JPS6113338B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113338B2 JPS6113338B2 JP9162376A JP9162376A JPS6113338B2 JP S6113338 B2 JPS6113338 B2 JP S6113338B2 JP 9162376 A JP9162376 A JP 9162376A JP 9162376 A JP9162376 A JP 9162376A JP S6113338 B2 JPS6113338 B2 JP S6113338B2
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、固定接点を固着した固定接触子とこ
の固定接点に接離する可動接点を固着した可動接
触子とよりなる接触子装置に関する。
の固定接点に接離する可動接点を固着した可動接
触子とよりなる接触子装置に関する。
背景技術
従来この種接触子装置は、第1図の如く、先端
に折返片a,a′を折曲形成せる固定接触子b,
b′を筐体cに装着して上記折返片a,a′の先端上
面に固定接点d,d′を固着し、一方筐体c内に移
動可能に装着せる可動部eに装着した可動接触子
fの両端下面に固着せる可動接点g,g′を前記固
定接点d,d′に接離するよう対向してなるものが
一般的であり、固定接点と可動接点の開閉時の発
熱と可動接点が固定接点を押圧するときの押圧力
とにより折返片a,a′の根元の折曲部が熱的及び
機械的応力を受けて変形し、固定接点が上下に偏
位し、可動接点と固定接点の接点ギヤツプが変化
して特性の変化を招来する欠点があつた。
に折返片a,a′を折曲形成せる固定接触子b,
b′を筐体cに装着して上記折返片a,a′の先端上
面に固定接点d,d′を固着し、一方筐体c内に移
動可能に装着せる可動部eに装着した可動接触子
fの両端下面に固着せる可動接点g,g′を前記固
定接点d,d′に接離するよう対向してなるものが
一般的であり、固定接点と可動接点の開閉時の発
熱と可動接点が固定接点を押圧するときの押圧力
とにより折返片a,a′の根元の折曲部が熱的及び
機械的応力を受けて変形し、固定接点が上下に偏
位し、可動接点と固定接点の接点ギヤツプが変化
して特性の変化を招来する欠点があつた。
また、実開昭50−81360に開示される如く、L
字状に折曲形成され、固定接点を固着した先端折
曲部の下面を固定接触子取付台で受けるものが提
案されている。このものは、閉成動作において、
固定接触子の下方への変形は防止できるものの、
開成動作において、軽溶着が発生した場合に固定
接触子の上方への変形を防止できないもので、や
はり前述の欠点を解消するには至らないのであ
る。
字状に折曲形成され、固定接点を固着した先端折
曲部の下面を固定接触子取付台で受けるものが提
案されている。このものは、閉成動作において、
固定接触子の下方への変形は防止できるものの、
開成動作において、軽溶着が発生した場合に固定
接触子の上方への変形を防止できないもので、や
はり前述の欠点を解消するには至らないのであ
る。
発明の目的
本発明は、上記の点に鑑みて成したものであつ
て、その目的とするところは、開閉動作によつて
可動接点と可動接点間の接点ギヤツプが変化しに
くい接触子装置を提供するにある。
て、その目的とするところは、開閉動作によつて
可動接点と可動接点間の接点ギヤツプが変化しに
くい接触子装置を提供するにある。
発明の開示
以下本発明を、一実施例として掲げた第2図及
び第3図に基づいて説明する。
び第3図に基づいて説明する。
1は筐体で、後述する固定接触子や可動接触子
を装着せる可動部等を装着する。
を装着せる可動部等を装着する。
2,2′は筐体1に装着される固定接触子で、
導電板材にて一体的に折曲形成される。この固定
接触子2,2′は、筐体1に装着される基部と、
該基部に対し所定間隔をおいて平行に位置ししか
も該基部に対面しない側に固定接点5,5′を固
着した先端部4,4′と該基部と先端部4,4′を
連結すべくこれらに連設されるL字状の中間部
3,3′とからなる。さらに詳しくはこの中間部
3,3′は、その一端が該基部の端面に、他端が
固定接点5,5′の平面的な略中央位置に相当す
る先端部4,4′にそれぞれ連設されている。
導電板材にて一体的に折曲形成される。この固定
接触子2,2′は、筐体1に装着される基部と、
該基部に対し所定間隔をおいて平行に位置ししか
も該基部に対面しない側に固定接点5,5′を固
着した先端部4,4′と該基部と先端部4,4′を
連結すべくこれらに連設されるL字状の中間部
3,3′とからなる。さらに詳しくはこの中間部
3,3′は、その一端が該基部の端面に、他端が
固定接点5,5′の平面的な略中央位置に相当す
る先端部4,4′にそれぞれ連設されている。
8は可動接触子で、導電板材にて形成される。
この可動接触子8は、その端部が固定接触子2,
2′の先端部4,4′に対向するとともに、図にお
いて上下方向、すなわち固定接触子2,2′の先
端部4,4′に対し略直角方向に移動するよう筐
体1内に移動可能に装着せる可動部7に装着され
ており、その端部の固定接触子2,2′の先端部
4,4′に対面する側に、固定接点5,5′に接離
する可動接点6,6′を固着してある。
この可動接触子8は、その端部が固定接触子2,
2′の先端部4,4′に対向するとともに、図にお
いて上下方向、すなわち固定接触子2,2′の先
端部4,4′に対し略直角方向に移動するよう筐
体1内に移動可能に装着せる可動部7に装着され
ており、その端部の固定接触子2,2′の先端部
4,4′に対面する側に、固定接点5,5′に接離
する可動接点6,6′を固着してある。
可動部7は、可動枠9とその下端に装着した可
動鉄心10とからなり、復帰ばね11にて上方に
押圧されるとともに、可動鉄心10は筐体1内に
収納配設したコイル12を有する固定鉄心13に
対向している。
動鉄心10とからなり、復帰ばね11にて上方に
押圧されるとともに、可動鉄心10は筐体1内に
