JPS61133212A - 連鎖移動剤により制御たれた重合法 - Google Patents

連鎖移動剤により制御たれた重合法

Info

Publication number
JPS61133212A
JPS61133212A JP26627385A JP26627385A JPS61133212A JP S61133212 A JPS61133212 A JP S61133212A JP 26627385 A JP26627385 A JP 26627385A JP 26627385 A JP26627385 A JP 26627385A JP S61133212 A JPS61133212 A JP S61133212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
chain transfer
hydrocarbyl
transfer agent
aliphatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26627385A
Other languages
English (en)
Inventor
ウオルター・レイモンド・ハートラー
ドツエビ・ヤオ・ソガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS61133212A publication Critical patent/JPS61133212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、極性の、アクリルを又はマレイミド単量体の
、連鎖移動剤で制御された重合法に関する。
以下「前記特許」として言及される米国特許第4、41
4.372号、第4.417.037号、第4.50&
880号及び第4.524.196号は、ある種の極性
単量体を「リビング」重合体に重合する方法を開示して
いる。更K特に、前記特許は〔式中、Xは−CN、 −
CH=CH(O)X/又は−C(O’lX’であり; Yは−T(、−CH3、−CN又は−Co、R、であり
、但しXが−CH=CHC(O)X′のときYは−H又
は−CH,であり; X′は一08i(Rつ、 、−R、、−OR又は−NR
′R″であり; 各H,tは独立に炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳
香族又は混合脂肪族−芳香族基であるヒドロカルビルで
アシ; Rは随時1つ又はそれ以上のエーテル酸素原子を脂肪族
基の中に含有し且つ随時重合条件下に不活性である1つ
又はそれ以上の官能性置換基を含有していてよい炭素数
20までの脂肪族、脂環族、芳香族又は混合脂肪族−芳
香族基であるヒドロカルビル基であり;そして R′及び几“の各は独立にC1〜4アルキルから選択さ
れる〕 及びこれらの混合物からなる群から選択される単量体の
1種又はそれ以上を、重合条件下に、(i)式 %式%) 〔式中、R1は上述の通シであり; Zは からなる群から構成される装置換基及びこれらの混合基
であり; X′は単量体に対して上述した通りであり;ν及びR3
の各は独立KH及び上記Rに対して定義したヒドロカル
ビルから選択され;2′は0又はNR/であり、但しR
′は上述の通シであり; mは2.3又は4であり; nは3.4又は5であり;そして Mは8i、Sns又はGeであり、但し2がのときMは
Sn又はGeである〕           あの開始
剤;及び (i1)  ビフルオリドイオンHFz源、 フルオI
Jト0、シアニド又はアジドイオン源、或いは適当なル
イス酸例えば塩化、臭化又はヨウ化亜鉛、三弗化ホウ素
、アルキルアルミニウムオキシド又はアルキルアルミニ
ウムクロリドである共触媒、と接触させて、該1種又は
それ以上の単量体の繰返し単位をもつ「リビング」!合
体を製造する際に、 (a)  R’がHであり、但し少くとも1つの81基
がHでなく;及び/又は (b)  Rが少くとも20の炭素数を有し及び随時1
つ又はそれ以上のエーテル酸素原子を脂肪族基内に含有
し且つ随時重合条件下に不活性である1つ又はそれ以上
の官能性置換基を含有していてよい重合体基であり;及
び/又は (C)  単量体中のいずれかのR基の少くとも1つが
式 %式% 〔式中、Y′はH又はCH,であり、そしてZ′は上述
の通りである〕 の1つ又はそれ以上の反応性置換基を含有し;及び/又
は (d)  開始剤が式 %式%) 〔式中、R1’及びMは上述の通りであり、そ)(t、
Bt及びB、sは上述の通りである〕のものであり;及
び/又は (e)  開始剤のいずれかのR、R1及びR3の少く
とも1つが式 %式%) 〔式中、M及びH,tは上述の通りであり、そ及びこれ
らの混合物から選択される2価の基であり、但しR、1
、R島 X/、 Z/、□及びnは上述の通りであり、
なおZ2がのときMはan又はGeである〕 01つ又は2つの開始置換基を含有し;及び/又は (f)  Zが−SR、−0P(NR’R”)、げ−0
F(OR、l)、、−0F(:08 i (R’)s)
* 及びこれらの混合基からなる群から選択され、但し
R、R1、几I及びR“は上述の通りであり;及び/又
は (g)  R”及び几8が一緒になってCH8 及U:/又uZ”ybt−Z’−C−C(R”)(R”
)−テib D : 及び/又は (h)  x’及びR2又はH,sのいずれかが一緒に
な該「リビング重合体の輿造法を開示している。
更に前記特許に開示されて−るように、これらの方法は
アニオン重合に類似しているけれど、商業的な意味のあ
る重大な相違が存在する。これらの相違はメタクリレー
ト及びアクリレート単量体、或いはアクリレート単量体
例えばアクリル酸エチル及びツルビルの組合せ物を、比
較的単分散の共重合体へ共重合させる能力を含む。その
ような共重合体はアニオン重合又はラジカル重合のよう
な公知の方法によって製造することが困難であり或いは
不可能であった。更に比較的単分散の重合体を与えるア
ニオン重合法は商業的運転に対して高価な冷凍装置を必
要とする低温、普通良く一10℃以下で行なわれるけれ
ど、特許の重合法は広い温度範囲、即ち約−100°〜
150℃の温度で操作でき、且つ凡そ大気温度下に多く
の商業的に重要な単量体を用いて簡便化運転しつる。
本発明の目的は、前記特許忙開示された方法の連鎖移動
剤で制御された改良を提供することである。更なる目的
は製造される重合体の分子量を制御することのできる手
段を提供することである。
更に他の目的は前記特許の方法において適当であるが、
同一種の単量体を重合させる通常の技術的VCgめられ
なアニオン法で使用できない連鎖移動剤を提供すること
である。これらの及び他の目的は以下の記述から明らか
になるであろう。
本発明及びその目的と利点を更に理解するために、以下
の記述及び本発明の種々の新規な特徴が更に詳細に示さ
