JPS6113498Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113498Y2
JPS6113498Y2 JP18423480U JP18423480U JPS6113498Y2 JP S6113498 Y2 JPS6113498 Y2 JP S6113498Y2 JP 18423480 U JP18423480 U JP 18423480U JP 18423480 U JP18423480 U JP 18423480U JP S6113498 Y2 JPS6113498 Y2 JP S6113498Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
pulleys
pair
suspended
crane
Prior art date
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Expired
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JP18423480U
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JPS57106684U (ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクレーン吊荷の振止め装置に関する
ものである。
クレーンの吊荷の振れを速やかに減衰させて荷
役能率を同上させるために従来第1図に示すよう
なものが知られている。これは巻取りドラム1か
ら繰出される2本のロープA,Bを、クレーンガ
ーダ2上を横行するトロリ3の前後に離隔した一
対の索掛け滑車11,12にそれぞれ掛装して、
吊荷LをV字状に中央懸垂した2本のロープA,
Bで吊ることによつて吊荷の振れを抑制するよう
にしたものである。しかしながらこの装置では吊
荷Lをロープ1本で吊る場合に比べれば振れを抑
制する効果はあるが、充分な制振効果は得られな
かつた。またクレーンは一般に第2図に示す如く
トロリ3がガーダ2上を横行するだけでなくクレ
ーン自体が走行レール4上を走行しながら荷役を
行なうので、単に横行方向の振れを止めるだけで
は不充分で、走行方向或いはこれらの合成方向の
振れを止めるようにしなければ能率的な荷役作業
を行なうことができない問題がある。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的は懸垂方向を異にし
て2組のV字状懸垂ロープを設け、それぞれに吊
荷の振れを減衰させるダンパを設けることにより
能率的な荷役作業ができるようにしたクレーン吊
荷の振止め装置を提供しようとするものである。
以下にこの考案の一実施例を第3図、第4図に
より説明する。図中11,12はトロリ3に横行
方向に離隔して設けられた一対の索掛滑車であ
る。15は両端部に一対の滑車13,14を有す
る滑車連結体で上記索掛滑車11,12と巻取り
ドラム1との間に横行方向に移動可能に設けられ
ている。16は、上記移動体15にピストンロツ
ド16aを接続してトロリ3に設けられた油圧ダ
ンパで、シリンダ室間に減衰弁17aを有する油
圧配管17が接続されている。また上記トロリ3
にはクレーン走行方向にも、横行方向と同様に一
対の索掛け滑車21,22、一対の滑車23,2
4を有する滑車連結体25及び減衰弁27aを有
する油圧ダンパ26が設けられている。そして、
巻取りドラム1から繰出される2本ロープA,B
はそれぞれシーブ19,20で方向転換され滑車
連結体15の一対の滑車13,14に巻回されて
から、一対の索掛け滑車11,12に掛装されて
トロリ横行方向にV字状に中央懸垂して吊具5に
連結されている。また巻取りドラム1から繰出さ
れる2本のロープC,Dも上記ロープA,Bと同
様に図示しないシーブで方向転換され滑車連結体
25の一対の滑車23,24に巻回されてから、
一対の索掛け滑車21,22に掛装されてクレー
ンの走行方向にV字状に中央懸垂して吊具5に連
結されている。従つて吊荷Lはトロリの横行方向
と、これに直交する走行方向の二方向からV字状
に中央懸垂する2組のロープA,B:C,Dで吊
られるようになつている。
而して、第3図において吊り荷Lがトロリ3の
横行方向で図上左方向に振れた場合には滑車連結
体15は右方向に変位し、ロープA,Bの弾性を
無視すると吊荷Lの振れと滑車連結体15の変位
は比例することになり、油圧ダンパ16には減衰
弁17aの作用により滑車連結体15の変位速度
に比例した抵抗が加わるようになる。そこで油圧
ダンパ16の減衰弁17aを適当に調整すること
により吊荷Lの振れを速やかに減衰させることが
できる。また吊り荷Lがクレーンの走行方向に振
れた場合には、上記と同様に油圧ダンパ26の減
衰弁27aを調整することにより吊荷Lの振れを
速やかに減衰せることができる。また吊荷Lが斜
め方向に振れた場合にも油圧ダンパ16と26と
の両者により吊荷Lの振れを減衰させることがで
きる。なお、上記実施例では一対の索掛け滑車1
1,12,21,22をそれぞれ横行方向、走行
方向に設けてあるが、例えば横行方向に対し両者
を45度の角度で設けるようにしてもよい。また走
行、横行の加減速度、最高速度が異なる場合に、
例えば走行の方が大きい場合は走行方向の一対の
索掛け滑車21,22の間隔を第4図に示した如
く横行方向の一対の索掛け滑車11,12の間隔
より大きくとることにより横行、走行の両方向に
対し同じ減衰を得ることができる。また滑車連結
体15に接続する減衰弁17aを有する油圧ダン
パ16は連結体15の両側に設けてもよく、また
この場合第5図に示すように両油圧ダンパ16,
16の対応するシリンダ室間を油圧配管18,1
9でそれぞれ接続し、その配管途中に減衰弁18
a,19aを設けるようにしてもよい。
この考案のクレーン吊荷の振止め装置は上記の
ようなものであるから、横行方向、走行方向及び
これらの合成方向の吊荷の振れを速やかに減衰さ
せることができ、従つて荷役能率を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクレーン吊荷の振止め装置の概
略説明図、第2図はトロリ及びクレーンの移動状
態を示す平面図、第3図、第4図はこの考案の一
実施例を示すもので、第3図は側面図、第4図は
構成機器の配列状態を示す平面図、第5図はダン
パ接続状態の変形例を示す説明図である。 1……巻取りドラム、3……トロリ、11,1
2:21,22……一対の索掛け滑車、15,2
5……滑車連結体、16,26……ダンパ、A,
B:C,D……ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取りドラムから繰出されるロープをトロリ上
    の離隔した一対の索掛け滑車からV字状に中央懸
    垂して吊荷の振れを抑制するようにしたものにお
    いて、上記1対の索掛け滑車をロープの懸垂方向
    を異にして2組設けると共にこれら索掛け滑車と
    巻取りドラムとの間にロープが巻回される一対の
    滑車を備えた滑車連結体を水平移動可能にそれぞ
    れ設け且つこれら滑車連結体に吊荷の振れを減衰
    させるダンパを接続して設けたことを特徴とする
    クレーン吊荷の振止め装置。
JP18423480U 1980-12-23 1980-12-23 Expired JPS6113498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18423480U JPS6113498Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

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JP18423480U JPS6113498Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57106684U JPS57106684U (ja) 1982-07-01
JPS6113498Y2 true JPS6113498Y2 (ja) 1986-04-25

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ID=29984218

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JP18423480U Expired JPS6113498Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

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JPS57106684U (ja) 1982-07-01

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