JPS6113154A - アルミニウムキルド冷延鋼板のグレ−ド判定方法 - Google Patents
アルミニウムキルド冷延鋼板のグレ−ド判定方法Info
- Publication number
- JPS6113154A JPS6113154A JP59134847A JP13484784A JPS6113154A JP S6113154 A JPS6113154 A JP S6113154A JP 59134847 A JP59134847 A JP 59134847A JP 13484784 A JP13484784 A JP 13484784A JP S6113154 A JPS6113154 A JP S6113154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grade
- rough
- steel plate
- aluminum killed
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、自動車の外板等に使用されるアルミニウムキ
ルド冷延鋼板のグレード判定方法に関する。
ルド冷延鋼板のグレード判定方法に関する。
[従来技術1
一般に、自動車用外板として使用する鋼板は、プレスに
よる苛酷な絞り加工等を施さねばならないため、上記鋼
板としては絞り加工性の良否の目安となるランクフォー
ド値の高いものを使用する必要があり、かかる要求を満
足するアルミニウムキルド冷延鋼板が汎用されている。
よる苛酷な絞り加工等を施さねばならないため、上記鋼
板としては絞り加工性の良否の目安となるランクフォー
ド値の高いものを使用する必要があり、かかる要求を満
足するアルミニウムキルド冷延鋼板が汎用されている。
ところで、この種のアルミニウムキルド鋼は、連続鋳造
により製造されるが、鋳造工程中に脱酸生成物や二次酸
化物としてのアルミナを完全に除、去することが不可能
であり、このような脱酸生成物や二次酸化物は硬度が鋼
に比して高いため、この種の介在物によって圧延過程に
おいて疵が生成され、最終冷延後の鋼板表面にスリレヘ
゛−疵と称する白色の線状疵や甚しい場合にはヘゲ疵が
露出して、自動車用外板としては不適となる場合がある
。
により製造されるが、鋳造工程中に脱酸生成物や二次酸
化物としてのアルミナを完全に除、去することが不可能
であり、このような脱酸生成物や二次酸化物は硬度が鋼
に比して高いため、この種の介在物によって圧延過程に
おいて疵が生成され、最終冷延後の鋼板表面にスリレヘ
゛−疵と称する白色の線状疵や甚しい場合にはヘゲ疵が
露出して、自動車用外板としては不適となる場合がある
。
その対策として、種々の介在物調査方法力・従来より提
案されている。代表的なものとして、連鋳後の鋳片の一
部を酸溶解して製品のグレードを判定する抽出残査法と
、鋳片を条切りし、分塊後のビレットに段削りを施し、
旋削面の特定長さ以上の地価を調査することにより製品
のグレードを判定する段削り試験法とが知られている。
案されている。代表的なものとして、連鋳後の鋳片の一
部を酸溶解して製品のグレードを判定する抽出残査法と
、鋳片を条切りし、分塊後のビレットに段削りを施し、
旋削面の特定長さ以上の地価を調査することにより製品
のグレードを判定する段削り試験法とが知られている。
ところか、上記のグレード判定方法には、(i)判定に
著しく長い時間を要するので実用性に乏しく、全てにつ
いて上記’I’11定を実施するとすれば、このような
判定のために生産性が著しく低下する、(ii)la片
の一部を試験に供するので製品の歩留りか低下する、等
の問題か゛あった。
著しく長い時間を要するので実用性に乏しく、全てにつ
いて上記’I’11定を実施するとすれば、このような
判定のために生産性が著しく低下する、(ii)la片
の一部を試験に供するので製品の歩留りか低下する、等
の問題か゛あった。
[発明の目的]
本発明は、製品の歩留りを低下させることなく、かつ冷
間圧延に先立って迅速正確に最終冷延製品のグレードを
判定することか゛できるアルミニウムキルド冷延鋼板の
グレード判定方法を提供することを目的としている。
間圧延に先立って迅速正確に最終冷延製品のグレードを
判定することか゛できるアルミニウムキルド冷延鋼板の
グレード判定方法を提供することを目的としている。
[発明の構成1
このため、本発明は、熱間圧延における粗圧延後1こア
ルミニ1ンl\キルド 端部11)として切断されるう7バーに段削りを施し、
旋削面の単位面積当りの地価の総長さを計測して設冗値
と比較することにより、冷延後の鋼板のグレードを判定
するようにしたものである。
ルミニ1ンl\キルド 端部11)として切断されるう7バーに段削りを施し、
旋削面の単位面積当りの地価の総長さを計測して設冗値
と比較することにより、冷延後の鋼板のグレードを判定
するようにしたものである。
すなわち、一般に熱間圧延における粗圧延を施された段
階では、鋳片の前後端部はその幅方向中間部が長手方向
内向きに湾入する形状(トングホーン形状)に湾曲して
おり、このため、−1=記鋳片の前後端部を粗圧延後に
クロップとして切断することにより、鋼板にその長手方
向と完全に直交する前後端面を形成している。ところで
、本発明は、上記クロップとして切断されたう7バーに
段削り試験を施して最終冷延製品のグレードを予め判定
するものであるか呟グレード判定のために実質的に製品
の歩留りか゛低下することはなくなる。
階では、鋳片の前後端部はその幅方向中間部が長手方向
