JPS61131874A - 砥石車の製造法 - Google Patents

砥石車の製造法

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JPS61131874A
JPS61131874A JP25249484A JP25249484A JPS61131874A JP S61131874 A JPS61131874 A JP S61131874A JP 25249484 A JP25249484 A JP 25249484A JP 25249484 A JP25249484 A JP 25249484A JP S61131874 A JPS61131874 A JP S61131874A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  産業上の利用分野 本発明は切断砥石、平型砥石、オフセットg石等の砥石
車に関し、更に詳しくは、砥粒密度の大きな部分と、小
さい部分を有する目詰まりのない砥石車に関するもので
ある。
(b)  従来の技術 従来の切断砥石や平型砥石等の砥石車は、炭化珪素、金
剛砂等よりなる砥粒を結合剤と共に円盤状に圧縮成形し
たのち、熱処理して結合剤を硬化して製造されている。
即ち、砥石車の用途に応じ、各種粒度の砥粒を適宜配合
し、これに液状及び粉状のフェノール樹脂等よりなる結
合剤を混合する。
第2図に示すように円筒(1)の底に円板状の下型(2
)を嵌合し、この上に上記砥粒(3)を均一にならして
入れ、上型(4)ヲ嵌めて油圧プレス等により加圧して
全体が均一な円盤状になるように成型したのち、焼成を
行っている。この成型の際、円盤の両面又は中間層にガ
ラス繊維よりなる補強布を挾んで、共にプ1/スする場
合もある。いずれの場合にも円盤状の砥石車全体が、均
一な砥粒密度になるように成型されている。
(C)  発明が解決しようとする問題点上記従来の砥
石車は、金属等の切断又は研削の際、しばしば目詰りを
起し、切れ味が悪化し、又摩擦熱により砥石及び加工物
が高温に加熱されるという欠点があった。特にアルミニ
ウム、真鍮等の軟質の金属を研削する場合には目詰まり
がはなはだしく、しばしば目直しをする必要があった。
従って本発明は目詰まりの少い、切れ味の優れた過熱の
ない砥石車と、その製造方法を提供することを目的とす
る。
(d)  問題を解決するための手段 従来の砥石車の欠点に鑑み、上記目的を達成すべく本発
明者が鋭意研究を重ねた結果、砥石車の砥粒の密度を、
全体に均一にせず、砥石車の周縁に沿って、砥粒密度の
高い部分と砥粒密度の低い部分を交互に設けることによ
り、どのような材質の加工物を切断又は研削した場合で
も砥石の目詰まりがなく、切れ味が向上し、砥石及び加
工物の過熱もないことを見出し本発明を完成するに到っ
た。
即ち本発明は砥粒を結合剤と共に円盤状に圧縮成型した
砥石車に於いて、円周に沿って砥粒密度の大なる部分と
、砥粒密度の小なる部分とを交互に配置したことを特徴
とする砥石車を要旨とする。
次に図面により本発明の内容を詳細に説明する。
第1図は本発明の砥石車の断面図であって放射状に区分
された砥粒の密度の高い高密度部(6)と、砥粒の密度
の低い低密度部(6)が交互に配列されている。第3図
は本発明の砥石車の側面図であって、砥石車(7)の両
面にガラス繊維製の布よりなる補強材(8)の層を設け
である。本発明の砥石車の砥粒は、炭化珪素、金剛砂、
アルミナ等の粉末よりなり公知の通常の砥石車と同様の
砥粒が用いられる。高密度部(5)と低密度部(6)は
同一の砥粒よりなり、その密度のみを約1:0.4〜0
.7程度に変化させるのが製造上好ましい。
本発明の砥石車を製造するには、先ず第4図に示すよう
に円筒(1)内の底に下型(2)を嵌め、その中心孔(
9)にピン(10)を差込み、下型(2)の上に液状フ
ェノール樹脂等の結合剤を含浸したガラス繊維布よりな
