JPS62132845A - N,n−二置換フエニルセリン誘導体及びそれを有効成分とする中枢神経系用剤 - Google Patents

N,n−二置換フエニルセリン誘導体及びそれを有効成分とする中枢神経系用剤

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JPS62132845A
JPS62132845A JP60272538A JP27253885A JPS62132845A JP S62132845 A JPS62132845 A JP S62132845A JP 60272538 A JP60272538 A JP 60272538A JP 27253885 A JP27253885 A JP 27253885A JP S62132845 A JPS62132845 A JP S62132845A
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正弘 林
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沢崎 芳男
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬の分野、さらに詳しくは中枢神経系用剤の
治療剤として有用な化合物及びその医薬としての用途に
関するものである。
従来の技術 3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン(以下D
OPSと称す)及びその類縁化合物であるN−メチル−
3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリンは抗パー
キンソン症剤、抗うつ剤及び抗高血圧剤として有用であ
ることが知られている(特開昭52−125630号、
同55−20747号、同58−225044号公報)
発明が解決しようとする問題点 前掲のDOPS及びその関連化合物には有用な各種の生
理活性を有するものが多く、近年様々な研究がなされて
いるが9合成上の制約などからその近縁誘導体は非常に
限られたものである。とりわけDOPSのN−アルキル
置換体については前記のN−メチル−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリンが知られているにすぎない
問題点を解決するための手段 本発明者らはDOPS及びその関連誘導体について鋭意
研究した結果、今回N、N−二置換フェニルセリン誘導
体の合成に初めて成功し9合せて該化合物が侵ぐれた要
理活性を有することを見い出して本発明を完成した。
作   用 本発明は、新規なN、N−二置換フェニルセリン誘導体
及び該)N、1\−二置換フェニルセリン誘導体を有効
成分とする中枢神経系用剤に関するものである。さらに
詳細には0本発明は一般式(式中 R1は低級アルキル
基を、R2は低級アルキル基又はアラルキル基を R1
は水素原子又は低級アルキル基をそれぞれ示す)で表さ
れるN、N−二置換フェニルセリン誘導体及び一般式[
11で表される化合物を有効成分とする中枢神経系用剤
に関する。
次に、この明細書の記載において言及される本発明の範
囲内に包含される各種用語の定義と、その適当な例につ
いて以下に詳細に説明する。
低級アルキル基とは1例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、を−ブチル基、ペ
ンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基などの1個ない
し6個の炭素原子からなる直鎖状若しくは分校状のアル
キル基を意味する。
アラルキル基とは1例えばベンジル基、2−)工二ルエ
チル基、3−フェニルプロピル基、(1−ナフチル)メ
チル基、(2−ナフチル)メチル基などの7個ないし1
1個の炭素原子からなるアラルキル基を意味する。
本発明により提供される一般式[I]の化合物の具体例
を挙げれば以下のものがある。
(1)N、N−ジメチル−3−(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)セリン (2)N、N−ジメチル−3−(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)セリン メチルエステル(3)N、N−ジメ
チル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン 
エチルエステル(4)N、N−ジエチル−3−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)セリン (5)N、N−ジエチル−3−(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)セリン メチルエステル(e)N、N−ジエ
