JPS6113325A - 入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明はキーボードを備えた入力装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 従来、例えばミニコンピユータやオフィスコンピュータ
などでは標準入力をキーボードからディスク上の特定フ
ァイルに変更することでキー入力無しでキー入力したと
きと同様のプログラムを実行できるものがある。すなわ
ち、これはディスク上の特定ファイルに予めキー入力情
報を書込んでおき、必要時にその特定ファイルからキー
入力情報を読み出すというものである。しかし、従来の
この方法は別途エディターなどを使用して予めディスク
の特定ファイルにキー入力情報を書込んでおかなければ
ならず、従って業務の実行中にキー入力情報をファイル
することができず、キー入力情報のファイル化が面倒で
あった。一方、標準出力を例えばＣＲ７表示からファイ
ルに切換えることによりキー入力情報も含めて各種情報
をファイル化することも可能であるが、しかしこのよう
な方法をとったとしてもそのファイルをエディターなど
を使用して不要な情報を削除しなければ自動キー入力用
のファイルとして使用することはできず、前記同様にキ
ー入力情報のファイル化が面倒であった。

［発明の目的］ この発明はこのような問題を解決するために為されたも
ので、業務の実行中にその業務と並行してキー入力デー
タのみを簡単にファイル化することができ、しかもその
キーファイルを使用して自動キー入力ができる入力装置
を提供することを目的とする。

［発明の概要］ この発明はキーボードと、キー入力データをファイルす
るキーファイルと、このキーファイルに対するキー入力
データの書込みを許可するか禁止するかを設定するキー
ファイルライトフラグメモリと、キーファイルからのキ
ー入力データの読出しを許可するか禁止するかを設定す
るキーファイルリードフラグメモリと、キーファイルラ
イトフラグメモリにキー入力データの書込み許可が設定
され、かつキーファイルリードフラグメモリにキー入力
データの読出し禁止が設定されているときにプログラム
によってキー入力命令が発生し、この状態でキーボード
からキー入力があるとそのキー入力データに基づくプロ
グラム処理を実行するとともにそのキー入力データをキ
ーファイルに書込み、またキーファイルライトフラグメ
モリにキー入力データの書込み禁止が設定され、かつキ
ーファイルリードフラグメモリにキー入力データの読出
し許可が設定されているときにプログラムによってキー
入力命令が発生するとキーファイルからキー入力データ
を読出し、その読出したキー入力データに基づくプログ
ラム処理を実行する手段とを設け、キー入力データのフ
ァイル処理及びファイルされたキー入力データによる自
動キー入力を図ったものである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図はブロック図で、１１はＣＰＵ　（中央処理装置
）、１２ははＲＯＭ（リード・オンリー・メモリ）、　
１３はＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）、１４は
キーボードインターフェース、１５は表示器インターフ
ェース、１６はディスクインターフェースである。前記
ＣＰ　Ｕ　１１とＲＯＭ１２及びＲＡＭ１３とはアドレ
ス・パスライン１７、データ・パスライン１８及びコン
トロールライン１９によって電気的に接続されている。

また、前記ＣＰ　Ｌｌ　１１とキーボードインターフェ
ース１４、表示器インターフェース１５及びディスクイ
ンターフェース１６とは前記データ・パスライン１８及
びコントロールライン１９によって電気的に接続されて
いる。

前記キーボードインターフェース１４にはキーボード２
０が接続され、前記表示器インターフェース１５にはＣ
Ｒ７表示器２１が接続され、前記ディスクインターフェ
ース１６にはキーファイルを構成するフロッピディスク
装置２２が接続されている。前記ＣＰ　Ｕ　１１は前記
キーボード２０などから入力されるキー入力データによ
り前記ＲＯＭ１２からプログラムデータを呼出し、その
プログラムデータに基づいてＲＡＭ１３、各インターフ
ェース１４．１５．１６の各部を制御するようにしてい
る。

前記ＲＡ　Ｍ　１３には第２図に示すようにキーファイ
ルリードフラグメモリＫＲＦ、キーファイルライトフラ
グメモリＫＷＦ、データエリアＤＥＡなどが設けられて
いる。前記キーファイルリードフラグメモリＫＲＦはフ
ラグ「００」が設定されると前記７０ツピデイスク装［
２２からのキー入力データの取込みを禁止して前記キー
ボード２０からのキー入力データの取込みを許可する情
報となり、またフラグｒＦＦＪが設定されると前記キー
ボード２０からのキー入力データの取込みを禁止して前
記７０ツビデイスク装置２２からのキー入力データの取
込みを許可する情報となる。前記キーファイルライトフ
ラグメモリＫＷＦはフラグｒｏＯＪが設定されると前記
フロッピディスク装置２２へのキー入力データの書込み
を禁止する情報となり、またフラグｒＦＦＪが設定され
ると前記フロッピディスク装置２２へのキー入力データ
の書込みを許可する情報となる。

