従来の技術〕

従来、コンピュータ、ワードプロセッサ等いわゆるＯＡ
機器のディスプレイには、多くの場合、陰極線管が用い
られており、その使用状態は、表示画面が机の上部平面
（天板面）に対して直角、すなわち表示画面が垂直平面
内に在るように装備されていた。

これは陰極線管が此の種のディスプレイとして完成度が
高（、コストパフォーマンス的に最も有利と見られてい
るからであるが、陰極線管は表示画面の大きさに比して
奥行きが長（、もし、その表示画面が机のほぼ水平な上
部表面と同一平面をなすように事務机に装備したとする
と、使用者の脚部が机の下に入らなくなり、亦常に無理
な執務姿勢を強制されることになるからである。。ゲー
ム機などの場合には、陰極線管の表示画面を机の上部表
面と同一平面をなすように取りつけている例があるが、
これは元来比較的短時間な遊戯用を目的とする場合には
、不自然な姿勢も問題にはならないからである。

このようにＯＡ＃ＩＡ器のディスプレイとして陰極線管
を採用し、其の表示画面が机のほぼ水平な上部表面に対
して直角となるように配置する場合、奥行きが長いため
、通常の事務机の上に載せると、机の上の広い面積を占
有してしまい、また表示画面が垂直なので使用者の視線
の方向（見易さ）との関係もあって、実際には陰極線管
をディスプレイ専用の特別な机に搭載して使用する場合
が殆どである。つまり、使用者としてはディスプレイを
使用するときだけ、別の机を使用せざるを得なくなり、
それまで見たり書いたりしていた書類から一時離れるか
、また、どうしても必要な書類ならば、前記ディスプレ
イ専用の机の上の狭い場所に無理にでも載せて、見るよ
うにしなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、通常の陰極線管を０ＡＩＩ器のディスプ
レイに利用するときの従来からの慣習的な使用法には、
種々不便な問題点があるので、本発明は、このような問
題点を解消した、机上で書類を対象に執務していた時と
同様に、楽な自然な姿勢のまま、ディスプレイを机上で
使用できるようにした事務机を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

コストパフォーマンスだけにこだわって、陰極線管をＯ
，Ａｌｌ器のディスプレイに使用することに、上記従来
の問題点の生ずる原因が存在するのであるから、本発明
では、陰極線管以外の、表示画面に比して奥行きが短い
ディスプレイ、すなわち、プラズマ・ディスプレイ、Ｅ
Ｌディスプレイ、液晶表示装置などを利用し、これらを
其の表示面が、机の上部表面と実質上同一平面をなすよ
うに机に装備することとした。

〔作用〕

上記のように、薄型平面ディスプレイを表示画面が机の
ほぼ水平な上部表面の一部をなすように装備すると、使
用者は通常の机の場合と同様に、脚部を机の下に入れた
極めて自然な楽な姿勢のままで、ディスプレイを使用す
るときも、使用しない（主として書類を対象とした作業
）ときも、効率よく仕事が出来る。

ディスプレイ関係機器たとえばフロッピィディスクなど
は、机の一方の袖（必要ならば他方の袖に従来通り引出
しを設ける）に装備することができる。また、キーボー
ドは極めて薄く軽いものが出来ているから随時取り出し
て使用するようにすれば良い。

現在、ディスプレイの表示画面を形成する例えば反射型
の液晶表示素子のセルのガラス板は、表示を見易くする
ために、必ずしも机の表面はど丈夫ではないから、丈夫
な例えばガラスや透明プラスチックの保護板を使用する
必要があり、これに伴い反射型の液晶素子は使えなくな
るが、透過光型の液晶ディスプレイならば充分使用可能
である。また、プラズマディスプレイやＥＬディスプレ
イは、現在かなり高価であるが、その原因の一部は、生
産数が陰極線管に比べて極端に少ない点にあるから、使
用数したがって生産数が、ある程度増加すれば、余り問
題にはならない筈である。

〔実施例〕

第１図（ａ）は本発明一実施例の使用状態を示す側面図
、第１図（ｂ）同実施例使用状態を示す上面図である。

図中、１は机、２は薄型平面ディスプレイ例えばプラズ
マ・ディスプレイ、３は上部保護ガラス、４は椅子、５
は作業者、６は表示面である。

これらの図から、この実施例では、作業者の脚部を入れ
る空間が通常の机の場合と全く同様に確保されているか
ら、作業者が、ディスプレイを使用するときも、ディス
プレイを使用しないで通常のＷＦ類などを対象に仕事を
しているときも、全く同じ極めて楽な自然な姿勢のまま
で作業できることが良く判る。また、第１図（ｂ）から
判るように、この実施例の机の上は通常の机の場合同様
、広々としているから、ディスプレイを見ないときは、
通常の机と全く同様に仕事ができる。

なお、ディスプレイとしては、室内の照明などが問題に
ならない程度の明るい表示が出来るものを選択する必要
がある。

大型コンピュータの専用表示端末などとして終日頻繁に
使用されるような端末表示装置は、元来、書類を対象と
した普通の仕事を其の位置で行う意図はなかったのであ
るから、本発明の対象とはならない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、通常の仕事をする
ときと全く同様な姿勢のままで、特に疲労を催すことも
なく、書類を対象とする仕事をしながら、随時ディスプ
レイを使用することが出来るようになり、ＯＡ化の効果
を向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明一実施例の使用状態を示す側面図
、第１図（ｂ）同実施例使用状態を示す上面図である。 １・−・机、　　２−・薄型平面ディスプレイ、　　３
−・上部保護ガラス、　４−・椅子、　５・−・作業者
、６・−・表示面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、薄型平面ディスプレイを、その表示面が、机のほぼ
   水平な上部表面と実質的に同一平面をなすように装備し
   たことを特徴とするディスプレイ付き事務机。 ２、薄型平面ディスプレイとして、プラズマ・ディスプ
   レイ、ＥＬディスプレイ、透過光型液晶表示装置の何れ
   かを使用した特許請求の範囲第１項記載のディスプレイ
   付き事務机。