JPS61129182A - 新規インドリジジン誘導体 - Google Patents

新規インドリジジン誘導体

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Publication number
JPS61129182A
JPS61129182A JP60256308A JP25630885A JPS61129182A JP S61129182 A JPS61129182 A JP S61129182A JP 60256308 A JP60256308 A JP 60256308A JP 25630885 A JP25630885 A JP 25630885A JP S61129182 A JPS61129182 A JP S61129182A
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JP
Japan
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compound
acid
salt
reaction
intridizine
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Pending
Application number
JP60256308A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Hashimoto
橋本 真志
Hiroyuki Setoi
瀬戸井 宏行
Shuichi Takeno
武野 秀一
Yoshikuni Ito
義邦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は新規イントリジジン誘導体に関する。さらに
詳しくは、この発明は免疫調節作用を有するイントリジ
ジン誘導体およびその塩およびその製造法ならびにそれ
を含有する組成物に関する。
[問題点を解決するための手段] この発明のイントリジジン誘導体は、下記の一般式(1
): [式中、R1は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、
アシルアミノ、低級アルキルアミノ、アシルオキシ、ア
ジド、アリールチオまたは低級アルキルチオ、Rおよび
R3はそれぞれが水素またはヒドロキシ保護基であるか
またはR2とR3が互いに結合して隣接するヒドロキシ
基の保護基を形成するコで表わきれる。
この明細書で述べられる種々の定義に関する詳細とその
好ましい例示を以下に説明する。
この明細書で使われる1個級」および「高級」とは、特
に記載がなければ、それぞれ1〜6個の炭素原子または
7〜18個の炭素原子を有する基を意味する。
R,Rb、Ro、Rhで表わされる好ましいハ0ゲンと
しては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を挙げることが
できる。
RおよびRdで表わされるアシルアミノならびにRおよ
びR1で表わされるアシルオキシのアシル部分としては
、脂肪族アシル、芳香族アシル、複素環式アシルが挙げ
られるが、このようなアシルは下記の如く例示される。
好ましい脂肪族アシルとしては、例えばアセチル、プロ
ピオニル、t−ブチリル、ピバロイル、ペンタノイル、
ヘキサノイル等の低級アルカノイル基、例えばヘプタノ
イル、オクタノイル、ミリストイル、バルミトイル、ス
テアロイル等の高級アルカノイル基、例えばメシル、ト
リフルオロメタンスルホニル、エタンスルホニル、プロ
パンスルホニル、プロパン−2−スルホニル、メタンス
ルホニル等の低級アルカンスルホニルが挙げられる。
芳香族アシルとは、フェニルのようなアリール基を有す
る酸より得られるアシルを意味しており、その好ましい
例としては、例えばベンゾイル、トルオイル等のアロイ
ル基、例えばフェニルアセチル、フェニルプロピオニル
等のアル(低級)アルカノイル基、例えばフェノキシア
セチル、フェノキシプロピオニル等のアリールオキシ(
低級)アルカノイル基、例えばベンゼンスルホニル、ト
シル等のアレーンスルホニル等を挙げることができる。
複素環式アシルとは、窒素、酸素、硫黄原子の中から選
ばれる少くとも1個の異種原子を含む複素環式基を有す
る酸またはチオ酸より得られるアシルを意味しており、
その好ましい例としては、例えばテノイル、フロイル、
イミダゾリルカルボニル、イミダゾリルチオカルボニル
等の5〜6員の1X素環を有する複素環式カルボニルま
たは複素環式チオカルボニル、例えばチェニルアセチル
等の5〜6員の複素環を有する複素環式(低級)アルカ
ノイル等を挙げることができる。
RおよびR1で表わされる低級アルキルアミノならびに
R,Rg、Rhで表わされる低級アルキルチオの低級ア
ルキル部分の好ましい例としては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル
、ヘキシル等のような直鎖または分枝低級アルキル基が
挙げられる。
R、R,R,で表わされるアリールチオの好ましい例と
しては、フェニルチオ、トリルチオ、キシリルチオ等を
挙げることができる。
R2、R3、R2、R3、R4、R5で表わさa   
    a れるヒドロキシ保護基の好ましい例としては、いずれも
前述したアシル、低級アルキル;例えばベンジノ呟ベン
ズヒトリノ呟 トリチル等のアル(低級)アルキル等の
ような慣用の保護基を挙げることができる。
隣接するヒドロキシ基の好ましい保護基としては、例え
ばイソプロピリデン、シクロへキシリデン等のアルキリ
デン、例えばベンジリデン等のアル(低級)アルキリデ
ン等のような慣用の保護基を挙げることができる。
R1で表わされる低級アルカノイルアミノの低級アルカ
ノイル部分の好ましい例としては、前述したものを挙げ
ることができる。
R6で表わされる脱離基の好ましい例としては、いずれ
も前記に例示した低級アルカンスルホニル、アレーンス
ルホニル、複素環式チオカルボニル等を挙げることがで
きる。
化合物(■、)の塩の好ましい例としては、マレイン酸
、フマル酸、酒石酸、クエン酸、酢酸、安息香酸、塩酸
、硫酸、硝酸、リン酸等のような有機酸または無機酸と
の塩を挙げることができる。
この明細書においては、出発化合物および目的とするイ
ントリジジン誘導体(I)は、下記の命名法を用いてイ