れている特許請求の範囲を参照することができる。゛ 本開示を簡略化するために、前記雛許の方法を、「リビ
ング」重合体の製造法、即ち少くとも1つの極性の、ア
クリル型又はマシイミド型のα−オレフィン単竜体を、
印少くとも1つの開始点を有する四配位有機珪素、有機
スズ又は有機ゲルマニウム重合開始剤及び(i1)前記
特許忙開示されている如き適当な共触媒と重合条件下に
接触させることを含んでなり、但し開始剤からの有機珪
素、有機スズ又は有機ゲルマニウム残基の、重合体の「
リビング」端における存在が特色であり、開始剤が随時
重合条件下に不活性である1つ又はそれ以上の置換基を
有していてよい、方法として要約する。
ここに本発明は、前記特許の重合法の改良にあり、18
くpKa〈25の範囲の炭素酸であり且つ「リビング」
重合体の生長を終らせる少くとも1つの反応性水素原子
を含有する連鎖移動剤を、重合過程の少くとも1部に存
在させることが特徴である。連鎖移動剤のpKaとは、
ジメチルスルホキシド(DMSO)中で測定した連鎖移
動剤の酸性度定数の負の対数を意味する。
更に詳細には、本発明は (a)  少くとも1種の極性の、アクリル型又はマレ
イミドのα−オレフィン単量体を、重合条件下に、(i
)少くとも1つの開始点を有する四配位有機珪素、有機
スズ又は有機ゲルマニウムの重合開始剤及び(Inビフ
ルオリド、フルオリド、シアニド、又はアジドイオン源
である又は適当なオキシアニオン、ルイス酸又は非アニ
オン性ルイス塩基である共触媒、と接触させて、開始剤
からの有機珪素、有機スズ、又は有機ゲルマニウムを重
合体の「リビング」端に有する「リビング」重合体を製
造し:(b)  上記工程で製造され且つ有機珪素、有
機スズ又は有機ゲルマニウム残基を「リビング」端に有
する「リビング」重合体を、18(pKa<25の範囲
のpKa をもつ炭素酸であり巨つ「リビング」重合体
の生長を停止させる少くとも1つの反応性水素原子を含
む連鎖移4illと接触させて、「リビング」重合体の
少くともいくつかの生長を停止させ、また少くとも1つ
の1始点を有し且つ「リビング」重合体の有機珪素、有
機スズ又は有機ゲルマニウム残基と連鎖移動剤の残基か
らなる重合開始剤を生成させ;そして (c)  少くとも1種の極性の、アクリル型又はマレ
イミドのα−オレフィン単量体を、重合条件下に、共触
媒(i1)及び工程(blで生成した重合開始剤と接触
させて、開始剤からの有機珪素、有機スズ又は有機ゲル
マニウム残基を重合体の「リビング」端に有する「リビ
ング」重合体を生成させる、ことを含んでなる連鎖移動
剤により制御された重      々合法に関する。
代表的な炭素酸の連鎖移動剤は、上述のpKaを有し、
且つ式 %式%)() 〔式中、R6、R?及びBsの各々は独立にH1C1〜
I6ヒドロカルビル、C1〜1.置換ヒドロカルビル、
ヘテロ原子含有の有機基、ニトロ及びシアノから選択さ
れ、或いはR6、R丁及びR8のいずれか2つ又はすべ
て3つは一緒になってビニル不飽和を含有し及び/又は
1つもしくはそれ以上のアリール基に融合する04〜.
脂環族ヒドロカルビル環である〕 のものである61換ヒドロカルビルの置換基は、重合条
件下に不活性であり、或いは隣るC −H結合を活性化
させて連鎖移動を誘導することができる。前者の例は(
CH8’)38i0−及び−OCH,を含み、後者の例
は−CN、 −8R及び−8o、R(R、は上述の通り
)を含む。好ましくはヒドロカルビルはC2,。
アルキル又はC6〜1.アリールであり1.置換されて
いてもいなくてもよい。最も好ましくはヒドロカルビル
はフェニルである。
通常アニオン重合法で使用される連鎖移動剤は本発明に
おいて取り扱えない。例えば通常その場合に使用される
アルコールは酸性すぎて、即ち18又はそれ以下のpK
aを有していて本発明には有用でない。同様に125又
はそれ以上のpKaを有する化合物も使用できない。従
って本発明において連鎖移動剤として有用な化合物は、
技術的に昭められているアニオン重合法で取シ扱いえな
い。
炭素酸のpKa壇の測定法は、厳密には、E、プンセh
 (Buncel)及びT、ダースト(Durst)編
、A、ストライトビーザ(Streitwieser)
、Jr、 。
E、ジュアリスティ(Juaristi)、及びり、$
 −ヘンツアール(Nebenzah I ’)、1コ
ンプリヘンシブ・カルバニオン−ケミストリー(Com
prehens 1veCarbanion Chem
istry”)”、第7章エルスピア((Elsevi
er)、NY)、1980、特にそこに引用されている
F、 G、ボードウェル(Bordwe目)の方法、及
びJ、FL、ジョンズ(Jones)、1ザ・アイオナ
イゼーション・オブ・カーボン・アシツズ(The I
onization of Carbon Ac1ds
)″、アカデミツク伊プL/ス(Academic P
ress。
NY)、1973、を参照することができる。
本発明において連鎖移動剤として使用しつる化合物の例
は、2−シアノエルオL/7 (p、Ka−18,2)
、フェニルチオアセトニトリル、C,H,SCH2CN
(pKa20.8)、 2−メチルベンゼンアセトニトリル、C,)I、C)(
(CN)CH3(pKa  23.0)、 トリス(フェニルチオ)メタン、(C,H,8)、CH
(pKa 218’)、 フェニルチオベンゼンスルホニルメタン、C,H,SC
H,So、C,H,(pKa 20.3 )、トリフル
オルメチルスルホニルメタン、CF、So、CT(3(
pKa  18.76 )、ベンゼンスルホニルメチル
ジフェニルホスフィン、(C,H,)、PCH,So、
C,H,(pKa 20.2 )、トリフルオルメチル
スルホニルエタン、CF、So、CH,CH8(pKa
  20.4 ”)、ビス(ジフェニルメチル)スルホ
ン、 (CaHs) z CH30xCH(CaHs)t (
J)Ka  21.9 )、ベンジルフェニルスルホン
、C,H,C)i、So、C,H。
p、Ka  23.4 )、 フェニルアセトニトリル(pKa 21.9 )、アセ
トン(pKa−2o)、1−ナフタレンアセトニトリル
(pKa  20.8 )、2−ナフタレンアセトニト
リル(pKa20.6)、2−チオフェンアセト= ト
II A/ (pKa21.1)及び2−7ランアセト
二トリル(pKa21.3)を含む。他の使用しうる連
鎖鰭動剤は、2−メチル−(i−ナフタレン)アセトニ
トリル、2−メチル−(2−ナフタレン)アセトニトリ
ル、2−ピリジンアセトニトリル、 2−メチル−(2−ピリジン)アセトニトリル、2−メ
チル−(3−) IJフルオルメチルベンゼン)アセト
ニトリル、 2.2′−ジメチルベンゼンジアセトニトリル、例えば 2.2′−ジメチル−(i,3−ベンゼン)ジアセトニ
トリル、 1.3−ベンゼンジアセトニトリル、 メチル3−(2−シアノエチル)ベンゾエート、((3
−(2−シアノエチル)ベンゾイル)オキシ〕トリメチ
