JPS6112842Y2 - - Google Patents

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JPS6112842Y2
JPS6112842Y2 JP16299078U JP16299078U JPS6112842Y2 JP S6112842 Y2 JPS6112842 Y2 JP S6112842Y2 JP 16299078 U JP16299078 U JP 16299078U JP 16299078 U JP16299078 U JP 16299078U JP S6112842 Y2 JPS6112842 Y2 JP S6112842Y2
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JP
Japan
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pine
tress
shape
polyurethane foam
piece
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JP16299078U
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JPS5618757U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は傾斜を有する複合マツトレスに関す
る。
近時、安眠、健康管理の観点から古来伝統的な
水平睡眠にメスが加えられ、頭から足に至るある
程度の斜角を有する斜床睡眠が適度な体圧に保持
し、快眠に寄与すると言われている。しかし、こ
れまで市販されているものは柔らかいポリウレタ
ンフオームの単一素材からなり、且つ図1に示し
たように頭から爪先まで一様の角度からなる。従
つて就寝中に寝返りを繰り返してしるうちに身体
が徐々に滑り落ちたり、布団や毛布等がずれ落ち
るという欠点がある。更に、軟質のポリウレタン
フオーム単一素材からなるため、近年着目されて
いる背骨矯正作用や指圧作用を期待することがで
きない。
本考案は綿のもつ独特の肌触り、寝心地、吸湿
性と硬質素材の有する背骨矯正、指圧作用とを組
み合せると共にフイゴ的通気作用を付加し、更に
これに前記欠点のない特有の斜角をもたしめて快
眠を約束するマツトレスを提供せんとするもので
ある。
即ち、本考案は表面が波形状の硬質基体もしく
は略半円状、略三角形、逆U字や逆V字形の如き
断面を有する凸部が長さ方向に多数連続した形状
の硬質基体と、その表面に接合されたフイゴ機能
を有する通気性ポリウレタンフオームと、更にそ
の表面に接合された綿層体とよりなる3個の独立
したマツトレス片から構成され、且つ頭よりの第
1番日のマツトレス片を4±1度、第2番目のマ
ツトレス片を3±1度、第3番目のマツトレス片
を1±1度の傾斜をもたせたことを特徴とする複
合傾斜マツトレスを内容とするものである。
硬質基体の素材としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、ABS等、ポリエチレンフオーム、
ポリスチレンフオーム、硬質ラバーフオーム等が
好適である。
硬質基体は波形状体や、円柱体、楕円柱体や三
角柱体等を多数並列に接続ないしは一体成形した
もの、更にこれらの下面に、より柔軟且つ弾性を
有する軟質プラスチツクスフオームやラバーフオ
ーム等を接合してなる複合体等が例示され、綿層
体との接合表面が波形状や、略半円形、略三角
形、逆U字や逆V字形等の断面を有する凸部が長
さ方向に多数連続した形状のものを使用する。か
かる形状の基材を使用することにより、隣り合う
凸部間に空間が出来るので通気性が促進され、且
つ凸部による指圧効果が期待できる。
更に、該基体の綿層体との接合表面に、多数の
突起部を設けることにより指圧効果を更に高める
ことができる。また、該基体に貫通孔を設けるこ
とにより更に通気性を高め、寝具を乾燥した衛生
的な状態に保こともできる。突起部、貫通孔のサ
イズ、形状、数等については特に制限はなく、所
望の指圧効果に程度や常識的な範囲で選択すれば
よい。
フイゴの機能を有する通気性ポリウレタンフオ
ームとしては所謂連泡性ポリウレタンフオームが
好適である。
綿層体は天然、合繊のいずれの綿も使用でき、
羽毛や羊毛も勿論使用できる。これらは適度な厚
さに折り重ねたもの、これにキルテイングしたも
の等のいずれでもよい。綿層体の厚さは特に制限
はないが、背骨矯正、指圧効果を十分に発揮させ
るには約0.5cmから約5cm位が好ましい。
硬質基体と、フイゴの機能を有する通気性ポリ
ウレタンフオームと、綿層体との複合体を前記の
如き斜角をもたせるには、基体、該通気性ポリウ
レタンフオーム、綿層体のいずれでも斜角をもた
せることは可能であるが、基体の方に斜角をもた
せるのが好都合である。また、これら三者の接合
は、三者を1個の布製等の袋に収容することによ
り行なつてもよいし、各々を別々の袋に収容した
もの、あるいは綿層体のみを袋に収容したものを
磁石、面フアスナー、両面粘着テープ等で接合し
てもよい。更に綿層体で基体及び通気性ポリウレ
タンフオームをすつぽり包んでもよい。
本考案を図面に基づいて説明する。
図2は本考案の実施の一例で、一部断面を示し
た概略図である。可撓性プラスチツクスフオーム
からなり、表面に適宜間隔を置いて多数の突起部
4を設け、且つ多数の貫通孔5を設けた基体1と
通気性ポリウレタンフオーム2と綿層体3とから
なり、第1番目のマツトレス片から夫々5度、4
度、2度と各マツトレス片において最大の斜角を
もたせた例である。この場合には全体としては頭
から足の方向に傾斜するが、公知の一様な斜角を
有するものとは異なり、各々の傾斜角を異にし、
且つ第2、第3番目と斜角が小さくなるので身体
や布団のずれ落ちという欠点は大巾に緩和され
る。
図3は可撓性プラスチツクス波形状シート6と
プラスチツクス平板7とからなる複合基体と、通