ントリジジン環の1位、2位、6位、7位、8位におけ
る不斉炭素原子の存在による立体異性体を示すために立
体化学的に命名される。
(I[)             (I>すなわち、
上記の式において、R1−OR2、−OR、−OR、−
0R5で表わされる置換基の結合方向がイントリジジン
環の面の下方にあるものをα立体配置の異性体とし、置
換基の結合方向がイントリジジン環の面の上方にあるも
のをβ立体配置の異性体とする。
この発明の化合物(I)およびその塩は、下記に示すよ
うな種々の方法によって製造することができる。
製造法1 またはその塩       またはその塩製造法2 (Ib)          (Ic)またはその塩 
       またはその塩製Jl互 (Id)            (Ie)またはその
塩        またはその塩毀産菫1 (Ib)             (If’)または
その塩         またはその塩製JLj糺l (Ig)            (Ih)またはその
塩        またはその塩製造法6 またはその塩        またはその塩聚産迭ユ またはその塩        またはその塩製造法8 またはその塩        またはその塩製造法9 またはその塩         またはその塩製造法1
0 またはその塩        またはその塩製造法11 [式中、R1、R2、R3はそれぞれ前記と同義であり
: R4およびR5は、各々がヒドロキシ保護基であるか、
または互いに結合して隣接するヒドロキシ基の保護基を
形成し;R1はアシルオキシ; R1はハロゲン; R1はハロゲンまたはヒドロキシ: R1はアシルアミノ; R1は低級アルカノイルアミノ; Rfは低級アルキルアミノ; 接するヒドロキシ基の保護基を形成し;R1はアリール
チオまたは低級アルキルチオ; Rhはアリールチオ、低級アルキルチオまたはハロゲン
; R6は脱離基、] これらの方法を以下に詳しく説明する。
1皿型ユ 化合物(Ia)またはその塩は、化合物(na)または
その塩を反転反応に付すことによって製造する ゛こと
ができる。化合物(lla)の好ましい塩としては、化
合物(1)の場合と同じものを挙げることができる。
反転反応は、化合物(Ia)を、例えばトリフェニルホ
スフィンとアゾジカルボン酸ジエチルとの組み合わせで
あるミツノブ試薬の存在下に、シンセシx (5ynt
h@sis ) 1981.1に記載の方法に従い、カ
ルボン酸化合物と反応させることによって行われる。
好ましいカルボン酸化合物としては、例えば酢酸、プロ
ピオン酸、ピバリン酸等の脂肪族カルボン酸、例えば安
息香酸、フェニル酢酸等の芳香族カルボン酸等を挙げる
ことができる。
反応は、通常、ベンゼン、塩化メデレン等のような有機
溶媒中で行われ、好ましくは冷却下、室温ないしは加温
下のようなや一緩やかな条件下で行われる。
魁is組主 化合物(Ic)またはその塩は、化合物(Ib)または
その塩をアシル基の除去反応に付すことによって製造す
ることができる。
この製法の除去反応は、加水分解、還元等のような常法
により行われる。
加水分解は、酸または塩基の存在下に行うことが好まし
い、好ましい酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫
酸等の無機酸、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、
プロピオン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸等の有機酸等を挙げることができる。
好ましい塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、水酸化カルシウム等のアルカリまたはアル
カリ土金属水酸化物またはそれに対応する炭酸塩あるい
は炭酸水素塩、水酸化アンモニウム等のような無機塩基
、例えばナトリウムエトキシド、ナトリウムメトキシド
等の上記金属のアルフキシトまたはフェノキシト、例え
ばメチルアミン、エチルアミン、N、N−ジメチル−1
,3−プロパンジアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン等のモノ−、ジーまたはトリーアルキルアミン
等のアミンのような有機塩基を挙げることができる。
加水分解は、冷却ないし加温下のようなや工緩やかな条
件下で、水、例えばメタノール、エタノール、プロパツ
ール等のアルコール、ジメチルスルホキシド、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン等のような反応に悪影響を及
ぼさない溶媒中で行うことが好ましい、酸または塩基が
液状の場合は、それを溶媒として使用することもできる
化学的還元および接触還元を含む還元は、常法により行
われる。
化学的還元において使用される好ましい還元剤としては
、例えば錫、亜鉛、鉄等の金属またはこのような金属お
よび/または例えば塩化クロム、酢酸クロム等の金属化
合物と例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ
酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸等の有機酸または
無機酸との組み合わせが挙げられる。
接触還元において使用される好ましい触媒としては、例
えば白金板、白金海綿、白金−黒、コロイド白金、酸化
白金等の白金触媒、例えばパラジウム海綿、パラジウム
−黒、酸化パラジウム、パラジウム炭素、フロイドパラ
ジウム等のパラジウム触媒等のような慣用のものが挙げ
られる。
還元は、通常、水、例えばメタノール、エタノール等の
アルコール、テトラヒドロフラン等のような溶媒中で行
われ、好ましくは冷却下、室温ないしは加温下のような
や\緩やかな条件下で行われる。
躯jD(ユ 化合物(Is)またはその塩は、化合物(Id)または
その塩をヒドロキシ保護基の脱離反応に付すことによっ
て製造することができる。
この製法の反応は、製造法2と実質的には同様の方法で
行われる。
従って、反応条件はW−を参照すればよい。
聚産羞1 化合物(If)またはその塩は、化合物(l[b)また
はその塩をハロゲン化剤と反応きせることによって製造
することができる。
化合物(I[b)の好ましい塩としては、化合物(I)
の場合と同じものを挙げることができる。
