JPS6112750B2 - - Google Patents

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JPS6112750B2
JPS6112750B2 JP57219393A JP21939382A JPS6112750B2 JP S6112750 B2 JPS6112750 B2 JP S6112750B2 JP 57219393 A JP57219393 A JP 57219393A JP 21939382 A JP21939382 A JP 21939382A JP S6112750 B2 JPS6112750 B2 JP S6112750B2
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JP
Japan
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operating
piston
operating cylinder
flange
sleeve
Prior art date
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Application number
JP57219393A
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English (en)
Other versions
JPS58109155A (ja
Inventor
Sorumu Mirosurafu
Rangupauru Yosefu
Uruberuto Kareru
Kadoreku Kareru
Sukarikii Sutanisurafu
Purazuiru Mirosurafu
Nesupureku Sutanisurafu
Kensa Yaromiru
Zubonicheku Mirosurafu
Horudeina Zueneku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHEKOSUROBENSUKA AKADEMII BEDO
Original Assignee
CHEKOSUROBENSUKA AKADEMII BEDO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHEKOSUROBENSUKA AKADEMII BEDO filed Critical CHEKOSUROBENSUKA AKADEMII BEDO
Publication of JPS58109155A publication Critical patent/JPS58109155A/ja
Publication of JPS6112750B2 publication Critical patent/JPS6112750B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1088Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle the pump being a double-acting pump

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラツカー、染料、殺虫剤、化粧液、
清浄剤、滞電防止剤等のスプレーに適した複動型
機械ポンプ付液体噴霧器に関する。この液体噴霧
器は外気に向けて噴霧すべき液体の容器とともに
用いられる。また、この液体噴霧器の主要部分は
プラスチツク材料によつて作ることができる。
液体とガス状推進剤とを用いる現在の噴霧器に
比べて、複動型機械作動式噴霧器は圧力容器を必
要とせず、スプレー液の再充填による再使用が可
能であるという利点がある。また、複動型機械作
動式噴霧器は、現在まで使用されている単動型機
械作動式噴霧器に比べて、実質的に連続的に噴霧
液の霧を生ぜしめることができ、それ故、噴霧器
の操作が簡単であり、使い心地が良好であるとい
う利点を有する。
複動型機械ポンプの1つの問題点はピストンロ
ツドのシールを確実にすることにある。なぜな
ら、液体はピストンの上側空間に導かれるからで
ある。また、他の問題点は、噴霧器使用中におけ
る液体容器と外気との間の連通を確実にすること
にあり、更に他の問題点は、ポンプが任意の位置
にある場合に液体の漏れを防止することにある。
これらの問題点は、ピストンロツドの静止型シ
ール構造を用いているチエコスロバキア国特許出
願第PV2100−81号によつて解決される。噴霧器
は液体を収容する容器に挿入される操作シリンダ
を備えている。操作シリンダの下側部分には一方