第３図はこの実施例の要部を機能ブロック図で示したも
ので、２３は前記キーボードインターフェース１４、Ｃ
Ｐ　Ｕ　１１、ＲＯＭ１２及びＲＡＭ１３によって構成
されるキーボード処理部で、キーボード２０からのキー
入力データを取込み、かつ前記ＣＲ７表示器２１で表示
できるコード体系にデータを変換している。２４は前記
ＣＰ　Ｕ　１１、ＲＯＭ１２及びＲＡＭ１３によって構
成されるキー入力命令解釈部で、プログラムによってキ
ー入力命令が発生すると動作してその命令をキーＳ／Ｉ
Ｆ（ソフトインターフェース）２５が解釈できる形に変
換している。前記キーＳ　、／　Ｉ　Ｆ’２５は前記Ｃ
Ｐ　Ｕ　１１及びＲＯＭ１２で構成され、前記キー入力
命令解釈部２４からのキー入力命令によって前記キーボ
ード処理部２３からのキー入力データの取込み、キーフ
ァイル処理部２６からのキー入力データの取込み、その
キーファイル処理部２６へのキー入力データの出力ある
いはＣＲ７表示器２１への表示データの出力などの各種
処理を行う。前記キーファイル処理部２６は前記ディス
クインターフェース１６、ＣＰ　Ｕ　１１、ＲＯＭ１２
及びＲＡ　Ｍ　１３によって構成され、前記キーＳ／ｌ
Ｆ２５の指示に従ってキー入力データを前記７０ツピデ
イスク装置２２のディスクファイルに書込んだり、その
ディスクファイルから読出したりするようにしている。

前記キーＳ／ｌＦ２５は特に第４図に示す流れ図に基づ
く処理を行う。すなわち、キー入力命令解析部２４から
キー入力命令があると、ＲＡＭ１３のキーファイルリー
ドフラグメモリＫＲＦをチェックし、ＫＲＦ＝　ｒＦＦ
Ｊであればキーファイル処理部２６より前記フロッピデ
ィスク装置２２のディスクファイルに書込まれていた１
文字分のキー入力データを受取り、また、ＫＲＦ＝　ｒ
ｏＯＪであればキーボード処理部２３より前記キーボー
ド２ｏがら入力された１文字分のキー入力データを受取
る。続いて受取ったキー入力データを表示データに変換
して前記ＣＲ７表示器２１に表示させる。次にＲＡＭ１
３のキーファイルライトフラグメモリＫＷＦをチェック
し、ＫＷＦ＝　ｒＦＦＪであればキーファイル処理部２
６に１文字分のキー入力データを出力し、そのキーファ
イル処理部２６によってフロッピディスク装置２２のデ
ィスクファイルにそのキー入力データを書込ませ、また
、ＫＷＦ＝　ｒｏｏＪであればキーファイル処理部２６
へのキー入力データの出力を禁止する。次にキー入力デ
ータがリターンキー入力データか否かをチェックし、リ
ターンキー入力データでなければ再びキー入力命令持ち
に戻り、またリターンキー入力データであれば今まで取
込んだキー入力データをＲＡ　Ｍ　１３のデータエリア
ＤＥＡに転送してキー入力処理を終了する。

なお、ＲＡ　Ｍ　１３に転送されたキー入力データはそ
の後のプログラムによって処理される。

このような構成の本発明実施例装置においては、キーフ
ァイルリードフラグメモリＫＲＦに「ｏｏ」を設定し、
キーファイルライトフラグメモリＫＷＦにｒＦＦＪを設
定しておけば、キー入力データはキーボード２０の操作
によってそのキーボード２゜から入力されることになる
。このとき入力された１文字分のキー入力データは表示
用のデータに変換されてＣＲ７表示器２１に表示される
。その後ＫＷＦ＝　ｒＦＦＪが確認されて７０ツビデイ
スク装置２２のディスクファイルにキー入力データが書
込まれる。この処理が何回かくり返されることによって
複数文字弁のキー入力データが入力され、最後にリター
ンキーのキー入力があると、今のキー入力命令によるキ
ー入力処理が終了したと判断してＲＡＭ１３に金入力さ
れたキー入力データを転送する。こうしてプログラムは
次の命令に進む。