この製法で用いられる好ましいハロゲン化剤としては、
例えば塩素、臭禦等のハロゲン、例えば塩化チオニル等
のチオニルハロゲン化物、例えば塩化ナトリウム、ヨウ
化ナトリウム、塩化リチウム等のアルカリハロゲン化物
、例えばフッ化t−n−ブチルアンモニウム等のアルキ
ルアンモニウムハロゲン化物等を挙げることができる。
反応は、通常、ジメチルスルホキシド、塩化メチレン、
テトラヒドロフラン、クロロホルム、ベンゼン等のよう
な溶媒中で行われる。
この反応は、この種の反応で慣用的に用いられる有機ま
たは無機塩基の存在下に、冷却下、室温ないしは加温下
のようなや〜緩やかな条件下に行うことが好ましい。
この製法においては、反応は、化合物(I[b)の8位
におけるヒドロキシ基を、ハロゲン化に先立ち反応性基
へ転換させることによって行うことが好ましい。
反応性基は、除去し得る基をヒドロキシ基へ導入するこ
とによって生成させることができる。
適切な除去し得る基としては、例えばメシル、トリフル
オロメタンスルホニル等の低級アルカンスルホニル、例
えばトシル等のアレーンスルホニル、例えばイミダゾリ
ルチオカルボニル等の複素環式チオカルボニル等を挙げ
ることができる。
除去し得る基の導入に用いられる物質とじては、その基
に対応する酸またはその反応性誘導体を挙げることがで
きる。
反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無水物等が
挙げられる。この導入反応は、冷却下、室温ないしは加
温下のようなや工緩やかな条件下で、水、アルコール、
ジメチルスルホキシド、ジクロロメタン、クロロホルム
等のような反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行うこと
が好ましい。
1産盟互 化合物(Ih)またはその塩は、化合物(Ig)または
その塩をアジド化合物と反応させることによって製造す
ることができる。
好ましいアジド化合物としては、例えばアジ化ナトリウ
ム等の金属アジ化物等を挙げることができる。
反応は、通常、トルエン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドのような溶媒中で行われ、室温、加温
もしくはカロ熱下に行われることが好ましい。
R1がヒドロキシ基である出発化合物(Ig)を使用す
る場合は、製造法4で述べた除去し得る基を、反応に先
立ち8位にお1するヒドロキシ基へ導入することが好ま
しい。
1監里玉 化合物(Ii)またはその塩は、化合物(Ih)または
その塩を還元することによって製造することができる。
この製法の反応は、アジド基を還元してアミノ基とする
常法、例えば7−に記載の還元法に従って行われる。
RおよびR3で表わされるヒドロキシ保護基は、反応の
途中で除去きれることもあり、このような反応様式もこ
の製法の中に包含される。
製造法7 化合物(lまたはその塩は、化合物(Ii)またはその
塩をアシル化剤と反応させることによって製造すること
ができる。
この製法で用いられるアシル化剤としては、有機カルボ
ン酸およびチオカルボン酸のような有機酸、さらに詳し
くは脂肪族、芳香族または複素環式カルボン酸およびチ
オカルボン酸およびそれらの反応性誘導体が挙げられる
反応性誘導体は、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性アミ
ド、活性エステル等であればよい。これらの反応性誘導
体は、用いられる酸の種類に応して選ばれる。
遊離酸がアシル化剤として用いられる場合、この製法は
慣用の縮合剤の存在下で行うことが好ましい。
反応は、通常、ンメテルスルホキシド、塩化メチレン、
テトラヒドロフラン、ピリジン、クロロホルム、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、ジメチルホルムアミド等の
ような溶媒中で行われる。
反応は、アシル化反応で慣用的に用いられる有機または
無機塩基の存在下に、冷却下、室温ないしは加温下のよ
うなや〜緩やかな条件下で行うことが好ましい。
製造法8 化合物(Il)またはその塩は、化合物(Ik)または
その塩を還元することによって製造することができる。
この製法の反応は、アミノカルボニル基を還元してアミ
ノメチレン基とする常法、例えば、ボラン、ジボラン、
ボラン−テトラヒドロフラン錯体、ボラン−メチルスル
フィド錯体、水素化アルミニウムリチウム等のような還
元剤を用いる方法に従って行われる。
反応は、通常、テトラヒドロフラン1.酢酸等のような
溶媒中で行われ、好ましくは、冷却下、室温ないしは加
温下のようなやへ緩やかな条件下で行われる。
聚産盈ユ 化合物(Im)またはその塩は、化合物<ffc)また
はその塩をチオール化合物またはその塩と反応させるこ
とによって製造することができる。
化合物(I[c)の好ましい塩としては、化合物(1)
の場合と同じものを挙げることができる。
好ましいチオール化合物としては、アリールおよび低級
アルキル基が前記において例示したものであるアリール
チオールおよび低級アルカンチオールを挙げることがで
きる。
チオール化合物の好ましい塩としては、例えばナトリウ
ム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、例えばマグネシ
ウム塩等のアルカリ土金属塩等のような金属塩を挙げる
ことができる。
反応は、通常、水、エタノール、N、N−ジメチルホル
ムアミド、アセトン、クロロホルム、ニトロベンゼン等
の溶媒中で行われ、好ましくは室温、加温ないしは加熱
下で行われる。
製造法10 化合物(Io)またはその塩は、化合物(In)または
その塩をRh基の除去反応に付すことによって製造する
ことができる。
反応は、水素化アルミニウムリチウム−塩化第二銅、ラ
ネーニッケル、水素化トリーn−ブチルスズを用いる化
学的還元、例えばナトリウム、リチウム等のアルカリ金
属とアンモニアとの組み合わせを用いるバーチ還元等の
ような常法により行われる。
反応は、通常、水、エタノール、トルエン、りロロホル
ム、エーテル等のような溶媒中で、好ま(7くは冷却下
、室温ないしは加温下で行われる。
製造法11 化合物(Io)またはその塩は、また、化合物(Ic)
またはその塩をヒドロキシ基の除去反応に付すことによ
っても製造することができる。
除去反応は、脱離基を化合物(Ic)へ導入し、次いで
