JPS61131723A - 内視鏡用鉗子栓 - Google Patents
内視鏡用鉗子栓Info
- Publication number
- JPS61131723A JPS61131723A JP59209455A JP20945584A JPS61131723A JP S61131723 A JPS61131723 A JP S61131723A JP 59209455 A JP59209455 A JP 59209455A JP 20945584 A JP20945584 A JP 20945584A JP S61131723 A JPS61131723 A JP S61131723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forceps plug
- slit
- forceps
- insertion port
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、処置具挿入用チャンネルの挿入口を閉塞する
ための内視鏡用鉗子栓に関する。
ための内視鏡用鉗子栓に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
一般に内視鏡を用いた医療検査および手術等においては
、内視鏡を通して患者の体内に薬液を注入したり、病変
部位を切除、採取するといつた種々の処置を行っている
。このため、内視鏡には上記処置をするための処置具を
挿通する鉗子チャンネルが設けられているが、体腔内圧
の変化によって体腔内の空気や汚物が鉗子チャンネルを
通って外部へ洩れ出すことがある。このため、鉗子挿入
口に特開昭５９−５５５０２号公報に開示されるような
鉗子栓を設けて、空気や汚物の洩出を防止している。こ
の鉗子栓はゴムなどの弾性材料で作られ、処置具を挿通
するためのスリットが設けられている。このスリットは
通常気密に閉じていて、処置具を押し当てることによっ
て開き、処置具をチャンネル内に通することができる。
、内視鏡を通して患者の体内に薬液を注入したり、病変
部位を切除、採取するといつた種々の処置を行っている
。このため、内視鏡には上記処置をするための処置具を
挿通する鉗子チャンネルが設けられているが、体腔内圧
の変化によって体腔内の空気や汚物が鉗子チャンネルを
通って外部へ洩れ出すことがある。このため、鉗子挿入
口に特開昭５９−５５５０２号公報に開示されるような
鉗子栓を設けて、空気や汚物の洩出を防止している。こ
の鉗子栓はゴムなどの弾性材料で作られ、処置具を挿通
するためのスリットが設けられている。このスリットは
通常気密に閉じていて、処置具を押し当てることによっ
て開き、処置具をチャンネル内に通することができる。
そして、第６図に見られるように上記鉗子栓１のスリッ
ト２の幅は、鉗子栓１の上面３と下面４において同一で
ある。また、嵌合部５の内径は鉗子挿入口６の外径より
小さくて装着性を良くしている為、鉗子挿入口６に装着
した場合、鉗子栓１の下面４側に矢印の方向に引張力を
受け、下面４側のスリット２の幅が広がってしまい、ス
リット２の密封効果が損われしまった。
ト２の幅は、鉗子栓１の上面３と下面４において同一で
ある。また、嵌合部５の内径は鉗子挿入口６の外径より
小さくて装着性を良くしている為、鉗子挿入口６に装着
した場合、鉗子栓１の下面４側に矢印の方向に引張力を
受け、下面４側のスリット２の幅が広がってしまい、ス
リット２の密封効果が損われしまった。
従って、スリットから汚物のが噴出し、術者にかかると
いう問題があった。
いう問題があった。
［発明の目的］
本・発明は、汚物の噴出しを防止できる内視鏡用鉗子栓
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
［発明の概要〕
内視鏡用鉗子栓に設けたスリットの鉗子栓下面側の幅を
上面側の幅より狭くして、汚物等の噴出物を防止できる
ものである。
上面側の幅より狭くして、汚物等の噴出物を防止できる
ものである。
［発明の実施例］
以下に本発明の一実施例を第１図から第３図に基づいて
説明する。第２図は内視鏡全体を示す図で、内視鏡本体
１０は操作部１２と挿入部１４とからなり、操作部１２
には、ライトガイド等を挿通するユニバーサルコード１
６が連結され、その先端は図示しない光源に接続される
。
説明する。第２図は内視鏡全体を示す図で、内視鏡本体
１０は操作部１２と挿入部１４とからなり、操作部１２