ルシラン、 2−メチル−(4−クロルベンゼン)アセトニトリル、 (4−メチルベンゼン)アセトニトリル、2−メチル(
4−メチルベンゼン)アセトニトリル、 (i,3,5−ベンゼン)トリアセトニトリル、2.2
’、2’−トリメチルベンゼントリアセトニトリル、例
えば 2.2′,2″−トリメチル−1,3,5−ベンゼント
リアセトニトリル、 2−フェニルスクンノートリル、フルオレン、インデン
及び01〜1.アルキル及び01〜I□置換アルキルフ
エニルアセテートヲ含ム。フルオレン(実施例4)のp
Kaは〜21であり、インデンのpKa(実施例5)は
18.2であり、メチル2−フェニルアセテート(実施
例1)のpKaは〜213、!:推定すれ、2−トリメ
チルシロキシエチルフェニルアセテート(実施例2)の
pKaは〜22.3と推定され、そしてメチル4−メト
キシフェニルアセテート(実施例3)のpKaは〜22
.8 と推定される。
前記特許の重合法に対するアニオン性、非アニオン性ル
イス塩基及びルイス酸共触媒は連鎖移動反応に対する舷
梯としても役立つから、共触媒を変えることにより、あ
るいずれかの連鎖移動剤で起こる連鎖移動反応の景を高
め或いは減じてもよい。本発明に適当であるアニオン性
共触媒は、F″″、(CH3)、S iF、−、HF!
″″、CN″″及びN3″、及び適謳なカチオンとオキ
シアニオンを含んでなる約5〜約24、好ましくは約6
〜約21、更に好ましくは8〜18のpKa(ジメチル
スルホキシド中)を有する共役酸を生成することができ
る独立に発見されたオキシアニオン例えばNo; 、0
CN−及び式RCO;(Rはいずれの重合活性置換基も
含まない有機基である)の塩を含むが、これに限定され
るものではない。適当なルイス酸は塩化、臭化又はヨウ
化亜鉛、三弗化ホウ素、アルキルアルミニウムオキサイ
ド又はクロライドを含む。適当な非アニオン性ルイス塩
基は、 (R’)!M’及び 各R4は独立に01〜□2アルキル、04〜1゜シクロ
アルキル” 6−11アラルキル又はジ(CI〜4アル
キル)アミノであり、但しそのアルキル、シクロアルキ
ル及び/又はアラルキルR4基の2つ又は3つは1つ又
はそれ以上の炭素炭素結合によって一緒〈結合していて
よく、またアルキル、シクロアルキル及びアラルキル基
はO,N及びSから選択される1つ又はそれ以上のへテ
ロ原子を脂肪族鎖内に且つ重合条件下に不活性である1
つ又はそれ以上の置換基を含有することができ、また 各R′は随時1つ又はそれ以上のアルキル或いは重合条
件下に反応性のない他の置換基を含有する一CH,CH
,−である〕から選択される式のものを含む。溶媒の極
性の変イしも試剤の効果を変えることができる。
後に実施例で開示するように、連鎖移動剤は別の供給流
として単量体供給物中に導入することができ、或いは単
量体の供給に先立って反応器に仕込むことができる。能
力的に低い連鎖移動剤の場合、連鎖移動剤はその濃度を
増加させること忙よって増大せしめうる。極端な場合に
は、連鎖移動剤は重合に対する溶媒として使用してもよ
い。
各連鎖移動剤は時に「リビング」重合体を終らせ、そし
て連鎖移動点(活性水素)を、Si、8n      
  ’又はGe含有残基を含んでなる開始点に転化する
従って連鎖移動剤は、新しい開始剤が同時に生成しない
で終る延鎖停止と容易に区別しつる。1つよシも多い活
性水素原子を有する連鎖移動剤は1つよりも多い連鎖移
動反応に関与し、1つよりも多い開始点を含む開始剤を
生成しつる。上述の連鎖移動剤は3つまでの連鎖移動点
を有する化合物を含む。各の新しい開始点は未反応の単
量体の重合を開始し、bくつかは新規である「リビング
」重合体生成する。これらの開始剤は別Vcv4製し、
そして前記特許に記述されているもののような連鎖移動
剤の不存在下に「リビング」重合に使用することができ
る。
好適な連鎖移動剤に由来する開始剤は、活性水素原子を
有する炭素原子が−CN又は−C(O)X/を含まない
、但しX′が−O8t (R’)s 、R1−0R又は
−NR/R”(R、R’、R′及びR“は前述の通りで
ある)である上述のpKaを有する炭素酸から製造され
る。そのような炭素酸の代表は式C1−1(R’) (
R”)(R”) (式中、R6、R7及びR6は上述の
通シである)のものである。
1種又はそれ以上の極性の単量体を、これらの開始剤の
存在下に及び前記特記に記述される触媒と工程条件を用
いて重合させることによって製造した「リビング」重合
体は、単量体の単位を含んでなプ且つ生長しつつある及
び生長した重合体中にSi、Sn又はGe含有残基を「
リビング」端K及び開始剤の残基を重合体の非リビング
端に含有する。
新規な「リビング」重合体は、上述の好適な開始剤の存
在下に製造される。代表的な新規な「リビング」重合体
は式 %式% 〔式中、R3は18 <pKa<25の範囲のpKaを
有し且つ−CN及び−C(O)X/置換基を含まない炭
素炭素結合した少くとも1つの活性水素原子を有する炭
素酸から少くとも1つの活性水素原子を除くこと釦よっ
て形成される残基であるp価の基を表わし; pは整数で少くとも1であり; Pは式 の2価の重合体基であり; a及びbの各は独立にO又は1〜約100゜OOOの範
囲の数から選択され、但しくa+b)は少くとも3であ
り; Qは X/ X/ 夏 O− からなる群から選択される2価の基であり;X i −
CN、 −CH=CHC(O)X’ 又バーC(O)X
 /であり; Yは−H,−CH3、−CN又は−Co、Rであり、但
LX73E−CH=CHC(O)X’Oと@Yは−H又
は−CH5であり; X′は−08i (R’)、 、−几、−OR、又は−
NR/几“であり; 各R1は独立に炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳香
族又は混合脂肪族−芳香族基であるヒドロカルビル基或
いはHであり、但し少くとも1つのR1基は水素でなく
、Rは炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳香族又は混
合脂肪族−芳香族基であるヒドロカルビル基、或いは炭
素数が少くとも2゜の重合体基であり、但しいずれかの
基は随時1つ又はそれ以上のエーテル酸素原子をその脂
肪族鎖内に含有し且つ随時重合条件下に反応性のない1
つ又はそれ以上の官能性置換基を含有し; R′及びB“の各は独立に01〜4アルキルから選択さ
れ;そして Mは81.an又はGeである〕 を有する。好ましくはRpは未置換のヒドロカルビルで
ある。
次の実施例に記述される重合反応は大気温度で行なった
。実施例の重合体生成物の多分散性(D)はD = M
w/M nによって定義し、この分子量はゲル透過クロ
マトグラフィー(GPC)で決定した。
断らない限り本方法で得られる「リビング」重合体生成
物は分子量を測る前に湿った空気にさらすことたよって
クエンチングした。
実施例1 供給物A:IM)リス(ジメチルアミノ)スルホニウム