チル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン 
エチルエステル(7)N−エチル−N−メチル−3−(
3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン (8)N−エチル−N−メチル−3−<3.4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン メチルエステル(9)N−エ
チル−N−メチル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニ
ル)セリン エチルエステル(10)N−メチル−N−
プロピル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリ
ン (11)N−メチル−N−プロピル−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン メチルエステル (12)N−メチル−N−プロピル−3−<3.4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン エチルエステル (13)N−ブチル−N−メチル−3−<3.4−ジヒ
ドロキシフェニル)セリン (14)N−ブチル−N−メチル−3−(3,4−ジヒ
ドロキシフェニル)セリン メチルエステル(15)N
−ブチル−N−メチル−3−(3,4−ジヒドロキシフ
ェニル)セリン エチルエステル(16)N−ベンジル
−N−メチル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
セリン (17)N−ベンジル−N−メチル−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン メチルエステル (18)N−ベンジル−N−メチル−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン エチルエステル (19)N−メチル−N−(2−フェニルエチル)−3
−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン(20)N
−メチル−N−(2−フェニルエチル)−3−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)セリンメチルエステル (21)N−メチル−N−(2−フェニルエチル)−3
−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリンエチルエス
テル (22)N−メチル−N−(3−フェニルプロピル)−
3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン (23)N−メチル−N−(3−フェニルプロピル)−
3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン メチル
エステル (24)N−メチル−N−(3−フェニルプロピル)−
3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン エチル
エステル ただし1本発明はこれら代表例により限定されるもので
はない。また本発明の化合物はアミノ酸誘導体であるた
め、所望により生理的に無害の各種の塩に導くことがで
きる。本発明はこれら医薬として供与し得る各種の塩を
包含し、その例としては1例えばナトリウム塩、カリウ
ム塩、カルシウム塩等のアルカリ金属又はアルカリ土類
金属との塩;例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、シュウ酸
塩、酒石酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩。
o−トルエンスルホン酸塩等の無機酸又は有機酸との塩
が挙げられる。さらに一般式[I]で表される化合物は
2個の不斉炭素を有するため、ス、レオ・エリスロ異性
や光学異性などの立体異性が存在するが1本発明はこれ
ら全ての立体異性体及びそれらの混合物も包含する。
次に本発明の化合物の製造について、具体的に説明する
。本発明の目的物化合物CIIの中でR3が水素原子で
ある化合物についての一般的な製法を挙げれば以下のも
のがある。
製法A (式中、Raは芳香族水酸基の保’BMを、Rb及びR
oは同−又は異なって水素原子、低層アルキル基、アリ
ール基若しくはアラルキル基をそれぞれ示し、またR1
は前記の意味を有する。)(以 下 余 白) 賀−ユし一旦 (式中、Rは低級アルキル基又はアラルキル基を、Yは
ハロゲン原子をそれぞれ示し、またRa、R’及びR2
は前記の意味を有する。)製法C (式中、Qは脱離基を示し、まt:R”、R’及びR2
は前記の意味を有する。) 前記の製造法において、出発原料となる一般式EIN及