気性ポリウレタンフオーム2と綿層体3とからな
り、第3番目のマツトレス片を零度(水平)とし
た例である。第3番目のマツトレス片を零度とし
たので身体や布団等のずれ落ち感は殆どない。
図4は逆U字形の断面を有し、その頂部付近に
突起部4を設けた可撓性プラスチツクスフオーム
からなる複数の長条体8を、これよりも柔軟で且
つ弾力性に富む軟質プラスチツクスフオーム9
(例えばポリウレタンフオーム)の表面に並接し
てなる複合基体と通気性ポリウレタンフオーム2
と綿層体3とを組み合せた例である。
図5は図4において複数の長条体を一体成形し
て連続シート10とした例である。
図6は可撓性プラスチツクスからなり表面に凹
凸を有する略円柱体もしくは楕円柱体11の表面
に凸状空気室を有するプラスチツクスフイルム1
2を巻きつけたものを多数並接してなる複合基体
と通気性ポリウレタンフオーム2と綿層体3とか
らなる例を示す。
図7は凸状空気室を有するプラスチツクスフイ
ルムを丸棒状に巻きつけたもの13を多数並接し
てなる基体と通気性ポリウレタンフオーム2と綿
層体3とからなり、第1番目が3度、第2番目が
4度、第3番目が零度となるように組み合せた例
である。即ち第1番目の斜角を最も小さく、第2
番目を最も大きくした例で、本例によれば背骨か
ら腰部にかけてやや反り返り気味となるので背骨
矯正や疲労回復効果が期待できる。
図8は略円形を有する柱状体が一体化された形
状を有する可撓性プラスチツクスフオーム14と
通気性ポリウレタンフオーム2とを綿層体3で包
み込んだ例である。各マツトレス片の両端部15
を略半円状としフラツト面を外側に向けて配設し
てあるのは、両端が下がり、マツトレス片を接合
した場合に凹みが出来るのを防止するためであ
る。
本考案によれば綿のもつ独特の肌触り、寝心地
と基体のもつ背骨矯正、指圧作用とを兼ね備え、
それに通気性ポリウレタンフオームのフイゴ作用
による通気効果が組み合わされ、且つ斜床による
快眠を約束するマツトレスを提供することができ
る。また、吸湿性の優れた綿と通気性の良好なフ
イゴ的機能を有する通気性ポリウレタンフオーム
と非吸湿性の基体とを組み合せたことにより、綿
に吸収された汗や老廃物は該通気性ポリウレタン
フオームへの負荷の加減による吸気、排気作用に
より蒸散され乾燥状態に保持されるが、少なくと
も基体の表面でその沈降を阻止され、綿と基体と
の間に形成される空間部の通気性により蒸散さ
れ、畳やベツトを濡らすこともなく、寝具を常に
健康的で衛生的な状態にほ保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の斜床ベツトの概略図、図2乃至図
8は本考案の実施例を示す概略図である。 1……基体、2……通気性ポリウレタンフオー
ム、3……綿層体、4……突起部、5……貫通
孔、6……可撓性プラスチツクス波形状シート、
7……プラスチツクス平板、8……突起部を有す
る逆U字形プラスチツクスフオーム長条体、9…
…軟質プラスチツクスフオーム、10……突起部
を有する逆U字形プラスチツクスフオームシー
ト、11……表面に凹凸を有する略(楕)円柱
体、12……凸状空気室を有するプラスチツクス
フイルム、13……凸状空気室を有するプラスチ
ツクスフイルムを丸棒状に巻いたもの、14……
略円形を有する柱状体が一体化されたもの、15
……マツトレス片の両端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面が波形状の硬質基体もしくは略半円状、
    略三角形、逆U字や逆V字形の如き断面を有す
    る凸部が長さ方向に多数連続した形状の硬質基
    体と、その表面に接合されたフイゴの機能を有
    する通気性ポリウレタンフオームと、更にその
    表面に接合された綿層体とよりなる3個の独立
    したマツトレス片から構成され、且つ頭よりの
    第1番目のマツトレス片を4±1度、第2番目
    のマツトレス片を3±1度、第3番目のマツト
    レス片を1±1度の傾斜をもたせたことを特徴
    とする複合傾斜マツトレス。 (2) 硬質基体のフイゴの機能を有する通気性ポリ
    ウレタンフオームとの接合表面に多数の突起部
    を設けた実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    マツトレス。 (3) 硬質基体に通気孔を穿設した実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載のマツトレス。
JP16299078U 1978-11-27 1978-11-27 Expired JPS6112842Y2 (ja)

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JP16299078U JPS6112842Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27

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JP16299078U JPS6112842Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS5618757U JPS5618757U (ja) 1981-02-19
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JP3618674B2 (ja) * 2001-03-19 2005-02-09 隆孝 平川 ベッド用マットレス及びソファ用クッション

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JPS5618757U (ja) 1981-02-19

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