向弁が収容され、操作シリンダの上側部分には液
体容器の頚部に当部するフランジが設けられてい
る。静止型シール部材はフランジの上面に適合し
ており、且つ、中心穴を有するフランジ形状をな
している。静止型シール部材の中心穴は該中心穴
を貫通するピストンロツドよりも径が大きい。そ
れ故、中心穴の上部と下部とにシール用突起が設
けられている。操作シリンダ内において、ピスト
ンロツドの下端には一方向弁を有する操作ピスト
ンが設けられている。一方向弁はボールバルブ、
若しくは、カツプ型ピストンの場合にはカツプ型
バルブンが用いられる。ピストンロツドはばねに
よつて上昇位置に維持される。このばねは静止型
シール部材の上面上に置かれており、且つばねの
上端はピストンロツド上に設けられた操作釦に当
接している。操作釦はノズルを有しており、ノズ
ルはピストンロツド内の長手方向通路を介してカ
ツプ型ピストンの上側空間と連通している。抜け
通路は操作シリンダのフランジを介して静止型シ
ール部材に通じており、静止型シール部材の箇所
において、抜け通路はピストンロツドを取り巻く
自由空間につながり、且つ、操作釦の底部内の静
止型シール部材の上につながつている。休止位置
にある操作釦の底部内において、抜け通路はばね
で押されたリング状パツキンによりシールされて
いる。この構成は何回も繰返すための噴霧器に適
している。安価に量産するためには、充填を2回
あるいは3回繰り返すための製造公差の要求を低
くし且つ部品数を少なくすることが必要とされる
が、上述した構成は複雑すぎるので安価に量産す
ることができない。
本発明の目的は、ピストンロツドのシールを確
実にし、部品の公差の要求を低くし、抜け通路の
構成を簡単にし、噴霧器が任意の休止位置にある
ときの液体の漏洩を防止し、部品数を低減せし
め、ノズルの交換による噴霧液体の霧の種々の特
性を得ることができ、しかも、ポンプの既存部品
のわずかな変更によつてピストンの両移動方向に
おける噴霧液体の量を等しく設定することができ
る液体噴霧器を提供することにある。ピストンの
両移動方向における噴霧液体の量を等しく設定す
ることは、一連の変更形式の噴霧器において、ピ
ストンストロークを変えることによつて1サイク
ル当りの噴霧液体量が変化するので必要になる。
安価な量産に関する上記目的を達成するため、
本発明は、操作シリンダを備え、操作シリンダの
頂部に容器を当接せしめるためのフランジを備
え、操作シリンダの最下部分に入口側一方向弁を
備え、更に操作シリンダは操作ピストンの出口側
一方向弁を備え、出口側一方向弁はスリーブの頚
部を貫通するピストンロツド上に設けられ、ピス
トンロツドの頂部はノズルを有する操作釦によつ
て終端せしめられ、ノズルは長手方向通路を介し
て操作ピストンの上側空間に常時連通せしめら
れ、操作ピストンはばねによつて一方向に付勢さ
れている複動型機械ポンプ付液体噴霧器であつ
て、小さい内径を有する挿入部材が操作シリンダ
の上側部分内に設けられ、該挿入部材が操作シリ
ンダの前記フランジに嵌まり合つているとともに
該挿入部材の上側部分がスリーブの頚部の内側部
分に当接しており、スリーブの内壁と操作シリン
ダの外壁との間の自由空間が下側で前記フランジ
及びパツキンを貫通する軸方向通路によつて前記
容器に連通せしめられ、前記自由空間の上側部分
は操作シリンダの前記挿入部材を貫通する半径方
向通路を介して、スリーブの前記頚部を滑動可能
に貫通する管の表面に連通せしめられ、該管の上
側部分は前記操作釦に接続され、該管の下部は密
封用カフス形ピストンに接続され、該密封用カフ
ス形ピストンは上側位置において前記半径方向通
路を閉塞するようになつており、また、該密封用
カフス形ピストンの上側部分はスリーブの前記頚
部に当接し、前記管はピストンロツドの小径部分
上に挿入されており、前記操作ピストン及び出口
側一方向弁を備えた前記ピストンロツドの下側大
径部分は操作シリンダの前記挿入部材に滑動可能
に設けられており、上死点位置にある密封用カフ
ス形ピストンの下端縁の下側において、凹所が操
作シリンダの挿入部材の内壁に形成されているこ
とを特徴とする複動型機械ポンプ付液体噴霧器を
提供する。
本発明による上記噴霧器によれば、密封用カフ
ス形ピストンの下端が上死点位置に到達する直前
に、密封用カフス形ピストンの下端が挿入部材の
内壁に設けられている凹所により、遮蔽解除され
るので、ノズルと操作ピストンの上側空間とを連
通する長手方向通路の圧力が急激に低下し、ノズ
ルに吸込作用が生じる。したがつて、ノズルから
大きなしずくが垂れることなく、噴霧が終了す
る。したがつて、噴霧の微細性を保つことができ
る複動型機械ポンプ付液体噴霧器を提供できるこ
ととなる。本発明の一実施例においては、操作シ
リンダは、該操作シリンダの下側大径部分内に配