る補強材(8)を敷き、その上に一定量の砥粒をほぼ均
一の厚さになるように装入する。この砥粒は、16〜3
00メツシユに粉砕した炭化珪素等の粉末に液状のフェ
ノール樹脂等の結合剤を混合して撹拌し、更に必要に応
じ粉状のフェノール樹脂等t−混合したものである。こ
の砥粒を円筒F11内に均一に入れて砥粒層(11)を
形成したのち、第5図に示すような放射状に凹部分(1
21と凸部分0濁を設けた押し型(141t−凹凸面を
下向けにして砥粒層(11)上面に押し付け、砥粒層(
11)の上面に放、対状に凹凸を形成する。この上に上
記と同じ補強材(8)を被せ、更にその上に上型(4)
を嵌めて油圧プレスにより、150 Kfllctd程
度の圧力で加圧して砥粒金円盤状に成型する。砥粒層(
11)の白部分はプレス時の圧縮率は大で密度が大きく
、凹部分は密度が小さくな60%程度とするのが好まし
い。
砥粒を加圧成型した円盤を常法により複数枚重ねて焼き
型に挾み加熱処理をする。フェノール樹脂を結合剤とし
て用いる場合は約180°Cで、24時間焼成する。結
合剤はフェノール樹脂の外、他の耐熱性熱硬化性樹脂や
、エボナイト等のゴム組成物も用いることができる。
第6図は、本発明の砥石車の別の実施態様の側面図であ
ってガラス−雑布等よりなる補強材の層を砥石車(7)
の両面に設けず、円盤の内部に円盤の両面と平行に設け
たものである。この内部補強材層((5)は1層又は、
2層以上設けられる。内部補強材層(16)により隔て
られた各砥粒層(11)はそれぞれ高密度部(5)と低
密度部(6)よりなる。各砥粒層(11)の高密度部(
5)と低密度部(6)はそれぞれ、重なるように一致す
る位置に設けてもよいし、第7図の拡大図(低密度部を
点で、高密度部を斜線で示す)に示すように、隣接する
砥粒層(II)の高密度部(5)と低密度部(6)の位
置が一致しないように配列することもできるが、第7図
に示すように配列するのが、砥石車の強度が増すので好
ましい。
第7図に示すような砥石車を製造するには、第8図に示
すように、下型(2)を嵌合した円筒ill中に結合剤
を含む砥粒(3)を一定量均一に装填して第5図に示す
ような押し型で強く押え、砥粒層の表面に凹凸上つけ、
その上に結合剤を含浸した補強剤(8)ヲ載せて、その
上から平らな金型で軽(押える。
次いでその上に更に砥粒を所定量装填し、押し型(14
1で押してその砥粒層に凹凸上つけた後、その上に補強
材(8)ヲ載せる。これを必要な回数繰り返し最後の砥
粒層に凹凸をつけて、その上に上型を嵌めてプレスで加
圧して円盤状に成型する。これを焼成して、結合剤を硬
化させる。
本発明の砥石車の高密度部(5)と低密度部(6)は必
ずしも閑心部から放射状に配置する必要はなく、円盤の
周辺部のみに櫛形状又は鋸歯状に配置して、中心部はす
べて高密度になるようにしてもよい。
高密度部(5)と低密度部(6)のそれぞれの幅及び数
は、砥石車の大きさ及び用途により、適宜窓めることが
できる。
(e)  実施例 50〜150メツシユの炭化珪素砥粒に結合剤として液
状フェノール樹脂及び粉末状フェノール樹脂を混合し、
下型を嵌めた内径20cInの円筒内に5朋の厚さに均
一に装填した。この上から放射状に等間隔で、15本の
高さ2.5 rtanの凸条を有する押し型で押した後
、その上にフェノール樹脂を含浸させたガラス繊維布よ
りなる補強材を重ね、更に上記砥粒を同様に5開の厚さ
に装填し、下の砥粒層と凹凸の位置をずらすようにして
同様に押し型で押し、更にこの補強材と、砥粒層上それ
ぞれもう一層同様に重ねだ。この上に上型を嵌合し、油
圧プレスにより150 Kfllcrdの圧力で加圧し
て厚さ6mの円盤状に成形した。この円盤全180℃で
24時間焼成した。このようにして得られた砥石車で鉄
及びアルミニウムの加工物の研削を行った所、目詰まり
は全くなく、切れ味は優れ、加工物の過熱もなかった。
(f)  効果 本発明の砥石車によれば目詰まりがなく、切れ味が優れ