には、ライトガイド等を挿通するユニバーサルコード１
６が連結され、その先端は図示しない光源に接続される
。
また、挿入部１４の先端には弯曲部１８を介して先端構
成部２０が連結してなり、上記弯曲部１８は操作部１２
に設けた図示しないアングル操作ノブにより遠隔的に弯
曲操作ができるようになっている。また、上記操作部１
２には送気・送水切換装置２２と吸引切換装置２４が設
けられ、先端構成部２０より送気・送水及び吸引ができ
る。さらに、操作部１２には、鉗子等の処置具２６を挿
入するための処置具挿入口２８をもつ挿入口体３０が設
けられ、この挿入口体３０には挿入部１４、弯曲部１６
の内部を通って先端構成部２０の先端に一端が開口する
チャンネル３２の他端が接続されている。尚、挿入口体
３０には挿入０２８を閉塞する鉗子栓３４が設けられて
いる。
成部２０が連結してなり、上記弯曲部１８は操作部１２
に設けた図示しないアングル操作ノブにより遠隔的に弯
曲操作ができるようになっている。また、上記操作部１
２には送気・送水切換装置２２と吸引切換装置２４が設
けられ、先端構成部２０より送気・送水及び吸引ができ
る。さらに、操作部１２には、鉗子等の処置具２６を挿
入するための処置具挿入口２８をもつ挿入口体３０が設
けられ、この挿入口体３０には挿入部１４、弯曲部１６
の内部を通って先端構成部２０の先端に一端が開口する
チャンネル３２の他端が接続されている。尚、挿入口体
３０には挿入０２８を閉塞する鉗子栓３４が設けられて
いる。
次に第１図は、鉗子栓３４の断面図、第３図は、挿入口
体３０に鉗子栓３４を取り付けたときの断面図である。
体３０に鉗子栓３４を取り付けたときの断面図である。
鉗子栓３４は、シリコンゴム、フッ素ゴム、ニトリルブ
チルゴム等の弾性材料で作られており、その形状は略円
筒状で上面は球面状の凹面３６があり、下面には挿入口
体３０と嵌合自在な嵌合部３８が設けられている。ざら
に鉗子栓３４の中央部にはスリット４０が設けられてい
る。このスリット４０は極薄の刃物等であけられ、通常
は極薄の為及び鉗子栓３４の弾性力によって密着状態を
保っている。
チルゴム等の弾性材料で作られており、その形状は略円
筒状で上面は球面状の凹面３６があり、下面には挿入口
体３０と嵌合自在な嵌合部３８が設けられている。ざら
に鉗子栓３４の中央部にはスリット４０が設けられてい
る。このスリット４０は極薄の刃物等であけられ、通常
は極薄の為及び鉗子栓３４の弾性力によって密着状態を
保っている。
また、鉗子栓３４を挿入口体３０に取り付けない状態で
は、凹面３６側（上面）のスリット幅Ｒ１と嵌合部３８
側（下面）のスリット幅！２との幅の艮ざの関係は（７
１＞１２となっていて、挿入口体３０に取り付けると、
β１キｆ！２になるようになっている。ざらに、鉗子栓
３４の嵌合部３８には内径Ｌ１の溝部４２と内径Ｌ２の
フランジ部４４があり、挿入口体３０に設けられた外径
Ｌｌ ′のフランジ部４６と外径Ｌ２ ”の溝部４８と
それぞれが嵌合するようになっている。この場合、鉗子
栓３４に設けられた溝部４２のＬｌとフランジ部４４の
Ｌ２と、挿入口体３０に設けられたフランジ部４６の１
１ ′と溝部４８のＬ２ ′との径の関係は、Ｌｌ ＜
Ｌｌ”、 Ｌ２ ＜Ｌ２−となっている。
は、凹面３６側（上面）のスリット幅Ｒ１と嵌合部３８
側（下面）のスリット幅！２との幅の艮ざの関係は（７
１＞１２となっていて、挿入口体３０に取り付けると、
β１キｆ！２になるようになっている。ざらに、鉗子栓
３４の嵌合部３８には内径Ｌ１の溝部４２と内径Ｌ２の
フランジ部４４があり、挿入口体３０に設けられた外径
Ｌｌ ′のフランジ部４６と外径Ｌ２ ”の溝部４８と
それぞれが嵌合するようになっている。この場合、鉗子
栓３４に設けられた溝部４２のＬｌとフランジ部４４の
Ｌ２と、挿入口体３０に設けられたフランジ部４６の１
１ ′と溝部４８のＬ２ ′との径の関係は、Ｌｌ ＜
Ｌｌ”、 Ｌ２ ＜Ｌ２−となっている。
次に上記構成による作用を述べる。まづ、鉗子栓３４を
内視１ｉ１０の挿入口体３０に装着する。鉗子栓３４の
嵌合部３８の内径Ｌ１ 、 Ｌ２と挿入口体３０の外径
Ｌ１ ”、 Ｌ２ ”の関係は１１ ＜Ｌ １−、 Ｌ
２＜Ｌ ２−であるため、鉗子栓３４は第３図の矢印
に示すスリットを広げるような引張力を嵌合部３８の部
分を受ける。そのため、鉗子栓３４のスリット４０の嵌
合部側（下面）のスリット幅１２は引張られて、凹面側