得られる化合物を還元する方法等のような常法により行
うことができる。
ヒドロキシ基へ導入される適切な脱離基としては、いず
れも前記に例示した低級アルカンスルホニル、アレーン
スルホニル、複素環式チオカルボニル等を挙げることが
できる。
脱離基の導入に用いられる試剤は、上記の如き脱離基を
含有する酸およびその反応性誘導体であればよい。反応
性誘導体は、酸ハロゲン化物、酸無水物等であればよい
、この導入反応は、冷却下、室温ないしは加温下のよう
なやへ緩やかな条件下で、水、アルコール、ジメチルス
ルホキシド、ジクロロメタン、クロロホルム等のような
反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行うことが好ましい
これに続く還元は、製造法10と実質的に同様の方法で
行われる。従って、反応様式および条件は製造法10を
参照すればよい。
化合物(Ia)〜(10)は、化合物(I)に包含され
るものであり、従って、化合物(Ia)〜(Io)の適
切な塩は、化合物(1)の場合と同じものである。
また、目的化合物(I)は、その分子内の不斉炭素原子
による一つ以上の立体異性体を含むものであり、そのよ
うな異性体は全てこの発明の範囲の中に包含される。
[発明の効果コ 新規イントリジジン誘導体(I)およびその塩は、低下
した免疫を回復きせるといった免疫調節作用を有してい
ることが明らかにされており、従って、免疫活性の低下
による(または伴う)疾患の治療に免疫調節剤として有
用である。
化合物(I)の有用性を示すために、その薬理試験結果
を以下に示す。
[1コ担癌マウス血清から得た免疫抑制因子に対す免疫
抑制因子に対する化合物(I)の競合効果は下記の方法
により測定した。簡単に言えば、化合物(I)の競合効
果は、肺細胞のマイトジェン応答に対する免疫抑制因子
の抑制作用の回復によって測定した。
方法: 1) 担癌マウス血清からの免疫抑制因子の調製マウス
:生後8週齢のICR/JCL系雌マウスを浜松市静岡
実験動物農業協同組合より入手した。
腫g : ICR系マウスの生体内に腹水癌の形で維持
されたザルコーマ肉腫180(S−480)細胞をこの
実験に使用した。
免疫抑制因子の調製: ICR系マウスにS−180懸濁液(細胞数5×106
個/mQ)0.2ffLf1を皮下接種した。移植後7
〜9日の間に、S−180担癌マウスの心臓からエーテ
ル麻酔下、滅菌シリンジで採血し、血清を採取した。
s −tao担癌マウス血清からセ・キュン・オー(S
E−KYUNG OH)およびエフ・エル・ムールトク
ン(F、L、MOOLTEN) [:、、;ヤーナル・
才ブ・イムノロジー(J、Immunol、 )第12
7巻2300〜2307頁、1981年]に記載きれて
いる方法により、免疫抑制因子を部分精製した。
要約すると、血清(50mA )を4%燐タングステン
酸1/10容および2M塩化マグネシウム1/40容で
脱脂質し、6000XGで10分間遠心分離した。過剰
の燐タングステン酸およびマグネシウムイオンを、燐酸
塩緩衝食塩水(PBS : 0.15M塩化ナトリウム
および0.01M燐酸塩緩衝液、pH7,4)に対する
透析により除去した。次いで部分膜脂質血清を硫酸アン
モニウム50%飽和により沈殿許せた。上澄液を20.
000XGで30分間遠心分離して除いた。
沈殿を少量の水に再溶解し、PBSに対して4°Cで一
夜透析した。透析溶液を、PBSを用いてセファデック
ス(5ephadax ) G −200(商標:ファ
ルマシア・ファイン・ケミカルズ社製)を充填したカラ
ムに付した。各溶出液(1sm3)の抑制活性について
検定した。
2)免疫抑制活性の検定法 免疫抑制活性をマイトジェン誘起マウス牌細胞増殖の抑
制度合の検定により測定した。
3) マイトジェン誘起マウス牌細胞増殖の抑制および
試験官内における( in vitro )化合物(I
)によるその回復 試験管内におけるマウス牌細胞のマイトジェン活性: a)マウス:生後8週齢のBaff1b/C系雌マウス
を使用した。
b)組織培養培地:使用した組織培養培地は、ロズウェ
ル・パーク・メモリアル・インステイテユート[: R
oswell park Mamorial In5t
ituta(RPMI ) ] −1640であった。
使用した培地はすべてペニシリン0100単位/−、ス
トレプトマイシン・硫酸塩1004 / m11および
ウシ胎児血清5%を含むものであった。
C)牌細胞調t:牌臓を滅菌条件下に切除してハンクス
溶液で洗浄し、次いで培養培地中ですりつぶした。細胞
数5×105個/ mQが含まれるように、細胞を組織
培養培地に懸濁した。
d)培養条件 : 微量滴定板[ファルコン(Falc
on ) 3040号(商標:ファルコン社製)]の各
各穴に上記細胞懸濁液0.111111および規定濃度
の化合物溶液o、imuおよび/または下記免疫抑制因
子を添加した。細胞刺戟のためにフンカナバリンA 1
 </mll (炭酸ガス培養器最終濃度)を利用した
。培養物を1サンプル3回繰返しで検定し、(空気95
%、CO25%)中、37℃で48時間インキュベート
した。
e〉 マイトジェン誘起マウス牌細胞増殖の検定マイト
ジェン誘起マウス牌細胞増殖を三重水素化チミジン(3
H−チミジン)とり込みにより検定した。すべての試験
で10マイクロキユーリー(μCi)/mQの3H−チ
ミジン20鴻を各穴に加えて48時間培養した。
さらに24時間インキュベート後、培養を終了した。細
胞培養液をワットマンCF33(商標=ワットマン社製
)の濾紙で゛濾過し、順次食塩水および5%トリクロル
酢酸で洗浄した。a紙を乾燥してシンチレータ−[p−
ビス(5−フェニルオキサゾール)ベンゼン0.1gお
よび2.5−ジフェニルオキサゾール4gを含むトルエ
ン11コ中に置き、DNA中にとり込まれた3H−チミ
ジンを測定した。
結果: 担癌マウス血清から得た免疫抑制因子は、マウス牌細胞
によるマイトジェン誘起3H−チミジン取り込み刺激を
著しく抑制した。化合物(I)を免疫抑制因子含有培養
物に加えると、この抑制を妨げた。免疫抑制因子に対す
る化合物(I>の最少有効濃度を測定し、結果を表1に
示す。
表1 この発明の化合物(I>およびその塩類は、例えばこの
発明の有効物質を外用、内用または非経口適用に適した
有機もしくは無機担体もしくは賦形剤と混合して含有す
る固体状、半固体状または液状の慣用の医薬製剤の形で
