JPS6113291B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113291B2
JPS6113291B2 JP52135292A JP13529277A JPS6113291B2 JP S6113291 B2 JPS6113291 B2 JP S6113291B2 JP 52135292 A JP52135292 A JP 52135292A JP 13529277 A JP13529277 A JP 13529277A JP S6113291 B2 JPS6113291 B2 JP S6113291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinch roller
capstan
lever
tape
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52135292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5468608A (en
Inventor
Kazuyasu Motoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP13529277A priority Critical patent/JPS5468608A/ja
Publication of JPS5468608A publication Critical patent/JPS5468608A/ja
Publication of JPS6113291B2 publication Critical patent/JPS6113291B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はオートリバースを採用したセンター
キヤプスタン式のテープレコーダに関する。
一般にテープレコーダは第1図に示すようにキ
ヤプスタン1に対しテープ2の走行方向にピンチ
ローラ3の中心を だけずらしている。この理由
はキヤプスタン1へのテープ2の巻き付けを多く
してテープ引張力を増加させヘツド、リール等に
よる外乱を吸収するためである。
ところが、このようにキヤプスタン1に対しピ
ンチローラ3の中心をずらしておくと、1個のキ
ヤプスタンつまりセンターキヤプスタンによりオ
ートリバースを行なおうとすると第1図の矢印方
向(左)のテープ走行と矢印と反対方向(右)の
テープ走行とでテープ引張力が異なり、左右の性
能にバラツキを生じてしまう不都合を生じる。
そこで、キヤプスタン1とピンチローラ3の中
心を一致(=0)させ、テープの走行方向による
性能のバラツキをなくすことが考えられるが、こ
うすると最適なテープ引張力が期待できなくな
り、全体に安定した性能が保証できなくなつてし
まう。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
キヤプスタンに対応するピンチローラがテープの
走行方向に自動的にずれるような構成にすること
によりテープの走行方向による性能のアンバラン
スをなくすことができ全体に安定した性能が得ら
れるセンターキヤプスタン方式のテープレコーダ
を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図に従い説明す
る。第2図はこの発明の要部の概略構成を示すも
のである。図において、11はヘツドレバーでこ
のレバーは図示しない操作釦の操作により基板
(図示せず)上を図示上下方向に直線的に往復移
動するようにしている。
このヘツドレバー11上には一対の磁気ヘツド
12,13を所定間隔をおいて設けている。これ
らヘツド12,13は上記レバー11の移動によ
りテープ14面に当接可能にしている。この場
合、ヘツド12,13はテープ14の走行方向に
より使い分けられテープ14が図示右方向に走行
するときはヘツド12、図示左方向に走行すると
きはヘツド13が夫々使用される。
一方、15はピンチローラ用レバーで、このレ
バー15は基板上に植設されたピン16に回動可
能に支持されている。
上記ピン16にはばね17を設けている。この
ばね17は後述するピンチローラ19にキヤプス
タン20への圧接力を作用させるもので、一端を
ピンチローラ用レバー15、他端をこのレバー1
5を貫通して基板に植設したピン18に夫々係止
されピンチローラ用レバー15を反時計方向に回
動偏倚するようにしている。この場合上記ピンチ
ローラ用レバー15はヘツドレバー11との係合
部である突起15aを形成していて、この突起1
5aを上記ヘツドレバー11側縁に係止し上記反
時計方向の回動偏倚力により上記ヘツドレバー1
1の移動に追従するようにしている。
上記ピンチローラ用レバー15の先端にはピン
チローラ19を設ける。このピンチローラ19は
上記ヘツド12,13の間に位置し且つテープ1
4を介して正逆両方向に回転可能なキヤプスタン
20に対峙するようにしている。
この場合ピンチローラ19の取付は第3図に示
すようにしている。すなわち、ヘツドレバー15
の先端はコ字状のピンチローラ支持部15bを形
成する。一方ピンチローラ19は軸21によりコ
字形のピンチローラ支え板22に回転自在に取付
け、この支え板22を軸23を介して上記ピンチ
ローラ用レバー15の支持部15bに回動自在に
支持する。上記ピンチローラ用レバー15の支持
部15bには上記ピンチローラ支え板22を挾ん
で1対のピン24,25を植設しピンチローラ支
え板22を所定角度の範囲でのみ回動可能にする
ようにしている。また、前記ピンチローラ19の
支持軸21を延長し基板に設けられたT字状孔2
6に挿入する。この孔26はピンチローラ用レバ
ー15およびピンチローラ支え板22の夫々の回
動にともなうピンチローラ19の動きをガイドす
るもので、テープ走行方向に延在する部分と、そ
の部分の中央部からキヤプスタン20と離れる方
向に延在する部分とを有する。そして、キヤプス
タン20より開離している状態つまり第2図のス
トツプ状態においてはピンチローラ19の中心が
支え板22の回動中心とキヤプスタン20を結ぶ
直線上に位置するようにするものである。
次に以上のように構成したテープレコーダの動
作を説明する。いま第4図aに示すようにテープ
14が図示左方向つまりA方向に走行する場合、
第2図に示すストツプ状態から操作釦の操作によ
りヘツド12,13を設けたヘツドレバー11を
図示上方向に移動するとピンチローラ用レバー1
5もばね17の偏倚力により上記ヘツドレバー1