置される入口側一方向弁のボールと、該ボールの
上側のフランジ及び管部分からなる保持部材とを
備えており、前記ボールの上側空間と前記保持部
材の上側空間とを連通せしめる接続穴が前記保持
部材の管部分を貫通しており、前記保持部材のフ
ランジと前記操作ピストンの底部とが前記ばねの
支持表面を有している。 本発明の他の実施例に
おいては、操作シリンダの下側大径部分内にフラ
ンジと管部分とからなる保持部材が収容されてお
り、上方を向いている円錐カフス形部材が該保持
部材の管部分に挿入されており、接続穴が該保持
部材の下側空間と前記円錐カフス形部材の上端縁
の下側空間とを連通せしめており、ピストンロツ
ドを上方に付勢するばねのための凹所がスリーブ
の前記頚部の外表面と操作釦の底部とに形成され
ている。
操作シリンダは、独立部品として作られる挿入
部材を操作シリンダの上側部分内に挿入するよう
な方法で作ることができる。
出口側一方向弁は上方を向いたカフス形部分を
備えた操作ピストンをピストンロツドの大径部分
の下端に取り付けることにより形成され得る。
ノズルと操作ピストンの上側空間とを常時連通
せしめるための長手方向通路は、ピストンロツド
の表面に形成することが望ましい。
本発明による複動型機械ポンプ付液体噴霧器の
利点は、ピストンロツドをシールするための可動
型シール構造により達成される。この可動型シー
ル構造はピストンロツドに設けられる密封用カフ
ス形ピストンにより構成される。このシール構造
の場合、高い製造公差即ち高い加工精度が必要と
されず、また生じる摩擦が小さい。
本発明の他の利点は、構成が簡単で且つ効率の
良い抜け通路により達成される。この抜け通路の
効率は、ピストンロツドが所定の小さな遊隙を介
して外側ボデー即ちスリーブの頚部を貫通してい
ることにより得られる。この遊隙は均圧化用空気
を通過させる通路としては十分であり、且つ、こ
の遊隙は漏洩液体の流通に対する相当の抵抗を示
す。それ故、漏洩液体を容易に液体容器に戻すこ
とができる。スリーブの頚部の遊隙内に入つた僅
かな量の液体さえも、操作釦の押圧、解除動作毎
に液体容器内の低圧化によつて液体容器内に戻す
ことができる。
本発明による他の利点は、抜け通路を閉塞する
ためのシールリングを省略できることにある。密
封用カフス形ピストンの上側部分及びスリーブの
頚部の上側部分のくさび形状はばねによる相当の
圧力の下で確実な遮蔽を行なう。
本発明による他の利点は、ノズルへの液体案内
用通路(長手方向通路)をピストンロツドの側面
に形成することにより達成される。
本発明による他の利点は、1回のスプレー動作
により放出される液体の分量を保持部材の高さ調
整によつて簡単に変え得ることにある。すなわ
ち、保持部材の体積を調整することにより、両作
動方向におけるスプレー量を等しくするための修
正を行なうことができる。同様の効果は、操作ピ
ストンの低部若しくは操作ピストンの底部と保持
部材との双方に段を形成することによつて達成さ
れ得る。このように、種々の用途のための一連の
液体噴霧器が同一の基本的構成によつて作られ得
る。噴霧を等しくするための修正は特にノズルの
特性が変更される場合に必要である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明による液体噴霧器の好ましい一
実施例を示しており、液体噴霧器は操作釦内のノ
ズルと、弁としても作用するカフス(cuff)形操
作ピストンと、操作シリンダ内のばねとを備えて
いる。第2図は本発明による液体噴霧器の他の実
施例を示す。第2図の液体噴霧器においては、ば
ねは操作シリンダの外側に配置されており、ま
た、操作シリンダの底部内にある一方向弁がカフ
ス形状をなしている。
第1図に示されている複動型機械ポンプ付液体
噴霧器は操作シリンダ1を備えており、操作シリ
ンダ1の頂部には液体容器19に適合させるため
のフランジ2が設けられている。操作シリンダ1
の下側部分内には操作ピストン8が設けられる。
操作シリンダ1よりも小さい内径を有する挿入部
材10は操作シリンダ1の上部内側に挿入され
る。挿入部材10の内側はピストンロツド9の下
側大径部分のすべり面を構成している。操作シリ
ンダ1の挿入部材10はフランジ2と嵌まり合つ
ている。操作シリンダ1及び挿入部材10は単一
部材で構成するか、あるいは、複数個の部材で構
成することができる。操作シリンダ1内への液体
入口のための一方向弁3は操作シリンダ1の下側
部分内に配置される。図示実施例においては、一
方向弁3はボールバルブを有している。操作シリ
ンダ1の下側部分は更に管状の保持部材4を収容
している。保持部材4の下端にはフランジ5が形
成されており、フランジ5は操作シリンダ1の底
部上に位置している。保持部材4は一方向弁3の