使用することができる。有効成分は、例えば、錠剤、ペ
レット、カプセル、主剤、溶液、エマルジョン、懸濁液
およびその他使用に適したあらゆる剤形用の、通常の無
毒性の医薬として許容されうる担体と混合すればよい、
使用きれうる担体は水、グルコース、乳糖、アラビアゴ
ム、ゼラチン、マンニラトール、スタニチ・ペースト、
マグネシウムトリシリケート、タルク、フーン拳スター
チ、ケラチン、コロイドシリカ、ポテト・スターチ、尿
素およびその他の固体状、半固体状または液状の製剤製
造における使用に適した担体であり、芒らにまた助剤、
安定剤、濃厚化剤および着色剤ならびに芳香剤を使用し
てもよい。医薬組成物はまた、有効成分を所望の製剤中
、その活性を安定に維持せしめるために保存剤または静
菌剤を含有していてもよい。
有効な目的化合物は、疾患の過程と条件とに応じて所望
の治療効果を発揮するのに十分な量を医薬組成物中に含
有せしめる。
この発明の目的化合物(I)の投与量または治療有効量
は、治療すべき各個々の患者の年齢と条件とによって変
化するが、一般的には有効成分約0.1〜100mg/
kgが1日当りの投与量として治療のために投与され、
1日平均1回投与量約50a+g。
100mg、250mg、 500mgが通常投与され
る。
[実施例コ 以下、実施例に従ってこの発明を説明する。
実施例1 1α、2α−イソプロピリデンジオキシ−8β−ヒドロ
キシ−8aβ−イントリジジン(1,40g)、トリフ
ェニルホスフィン(2,07g)、安息香酸(963m
g )のベンゼンC301d ’)中部合物に、アゾジ
カルボン酸ジエチル(1,73g)のベンゼン(5m1
1)中溶液を一時に加え、混合物を室温で6時間攪拌す
る。沈殿を濾去し、濾液を希リン酸水溶液(30mll
X3)で抽出する。合わせた抽出水溶液を、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液でpH8に調整し、得られる溶液を
クロロホルム(50fflllX3)で抽出する。抽出
液を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去し、残渣を、クロロ
ホルムを溶離剤とするシリカゲルカラム(50g)クロ
マトグラフィーに付して、6β、7β−インプロピリデ
ンジオキシ−8β−ベンゾイルオキシ−8aβ−イント
リジジン(2,00g)を無色の油状物とじて得る。
IR(膜) : 2810.1715.1600.12
65.1215.755゜710 am−1 実施例2 6β、7β−インプロピリデンジオキジ−8β−ベンゾ
イルオキシ−8aβ−イントリジジン(2,OOg)の
メタノール(toomu )中溶液に、ナトリウムメト
キシドのメタノール中28%溶液(121mg)を加え
、混合物を室温で3日間攪拌する。溶媒を減圧下に留去
し、残渣を、クロロホルム次いでクロロホルム−メタノ
ール(100:l)を溶離剤に用いるシリカゲルカラム
(100g)クロマトグラフィーにかける。目的画分を
集め、減圧下に蒸発濃縮して、6β、7β−インプロピ
リデンジオキシ−8β−ヒドロキシ−8aβ−イン)”
J ’; シフ (831mg)を薄黄色の結晶として
得る。
融点88−89℃ NMR(CDCl2.8 ) =L−35(3H1s)
 、L−51(3H1s) 。
1、2−2.4 (7H,m) 、 3.00 <2H
,n+) 、 3.54(LH,m) 、 4.36 
(2H,m)IR(スジ9−ル) ’  3300. 
1235. 1210. 1050  am−1xJI
」且 実施例2の方法に準じて、下記の化合物を得る。
8aβ−イントリジジン−6β、7β、8β−トリオー
ル 融点175−177℃ IR(スジ1−ル)  :  3450. 3300.
 1020. 1030゜920 c+n−1 塞101土 祖6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−クロ
ロ−8aβ−イントリジジン(151mg)の75%ト
リフルオロ酢酸水溶液(101M )中溶液を室温で一
夜攪拌し、溶媒を減圧下に留去する。残渣をアンバーラ
イトIRA400 (01(−型)(商標:ローム・ア
ンド・ハース社製) (511Lll)のカラムにかけ
、カラムを水(20rnQ)で溶出する。溶出液を減圧
下に蒸発乾固し、残渣を、クロロホルム−メタノール−
水(65:25:4)を溶離剤とするシリカゲノしカラ
ム(3g)クロマトグラフィーにか(すて、6β、7β
−ジヒドロキシ−8β−クロロ−8aβ−イントリジジ
ン(30mg)を白色の結晶として得る。
融点73−75℃ NMR(CDC13,8) ’ 1.4−2.1 (5
H9m) 、2.2−2.6(2H,m) 、 3.0
4 (2H,m) 、 3.35 (LH,m) 、 
4.10<21’、m) 、 4.31 <2H,m)
IR(スジ1−ル)  :  3360. 1215.
 1140. 1130. 1100゜1085、76
0 cm”” 東轟■互 実旌例4の方法に準じて、下記の化合物を得る。
1)8aβ−イントリジジン−6β、7β、8β−トリ
才−ル 融点175−177℃ NMR(CDaOD、S ) ’ L−3−2,5(7
H1m) 、2.94 (IHld、d、J=11Hz
、6Hz> 、 3.01 (LH,m) 、 3.3
2(LH,m) 、 3.75 (IH,m) 、 3
.92 (IH,m)IR(スジツール)  :  3
450. 3300. 1020. 1030゜920
 am−1 2)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−フルオロ−8a
β−イントリジジン NMR(CDCl2.8) : 12−2.6 (7H
,m) 、 3.04(4H,+n) 、 3.88 
(IH,m) 、 4.0−4.6 (2H,m)IR
に−ト)  :  3350. 2920. 2820
. 1165. 1085゜1020、920 am−
1 3)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−アミノ−8aβ
−イントリジジン IRに−ト)  ’  3700. 1590. 14
60. 1165. 1050  cm−14)6β、
7β−ジヒドロキシ−8β−アミノ−8aβ−イントリ
ジジン塩酸塩 融点218−220℃(分解) IR(スジ槌−ル)  :  3380. 1610.