ビフルオリド/アセトニトリル10μtヲ含む2−フェ
ニル酢酸メチル2d0 供給物B:1Mトリス(ジメチルアミノ)スルホニウム
ビフルオリド/アセトニトリル20μlを含むメタクリ
ル酸メチル(アルゴン下に中性ア/l/ ミf−の短い
カラムを通過させることによって精製)IS*。
アルゴン雰囲気下の無水テトラフルオル7ラン20d中
C(i−C2−トリメチルシロキシエトキシ〕−2−メ
チル−1−プロペニル)オキシ〕トリメチAlX7ラン
0.69 P (O,76m、 2.5 ミIJモル)
の攪拌溶液に、供給物人の0.36a/(2,5ミリモ
ル)、次いで1o分後に供給物Bのz7ILl(Z5ミ
Uモル)を添加し、1o分間待った。そして供給物人及
びBを更に3回、同一の順序で添加した。供給物Bの添
加毎に発熱反応が付随した。
次イでメタノール6d及びIMテトラプチルアンモニウ
ムフルオリド/テトラヒドロフラン1dを添加し、溶液
を30分間還流下に加熱した。次いで蒸発させることに
より固体の重合体161を得、これを塩化メチレンに溶
解し、ヘキサンに投入して沈殿させた。生成物のゲル透
過クロマトグラフィー(GPC)はMn1460.Mw
2810(理論上のMn:連鎖移動なし、4100;連
鎖移動100%、〜9oo)、即ちD=1.93を示し
た。酢酸エチル中の生成物の、3.2X250mlJヒ
07−プ(Lichrosorb) Si 60カラム
での高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によると
、重合体は53%のポリ(メタクリル酸メチル)(流速
1.0 CC/分、圧力123 psiにおいて164
6分)及び47%の末端ヒドロキシル基を有するポリ(
メタクリル酸メチル)(i,97分)からなることがわ
かった。このヒドロキシ−ポリ(メタクリル酸メチル)
は((i−C2−トリメチルシロキシエトキシ〕−2−
メチル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシランに
よる直接開始に由来し、またポリ(メタクリル酸メチル
)はフェニル酢酸メチルによる連鎖移動に基づいた。従
って殆んど等しい竜の重合体が直接に且つ連鎖移動反応
により開始された。
実施例2 無水テトラヒドロフラン40m中〔(i−メトキシ−2
−メチル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン
(MTS)0゜25t/(i,25ミリモル)、2−ト
I7メチルシロキシエチルフエニルアセテート(クロル
トリメチルシラン及びトリエチルアミンの、2−ヒドロ
キシエチルフェニルアセテートとの反応により製造)0
.95 f (O゜93m53.75ミリモル)及びメ
タクリル酸メチル(実施例1における如く精#)IOP
(i0,8#l/、100ミリモル)の攪拌溶液に、1
Mトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムビフルオリド
/アセトニトリル10μtを添加した。発熱反応が完了
した時、メタノール6d及び1Mテトラブチルアンモニ
ウムフル第11ド/テトラヒドロフラン1dを添加し、
混合物を30分間還流下に加熱した。
真空下での蒸発によ抄固体重合体8.92を得、これを
塩化メチレンに溶解し、水洗し、乾燥(Mg504)シ
、濃縮し、そしてヘキサンで2回沈殿させること釦よっ
て精製した。生成物のGPCはMn3250、Mw44
90 (Mn、89%転化: 連鎖移動なし、7200
 ;連鎖移動100壬、2000 ;連鎖移動50係、
3700 ”)、そしてD=1.38を示した。実施例
1の方法によるHPLC分析は、ケテンシリルアセター
ルによる直接開始に由来するポリ(メタクリル酸メチル
)51%及ヒ2−トリメチルシロキシエチルフェニルア
セテートによる連鎖移動剤に由来する末端ヒドロキシ−
ポリ(メタクリル酸メチル)49鴫を示した。
実施例3 アルゴン下の無水テトラヒドロフラン20ar中(:(
i−(2−トリメチルシロキシエトキシ〕−2−メチル
−1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン0.69
 ? (O,76m1X2.5ミリモル)及び1Mトリ
ス(ジメチルアミノ)スルホニウムピフルオリド/ベン
ゾニド1フル10μtの攪拌溶液に、メタクリル酸メチ
ル(実施例1におけるように精製)10り(i0,8m
、100ミリモル)、メチル4−メトキシフェニルアセ
テート1.35 f(i,19t/、7.5ミリモル)
、及び1Mトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムビフ
ルオリド/ベンゾニトリル20μtの混合物をゆっくり
添加した。発熱反応から30分後に、メタノール6d及
びIMテトラプチルアンモニウムフルオリド/テトラヒ
ドロ7ランIMを添加し、混合物を30分間還流下に加
熱した。次いで真空下に蒸発させることにより固体の重
合体11.5Fを得た。この重合体を塩化メチレンに溶
解し、水性塩化アンモニウムで洗浄し、乾燥(M g 
S O4’I L 、ヘキサンで沈殿させた。生成物の
GPCは、Mn348,000、Mw 697.000
の高分子量生成物8憾及びMn2010、Mw 281
0 (理論的Mn:連鎖移動なし、4100:連鎖移動
100嘱、1100)、D = 1.40の重合体92
憾を示した。実施例1の方法によるHPLC分析は、メ
チルp−メトキシフェニルアセテートによる連鎖移動に
由来するポリ(メタクリル酸メチル)48壬及びケテン
シリルアセタールによる直接開始に由来する末端ヒドロ
キシ−ポリ(メタクリル酸メチル)52%を示した。ポ
リ(メタクリル酸メチル)による254nmKおける強
力な紫外線吸収は、連鎖移動剤開始による重合体の末端
のp−メトキシフェニル基の存在と一致した。
実施例4 アルゴン下の無水テトラヒドロフラン20m中(:(i
−C2−トリメチルシロキシエトキシ〕−2−メチル−
1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン0.76m
(2,5ミリモル)及び1Mトリス(ジメチルアミノ)
スルホニウムビフルオリド/ベンゾニド1ノル107J
tの攪拌溶液に、メタクリル酸メチル10?(実施例1
における如く精製)(i0,8+1,100ミリモル)
、IM)リス(ジメチルアミノ)スルホニウムビフルオ
リド/ベンゾニトリル10μt1及びツルオレン1゜2
51(7,5ミ17モル)の混合物を添加した。発熱反
応の終りから30分後に、メタノール6d及び1Mテト
ラプチルアンモニウムフルオリド/テトラヒドロフラン
INを添加し、混合物を30分間還流下に加熱した。こ
れを真空下に蒸発さぜることにより固体の重合体10.
5Fを得た。この重合体を塩化メチレンに溶解し、水性