また、キーファイルリードフラグメモリＫＲＦにｒＦＦ
Ｊを設定し、キーファイルライトフラグメモリＫＷＦに
ｒｏＯＪを設定しておけば、キ−入力データはキーファ
イル処理部２６を介して７０ツピデイスク装置２２のデ
ィスクファイルから読出される。このキー入力データは
前記同様に表示用のデータに変換されてＣＲＴ表示器２
１に表示される。またこのキー入力データはＫＷＦ＝　
ｆｏｏｌが確認されてフロッピディスク装置２２のディ
スクファイルへの書込みは禁止される。この処理が何回
かくり返されることによって複数文字弁のキー入力デー
タがキーボード２０から入力されたのと同様になり、最
後にディスクファイルからリターンキーのキー入力デー
タが読込まれると今のキー人−力命令によるキー入力処
理が終了したと判断してＲＡＭ１３に今読込まれたキー
入力データを転送する。こうしてプログラムは次の命令
に進む。このようにキーボード２０からのキー入力操作
を行わずにディスクファイルに書込まれたキー入力デー
タによってキー入力が自動的に行われる。

なお、キーファイルリードフラグメモリＫＲＦにｒｏｏ
Ｊを設定し、キーファイルライトフラグメモリＫＷＦに
「００」を設定しておけば、キーファイル処理は行われ
ない。

このようにキーファイルリードフラグメモυＫＲＦに「
００」を設定し、キーファイルライトフラグメモリＫＷ
ＦにｒＦＦＪを設定しておくことによって業務処理と並
行してキーボード２０から入力されるキー入力データの
みをファイルすることができ、ファイルするのに別途エ
ディターなどを使用する必要がなく、キー入力データの
ファイルが簡単にできる。また、ディスクファイルに書
込まれたキー入力データを読出してキーボード２０から
のキー入力無しでもそのキーボード２０からキー入力し
たのと同様にキー入力処理ができ、自動キー入力ができ
る。特に同じ一連のキー操作をくり返し行うような場合
には最初のみをキーボード２０から入力し、その後はフ
ァイルディスクのキー入力データに基づいてキー入力が
自動的に行われるので、キーの操作ミスを極力防止する
ことができる。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば業務の実行中にそ
の業務と並行してキー入力データのみを簡単にファイル
化することができ、しかもそのキーファイルを使用して
自動キー入力ができる入力装置を提供できるものである
。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すもので、第１図はブロック
図、第２図はＲＡＭの主なメモリ構成を示す図、第３図
は要部構成を機能的に示したブロック図、第４図は第３
図におけるキーＳ／ＩＦの処理を示す流れ図である。 １１・・・ＣＰＵ　（中央処理装置）、１２・・・ＲＯ
Ｍ（リード・オンリー・メモリ）、１３・・・ＲＡＭ　
（ランダム・アクセス・メモリ）、２０・・・キーボー
ド、２２・・・７０ツピデイスク装置、ＫＲＦ・・・キ
ーファイルリードフラグメモリ、ＫＷＦ・・・キーファ
イルライトフラグメモリ、２３・・・キーボード処理部
、２５・・・キーＳ／Ｉト（ソフトインターフェース）
、２６・・・キーファイル処理部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 ！ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーボードと、キー入力データをファイルするキーファ
   イルと、このキーファイルに対するキー入力データの書
   込みを許可するか禁止するかを設定するキーファイルラ
   イトフラグメモリと、前記キーファイルからのキー入力
   データの読出しを許可するか禁止するかを設定するキー
   ファイルリードフラグメモリと、前記キーファイルライ
   トフラグメモリにキー入力データの書込み許可が設定さ
   れ、かつ前記キーファイルリードフラグメモリにキー入
   力データの読出し禁止が設定されているときにプログラ
   ムによつてキー入力命令が発生し、この状態で前記キー
   ボードからキー入力があるとそのキー入力データに基づ
   くプログラム処理を実行するとともにそのキー入力デー
   タを前記キーファイルに書込み、また前記キーファイル
   ライトフラグメモリにキー入力データの書込み禁止が設
   定され、かつ前記キーファイルリードフラグメモリにキ
   ー入力データの読出し許可が設定されているときにプロ
   グラムによつてキー入力命令が発生すると前記キーファ
   イルからキー入力データを読出し、その読出したキー入
   力データに基づくプログラム処理を実行する手段とを設
   けたことを特徴とする入力装置。