 1595. 1255. 1155゜1090、10
35 cm−1 5)6β、7β−ジヒドロキジー8β−アセチルアミノ
−8aβ−イントリジジン 融点67−70°C NMR(CD30D、/; ) ’ 1.83 (3H
,m> 、1.99 (3H,s) 。
2.4−2.8 (3H,m) 、 2.9−3.4 
(3H,m) 、 3.8−4.0(3H,m) IRに−ト)  F  3350. 2950. 18
35. 1545. 1370゜1045 am−1 6)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−エチルアミノ−
8aβ−イントリジジン 融点89−90℃ IR(スジツール)  :  3250. 3130.
 2770. 1315.、 1280゜1220、1
150.1180.1055.1025゜830 am
’ 7)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−才クタノイルア
ミノ−8aβ−イントリジジン 融点164−166℃ IR(スジ3−ル)  :  3440. 3280.
 1625. 1555. 1135゜1055 cm
−1 NMR(CD300.8) : 0.90 (3H,+
n) 、 1.33 (9H,m) 。
1.6−2.9 (5H,m) 、 2.1−2.6 
(5H,m) 、 2.8−3.2(2H,m) 、 
3.74 (IH,m) 、 3.86 (2)1.m
)衷111互 <1)1α、2α−インプロピリデンジオキシ−8β−
ヒドロキシ−8aβ−イントリジジン(900mg)の
ピリジン(2gma )中溶液に、I)−トルエンスル
ホニルクロリド(1,0g)を加え、混合物を室温で7
0時間攪拌する。溶媒を減圧下に留去し、残渣ヲクロロ
ホルム(80m )に溶解する。クロロホルム溶液を、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を減圧下に留去し、残渣を、クロロホルムを溶離剤と
するンリカゲルカラム(45g)クロマトグラフィーに
かけて、1α、2α−イソプロピリデンジオキシ−8β
−p−トルエンスルホニルオキシ−8aβ−イントリジ
ジン(480mg)を黄褐色針状晶として得る。
融点j 116−118℃ IR(スジa−4)  :  1170. 970. 
930. 830. 805  cm−INMR(CD
C1a、l; ) ’ 104 (3H,s) 、1.
23 (3H9s) 。
1.2−1.9 (6H,m> 、 2.08 (LH
,dd、J=lIHzと4Hz> 、 2.43 (3
H,s) 、 2.94 (LH,m) 、 3.05
(IH,dJ:ILHz) 、 4.38 (3H,m
) 、 7.28 (2H,d。
J=8Hz) 、 7゜84 (2H,d、J=8Hz
)(2)1α、2α−インプロピリデンジオキシ−8β
−p−トルエンスルホニルオキシ−8aβ−イントリジ
ジン(4gomg)と塩化リチウム(275mg )と
のジメチルスルホキシド(101111)中混合物を7
0°Cで4時間加熱する。混合物をクロロホルム(50
戚)で希釈し、溶液を水(30mllX2)および飽和
塩化ナトリウム水溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥する。溶媒を減圧下に蒸発させて、6β、7β−イ
ンプロピリデンジオキシ−8β−クロロ−8aβ−イン
トリジジン(461mg)を薄黄色の油状物として得る
が、これはこれ以上精製をせず、次の工程に使用する。
IR(ニート)   ;  2920.  1,365
.  1140.  1030  cm−1HMR(C
DC1a、S ) ’ L−34(3H1s) 、L−
50(3H1s) 。
1.5−2.4 (7H,+n) 、 3.00 (L
H,m) 、 3.12 (LH,d。
J=10Hz) 、 4.00 (LH,m) 、 4
.62 (2H,m)塞111ヱ 実施例6の方法に準じて、下記の化合物を得る。
1)6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−フ
ルオロ−8aβ−イントリジジンIRにニート)  :
  2930. 2810. 1375. 1245.
 1215゜1090、1060.1005.880 
cm−1HMR(CDCl2.  δ )   :  
1.38  (3H,s)、  152  (3H,s
)  。
1.4−2.6 (7H,m) 、 2.95 (2H
,m) 、 4.1−4.7(31,m) 2)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−クロロ−8aβ
−イントリジジン 融点73−75℃ IR(スジ1−ル)  :  3360. 1215.
 1140. 1130. 1100゜1085、76
0 am−1 3)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−フルオロ−8a
β−イントリジジン IRにニート)  :  3350. 2920. 2
820. 1165. 1085゜1020、920 
am−1 去Jl江旦 ′!fi、6β、7β−イソプロピリデンジオキシ−8
β−クロロ−8aβ−イントリジジン(310mg )
とアジ化ナトリウム(400mg )とのジメチルスル
ホキシド(5m11)中混合物を、150℃で15時間
攪拌する。混合物をクロロホルム(LOOlnQ )で
希釈し、溶液を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で順
次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下に
留去し、残渣を、クロロホルムを溶離剤とするシリカゲ
ルカラム(15g)クロマトグラフィーにかけて、6β
、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−アジド−8
aβ−イントリジジン(134mg)を薄黄色の油状物
として得る。
IRにニート)   ’  2930.  2090.
  1380.  1220.  1055  am−
’NMR(CDCl2.8) : 139 (3)1.
s) 、 1.54 (3H,s) 。
1.54 (LH,m> 、 1.83 (2H,m)
 、 2.15 (LH,m) 。
2.20 (LH,d、d、J=9Hzと11.5Hz
> 、 2.29 (IH。
q、J=8.5Hz> 、 2.43 (IH,d、t
、J=10Hzと7Hz)。
2.97 (LH,m) 、 3.08 (LH,d、
d、J:6.5Hzと11.5Hz) 、 3.25 
<IH,d、d、J=10Hzと5Hz)。
4.34  (LH,d、d、d、J:5Hz、  と
 6.5Hz  と 9Hz)。
4.41  (IH,t、、に5Hz)叉】di旦 6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−アジド
ー8aβ−イントリジジン(1,83g)のエタノール
(70mA )中溶液を、10%パラジウム炭素(50
0mg)の存在下に、中程度の圧力(3気圧)下、室温
で、4時間水素添加する。触媒を濾去し、濾液を減圧下
に蒸発濃縮して、6β、7β−インプロピリデンジオキ
シ−8β−アミノ−8aβ−イントリジジン(1,50
g)を薄黄色の結晶として得る。
融点135(36℃ IR(ス九−ル)  :  3280. 1600. 