1に追従して図示反時計方向に回動する。この過
程ではピンチローラ19は孔26のガイドにより
キヤプスタン20とその中心が一致した状態でキ
ヤプスタン20に接近する。
その後ピンチローラ19がキヤプスタン20に
当接すると同時にテープ14がA方向の走行を開
始する。するとピンチローラ19はテープ14と
の接触摩擦によりテープ走行方向に孔26にガイ
ドされるとともにピンチローラ支え板22がピン
24に当接するところまで移動する。この状態で
ピンチローラ19はばね17の偏倚力によりキヤ
プスタン20に圧接される。
従つてテープ14が第4図aに示すようにA方
向に走行するときはピンチローラ19の中心はキ
ヤプスタン20に対しテープ走行方向にだけずれ
るようになり、この状態で録音あるいは再生が行
なわれる。
その後A方向の走行が完了するとオートリバー
スがかかり、今度は第4図bに示すようにテープ
14は図示右方向つまりB方向に走行するように
なるが、この場合、テープ14のA方向の走行が
完了したところでこの走行完了を検知して一旦ピ
ンチローラ19はストツプ状態に戻り、再びキヤ
プスタン20に圧接される。従つて、このキヤプ
スタン20への圧接過程でピンチローラ19は今
度はテープ14のB方向の走行によりピンチロー
ラ支え板22がピン25に当接するところまで移
動する。これによりテープ14が第4図bに示す
ようにB方向に走行するようになるとこの場合も
ピンチローラ19の中心はキヤプスタン20に対
しテープ走行方向にだけずれるようになり、この
状態で録音あるいは再生が続けられる。
しかして、このような構成によるとキヤプスタ
ンに対するピンチローラの中心を常にテープの走
行方向に所定距離だけずらすことができるので、
例えばセンターキヤプスタンでオートリバースを
行なう場合いずれのテープ走行方向に対しても最
適なテープ引張力を期待することができる。これ
により従来のピンチローラの中心のずれを固定的
にしたものに比べテープの走行方向による性能の
アンバランスをなくすことができ、また従来のピ
ンチローラのずれをなくしたものに比べても全体
に安定した性能を得ることができる。
また、このものでは特にT字状をなすガイド孔
によりピンチローラがキヤプスタンより開離して
いる状態ではピンチローラの中心がピンチローラ
支え板の回動中心とキヤプスタンを結ぶ直線上に
位置するようにピンチローラをガイドし、ピンチ
ローラがキヤプスタンに当接すると同時にテープ
の走行方向にピンチローラをガイドするようにし
ているのでピンチローラの移動を無理なくスムー
ズに行なうことができる。さらに注目すべきこと
は、ピンチローラはテープ走行方向に対しての動
きが全く自由で、これを妨げる力がないという点
である。すなわち、テープ走行を安定させるため
にピンチローラをキヤプスタンに適切な力で圧接
するためのばねによりレバー自体は動きが規制さ
れるが、ピンチローラ自体のテープ走行方向への
動きは何ら規制されず、自由となるよう構成され
ている。このことはピンチローラの移動の際無駄
な電力消費がなく省エネルギー化の点でも極めて
有利である。
尚、この発明は上記実施例にのみ限定されず要
旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば上述した実施例ではピンチローラレバー1
5の先端部およびピンチローラ支え板22を夫々
コ字状に形成したが、これらは単なる板状のもの
で構成してもよい。
以上述べたようにこの発明によればキヤプスタ
ンに対応するピンチローラをテープの走行方向に
自動的にずらすような構成とすることによりテー
プ走行方向による性能のアンバランスをなくすこ
とができ、全体に安定した性能が得られるセンタ
ーキヤプスタン方式のテープレコーダを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なテープレコーダにおけるピン
チローラとキヤプスタンとの関係を示す説明図、
第2図はこの発明の一実施例の要部のみを示す概
略構成図、第3図は同実施例におけるピンチロー
ラの取付けを示す斜視図、第4図a,bは夫々同
実施例を説明するための説明図である。 1……キヤプスタン、2……テープ、3……ピ
ンチローラ、11……ヘツドレバー、12,13
……ヘツド、14……テープ、15……ピンチロ
ーラ用レバー、16,18,24,25……ピ
ン、17……ばね、19……ピンチローラ、20
……キヤプスタン、21,23……軸、22……
ピンチローラ支え板、26……T字状孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正逆両方向に回転可能なキヤプスタンと、 ヘツドが載置され基板上を摺動するヘツドレバ
    ーと、 基板に設けられたピンに回動可能に支持され、
    キヤプスタン方向に移動可能であり、かつヘツド
    レバーと係合可能な係合部を有するピンチローラ
    用レバーと、 ピンチローラ用レバーをキヤプスタン方向に付
    勢する弾性部材と、 ピンチローラ用レバーに所定角度の範囲でのみ
    回動可能に設けられ、ピンチローラを回転自在に
    支持する軸と、この軸から下方に延びる軸延長部
    とを有するピンチローラ支え板と、 基板に設けられ、テープの走行方向に延在する
    部分と、その部分の中央部からキヤプスタンと離
    れる方向に延在する部分とを有し、上記軸延長部
    が挿入されるT字状をなすガイド孔と、 を具備し、ピンチローラがキヤプスタンより開
    離している状態でピンチローラの中心がピンチロ
    ーラ支え板の回転中心とキヤプスタンを結ぶ直線
    上に位置するようにすると共にピンチローラがキ
    ヤプスタンに当接すると同時にピンチローラをテ
    ープの走行方向に移動するようにしたことを特徴
    とするテープレコーダ。
JP13529277A 1977-11-11 1977-11-11 Tape recorder Granted JPS5468608A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13529277A JPS5468608A (en) 1977-11-11 1977-11-11 Tape recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13529277A JPS5468608A (en) 1977-11-11 1977-11-11 Tape recorder