（上面）のスリット幅１＋とほぼ同じ長さとなる。
内視１ｉ１０の挿入口体３０に装着する。鉗子栓３４の
嵌合部３８の内径Ｌ１ 、 Ｌ２と挿入口体３０の外径
Ｌ１ ”、 Ｌ２ ”の関係は１１ ＜Ｌ １−、 Ｌ
２＜Ｌ ２−であるため、鉗子栓３４は第３図の矢印
に示すスリットを広げるような引張力を嵌合部３８の部
分を受ける。そのため、鉗子栓３４のスリット４０の嵌
合部側（下面）のスリット幅１２は引張られて、凹面側
（上面）のスリット幅１＋とほぼ同じ長さとなる。
上述のように、鉗子栓３４に設けられたスリット４０の
凹面側（上面）のスリット幅１１に対して、嵌合部（ｉ
ｌｌ（下面）のスリット幅β２を狭くしたことにより、
鉗子栓３４を挿入口体３０に取り付けた時、スリット幅
マ１とβ２の長さが４１年β２となり、スリット４ｏに
対する引張力による密封効果の低下を抑えることができ
る。そのため、スリット４ｏから汚物等が噴出して、術
者にかかることを防止できる。
凹面側（上面）のスリット幅１１に対して、嵌合部（ｉ
ｌｌ（下面）のスリット幅β２を狭くしたことにより、
鉗子栓３４を挿入口体３０に取り付けた時、スリット幅
マ１とβ２の長さが４１年β２となり、スリット４ｏに
対する引張力による密封効果の低下を抑えることができ
る。そのため、スリット４ｏから汚物等が噴出して、術
者にかかることを防止できる。
尚、スリット幅ｉ！１＜１．２の比は鉗子栓３４の形状
・硬度及び挿入口体３０の形状によって変わる。
・硬度及び挿入口体３０の形状によって変わる。
次に第４図、第５図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。尚、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。鉗子栓５０に設けられたスリット５
２の形状は、第４図に示すように、鉗子栓５ｏの凹面３
６側（上面）ではＩ２１の幅があるが、嵌合部３８側（
下面）に行くに従ってその幅は徐々に狭くなり、嵌合部
３８側（下面）ではビンボール５４となる。
る。尚、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。鉗子栓５０に設けられたスリット５
２の形状は、第４図に示すように、鉗子栓５ｏの凹面３
６側（上面）ではＩ２１の幅があるが、嵌合部３８側（
下面）に行くに従ってその幅は徐々に狭くなり、嵌合部
３８側（下面）ではビンボール５４となる。
次々上記構成に上る作用を述べると、鉗子栓５０を挿入
体３０に装着すると、第５図の矢印に示すような引張力
を受ける。しかし、スリット５２の形状は、ビンボール
５４のため変形しない。そのため、鉗子栓５０の密封効
果を損うことがなく、汚物等の噴出を抑えることができ
る。
体３０に装着すると、第５図の矢印に示すような引張力
を受ける。しかし、スリット５２の形状は、ビンボール
５４のため変形しない。そのため、鉗子栓５０の密封効
果を損うことがなく、汚物等の噴出を抑えることができ
る。
［発明の効果コ
以上述べたように、本発明の鉗子栓ではスリットの幅を
鉗子栓の上面より下面側を狭くしたことにより、鉗子栓
を内視鏡本体の挿入口体に装着しても、スリットの変形
を少なくして密封効果の低下がなくなり、汚物等が噴出
して術者にかかることがない。
鉗子栓の上面より下面側を狭くしたことにより、鉗子栓
を内視鏡本体の挿入口体に装着しても、スリットの変形
を少なくして密封効果の低下がなくなり、汚物等が噴出
して術者にかかることがない。
第１図は、本発明の一実施例を示すスリットにそった断
面図、第２図は、本発明の鉗子栓を内視鏡に装着した全
体図、第３図は、一実施例の鉗子栓を挿入口体に装着し
た断面図、第４図は、本発明の他の実施例を示す断面図
、第５図は、他の実施例の鉗子栓を挿入口体に装着した
断面図、第６図は、従来技術を示す図である。 ３４．５０：鉗子栓、 ４０，５２ニスリット５０：ビ
ンホール 第１図
面図、第２図は、本発明の鉗子栓を内視鏡に装着した全
体図、第３図は、一実施例の鉗子栓を挿入口体に装着し
た断面図、第４図は、本発明の他の実施例を示す断面図
、第５図は、他の実施例の鉗子栓を挿入口体に装着した
断面図、第６図は、従来技術を示す図である。 ３４．５０：鉗子栓、 ４０，５２ニスリット５０：ビ
ンホール 第１図
Claims (1)
- 鉗子等の処置具挿通用チャンネルを有した内視鏡に設け
られ、上記処置具挿通用チャンネルの挿入口を閉塞し、