1315. 1140. 1085゜1010、810
 cm−1 衷亙五旦 6β、7β−イソプロピリデンジオキシ−8β−アジド
−8aβ−イントリジジン(2,24g)のテトラヒド
ロフラン(50戒)とIN塩酸(50m11 )との混
液中溶液を、10%バラ゛ジウム炭素(200mg)の
存在下に、中程度の圧力(2気圧)下、室温で、4時間
水素添加する。触媒を濾去し、濾液を減圧下に蒸発させ
てテトラヒドロフランを除く、残渣に濃塩酸(1511
1)を加え、混合物を室温で一夜放置する。溶媒を減圧
下に留去し、残渣をアンバーライトIRA400 (O
H−型)(65戚)のカラムにかける。カラムを水で溶
出し、溶出液を減圧下に蒸発きせて、6β、7β−ジヒ
ドロキシ−8β−アミノ−8aβ−イントリジジン(1
,54g)を薄黄色の油状物として得る。6β、7β−
ジヒドロキシ−8β−アミノ−8aβ−イントリジジン
(1,54g)の水(201111)中溶液番こIN塩
酸(8,919)を加え、溶液をアンバーライトIRA
400(OH−型)でpH8に調整する。樹脂を濾別し
、濾液を減圧下に蒸発乾固し、残渣をメタノールとエー
テルとの混液で結晶化して、6β、7β−ジヒドロキシ
−8β−アミノ−8aβ−イントリジジン塩酸塩(1,
49g)を薄黄色の結晶として得る。
融点21g−220℃(分解) IR(スジう−ル)  :  3380. 1610.
 1595. 1255. 1155゜1090、10
35 cm−1 NMR(C20,S ) ’ 1−3−2.3 (4H
1m) 、2.3−2.9(3H,m) 、 2.9−
3.4 (3H,m) 、 3.87 (IH,m) 
4.14  (LH,m) 塞】己1■ 実施例10の方法に準じて、下記の化合物を得る。
6β、7β−ジヒドロキシ−8β−アミノ−8aβ−イ
ントリジジン IR(ニート)  :  3700. 1590.  
L460. 1165. 1050  am−INMR
(CD300 、δ) : 13−2.5 (7H,m
) 、 2.92(3H,m) 、 3.69 (IH
,m) 、 3.83 (1)1.m)衷Ju1聾 6β、7β−イソプロピリデンジオキシ−8β−アミノ
−8aβ−イントリジジン(410mg)のピリジン(
15m11 )中溶液に、5℃で塩化オクタノイル(3
77mg)を加え、混合物を水浴中で2時間攪拌する。
溶媒を減圧下に蒸発させ、残渣をクロロホルム(501
111)に溶解する。溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下ニ留去し、残渣を、
クロロホルム−メタノール(50:1)を溶離剤とする
シリカゲルカラム(20g)クロマトグラフィーにかけ
て、6β、7β−イソプロピリデンジオキシー8β−才
クタノイルアミノ−8aβ−イントリジジン(649m
g )を薄黄色の油状物として得る。
IR(ニート)  :  3280. 2930. 1
645. 1540. 1460゜1370、1245
.1215.1055 am−1NMR(CDC13,
l; ) :0.88 (3H1m) 、1.33 (
IOHlm) 。
1.47 (3H,s)’、 1.6−1.9 (6H
,m) 、 2.1−2.4(6)1.m) 、 1.
8−3.3 (2H,m) 、 4.24 (3H,m
) 。
5.80 (IH,broad d、J=8Hz)哀五
皿封 実施例12の方法に準じて、下記の化合物を得る。
1)6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−ア
セチルアミノ−8aβ−イントリジジンIRにニート)
   :  3260.  1645.  1540.
  1365.  1240゜1210、1055.8
70.860.750 am−12)6β、7β−ジヒ
ドロキシ−8β−アセチルアミノ−8aβ−イントリジ
ジン 融点67−70℃ IR(ニー))  :  3350. 2950. 1
635. 1545.  1370゜1045 am−
1 3)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−才クタノイルア
ミノ−8aβ−イントリジジン 融点164−186℃ IR(スジツール)  :  3440. 3280.
 1625. 1555. 1135゜1055 cm
’ に五±基 6β、7β−イソプロピリデンジオキシ−8β−アジド
−8aβ−イントリジジン(680mg )のテトラヒ
ドロフラン(30m1l )中溶液を、10%パラジウ
ム−炭素(100mg)の存在下に、中程度の水素圧(
3気圧)、室温で4時間水素添加し、触媒を濾去する。
濾液に無水酢酸(1区)をカロえ、混合物を室温で一夜
攪拌する。溶液を減圧下に蒸発濃縮し、残渣をクロロホ
ルム(somc )に溶解する。
溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和塩化ナ
トリウム水溶液で順次洗い、硫酸マグネシウムで乾燥す
る。溶媒を減圧下に習去し、残渣をクロロホルム−メタ
ノール(50:1)を溶離剤とするシリカゲルカラム(
30g)クロマトグラフィーにかけて、6β、7β−イ
ソプロピリデンジオキシ−8β−アセチルアミノ−8a
β−イントリジジン(535mg)を薄黄色の油状物と
して得る。
II?(ニー))  :  3250. 1645. 
1540. 1365. 1240゜1210、105
5.870.860.750 am−INMR(CDC
l2.8 ) ’ 1.33 (3H,s) 、 1.
50 (3H,s) 。
1.7−2.1 (5H,a+) 、 2.01 (3
H,s) 、 2.3−2.6(2H,m) 、 2.
