JPS61132148A - 即席米の製造方法 - Google Patents

即席米の製造方法

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Publication number
JPS61132148A
JPS61132148A JP59253880A JP25388084A JPS61132148A JP S61132148 A JPS61132148 A JP S61132148A JP 59253880 A JP59253880 A JP 59253880A JP 25388084 A JP25388084 A JP 25388084A JP S61132148 A JPS61132148 A JP S61132148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
oil
present
product
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59253880A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Tabuchi
満幸 田渕
Kenichi Kaimoto
階元 謙一
Akira Matsumoto
昭 松本
Masahiro Yamazaki
真宏 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Food Products Co Ltd
Original Assignee
Nissin Food Products Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Food Products Co Ltd filed Critical Nissin Food Products Co Ltd
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Publication of JPS61132148A publication Critical patent/JPS61132148A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は米の加工、特に、即席米の製造方法に関する。
(従来技術) 従来より、即席米の製造に関しては、数多くの製造技術
が案出されており、同分野での特許も多いが、短時間で
普通の炊飯米のようにおいしい米飯に復元する即席米の
製造方法が確立されているとはいいがたい。
これまでの即席米の製造方法に関する製造技術としては
、たとえば、特公昭52−46298号(本出願人の出
願による)などがあるが、即席米の復元後の食感、製造
における作業性、歩留り、保存性などの点で非常に優れ
た省力米(即席米と同義)の製造方法であり、一般市場
でも二次加工品として流通しているとはいえ、その復元
米は、やや弾力性が感じられ、いわゆる炊飯米の示す重
量感に乏しい傾向にある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、前述のように、特公昭52−46298号な
どに提供される即席米に見られる復元後の米に特有の弾
力性の除去及び重量感不足の改良を課題としており、熱
湯を注ぐだけで短時間で、普通の炊飯米とかわらぬ食感
を有するおいしい米飯に復元する即席米の製造方法を提
供しようというものである。
(問題点を解決するための手段) 以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、常套手段
により得られる膨化米を100℃以上の熱油で処理する
ことを特徴とする即席米の製造方法にある。
ここで、常套手段により得られる膨化米とは、たとえば
、前掲特公昭52−46298号で得られる省力米(即
席米)のほか、膨化手段として、熱風以外に、加熱媒体
による膨化処理(特公昭56−23571号)、高周波
誘電加熱による膨化処理(特公昭52−46299号)
などにより得られる膨化米、その他の常套手段により得
られる見掛は比重が約0.10〜0.50 g/mlt
の膨化米であれば適用可能である。ちなみに、上記3件
の公告公報に掲載の製造方法により得られる膨化米は見
掛は比重が約0.10〜0.50 g/ralの範囲内
にあるが、見掛は比重が0.10 g/m1以下であれ
ば、製品の復元米が鮎釣食感となるので、好ましくな(
,0,50g1m1以上であれば、製品の復元性が悪く
即席米とはいえなくなるので、好ましくない。
さらに、膨化米の熱油処理であるが、具体的には、熱油
に浸す方法、熱油スプレー法(熱油をスプレーで吹きつ
ける)、油コーテイング後、加熱する方法などが適用可
能であり、特に、熱油処理効果及び作業性などの点を考
慮すると熱油に浸す方法が最適である。
つぎに、熱油処理温度であるが、熱油に浸す方法の場合
、100℃以上で効果が認められる。
特に、使用する油の劣化などを考慮した場合、処理温度
の上限は200℃であり、好ましくは140℃前後に設
定するとよい。そして、この際の処理時間は100℃で
は約5分前後、200℃では約10秒程度であり、14
0℃前後では約1分程度でよい。
そして、熱油処理を終えた膨化米は、そのまま冷却ある
いは必要に応じて遠心分離など常套手段により脱油処理
する。
かくて、炊きたて風のおいしい米に復元する即席米が得
られる。
(作 用) 常套手段により得た膨化米は、本発明方法にしたがって
、熱油処理するだけで、炊きたて風のおいしいライスに
復元するようになるが、この効果をテクスチュロメータ
−で測定した場合の結果は、第1表のとおりであり、復