び[■]化合物は公知であり1例えばHe1v、Chi
m、Acta、 、第58巻、157〜162頁(19
75年)、 J、Am、 Chem、 Soc、、第7
6巻、 1322〜1326頁(1954年)、特開昭
58−225044号公報記載の方法。
あるいは本発明者らの出願による特願昭(301307
26号公報記載の方法などにより容易に入手することが
できる。
なお上記式中、芳香族水酸基の保護基を表すRaの具体
例としては5例えばベンジル基、メトキシメチル基、t
−ブトキシカルボニル基等かあり す、R及びRoのアリール基の具体例としては。
例えば、フェニル基4−メトキシフェニル基等がある。
またl]t’21 % Qの具体例としては1例えば塩
素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子若しくはメタンスル
ホニルオキシLD−トルエンスルホニルオキシ基、メト
キシスルホニルオキシ基等がある。
また基Yは9例えば塩素、臭素等のハロゲン原子である
上記製造法(A)、(B)及び(C)について順次説明
する。
[製 法 Aコ 原料化合物[II]を反応に関与しない溶媒中でカルボ
ニル化合物[I[[]と作用させ1次いでシアノ水素化
ホウ素ナトリウム等の還元剤を作用させるとN、N−二
置換フェニルセリン誘導体[IVコが得られる。この際
使用される反応に関与しない溶媒としては、F448前
後の含水系有機溶媒が好ましく、その具体例としては9
例えば含水メタノール、含水エタノール、含水テトラヒ
ドロフラン等がある。またPH8を確保するために使用
されるアルカリとしては1例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等が挙げられる。前工程により得られたN
、N−二置換フェニルセリン誘導体[IV Eは。
反応液中より再沈殿法、抽出法等の通常の分離手段によ
り適宜取得後、各保護基に適当な方法9例えばベンジル
基の場合は接触還元、またメトキシメチル基若しくはt
−ブトキシカルボニル基の場合はトリフルオロ酢酸等で
処理することにより目的のN、N−二置換フェニルセリ
ン誘導体[V]が得られる。
[製法B] 原料化合物である2−へロゲノー3−オキソフェニルプ
ロピオン酸誘導体[■]に二級アミン[IX]を作用さ
せ、得られたアミン体[X]に還元剤を作用させ、アル
コール体[XI]とする。
続いてエステル基を加水分解後保護基を除去すると目的
のN、N−二置換フェニルセリン誘導体[工a]が得ら
れる。
この製法の第一工程となるアミノ化は9通常ベンゼン、
クロロホルム、テトラヒドロフラン等の反応に悪影響を
及ぼさない溶媒中で、脱ハロゲン化剤の存在下又は非存
在下に原料化合物[■]を二級アミン[IX]と作用さ
せることにより行われる。
この時使用され得る脱ハロゲン化剤としては炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等の炭酸のアルカリ金属塩、又はト
リエチルアミン、ジエチルアミン等の有機塩基が好まし
い。次に第二工程の還元は。
カルボニル基の還元に通常用いられる方法2例えばエタ
ノールを溶媒として水素化ホウ素ナトリウムを作用させ
る方法等により実施される。得られたアルコール体のエ
ステル基の加水分解は0例えば含水アルコール等を溶媒
として2例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
水酸化アルカリを作用させることにより容易に実施され
る。
以上の如くして得られたN、N−二置換フェニルセリン
誘導体[XI]は、製法Aの場合と同様に各種保護基に
適当な方法で保護基を脱離すると目的化合物[I  ]
が得られる。
[製 法 Cコ 原料として化合物[II]又はそのエステル誘導体をア
セトニトリル、テトラヒドロフラン N。
N−ジメチルホルムアミド等の反応に関与しない溶媒に
溶解し、これにアルキル化剤[XII]を作用させると
N、N−二置換体が得られる。この反応は通常塩基の存
在下に実施され、その塩基としては1例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム。
炭酸カリウム、炭酸すi〜シリウムの無機塩基、又はピ
リジン、トリエチルアミン等の有機塩基等がある。  
 ′ 上記アルキル化反応の原料として、カルボン酸化合物[
II]を使用した場合に得られる反応生成物は2通常使
用したアルキル化剤でエステル化されるため、前記製法
Bで用いたと同様な方法により脱エステル化を行い、ま
た同じく製法Bと同様な方法により保護基を脱離すれば
目的のN、N−二置換フェニルセリン誘導体[Ia]が
得られる。
なお1本発明化合物[I]で、Rが低級アルキル基であ
るエステル誘導体の合成は上記と同様な方法により行う
ことができる。すなわち、上記の各製法が遊離カルボン