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5468608A JPS5468608A (en) 1979-06-01
JPS6113291B2 true JPS6113291B2 (ja) 1986-04-12

Family

ID=15148280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13529277A Granted JPS5468608A (en) 1977-11-11 1977-11-11 Tape recorder

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5468608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019189042A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日本板硝子株式会社 車両用窓ガラス及びその製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073716B2 (ja) * 1991-01-18 1995-01-18 キヤノン株式会社 テープ駆動装置
JP2696034B2 (ja) * 1992-03-30 1998-01-14 大日本スクリーン製造株式会社 シート材の搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930725A (ja) * 1972-07-20 1974-03-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930725A (ja) * 1972-07-20 1974-03-19

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019189042A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日本板硝子株式会社 車両用窓ガラス及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5468608A (en) 1979-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6113291B2 (ja)
JPS59157253U (ja) 磁気テ−プカセツト装置
JPS6230184Y2 (ja)
US3960342A (en) Tape transport apparatus
JPS596534Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP2621386B2 (ja) テープ終端検出装置
JPS604299Y2 (ja) Vtrにおける傾斜ポ−ル位置規制装置
JPS6235162Y2 (ja)
JPS5813482Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダ
JPH0411210Y2 (ja)
JPS5843080Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS5919963Y2 (ja) テ−プレコ−ダの切換装置
JPH048498Y2 (ja)
JPH0124773Y2 (ja)
JPS5925643U (ja) テ−プレコ−ダの操作機構
JPS629560Y2 (ja)
JPS5912782Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−の一時停止装置
JPS6232359Y2 (ja)
JPS6034126Y2 (ja) 磁気記録テ−プ走行装置のピンチロ−ラレバ−枢支機構
JPS5914928Y2 (ja) カセット式テ−プレコ−ダ
KR910007246Y1 (ko) 비데오 테이프 레코더의 핀치레버 연동장치
JPS6117578Y2 (ja)
KR900000502Y1 (ko) 전자식 텐션 서어보장치
JPH03290857A (ja) テープレコーダの磁気ヘッド装置
JPS6338426Y2 (ja)