元米の硬さの低下ならびに凝集性の低下という傾向がみ
られた。
第1表 注1)テクストチェロメーター測定条件クリアランス;
0.2鶴 ボルト;1.OV 注2) T、U、 ;テクスチュロメータ−ユニット。
値が大きいほど硬い。
注3)4i集性=第2回目咀しやく仕事量/第1回目粗
しゃ(仕事量 凝集性は、食品形態に形成す るための内部結合力の大きさ を示すパラメーターであり、 値が大きいほど弾力性が強い。
(完全弾性;凝集性=1.0 ) 注4)「本発明方法」は、各実施例によって製造。
「対照」は、各実施例において、本発 明方法の熱油処理をする前の膨化米。
注5)復元は、実施例1における復元と同様に行った。
また、従来方法による膨化米と、本発明方法による即席
米とを、各々復元してその食感について官能検査を行っ
たところ、第2表に示すとおりであった。本発明方法の
製品は、従来方法の膨化米に比べ、格段に食味しやすく
良好になっている。
第2表 注1)官能検査は、パネル10名で5点法によって実施
5;非常に美味しい。
3;ふつう。
1;非常にまずい。
注2)「本発明方法」は、各実施例によって製造した。
「対照」は、各実施例において、本発 明方法の熱油処理する前の膨化米を使 用。
注3)復元は、全て実施例1における復元と同様に行っ
た。
(実施例) 実施例1 ウルチ精白米を炊飯したのち、モノグリセライドを添加
し、80℃の熱風で米粒水分を26%とし、ロール間隙
0.5鶴の一対のロール間を強通させ、再度80℃の熱
風で米粒水分を14%とし、240℃の熱風で膨化させ
、見掛は比重0.24 ghslの膨化米を得た。
つぎに、この膨化米を140℃に加熱したナタネ硬化油
(m、  p、34℃)に1分凹没したのち、送風冷却
して本発明品を得た。
本発明品100gを540m l容発泡スチロール製カ
ップ状容器に入れ、熱湯をたっぷりと注いたち、熱湯を
カップから捨て、5分間保持したところ、対照孔(熱油
処理をおこなっていないもの)は復元米にやや弾性が感
じられ、重量感が欠けていたのに対し、本発明品の復元
米は、弾力性も少なく、重量感があり、その食感も普通
の炊飯米に劣らず、良好であった。
実施例2 ウルチ米精白米を炊飯したのち、モノグリセライドを添
加し、80℃の熱風で米粒水分を14%としたのち、2
50℃の熱風で膨化させ、見掛は比重0.24 g/m
lの膨化米を得た。
つぎに、この膨化米を140℃に加熱したナタネ硬化油
(m、  p、34℃)に2分凹没したのち、送風冷却
して、本発明品を得た。
この本発明品を実施例1と同様の方法で復元したところ
、対照孔(熱油処理をおこなっていないもの)は、モソ
モソ、フカフカして弾力性の感じられる復元米となった
のに対し、本発明品はそういう惑しはみられず、弾力性
も大幅に低減し、炊飯米に劣らない食感があった。
実施例3 ウルチ米精白米を水に浸漬したのち、ショ糖脂肪酸エス
テルを添加混合し、ゲージ圧0.8kg / cjの蒸
気圧で8分蒸煮、ついで80℃の熱風で米粒水分を21
%としたのち、180℃に加熱した食塩を熱媒体として
用い、見掛は比重0.50g/m Itの膨化米を得た
つぎに、この膨化米を170℃に加熱したライス硬化油
(m、p、36℃)に30秒間凹没たのち、遠心分離法
により脱油し、本発明品を得た。
本発明品50gを540m1容の発泡スチロール製カッ
プ状容器に入れ、熱湯400m lを注ぎ、5分間保持
して復元したところ、対照孔(熱油処理を行っていない
もの)は、復元米が硬く、歯切れが悪く、弾力性が目立
ったのに対し、本発明品は、粘り、重量感が感じられ、
茶漬けとして適していた。
実施例4 ウルチ米精白米を水に浸漬したのち、ショ糖脂肪酸エス
テルを添加混合し、ゲージ圧2.0kg / cdの蒸
気圧で4分蒸煮、ついで80℃の熱風で米粒水分を25
%とし、0.1Rの間隙を有する一対のロール間を強通
させたのち、再度、80℃の熱風で米粒水分15%とし
、250℃の熱風で膨化させ、見掛は比重0.14 g
/mllの膨化米を得た。
つぎに、この膨化米を110℃に加熱したライス白絞油
に4分凹没したのち、遠心分離法により脱油し、本発明
品を得た。この本発明品30gに熱湯400m lを注
ぎ、5分間保持したところ、対照孔は、なめらかさの不
足した復元米となったのに対し、本発明品はなめらかさ
のある柔らかい復元米となり、雑炊に適していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 常套手段により得られる膨化米を100℃以上の熱油で
    処理することを特徴とする即席米の製造方法。
JP59253880A 1984-11-29 1984-11-29 即席米の製造方法 Pending JPS61132148A (ja)

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JP59253880A JPS61132148A (ja) 1984-11-29 1984-11-29 即席米の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061097A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Cj Corp インスタント特性及び調理適性に優れた米粉の製造方法、この方法で製造される米粉、及びこれを含むインスタント米スープ
WO2018020634A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 日清食品ホールディングス株式会社 即席食品

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