酸経由の場合は9反応工程のいずれか適当な時点でエス
テル化を行い、またエステル体経由の場合には、所望の
低級アルキルエステル体を原料化合物として選び、その
エステル基の加水分解を省略することで目的のエステル
体[I]が得られる。
前記の各製法により得られた本発明の目的化合物[I]
は0例えば各反応から沈澱、il縮、抽出。
カラムクロマトグラフィー、再結晶法等の通常のく以 
下 余 白〉 分離手段により適宜取得される。またこれらの本発明の
目的化合物[I]は常法により前掲の医薬として許容し
得る塩に導くことができる。
これらの生成物は薬理学的に許容される製剤用の担体、
賦形剤、その他の添加剤を用いて9錠剤。
散剤、■粉剤、顆粒剤、カプセル剤、丸剤、液剤。
乳剤、注射剤、坐剤等に調製され、経口的または非経口
的に投与される。添加剤としては9例えばアラビアゴム
、ゼラチン、トラガント、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム等の結合剤2例えばラクトース、デンプン、
水、植物油等の賦形剤。
例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレ
ングリコール等の潤滑剤1例えばデンプン。
カルボキシメチルセルロースカルシウム等の崩壊剤1例
えば植物油、黄色ワセリン、ラノリン等の基剤などが挙
げられる。また適宜、保存剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤
、浸透圧調整のための塩又は緩衝剤等を用いてもよい。
また必要に応じて、さらに治療上有効な他の物質を加え
ることもできる。
これらの製剤には本発明化合物を約10mgないし約s
oomg含有させることが好ましい。
成人1日当りの投与量は、経口投与の場合的1m’;I
 / Kgないし約20mqy’Kg、非経口投与の場
合的01mg/Kgないし約5my/Kyの範囲が好ま
しいが。
患者の年齢、性別1体重、症状等により増減することが
できる。
以下に中枢神経系用剤の渠効評価法として常用される抗
レセルピン作用による薬理試験例を挙げ。
本発明化合物の医薬としての有用性を明らかにする。
]試験化合物1 化合物A \、N−ジメチルーL−スレオー3−<3.4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン 化合物B \−エチルーN−メチルーL−スレオ−3−(3,4−
ジヒドロキシフェニル)セリン化合物C N−プロピル−N−メチル−L−スレオ−3−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)セリン化合物D N、N−ジメチル−L−スレオ−3−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン メチルエステル [薬理試験例1 ddy系マウス(体重27ないし309.雄性)にレセ
ルピン2.5mg/Kgを皮下投与した。その8時間後
に体温降下を観察した後、試論化合物を経口又は腹腔的
投与した。試験化合物投与後1時間間隔で3ないし4時
間まで経時的に体温を測定すことにより、レセルピンに
より生じた体温降下に対する拮抗作用を測定した。その
結果を表−1に示す。
なお1体温測定には電気体温計HGA −[[−219
(日本光電社製)を用い、測定はマウスの直腸で行った
。使用動物数は対照群については10匹であり、試験化
合物投与群については1検体につき5匹である。
(以 下 余 白) 実施例 以下に実施例を挙げ9本発明を具体的に説明する。
実施例1 (a) N−メチル−し−スレオ−3−<3.4−ジベ
ンジルオキシフェニル)セリン1.6gを25%含水メ
タノール40威に懸濁し、水冷撹拌下1N水酸化ナトリ
ウム水溶液7.0−を加えて溶解する。
溶液を空温にもどし、15分間撹拌後35%ホルマリン
0.50 gを加え、さらに15分後シアノ水素化ホウ
素ナトリウム0.25 gを加えて2時間撹拌する。
反応液に酢酸を加えてS″I3に調整後溶媒を減圧留去
し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Herck
 Art、7734.にieselgel 60 、8
09:酢酸エチル:エタノール:酢酸:水=8 :2 
:1  :1で溶出〉で精製すると、N、N−ジメチル
−し−スレオ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェニ
ル)セリン0.859(収率51%)がm、 p、 1
62〜163℃無色結晶性粉末として得られる。
(以 下 余 白) NHR(d6−DH3O)δ:2.46(6fl、 s
)、 3.28(1N、 d J=8.0Hz)4.7
2(IH,d J=8.0Hz)。
5.02(4H,S)、6.88(2H,S)。
7、08(IH,s)、 7.31 (IOH,5)(