着脱自在に装着可能で、処置具挿通用のスリットを有す
る弾性体よりなる鉗子栓において、上記スリットの幅は
鉗子栓下面側を鉗子栓上面側よりも狭くしたことを特徴
とする内視鏡用鉗子栓。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59209455A JPS61131723A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 内視鏡用鉗子栓 |
| US06/773,122 US4653477A (en) | 1984-09-13 | 1985-09-06 | Endoscope forceps stopcock |
| DE19853532560 DE3532560A1 (de) | 1984-09-13 | 1985-09-12 | Verschlussvorrichtung fuer das mundstueck eines endoskopes |
| US07/001,157 US4715360A (en) | 1984-09-13 | 1987-01-07 | Endoscope forceps stopcock |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59209455A JPS61131723A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 内視鏡用鉗子栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61131723A true JPS61131723A (ja) | 1986-06-19 |
| JPH0556969B2 JPH0556969B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=16573155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59209455A Granted JPS61131723A (ja) | 1984-09-13 | 1984-10-05 | 内視鏡用鉗子栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61131723A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4809679A (en) * | 1986-11-19 | 1989-03-07 | Olympus Optical Co., Ltd. | Forceps plug for endoscopes |
| JP2008278905A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Hoya Corp | 内視鏡の鉗子栓 |
| JPWO2013047205A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2015-03-26 | テルモ株式会社 | カテーテル組立体 |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP59209455A patent/JPS61131723A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4809679A (en) * | 1986-11-19 | 1989-03-07 | Olympus Optical Co., Ltd. | Forceps plug for endoscopes |
| JP2008278905A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Hoya Corp | 内視鏡の鉗子栓 |
| JPWO2013047205A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2015-03-26 | テルモ株式会社 | カテーテル組立体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556969B2 (ja) | 1993-08-20 |
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