塩化アンモニウムで洗浄し、乾燥(MgSO,) l、
、濃縮し、ヘキサンで沈殿させることくよって精製した
。生成物のGPCは、Mn 2810.Mw3250 
(理論的Mn:連鎖なし、4130:連鎖移動、113
0)、D=1.16の重合体を示した。実施例1の方法
によるHPLC分析は、連鎖移動に由来するポリ(メタ
クリル酸メチル) 19.14及びケテンシリルアセタ
ールでの直接開始に由来する末端ヒドロキシーポ11(
メタクリル酸メチル)80.94を示した。
ポリ(メタクリル酸メチル)画分による254nmでの
強い紫外線吸収は連鎖移動での開始釦基づく重合体の末
端におけるフルオレン基の存在と一致した。
ける連鎖移動 フルオレンの代りにインデン0.87 f (O,87
at、7.5ミリモル)を用Aて実施例4の方法に従い
、蒸発後FcGPC;Mn 644、Mw 1350(
35%転化に対する理論的Mn:連鎖移動なし、154
0)、D=2.1の固体の重合体4.42を得た。HP
LCは分子鎖移動剤(強紫外吸収)に由開始釦由来する
ヒドロキシ−ポリ(メタクリル酸メチル) 46.6%
を示した。
実施例6 清水テトラヒドロフラン25m中IMトリス(ジメチル
アミノ)スルホニウムピスルフィド/アセトニド11ル
20μを及び((i−(2−)リメチルシロキシエトキ
シ〕−2−メチル−1−プロペニル)オキシフトリメチ
ルシラン0.414f(O,46+1/、  1.5ミ
リモル)の攪拌溶液に、r−チオブチロラクト10.4
6F(O,39μt、4.5ミリモル)及び1Mトリス
(ジメチルアミノ)スルホニウムビフルオリド/アセト
ニトリル10μtを含むメタクリル酸メチル15F(i
6,2m。
150 ミ13モル)を滴々に添加した。発熱反応が終
った時、メタノール1dを添加し、溶液を真空下に蒸発
させて固体の重合体8.B9fを得た。この重合体を塩
化メチレンに溶解し、水洗し、乾燥(M g S 04
 ) L 、そしてヘキサンで沈殿させ?二。生成物o
GPCはMn3880.Mw6080  (、転化率5
9幅に対する理論的Mn:連鎖移動なし、6000 ;
連鎖移動1004.1300)、D=1.57を示した
。Mw 3880、連鎖移動50鴫に対する分析、理論
値: S 、 0.42 : Si 、0.36゜実験
値: 8.0.42 : Si、 0.36.、この分
析データは、重合体の凡そ5OqAがr−チオブチロラ
クトンによる連鎖移動に由来し、また残シの50’lが
((i−(2−)リメチルシロキシエトキシ〕−2−メ
チル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシランによ
る直接開始に由来することを示す。
実施例7 メチルフェニルアセチ−トラ用いるメタクリル酸無水テ
トラヒドロフラン20d中〔(i−メトキシ−2−メチ
ル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン0.5
 a/ (i5ミリモル)及びIMト、リス(ジメチル
アミノ)スルホニウムピフルオリド/アセトニトリル1
0μtの攪拌溶液に、メタクリル酸メチル10.13/
(i00ミリモル)、]、M)リス(ジメチルアミノ)
スルホニウムビフルオリド/アセトニトリル10μを及
びメチルフェニルアセテート(塩基性アルミナ上を通過
させて精製)1.13f(i゜Q8mg、7.5ミリモ
ル)1.13Pの混合物を滴々に添加した。この結果遅
い発熱重合が起こった。発熱が終ってから、30分後に
、メタノール3dを添加し、溶液を蒸発させてポリ(メ
タクリル酸メチル)約1z2?を得た。
GPCはMn 1670、Mw 3090 、 D= 
1.85(理論的Mn:連鎖移動100%、1100:
連鎖移動なし、4100 )を示した。この重合体のM
nは、合理的に有効な連鎖移動の起こったことを示す。
実施例8 無水テトラヒドロフラン30m中〔(i−メトキシ−2
−メチル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン
0.2m(iミリモル)及び1Mトリス(ジメチルアミ
ノ)スルホニウムビフルオリド/アセトニトリル20μ
tの攪拌溶液に、メタクリル酸メチルio、5d(io
oミリモル)中フ二二ルアセトニトリル0.47F(O
,48m、4ミリモル)及び1Mトリス(ジメチルアミ
ノ)スルホニウムビフルオリド/アセトニトリル10μ
tの溶液を滴々に添加した。明黄色となり、発熱しつつ
重合が起こった。発熱反応の終シから15分後に、メタ
ノール1dを添加しく色が消え)、そして重合体試料を
分析のために取シ出した。NMRは重合体への添加率が
96憾であることを示した。      6GPCはM
n2510. Mw4180. D =1.66を示し
た(転化率96qbに対する理論的Mn: 連鎖移動な
し、9700 ;連鎖移動100県、1920)。水性
メタノールでの沈殿後のポリ(メタクリル酸メチル)の
UV分析は末端フェニル基当り3020の分子量を示し
、連鎖移動剤フェニルアセトニトリルによる開始に由来
する重合体が83係であることと一致した。
実施例9 テトラヒドロフラン30M中MTS(実施例10に定義
)o、1az(o、sミリモル)及び0.46Mテトラ
ブチルアンモニウムm−クロルベンシェード/アセトニ
トリル20μtの溶液に、メタクリル酸メチル10.8
g7(i00ミリモル)中2−メチルベンゼンアセトニ
ドニトリル459す(O,466m、  3.5ミリモ
ル)の溶液を添加した。
単量体/移動剤を添加した後、ゆっくシした発熱が始ま
り、温度は徐々に22℃まで上昇し、次いでゆっくり下
降した。NMR分析は重合体への転化率94%を示した
。水性メタノールでの沈殿によシポリ(メタクリル酸メ
チル)9.6Fを得た。
GPCはMn4420、Mwlo、700.D=Z42
(理論的Mn:移#なし、18.900;2−メチルベ
ンゼンアセトニトリルだけによる開始、2816)を示
した。[Jvhk258=o、o 54  ヲ示し、フ
ェニル基当り3190のMnに相当した。
実施例10 テトラヒドロ7ラン30sl中[”(i−メトキシ−2
−メチル−1−プロペニル)オキシフトリメチルシラン
(MTS)0.17モル(O,85ミリモル)及び1M
トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムビフルオリド/
アセトニトリル15μtの溶液にメタクリル酸メチル4
.6a/(4Z6ミリモル)を添加した。発熱反応が終
った時、2−メチルベンゼンアセトニトリル111.5
In9(i13pl。
o、 s s ミリモル)を添加した。この結果黄色と
なった。次いでメタクリル酸メチル2.6m(24ミリ
モル)を添加した。これは色をはつきりされ、発熱を伴
なう重合を誘導した。発熱が終った時、2−メチルベン
ゼンアセトニトリル113μt(O,85ミリモル)を
添加した。この結果黄色となった。次いでメタクリル酸