b) (a)で得られた化合物080gをエタノール3
0m1と酢酸5dの混液に溶解し、10%パラジウム−
炭素0.089を加えて3時間常圧接触還元する。
触媒を濾別後濾液を減圧乾固し、残漬をエタノールで処
理すると、N、N−ジメチル−し−スレオ−3−(3,
4−ジヒドロキシフェニル)セリン0.35g(収率7
7%)がm、p、 160〜162℃(dec、 )の
無色結晶性粉末として得られる。
[a ] 20: 35.4°(C=0.99 y/d
l、 IN HCI)NHR(D20/DCI)δ:2
.88(6H,S)、4.04(IH,d J=8.0
Hz)、4.79(IH,d J= 8.0Hz)、6
.68(2H,S)、6.79(1N、S)実施例2 (a)2−ブロモ−3−オキソ−3−(3,4−ジベン
ジルオキシフェニル)プロピオン酸 エチルエステル8
.21 gをベンゼン100m1に溶解し。
ジメチルアミンi、oo gを加えて空温で3時間撹拌
する。不溶物を濾別後濾液を水で洗浄し6次いでベンゼ
ンを留去すると、2− (N、N−ジメチルアミノ)−
3−オキソ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェニル
)プロピオン酸 エチルエステルがTLC上単−スポッ
トの油状物として得られる。
水冷撹拌下水素化ホウ素す1〜リウム1.30gを加え
た後、水冷下に1時間1次いで空温で1的間撹拌する。
反応終了後アセ1〜ンを加えて過剰の還元剤を分解し9
次いで酢酸2.5dを加えて減圧乾固する。残漬をクロ
ロホルムと水の混合液に溶解し。
クロロホルム層を分取後無水硫酸ナトリウムにより乾燥
する。乾燥剤を濾別後クロロホルムを減圧留去し、残漬
をエタノールに溶解して一夜氷室に放置すると結晶が析
出する。結晶を濾取し、少aのエタノールで洗浄後乾燥
すると、N、N−ジメチル−D、L−スレオ−3−(3
,4−ジベンジルオキシフェニル)セリン エチルエス
テル2,709がm、p、 133〜135℃の無色結
晶として得られる。
上記で得られた結晶採取後の濾液を減圧乾固し。
残漬をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲ
ルC−200150g、ベンゼン:酢酸エチル=2 :
1で溶出)で精製すると、N、N−ジメチル−D、L−
エリスロー3−(3,4−ジベンジルオキさe工二ル)
セリン エチルエステル1.709が黄色油状物として
得られる。
(b) (a)で得られたスレオ体1409をエタノー
ル65成に溶解し、 0.63\ボ酸化ナトリウム水溶
液30m1をh日えて55°Cで2時間30分加温する
。反応終了後水冷下に35%塩酸1.9mlを加えて溶
媒を減圧留去し9次いで残渣に水とクロロホルムを加え
て抽出する。クロロホルム層を分取後無水硫酸ナトリウ
ムを加えて乾燥し、続いて乾燥剤を濾別後減圧乾固する
。残漬をエチルエーテルで処理すると、N、N−ジメチ
ル−D、L−スレオ−3−(3,4−ジベンジルオキシ
フェニル)セリンo、ysgがm、I)、 158〜1
61°Cの無色結晶性粉末として1qられる。
同じ<(a)で得られた1920体1.40 !17を
エタノール65InI!に溶解し、0.63N水酸化ナ
トリウム水溶液30Idを加えて50°Cで2P?i間
加温する。反応終了後上記のスレオ体と同様の処理を行
えば。
N、N−ジメチル−D、L−エリスロー3− (3゜4
−ジベンジルオキシフェニル)セリン 0.869がm
−1)、 143〜145℃の無色結晶性粉末とじて得
られる。
N)IR(d6−D)1sO)δ:2.43(6H,S
)、3.29(1N、d J=5.0Hz)、4.59
(IH,d J=5.0Hz)5.05(2H,s)、
5.10(2N、s)6.90〜7.60 (13H,
m) (c) (b)で得られたスレオ体0.63 gをエタ
ノール30rrdlと酢酸10/nlの混液に溶解し、
10%パラジウム−炭素0.20 qを加えて4時間常
圧接触還元する。触媒を瀘別後瀘液を減圧濃縮し、残漬
をエチルエーテルで処理すると、N、N−ジメチル−D
、L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフ工二ル)
セリン0.369がm、 p、 158〜160℃の無
色結晶性粉末として得られる。
同様に(b)で1qられた1920体0.50 qを使
用し、上記の還元反応を行うとN、N−ジメチル−D、
L−エリスロー3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
セリン0.24 gがm、p、 138〜141℃の無
色結晶性粉末として得られる。
max1510.1425,1330,1255,98
5゜890、77O NHR(D20/DC+)δ:2.85(6H,s)、
3.95(IH,d J=4.5H2)、4.66(I
H,d J=4.5Hz)5.13(28,S)、5.