内向きに湾入する形状(トングホーン形状)に湾曲して
おり、このため、−1=記鋳片の前後端部を粗圧延後に
クロップとして切断することにより、鋼板にその長手方
向と完全に直交する前後端面を形成している。ところで
、本発明は、上記クロップとして切断されたう7バーに
段削り試験を施して最終冷延製品のグレードを予め判定
するものであるか呟グレード判定のために実質的に製品
の歩留りか゛低下することはなくなる。
又、本発明では、判定に当ってはう7バーについて段削
り試験を行えば良いので、従来法に比して、判定時間を
大幅に短縮でトる。
り試験を行えば良いので、従来法に比して、判定時間を
大幅に短縮でトる。
[発明の効果1
上述の如く本発明においては、冷延鋼板用アルミニウム
キルド鋼の最終冷延後のグレードを、熱間圧延の粗圧延
が終了した段階で迅速正確に判定することができる。
キルド鋼の最終冷延後のグレードを、熱間圧延の粗圧延
が終了した段階で迅速正確に判定することができる。
[実施例1
次に、添付図面を参照しなが呟本発明の詳細な説明する
。
。
すなわち、自動車用外板等として使用されるアルミニウ
ムキルド鋼板の素材となるアルミニウムAルト鋼は、周
知の連続鋳造(幾によって所定の形状にvI造される。
ムキルド鋼板の素材となるアルミニウムAルト鋼は、周
知の連続鋳造(幾によって所定の形状にvI造される。
この鋳片は、加熱炉によって加熱され、次に詠vI片に
は熱間圧延の粗圧延が施される。
は熱間圧延の粗圧延が施される。
1−、述のネ11圧延終了時に、アルミニウムキルド鋼
板の611後端縁部は\般にその幅方向A」間部か技手
方向中間部側へ湾入する形状に湾曲している。従って、
和圧延終了後に」二記アルミニウムキルド鋼板の前後端
部はクロップとして切断され、上記鋼板にその長手方向
と完全に直交する前後端面が形成される。
板の611後端縁部は\般にその幅方向A」間部か技手
方向中間部側へ湾入する形状に湾曲している。従って、
和圧延終了後に」二記アルミニウムキルド鋼板の前後端
部はクロップとして切断され、上記鋼板にその長手方向
と完全に直交する前後端面が形成される。
引続き、」二記クロップとしで切断されたラフバーにつ
き段削りによる地価調査が実施され、この調査に基づい
て最終冷延製品のグレードか判定される。以下、自動車
用外板として合格−した鋼板には、熱間圧延の仕−L圧
延、冷間圧延、焼鈍等の加工が施される。
き段削りによる地価調査が実施され、この調査に基づい
て最終冷延製品のグレードか判定される。以下、自動車
用外板として合格−した鋼板には、熱間圧延の仕−L圧
延、冷間圧延、焼鈍等の加工が施される。
ここで、グレードの判定例を述へる。すなわち、本例で
は、熱間圧延の粗圧延後にA祠〜D祠の・4枚の鋼板か
ら夫々ホットシャーで分離されたラフバーについて段削
り試験を実施した。但し、A祠〜D材は、夫々下表の条
件を満たす鋼板である。
は、熱間圧延の粗圧延後にA祠〜D祠の・4枚の鋼板か
ら夫々ホットシャーで分離されたラフバーについて段削
り試験を実施した。但し、A祠〜D材は、夫々下表の条
件を満たす鋼板である。
表
上記各う7バーの厚さは30mm程度、長さは1250
nuI+程度、幅は1000mm程度であった。
nuI+程度、幅は1000mm程度であった。
そして、各う7バーをガス切断によって幅方向に2分割
し、分割された一方のラフバーを更に幅方向に2分割し
て、各う7バーから幅が約250mmの2枚の試料1,
IIを採取した。ここで、各ラフへ−の側端部から採取
された試料を試料■、幅中心寄りの部分から採取さjま
た試料を試料11とする。
し、分割された一方のラフバーを更に幅方向に2分割し
て、各う7バーから幅が約250mmの2枚の試料1,
IIを採取した。ここで、各ラフへ−の側端部から採取
された試料を試料■、幅中心寄りの部分から採取さjま
た試料を試料11とする。
引続外、試料■、IIのガス切断面をフライス盤にて試
料幅か230111111程度になるまで荒削りし、]
二記試料r、IIをプレスで軽圧下して平坦になるよう
に矯正した。
料幅か230111111程度になるまで荒削りし、]
二記試料r、IIをプレスで軽圧下して平坦になるよう
に矯正した。
上述のようにして形成した試料工、IIについてフライ
ス盤によって下記の条件の下で殺剤り試験を行った。す
なわち、 カンタ−回転数: 22 (’)r、p、mカンタ−刃
数 :1()枚(直径250mmの円周部にセット) カッター利質 :超合金 カッター送り速度: ] 80mm/minフライス
盤による旋削は、1回につぎ試料の厚さ方向に1.9m
mずつ、試料の両表面から各6回反復して行い、各回の
旋削後に旋削面の単位面積当りの地価の総長さを計測し
た。なお、各回の旋削は、まず]、5iu11程度荒削
りした後、残りの0.4In I11程度を仕上削りす
るようにした。但し、C材から採取された試料■のみに
ついては、各回の旋削における荒削りと仕上削りの旋削
深さを概ね2:1の比に分割して旋削を行った。このよ
うにしで、全体の旋削深さに対する仕上削りの深さの割
合を大きくすると、旋削面の仕上精度が向上し、地価の
長さの計測かより正確に行える。
ス盤によって下記の条件の下で殺剤り試験を行った。す
なわち、 カンタ−回転数: 22 (’)r、p、mカンタ−刃
数 :1()枚(直径250mmの円周部にセット) カッター利質 :超合金 カッター送り速度: ] 80mm/minフライス
盤による旋削は、1回につぎ試料の厚さ方向に1.9m