メチル3.6 a/ (a 3.3ミリモル)を添加す
ると、黄色がはっきりし、そして発熱を伴なう重合が起
こった。反応混合物の試料のNMR分析は、メチルメタ
クリレートのポリ(メタクリル酸メチル)への完全な転
化を示した。重合体の50憾水性メタノールでの沈殿は
ポリ(メタクリル酸メチル)10fを与えた。GPCは
Mn 3790、Mw 6390、D=1.68(理論
的Mn:連鎖移動なし、11,860;連鎖移動100
%、4050)を示した。
実施例11 50℃のプロピレンカーボネート10m中MTS0.2
m(iミリモル)及びビス(ジメチルアミノ)メチルホ
スフィン26μt(O,2ミリモル)の攪拌溶液に、M
M人10f(i0,8a/、100ミリモル)中の2−
メチルベンゼンアセトニトリル0.664m(5ミリモ
ル)の溶液を添加した。添加が完了した後、ゆっくり発
熱して温度が60℃まで徐々に、次いで72℃までより
迅速に上昇した。水性メタノール中への沈殿により、M
n1590、Mw 5690、D=3.52(理論的M
n:移動なし、10,100:移動100県、1700
)のポーリ(メタクリル酸メチル) 10.1 fを得
た。この重合体のNMRスペクトルは、連暁移動剤2−
メチルベンゼンアセトニトリルに由来する末端芳香族環
当)23のMM人単位を示し、連鎖移動の起こったこと
を示した。
本発明を行なうことが意図された最良の方法は実施例1
.2.8.9及び10に例示される。
上に本発明の好適な具体例を例示し且つ記述してきたけ
れど、本発明をここに開示された正確な解釈に限定する
意図のないことを理解すべきであり、また更に特許請求
の範囲に定義したような本発明の範囲内に入るすべての
変化及び改変に対して権利を留保するものであることを
理解すべきである。
本発明の方法は、前記特許に開示された重合方法におい
て製造される重合体の分子量及び官能基を、比較的高価
な重合開始剤をよシ少ない量で用いつづ制御する新規な
方法を提供する。この重合体生成物は商業的用途に、例
えばコーティング、プラスチック及びフィルムにおいて
広く有用である。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・ア
ンド・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)少くとも1種の極性の、アクリル型又はマレ
    イミドのα−オレフィン単量体を、重合条件下に、(i
    )少くとも1つの開始点を有する四配位の有機珪素、有
    機スズ又は有機ゲルマニウムの重合開始剤及び(ii)
    ビフルオリド、フルオリド、シアニド、又はアジドのイ
    オン源であるか又は適当なオキシアニオン、ルイス酸又
    は非アニオン性ルイス塩基である共触媒、と接触させて
    、開始剤からの有機珪素、有機スズ、又は有機ゲルマニ
    ウムの残基を重合体のリビング末端に有するリビング重
    合体を製造し; (b)上記工程で製造され且つ有機珪素、有機スズ又は
    有機ゲルマニウムの残基をリビング末端に有するリビン
    グ重合体を、18<pKa<25の範囲のpKaをもつ
    炭素酸であり且つリビング重合体の生長を停止させる少
    くとも1つの反応性水素原子を含む連鎖移動剤と接触さ
    せて、リビング重合体の少くともいくつかの生長を停止
    させ、また少くとも1つの開始点を有し且つリビング重
    合体の有機珪素、有機スズ又は有機ゲルマニウムの残基
    と連鎖移動剤の残基からなる重合開始剤を生成させ;そ
    して(c)少くとも1種の極性の、アクリル型又はマレ
    イミドのα−オレフィン単量体を、重合条件下に、共触
    媒(ii)及び工程(b)で生成した重合開始剤と接触
    させて、開始剤からの有機珪素、有機スズ又は有機ゲル
    マニウムの残基を重合体のリビング末端に有するリビン
    グ重合体を生成させる、ことを特徴とする連鎖移動剤に
    より制御された1合法。 2、工程(b)及び(c)を繰返す特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3、工程(b)及び(c)を複数回繰返す特許請求の範
    囲第2項記載の方法。 4、連鎖移動剤が式 CH(R^6)(R^7)(R^8) 〔式中、R^6、R^7及びR^8の各々はH、C_1
    _〜_1_6ヒドロカルビル、C_1_〜_1_6置換
    ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有の有機基、ニトロ及 びシアノから独立に選択されるか、或いは R^6、R^7及びR^8のいずれか2つ又はすべての
    3つは一緒になつてビニル不飽和を含有 し及び/又は1つもしくはそれ以上のアリ ール基に融合しているC_4_〜_8脂環族ヒドロカル
    ビル環である〕 のものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、R^6、R^7、及びR^8の1つがC_6_〜_
    1_2アリール又はC_6_〜_1_2置換アリールで
    ある特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、R^6、R^7及びR^8の1つがヘテロ原子含有
    の有機基である特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、連鎖移動剤がC_1_〜_1_2アルキルフエニル
    アセテート又はC_1_〜_1_2置換アルキルフエニ
    ルアセテートである特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、R^6、R^7及びR^8の1つがシアノである特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 9、連鎖移動剤がフエニルアセトニトリル又は2−メチ
    ルベンゼンアセトニトリルである特許請求の範囲第8項
    記載の方法。 10、アリールが−CH_2CN又は−CH(CH_3
    )CNで置換されている特許請求の範囲第8項記載の方
    法。 11、連鎖移動剤が2,2′−ジメチルベンゼンジアセ
    トニトリルである特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、連鎖移動剤が2,2′,2″−トリメチルベンゼ
    ントリアセトニトリルである特許請求の範囲第10項記
    載の方法。 13、R^6、R^7及びR^8の2つが一緒になつて
    ビニル不飽和を含む及び/又は1つもしくはそれ以上の
    アリール基に融合しているC_4_〜_8脂環族ヒドロ
    カルビル環である特許請求の範囲第4項記載の方法。 14、連鎖移動剤がフルオレンである特許請求の範囲第