17(2H,S)。
7、06(2N、 S) 、 7.20〜765(11
)1.m) 実施例3 (a) N−エチル−L−スレオ−3−(3,4−ジベ
ンジルオキシフェニル)セリン1.6gを50%含水エ
タノール100dに懸濁し、水冷撹拌下1N水酸化す1
〜リウム水溶液を加えて州8.5に調整する。溶液を空
温にもどし、15分間撹拌後35%ホルマリン0.70
d、ざらに15分後シアノ水素化ホウ素ナトトリムo、
so gを加えて2時間撹拌する。
続いて35%ホルマリン0.35dとシアン水素化ホウ
素ナトリウム0.259を追加し、さらに3時間室温で
撹拌後1N塩酸を加えてF4′13に調整する。
減圧下にエタノールを留去し、II縮液に水とクロロホ
ルムを加えて抽出後有機層を分取する。
クロロホルムを減圧留去した残渣をドライカラムクロ?
トゲラフイー (Silica woelm TSC,
aog。
酢酸エチル:エタノール:酢酸:水=8:2:1:1で
展開)で精製後イソプロパツールから再結晶すると、N
−エチル−N−メチル−L−スレオ−3−(3,4−ジ
ベンジルオキシフェニル)セリン0.34gがm、p 
、 155〜156℃の無色針状結晶として得られる。
(以 下 余 白) ma×1460.1375,1280,1150,74
0゜N)IR(d6−DH3O)δ:1.09(3N、
t J=7.0Hz)、2.52(3H,s)、2.6
0〜2.80(2H,m)。
3.40(IH,d J=8.0Hz)、4.92(I
H,d J=8.0Hz)、5.05(4H,s)。
6.90〜7.50(13H,m) (b) (a)で得られた化合物0.349をメタノー
ル20dに溶解し、 10%パラジウム−炭素0.04
 cJを加えて5時間常圧接触還元する。触媒を濾別後
濾液を減圧乾固し、残渣をイソプロパツールで処理する
と、N−エチル−N−メチル−L−スレオ−3−(3,
4−ジヒドロキシフェニル)セリン0.17gがm、 
p、 148℃の無色結晶性粉末として得られる。
川(CD300)δ:1.18(3H,t J=6.5
H2)、2.85(3H,S)、 3.30〜3.45
(2H,m)。
3.66(IH,d J=7.5H2)、4.87(I
H,d J=7.5Hz)、6.71(2H,s)6、
86(IH,s) 実施例4 実施例3でN−エチル−L−スレオ−3−<3゜4−ジ
ベンジルオキシフェニル)セリンに代えてN−プロピル
−L−スレオ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェニ
ル)セリンを使用し、他は実施例3と同様な反応を行う
と以下の化合物が得られる。
N−メチル−N−プロピル−L−スレオ−3−(3,4
−ジベンジルオキシフェニル)セリンm、p、 158
〜159℃ N)IR(d6−DH3O)δ:0.85(3H,t 
J=6H2)、 1.46(2+1゜m)、2.44(
3H,s)、2.7Of2H,t J=eHz)、3.