mずつ、試料の両表面から各6回反復して行い、各回の
旋削後に旋削面の単位面積当りの地価の総長さを計測し
た。なお、各回の旋削は、まず]、5iu11程度荒削
りした後、残りの0.4In I11程度を仕上削りす
るようにした。但し、C材から採取された試料■のみに
ついては、各回の旋削における荒削りと仕上削りの旋削
深さを概ね2:1の比に分割して旋削を行った。このよ
うにしで、全体の旋削深さに対する仕上削りの深さの割
合を大きくすると、旋削面の仕上精度が向上し、地価の
長さの計測かより正確に行える。
A材〜D材についての計測結果を、夫々第1図(A)〜
第」図(D)に示す。各図の横軸は試料の両表面から厚
さ中心へかけての距離、縦軸は旋削面の単位表面積当り
の地価の総長さである。又、各図中1は試料■の地続総
長さ、r[は試料Ifの地続総長さ、aはその平均値を
表わす。
第」図(D)に示す。各図の横軸は試料の両表面から厚
さ中心へかけての距離、縦軸は旋削面の単位表面積当り
の地価の総長さである。又、各図中1は試料■の地続総
長さ、r[は試料Ifの地続総長さ、aはその平均値を
表わす。
本例においては、試料1.11の各回の旋削後の旋削面
の単位面積当りの地続総長さの平均値か全て3mm/1
00cI+1:以下である場合は、当該鋼板が自動車用
外板として加工されるのに好適な絞り加工性を有するも
のと判定した。この場合、A材及びB材は自動車用外板
として適し、C材及びD材は不適である。従って、A材
とB材については引続外熱間圧延の仕上圧延、冷間圧延
、焼鈍等の加工を施すことができる。
の単位面積当りの地続総長さの平均値か全て3mm/1
00cI+1:以下である場合は、当該鋼板が自動車用
外板として加工されるのに好適な絞り加工性を有するも
のと判定した。この場合、A材及びB材は自動車用外板
として適し、C材及びD材は不適である。従って、A材
とB材については引続外熱間圧延の仕上圧延、冷間圧延
、焼鈍等の加工を施すことができる。
本実施例によるグレード判定方法の利息は次の通りであ
る。
る。
(i) 熱間圧延における粗圧延後に、もともとアル
ミニウムキ/uFl板からクロップとして切断されてい
たう7バーから判定の試料を採取するようにしたので、
試料を採取することによって製品の歩留りか1氏下する
ことはない。
ミニウムキ/uFl板からクロップとして切断されてい
たう7バーから判定の試料を採取するようにしたので、
試料を採取することによって製品の歩留りか1氏下する
ことはない。
(目)グレード判定に当っては、ラフバーについて殺剤
り試験のみを行えば良いので、判定時間も大幅に短縮で
とる。
り試験のみを行えば良いので、判定時間も大幅に短縮で
とる。
なお、殺剤り試験に供される試料のサイズ、個数、殺剤
1)の回数等は、上述の値に限定されるものではなく、
汗意に変更することができる。
1)の回数等は、上述の値に限定されるものではなく、
汗意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜第1図(D)は、本発明の実施例におい
て試験される試料の表面から厚さ中心へかけての距離と
単位面積当りの地続総長さとの関係を表わす図である。
て試験される試料の表面から厚さ中心へかけての距離と
単位面積当りの地続総長さとの関係を表わす図である。
Claims (1)
- (1)熱間圧延による粗圧延後にアルミニウムキルド鋼
からクロップとして切断除去されるラフバーに段削りを
施し、旋削面の単位面積当りの地疵総長さを計測して設
定値と比較することにより、冷延後の鋼板のグレードを
判定するようにしたことを特徴とするアルミニウムキル
ド冷延鋼板のグレード判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134847A JPS6113154A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | アルミニウムキルド冷延鋼板のグレ−ド判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134847A JPS6113154A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | アルミニウムキルド冷延鋼板のグレ−ド判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6113154A true JPS6113154A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15137857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59134847A Pending JPS6113154A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | アルミニウムキルド冷延鋼板のグレ−ド判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113154A (ja) |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP59134847A patent/JPS6113154A/ja active Pending
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