    13項記載の方法。 15、連鎖移動剤がインデンである特許請求の範囲第1
    3項記載の方法。 16、連鎖移動剤がγ−チオブチロラクトンである特許
    請求の範囲第13項記載の方法。 17、特許請求の範囲第1項記載の方法によつて製造さ
    れる重合体。 18、特許請求の範囲第4項記載の方法によつて製造さ
    れる重合体。 19、特許請求の範囲第17項記載の重合体のクエンチ
    ング法。 20、特許請求の範囲第19頂記載の方法の生成物。 21、特許請求の範囲第17項記載の重合体の溶液。 22、特許請求の範囲第21項記載の溶液から製造され
    るコーティング。 23、特許請求の範囲第20項記載の生成物の溶液。 24、特許請求の範囲第23項記載の溶液から特造され
    るコーティング。 25、式 R_p〔PQM(R^1)_3〕_p 〔式中、R_pは18<pKa<25の範囲のpKaを
    有し且つ−CN及び−C(O)X′置換基を含まない炭
    素原子に結合した少くとも 1つの活性水素原子を有する炭素酸から少 くとも1つの活性水素原子を除くことによ つて形成される残基であるp価の基を表わ し; pは整数で少くとも1であり; Pは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の2価の重合体基であり; a及びbの各々は独立に0又は1〜約 100,000の範囲の数から選択され、但し(a+b
    )は少くとも3であり; Qは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群から選択される2価の基であり;Xは−CN
    、−CH=CHC(O)X′又は−C(O)X′であり
    ; Yは−H、−CH_3、−CN又は−CO_2Rであり
    、但しXが−CH=CHC(O)X′のときYは−H又
    は−CH_3であり; X′は−OSi(R^1)_3、−R、−OR又は−N
    R′R″であり; 各R^1は独立に炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳
    香族又は混合脂肪族−芳香族基 であるヒドロカルビル基或いはHであり、 但し少くとも1つのR^1基は水素でなく、Rは炭素数
    20までの脂肪族、脂環族、芳 香族又は混合脂肪族−芳香族基であるヒド ロカルビル基、或いは炭素数が少くとも 20の重合体基であり、但しいずれかの基 は随時1つ又はそれ以上のエーテル酸素原 子をその脂肪族鎖内に含有していてもよく 且つ随時重合条件下に反応性のない1つ又 はそれ以上の官能性置換基を含有していて もよい; R′及びR″の各々は独立にC_1_〜_4アルキルか
    ら選択され;そして MはSi、Sn又はGeである〕 のリビング重合体。 26、炭素酸が式 CH(R^6)(R^7)(R^8) 〔式中、R^6、R^7及びR^8の各々は独立にH、
    C_1_〜_1_6ヒドロカルビル、C_1_〜_1_
    6置換ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有の有機基、ニ トロ及びシアノから選択されるか、或いは R^6、R^7及びR^8のいずれか2つ又はすべての
    3つは一緒になつてビニル不飽和を含有 し及び/又は1つもしくはそれ以上のアリ ール基に融合しているC_4_〜_8脂環族ヒドロカル
    ビル環である〕 のものである特許請求の範囲第25項記載のリビング重
    合体。 27、少くとも1つの極性の、アクリル型又はマレイミ
    ドのα−オレフィン単量体から実質的になり且つSi−
    、Sn−又はGe−含有残基をリビング末端に有しそし
    て18<pKa<25の範囲のpKaを有し且つ−CN
    及び−C(O)X′置換基を含まない炭素原子に結合し
    た少くとも1つの活性水素原子を有する炭素酸から少く
    とも1つの活性水素原子を除くことによつて形成される
    基を非リビング端に有し、そして X′が−OSi(R^1)_3、−R、−OR−又は−
    NR′RB″であり; Rが炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳 香族又は混合脂肪族−芳香族基であるヒド ロカルビル基であるか、或いは炭素数が少 くとも20の重合体基であり、但しいずれ かの基は随時1つ又はそれ以上のエーテル 酸素原子をその脂肪族鎖内に含有し且つ随 時重合条件下に反応性のない1つ又はそれ 以上の官能性置換基を含有し; 各R^1が独立に炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳
    香族又は混合脂肪族−芳香族基 であるヒドロカルビル基或いはHであり、 但し少くとも1つのR^1基は水素でなく;そして R′及びR″の各々が独立にC_1_〜_4アルキルか
    ら選択される、 リビング重合体。 28、炭素酸が式 CH(R^6)(R^7)(R^8) 〔式中、R^6、R^7及びR^8の各々は独立にH、
    C_1_〜_1_6ヒドロカルビル、C_1_〜_1_
    6置換ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有の有機基、ニ トロ及びシアノから選択されるか、或いは R^6、R^7及びR^8のいずれか2つ又はすべての
    3つは一緒になつてビニル不飽和を含 有し及び/又は1つもしくはそれ以上のア リール基に融合しているC_4_〜_8脂環族ヒドロカ
    ルビル環である〕 のものである特許請求の範囲第27項記載のリビング重
    合体。 29、少くとも1種の極性の、アクリル型又はマレイミ
    ドのα−オレフィン単量体を、重合条件下に、(i)少
    くとも1つの開始点を有する四配位の有機珪素、有機ス
    ズ又は有機ゲルマニウムの重合開始剤及び(ii)ビフ
    ルオリド、フルオリド、シアニド、又はアジドのイオン
    源であるか又は適当なオキシアニオン、ルイス酸又は非
    アニオン性ルイス塩基である共触媒、と接触させ、この
    際開始剤がSi−、Sn−又はGe−含有残基からなり
    、該残基は18<pKa<25の範囲のpKaを有し且
    つそれに結合した活性水素を有する炭素原子に結合した
    −CN及び−C(O)X′置換基を含まない炭素酸から
    少くとも1つの活性水素原子を除いた後に得られるもの
    であり、そして−C(O)X′においてX′が−OSi
    (R^1)_3、−R、−OR又は−NR′R″であり
    ; 各R^1は独立に炭素数20までの脂肪族、脂環族、芳
    香族又は混合脂肪族−芳香族基 であるヒドロカルビル基或いはHであり、 但し少くとも1つのR^1基は水素でなく、Rが炭素数