収納配設したコイル12を有する固定鉄心13に
対向している。
動 作
第2図は、接点開離状態で、この状態において
コイル12に電流を流すと、可動鉄心10は固定
鉄心12に吸引され、従つて可動部7が下方に移
動して可動接点6,6′と固定接点5,5′が接触
する。
コイル12に電流を流すと、可動鉄心10は固定
鉄心12に吸引され、従つて可動部7が下方に移
動して可動接点6,6′と固定接点5,5′が接触
する。
また、接点接触状態においてコイル12の電流
を遮断すると、復帰ばね11のばね力にて可動部
7は上方に移動し、可動接点6,6′と固定接点
5,5′とは開離する。
を遮断すると、復帰ばね11のばね力にて可動部
7は上方に移動し、可動接点6,6′と固定接点
5,5′とは開離する。
かかる動作において、固定接触子2,2′の先
端部4,4′を変形させる力は、先端部4,4′の
中間部3,3′他端連設点から押圧又は引上力作
用点までの長さが固定接点の最大径の半分以下と
なつて極めて小さく、また中間部3,3′を変形
させる力は、中間部3,3′の他端側長手方向に
作用するから、変形耐力が大きくなる。従つて、
接触子装置の閉成及び開成(軽溶着発生時も含
む)動作においてこれら中間部3,3′と先端部
4,4′が熱的及び機械的応力を受けても固定接
点5,5′の位置は上下に変化しにくく、このこ
とは開閉動作によつて固定接点と可動接点間の接
点ギヤツプが変化しにくいこととなる。
端部4,4′を変形させる力は、先端部4,4′の
中間部3,3′他端連設点から押圧又は引上力作
用点までの長さが固定接点の最大径の半分以下と
なつて極めて小さく、また中間部3,3′を変形
させる力は、中間部3,3′の他端側長手方向に
作用するから、変形耐力が大きくなる。従つて、
接触子装置の閉成及び開成(軽溶着発生時も含
む)動作においてこれら中間部3,3′と先端部
4,4′が熱的及び機械的応力を受けても固定接
点5,5′の位置は上下に変化しにくく、このこ
とは開閉動作によつて固定接点と可動接点間の接
点ギヤツプが変化しにくいこととなる。
発明の効果
本発明に係る接触子装置は、上記の如く構成し
たものであるから、開閉動作によつて可動接点と
可動接点間の接点ギヤツプが変化しにくく、特性
が安定する効果を奏する。
たものであるから、開閉動作によつて可動接点と
可動接点間の接点ギヤツプが変化しにくく、特性
が安定する効果を奏する。
第1図は、従来の接触子装置の断面図、第2図
は、本発明の一実施例を示す断面図、第3図は、
その固定接触子の斜視図である。 1……筐体、2,2′……固定接触子、3,
3′……固定接触子の中間部、4,4′……固定接
触子の先端部、5,5′……固定接点、6,6′…
…可動接点、7……可動部、8……可動接触子、
9……可動枠、10……可動鉄心、11……復帰
ばね、12……コイル、13……固定鉄心。
は、本発明の一実施例を示す断面図、第3図は、
その固定接触子の斜視図である。 1……筐体、2,2′……固定接触子、3,
3′……固定接触子の中間部、4,4′……固定接
触子の先端部、5,5′……固定接点、6,6′…
…可動接点、7……可動部、8……可動接触子、
9……可動枠、10……可動鉄心、11……復帰
ばね、12……コイル、13……固定鉄心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電板材にて一体的に折曲形成されるもので
あつて、筐体に装着される基部と、該基部に対し
所定間隔をおいて平行に位置ししかも該基部に対
面しない側に固定接点を固着した先端部と、該基
部と先端部を連結すべくこれらに連設されるL字
状の中間部とからなり、該中間部の一端は該基部
の端面に、他端は該固定接点の平面的な略中央位
置に相当する先端部にそれぞれ連設されている固
定接触子と、 導電板材にて形成されるものであつて、端部が
前記固定接触子の先端部に対向するとともに、こ
れに対し略直角方向に移動するよう筐体内に移動
可能に接着せる可動部に装着され、前記固定接点
に接離する可動接点を該端部に固着した可動接触
子と、 よりなる接触子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9162376A JPS5317980A (en) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | Contact device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9162376A JPS5317980A (en) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | Contact device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5317980A JPS5317980A (en) | 1978-02-18 |
JPS6113338B2 true JPS6113338B2 (ja) | 1986-04-12 |
Family
ID=14031681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9162376A Granted JPS5317980A (en) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | Contact device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5317980A (ja) |
-
1976
- 1976-07-31 JP JP9162376A patent/JPS5317980A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5317980A (en) | 1978-02-18 |
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