25(IH,d J=7.5Hz)。
4.75(IH,d J=7.5Hz)、5.03(4
N、s)、6.70〜7.70(13H,m)N−メチ
ル−N−プロピル−し−スレオ−3−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン・イソプロパノールソルベート m、p、 136〜139℃ NHR(D20)   δ:0.93(3H,t J=
6.5H2)、 1.15(6H,d J=6.5)i
z)、1.75(2H,l′l1)2.96(3N、s
)、3.22(2N、d J・6.5H2)、4.95
(IH,d J=8.0H2)6.84(2H,s)、
6.92(IH,s)実施例5 実施例3でN−エチル−し−スレオ−3−<3゜4−ジ
ベンジルオキシフェニル)セリンに代えて。
N−メチル−N−(3−フェニルプロピル)−り一スレ
オー3−(3,4−ジベンジルオキシフェニルセリンを
使用し、他は実施例3と同様な反応を行うと、以下の化
合物が得られる。
N−メチル−1N−(3−フェニルプロピル)−L−ス
レオ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェニル)セリ
ン m、p、155〜156℃ ”a×1340.1260.114O NMR(d6−DH3O)δ:1.50〜2.20(2
N、m)、2.60(3H,s)、2.60〜3.20
(4N、m)。
3.49(IH,d J=7.5Hz)、4.88(I
H,d J=7.5Hz)、5.09(4H,s)6.
92(2M、s)、7.10(IH,s)。
7.22(5H,s)、7.39(10H1s)N−メ
チル−N−(3−フェニルプロピル)−L−スレオ−3
−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン m、p、 127〜129’C NHR(CD3−00)  δ:1.64〜2.39(
2N、m)、2.53(2H,t J=7.0Hz) 
、 2.58(3H,S)2.80〜3.40(2H,
m)、3.72(IH,d J=7.5Hz)、4.8
8(1H,dJ・7.511z)、6.70(2H,s
)、6.85(IH,s)、 7.15(5H,s)実
施例6 (a)実施例1−(a)で得られたN、N−ジメチル−
L−スレオ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェニル
)セリン0.509を酢酸エチル30mに懸濁し、0.
5%ジアゾメタンエーテル溶液20dを加えて空温で6
時間撹拌する。反応液から溶媒を減圧留去後、残渣をイ
ソプロピルアルコールで再拮晶すれば、N、N−ジメチ
ル−し−スレオ−3−(3,4−ジベンジルオキシフェ
ニル)セリンメチルエステル0.49 !7 (収率9
4%)がm、p。
128℃無色結晶粉末として得られる。
N)IR(CD、 OD)  δ:2.35(6H,S
)、3.15〜3.30(IH,m)、3.35(31
1,S)、4.60〜4.75(IH,m)、5.05
(4H,s)。
6.85(2H,S)、 7.03(IH,s)。
7、30(IOH,5) (b)上記で得られた化合物0.45 (Jをメタノー
ル15d酢酸1蔵の混液に溶解し、5%パラジウム−炭
素o、osgを加えて5時間常圧接触還元する。
触媒を濾別後備液を減圧濃縮し、残渣をイソプロピルエ
ーテルで処理すると、N、N−ジメチル−し−スレオ−
3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン メチル
エステル0.16 g(収率64%)がm、p、 11
3℃の無色結晶性粉末として得られる。
NHR(CD3=OD)  δ:2.40(6H,s)
、 3.05〜3.35(IHd J=7.5H2)、
3.45(3H,S)。
4.60(IH,d J−7,5Hz)、6.65(2
H,s) 6.75(IH,s) 発明の効果 本発明化合物はレセルピンによる体温降下及び眼瞼下垂
作用に対して抑制効果を示すことがら。
うつ病、パーキンソン病あるいは老人性痴呆症等の中枢
神経系疾患の治療及び予防剤として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1は低級アルキル基を、R^2は低級アル
    キル基又はアラルキル基を、R^3は水素原子又は低級
    アルキル基をそれぞれ示す)で表されるN,N−二置換
    フェニルセリン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1は低級アルキル基を、R^2は低級アル
    キル基又はアラルキル基を、R^3は水素原子又は低級
    アルキル基をそれぞれ示す)で表されるN,N−二置換
    フェニルセリン誘導体を有効成分とする中枢神経系用剤
JP60272538A 1985-12-05 1985-12-05 N,n−二置換フエニルセリン誘導体及びそれを有効成分とする中枢神経系用剤 Expired - Lifetime JPH068267B2 (ja)

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