る。砥石車による切断又は研削の際の発熱が少なく加工
物及び砥石車の過熱を防止できる。
更に本発明の砥石車の製造法によれば、製造が、簡単で
あり、従来の砥石車の製造法のように荒い砥粒と細い砥
粒とを混合して用いる必要はなく、はぼ一定の粒度の砥
粒のみで切れ味のよい砥石車が得られる。
本発明の砥石車は、切断砥石、平型砥石又はオフセット
砥石のいずれの砥石にも適用することができ、金属、石
材、ガラス、セラミックス等のあらゆる加工物の工作に
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の砥石車の断面図、第2図は従来の砥石
車の製造法を示す断面図、第3図は本発明の砥石車の側
面図、第4図は本発明の砥石車の製造法を示す断面図、
第5図は本発明で用いられる押し型の斜視図、第6図は
本発明の砥石車の別の実施態様の側面図、第7図は同一
部拡大側面図、第8図は本発明の、砥石車の別の製造法
を示す断面図である。 符号の説明 ill・・・円筒、     (2)・・・下型、(3
)・・・砥粒、     (4)・・・上型、(5)・
・・高密度部、   (引・・・低密度部、(7)・・
・砥石車、    (8)・・・補強材、(9)・・・
中心孔、    (lO)・・・ピン、(11)・・・
砥粒層、    (1り・・・凹部分、(1濁・・・凸
部分、    (14)・・・押し型、Q6)・・・内
部補強材層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)砥粒を結合剤と共に円盤状に圧縮成形した砥石車
    に於て、砥石車の円周に沿つて砥粒密度の大なる高密度
    部と、砥粒密度の小なる低密度層とを交互に配置したこ
    とを特徴とする砥石車。
  2. (2)該高密度部及び低密度部が砥石車の中心部から放
    射状に延びる界面により区画された細い扇形部分よりな
    る特許請求の範囲第1項記載の砥石車。
  3. (3)該砥石車表面又は内部にガラス繊維布よりなる補
    強材層を有する特許請求の範囲第1項記載の砥石車。
  4. (4)該砥石車内部に砥石車の両面に平行に設けた1枚
    又は2枚以上の補強材層により隔てられた複数の砥粒層
    が、それぞれ高密度層と低密度部よりなる特許請求の範
    囲第3項記載の砥石車。
  5. (5)隣接する該各砥粒層の高密度層及び低密度層の位
    置が互にずれている特許請求の範囲第4項記載の砥石車
  6. (6)底に円板状の下型を嵌合して軸線が鉛直になるよ
    うに設置した円筒内に、結合剤を混合した砥粒粉末を装
    入してならし、下型上に一定の厚さの砥粒層を形成し、
    その上に上型を嵌合して、プレスにより加圧して円盤状
    に成形した後、加熱焼成する砥石車の製造法に於いて、
    円筒内で平均にならした砥粒層の上に、下面に凹凸の型
    を有する押し型を押し付けて該砥粒層の上面に凹凸を形
    成した後、その上に上型を嵌合してプレスすることによ
    り、砥石車に砥粒密度の高い部分と砥粒密度の低い部分
    を形成することを特徴とする砥石車の製造法。
  7. (7)該押し型を押し付けて砥粒層上面に凹凸を形成し
    、その上にガラス繊維布等よりなる補強材を載置し、更
    にその上に砥粒を装入して押し型により上面に凹凸を有
    する砥粒層を形成し、これを繰返して、補強材を挾んで
    複数の砥粒層を形成したのち、上型を嵌合してプレスに
    より加圧する特許請求の範囲第6項記載の砥石車の製造
    法。
  8. (8)該下型の上面及び上型の下面にガラス繊維指等よ
    りなる補強材を挾んで砥粒層を加圧して砥石車の両面に
    補強材層を形成する特許請求の範囲第6項又は第7項記
    載の砥石車の製造法。
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