一部分をなしている。また保持部材4は液体の噴
霧量を修正し、若しくは、操作ピストン8の両移
動方向における噴霧を等しく調整するのに役立
つ。この修正は、操作ピストン8の底部38の体
積を増減せしめることにより達成される。操作ピ
ストン8はカフス(cuff)形のものでカフス形部
分8aは操作ピストン8の上側空間内への液体の
一方向流れのための部材としての役割りを果す。
操作ピストン8はピストンロツド9に固着されて
おり、ピストンロツド9の下側大径部分は操作シ
リンダ1の挿入部材10に滑動可能に配設されて
いる。ピストンロツド9の上側小径部分は管11
内に固着されており、管11の下端部には密封用
カフス形ピストン12が形成されている。密封用
カフス形ピストン12の下側部分はピストンロツ
ド9の下側小径部分の最小長さを決定する。密封
用カフス形ピストン12の下端縁の下側におい
て、4つの凹所37が挿入部材10の内壁に形成
されている。これら凹所37は円形若しくは惰円
形をなしている。凹所37は90℃の角度間隔をあ
けて配置されていれば十分である。密封用カフス
形ピストン12の上端にはくさび形突起13が形
成されている。くさび形突起13はスリーブ16
の頚部15の内側部分の支持面14と適合する形
状を有している。スリーブ16の頚部15の外側
は操作釦17の管状アダプタ29のための滑り面
をなしている。スリーブ16の下端部内側には液
体容器19に対し仮の接続若しくは安定的な接続
を行なうための接続用凹所(ここではねじ溝)1
8が形成されている。パツキン21を受容する凹
所20と、操作シリンダ1のフランジ2のための
凹所22(フランジ2は凹所22に液密に配置さ
れている)とは、接続用凹所18の上側に配置さ
れている。操作シリンダ1の外面近傍において、
フランジ2は漏洩液体を容器19に戻すための少
なくとも1つ以上の軸方向通路23を有してい
る。軸方向通路23につながつている自由空間2
4は、例えば回転対称形凹所により外側ボデー即
ちスリーブ16内に形成される。この回転対称形
凹所は、その形状によつてフランジ2の上側の操
作シリンダ1の挿入部材10の外側形状に適合せ
しめられる。自由空間24の両壁間の幅は0.3mm
から0.5mmまでの範囲内に設定することができ
る。自由空間24の上側部分は前述した支持面1
4によつて終端せしめられる。支持面14の一部
分は密封用カフス形ピストン12の上側部分に当
接し、また、支持面14の他の一部分は操作シリ
ンダ1の挿入部材10の上部に当接している。挿
入部材10の上端部分は少なくとも1つ以上の半
径方向通路25を有している。半径方向通路25
は管11の下端に接続される密封用カフス形ピス
トン12の長さよりも小さい幅を有している。管
11はスリーブ16の頚部15を貫通しており、
且つ、0.05mmないし0.15mm程度遊動可能となつて
いる。操作釦17は管11の上端部分上に設けら
れており、操作釦17の上側部分内に空所26が
形成されている。空所26は液体をノズル27に
導く。空所26は、外端部にノズル27を坦持す
る散布部分26aと集合部分26bとを備えてい
る。集合部分26bはピストンロツド9内に形成
された長手方向通路28につながつている。長手
方向通路28はピストンロツド9の外側面に形成
される溝であることが好ましい。長手方向通路2
8の下部側は操作ピストン8の近傍で操作ピスト
ン8の上側空間内につながつている。操作釦17
の下側部分には管状アダプタ29が備えられてお
り、管状アダプタ29の長さはスリーブ16の頚
部15の長さとほぼ等しく、且つ操作ピストン8
の移動量よりも1mmないし5mm程度長い。管状ア
ダプタ29の内径は頚部15の外径よりも0.1mm
ないし0.5mm程度大きい。
第2図は本発明の別の実施例を示している。こ
の実施例においては、ばね6の一端は操作釦17
の底部内の凹所30に位置し、ばね6の他端は、
スリーブ16の頚部15内に形成された凹所31
に位置している。操作シリンダ1の下側大径部分
内において、保持部材4は一方向弁3を支持して
いる。一方向弁3はこの実施例においては、円錐
カフス形部材39からなつており、円錐カフス形
部材39は脚部34によつて円形支え部32上に
置かれている。そして、円錐カフス形部材39の
大径部分は操作シリンダ1の内壁に当接してい
る。接続穴33はフランジ5及び脚部34に形成
されており、この接続穴33は液体を容器19か
ら円錐カフス形部材39の上端縁の下側に導く。
液体噴霧器は操作釦17を押すことにより作動
せしめられる。操作釦17は密封用カフス形ピス
トン12及び操作ピストン8を下側位置に移動せ
しめる。圧力を逃した後、ばね6は両ピストン
8,12を上側位置に持ち上げ、液体は操作ピス
トン8の下側の操作シリンダ1の大径部分内に吸