    20までの脂肪族、脂環族、芳 香族又は混合脂肪族−芳香族基であるヒド ロカルビル基であるか、或いは炭素数が少 くとも20の重合体基であり、但しいずれ かの基は随時1つ又はそれ以上のエーテル 酸素原子をその脂肪族鎖内に含有していて もよく且つ随時重合条件下に反応性のない 1つ又はそれ以上の官能性置換基を含有し ていてもよい; R′及びR″の各々が独立にC_1_〜_4アルキルか
    ら選択される、 リビング重合体の製造法。 30、炭素酸が式 CH(R^6)(R^7)(R^8) 〔式中、R^6、R^7及びR^8の各々は独立にH、
    C_1_〜_1_6ヒドロカルビル、C_1_〜_1_
    6置換ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有の有機基、 ニトロ及びシアノから選択されるか、或い はR^6、R^7及びR^8のいずれか2つ又はすべて
    の3つは一緒になつてビニル不飽和を 含有し及び/又は1つもしくはそれ以上の アリール基に融合しているC_4_〜_8脂環族ヒドロ
    カルビル環である〕 のものである特許請求の範囲第29項記載の方法。
JP26627385A 1984-11-29 1985-11-28 連鎖移動剤により制御たれた重合法 Pending JPS61133212A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67609984A 1984-11-29 1984-11-29
US676099 1984-11-29
US786101 1985-10-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61133212A true JPS61133212A (ja) 1986-06-20

Family

ID=24713221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26627385A Pending JPS61133212A (ja) 1984-11-29 1985-11-28 連鎖移動剤により制御たれた重合法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61133212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6762259B2 (en) 2000-10-12 2004-07-13 Mitsui Chemicals, Inc. Process for the production of living (co)polymers and use of the (co)polymers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6762259B2 (en) 2000-10-12 2004-07-13 Mitsui Chemicals, Inc. Process for the production of living (co)polymers and use of the (co)polymers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4656233A (en) "Living" polymers and chain transfer-regulated polymerization process
KR930009261B1 (ko) 옥시음이온에 의해 촉매화된 중합법
US4414372A (en) Process for preparing living polymers
US4417034A (en) Living polymers and process for their preparation
EP0184863B1 (en) Tris(dimethylamino)sulfonium bifluoride catalysts
AU599866B2 (en) Enhanced livingness of polymerization using silylated oxyanions
JP3651905B2 (ja) 分枝ポリマー合成
US4605716A (en) Lewis base-catalyzed polymerization
US20020091211A1 (en) Living free radical initiators based on alkylperoxydiarylborane derivatives and living free radical polymerization process
US4622372A (en) Polymer life enhancement in oxyanion-catalyzed polymerization
JPH0742326B2 (ja) アクリルモノマーおよび所望によりアクリルモノマーと非アクリルコモノマーの重合方法
US4038470A (en) Method for preparation of polymers which contain n-acyllactam groups
EP0058104B1 (fr) Nouvelles associations des bases résultant de la combinaison d'un alkyl ou aryl lithien avec un amidure ou hydrure alcalin - procédé de polymérisation les utilisant et produit obtenu
JPH023803B2 (ja)
JPS63191803A (ja) アクリル系モノマーまたはそれとビニル系コモノマーとの陰イオン重合方法
JPS61133212A (ja) 連鎖移動剤により制御たれた重合法
US5665837A (en) Initiation via haloboration in living cationic polymerization
FR2723952A1 (fr) Nouveau systeme d'amorcage pour la polymerisation anionique de methacrylate d'alkyle
JPS63202607A (ja) 重合方法
EP0194110B1 (en) Polymer life enhancement in oxyanion-catalyzed polymerization
JPH04363306A (ja) 星型化合物の製造方法
JPH0686483B2 (ja) 末端修飾プロピレン重合体及びその製造法
JPH0337205A (ja) 付加重合用触媒
JPH0686482B2 (ja) 末端修飾プロピレン重合体及びその製造方法
JPH075649B2 (ja) アニオン重合方法