8−3.1 (2H,m) 、 4.25 (3H,m
) 。
5.97  (LH,ブロード d) xJ己江廷 実施例14の方法に準じて、下記の化合物を得る。
1)6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−才
クタノイルアミノ−86β−イントリジジン IR(ニー))  :  3280. 2930. 1
645. 1540. 1460゜1370、1245
.1215.1055 cm−12)6β、7β−ジヒ
ドロキシ−8β−アセチルアミノ−8aβ−イントリジ
ジン 融点67−70℃ IR(ニート) F  3350. 2950. 16
35. 1545. 1370゜1045 cm−’ 3)6β、7β−ジヒドロキシ−8β−オクタノイルア
ミノ−8aβ−イントリジジン 融点164−166℃ IR(スジ■−ル)  :  3440. 3280.
 1625. 1555. 1135゜1055 am
−1 x1己1」 6β、7β−イソプロピリデンジオキシ−8β−アセチ
ルアミノ−8aβ−イントリジジン(450mg)の還
流テトラヒドロフラン(20m )中溶液に、ボロン−
テトラヒドロフラン錯体のテトラヒドロフラン中1モル
溶液を加え、混合物をさらに3時間加熱還流する。混合
物を室温に冷却し、水(5戚)を徐々に加え、次いで濃
塩酸(5−)を加える。溶液を室温で一夜攪拌し、減圧
下に蒸発濃縮する。残渣をアンバーライトIRA400
 (OH−型)カラム(501111)にかけ、カラム
を水(200mA )で溶出する。溶出液を減圧下に蒸
発濃縮し、残渣をクロロホルム−メタノール−水(65
: 25 :4)を溶離剤とするシリカゲルカラム(2
0g)クロマトグラフィーにかけて、6β、7β−ジヒ
ドロキシ−8β−エチルアミノ−8aβ−インドリンジ
ン(173mg)を薄黄色の結晶として得る。
融点89−90℃ IR(スジツール)  :  3250. 3130.
 2770. 1315. 12B0゜1220、11
50.1180.1055.1025゜830 am’ NMR(D20.δ) : 1.08 (3H,t、J
=5Hz> 、 1.3−2.0(3H,m) 、 2
.1−2.5 (4)1.m> 、 2.63 (2)
1.q。
J=5Hz) 、 2.8−3.1 (LH,m) 、
 2.96 (IH,dのd。
J=3Hz、7Hz) 、 3.80 (LH,m) 
、 4.13 <IH,t。
J=2Hz) 寒10」ば チオフェノール(2,0111)の乾燥エタノール(2
011111)中溶液を水浴中で冷却し、この溶液にナ
トリウム金属(450mg)を加える。金属の全量が溶
解した後、溶液を減圧下に蒸発乾固し、残渣をN、N−
ジメチルホルムアミド(201Q )に溶解する。溶液
に1α、2α−インプロピリデンジオキシ−8β−メタ
ンスルホニルオキシ−8aβ−イントリジジン(1,1
4g)を加え、混合物を80℃で4時間攪拌する。反応
混合物を酢酸エチル(100誠)で希釈し、溶液を水お
よび飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗う、溶液を硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に蒸発きせる。残
渣を、n−ヘキサンと酢酸エチルとの混合物(2:1)
を溶離剤とするシリカゲルカラム(40g)クロマトグ
ラフィーにかけて、6β、7β−インプロピリデンジオ
キシ−8β−フェニルチオ−8aβ−イントリジジン(
901mg)を薄黄色の結晶として得る。
融点: 56−58℃ IR(スジ9−ル)  :  1240. 1210.
 1165. 1055゜735 cab−1 NMR(CDC13,8)   ’、  1.2−2.
0  (4H1m)  、 1.35(3H,s) 、
 1.56 (38,s) 、 2.0−2.6 (3
H,m) 。
2.8−3.3 (3H,m) 、 4.30 (2H
,m) 、 7.3−7.6(5H,l11) !1D1■ 6β、7β−インプロピリデンジオキシ−8β−フェニ
ルチオ−8aβ−イントリジシン(840mg)のエタ
ノール(84m11 )中溶液にラネーニッケル(W2
型、12m11 )を加え、混合物を室温で2時間攪拌
する。触媒を濾去し、濾液を減圧下に蒸発濃縮する。残
渣を、クロロホルムとメタノールとの混合物(10:1
)を溶離剤とするシリカゲルカラム(40g)クロマト
グラフィーにかけて、6β、7β−インプロピリデンジ
オキシ−8aβ−イントリジジン(299mg)を薄黄
色の油状物として得る。
IR(ニー))  :  2930. 2800. 1
365. 1240. 1215゜1060 am−1 NMR(CDC1s、S ) :1.3−1.8 (L
H,m) 、t、a4(3H,s) 、 1.49 (
3H,s) 、 1.7−1.9 (2H,m) 。
1.9−2.4 (5H,m) 、 2.9−3.3 
(3H,m) 、 4.28(28,m) 衷W 実施例4の方法に準じて、下記の化合物を得る。
8aβ−イントリジジン−6β、7β−ジオールIR(
ニー))  :  3370. 2920. 2820
. 1340. 1210゜1155、1080.10
45.1020 am−’NMR(C20,S ) :
18−1.5 (IH9m> 、1.6−2.0(4H
,m) 、 2.1−2.4 (2H,m) 、 4.
49 (LH,d。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、アミノ
    、アシルアミノ、低級アルキルアミノ、アシルオキシ、
    アジド、アリールチオまたは低級アルキルチオ、R^2
    およびR^3はそれぞれが水素またはヒドロキシ保護基
    であるかまたはR^2とR^3が互いに結合して隣接す
    るヒドロキシ基の保護基を形成する]で示される新規イ
    ンドリジジン誘導体およびその塩。
JP60256308A 1984-11-26 1985-11-14 新規インドリジジン誘導体 Pending JPS61129182A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8429810 1984-11-26
GB848429810A GB8429810D0 (en) 1984-11-26 1984-11-26 Indolizidine derivatives

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991018598A1 (en) * 1990-06-04 1991-12-12 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Derivatives of 6-aminooctahydroindolizinetriol
JP2011030301A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 事故電流検出回路

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GB8429810D0 (en) 1985-01-03

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