い込まれる。もう一度操作釦17を押すと、操作
ピストン8のカフス形部分8aの周りで液体が押
圧せしめられる。圧力が解放された後に操作ピス
トン8は上方に移動せしめられ、そして操作ピス
トン8は、操作ピストン8の上側に蓄圧された液
体を長手方向通路28を通じてノズル27に押し
出す。密封用カフス形ピストン12が上側定位置
に達する直前に、密封用カフス形ピストン12の
下端は凹所37によつて遮蔽解除される。これに
より、長手方向通路28の圧力が急激に低下し、
且つ、ノズル27からの噴霧は、大きなしずくの
形成を招くことなく終了する。その結果、噴霧の
微細性が保たれる。操作釦17を押すと、密封用
カフス形ピストン12の上端が半径方向通路25
によつて遮蔽解除される。半径方向通路25は管
11の表面につながり、且つ、空所24及び軸方
向通路23を介して容器19内に連通せしめられ
る。容器19内の底圧は、密封用カフス形ピスト
ン12の上に漏出した微量の液体を吸い込むこと
ができる。また、均圧化用即ち取り入れ用空気は
半径方向通路25を通つて吸い込まれる。充分な
量の取入れ用空気が管11と頚部15との間の遊
隙を通る。この遊隙は取入れ用空気の通過を充分
行なわせることができるが、漏出した液体に対し
ては相当の流通抵抗を示す。したがつて、漏出し
た液体は他の通路を通つて容易に容器19内に戻
る。操作ピストン8の各移動によつて噴霧される
液体の量は保持部材4及び操作ピストン8の底部
38の体積を変化させることによつて変化させる
ことができる。操作ピストン8の底部38を高く
したり低くしたりすることができ、また、操作ピ
ストン8の底部38に凹所を形成することができ
る。保持部材4の管部分もまた高くしたり低くし
たりすることができ、また、軸方向接続穴33の
直径を変えることができる。噴霧量の必要な修正
は、操作ピストン8の両作動方向における等しい
噴霧を達成するために、この方法によつて実現さ
れる。種々の目的のための一連の噴霧器はこの方
法によつて基本的構成に基づき容易に作ることが
できる。等しい噴霧のための修正は、ノズル27
の特性が変更された場合に特に必要とされる。
本発明による複動型機械ポンプ付液体噴霧器
は、例えばフレオンのような推進剤が使用される
全ての噴霧器の代りに利用することができる。特
に、処理表面が清浄剤、上薬、染料、整髪剤、除
草剤、帯電防止剤、霜取り及びくもり止め剤等で
スプレー被覆される場合に利用できる。連続スプ
レー動作は使い心地が良好であるので、他の用途
にも適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す液体噴霧器の
縦断面図、第2図は本発明の他の実施例を示す液
体噴霧器の断面図である。 1……操作シリンダ、2……フランジ、4……
保持部材、5……保持部材のフランジ、6……ば
ね、8……操作ピストン、9……ピストンロツ
ド、10……挿入部材、11……管、12……密
封用カフス形ピストン、15……スリーブの頚
部、16……スリーブ、17……操作釦、19…
…液体容器、21……パツキン、23……軸方向
通路、24……自由空間、25……半径方向通
路、27……ノズル、28……長手方向通路、3
3……接続穴、37……凹所、39……円錐状カ
フス形部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操作シリンダを備え、操作シリンダの頂部に
    は容器に当接せしめるためのフランジが設けられ
    ており、また、操作シリンダには操作ピストンの
    一方向弁が設けられており、操作ピストンがスリ
    ーブの頚部を貫通するピストンロツドに設けられ
    ており、ピストンロツドの上端部はノズルを備え
    た操作釦によつて終端せしめられており、ノズル
    が長手方向通路を介して操作ピストンの上側空間
    に常時連通せしめられており、操作ピストンがば
    ねによつて一方向に付勢されている複動型機械ポ
    ンプ付液体噴霧器であつて、小径の挿入部材10
    が操作シリンダ1の上側部分内に挿入されてお
    り、該挿入部材10の上側部分が操作シリンダ1
    のフランジ2に嵌まり合つているとともに、スリ
    ーブ16の頚部15の内側部分に当接しており、
    スリーブ16の内壁と操作シリンダ1の外壁との
    間の自由空間24の下部がフランジ2及びパツキ
    ン21を貫通する軸方向通路23によつて容器1
    9に連通せしめられており、自由空間24の上端
    部が操作シリンダ1の挿入部材10を貫通する半
    径方向通路25によつて管11の表面に連通せし
    められており、スリーブ16の頚部15を滑動可
    能に貫通する管11の頂部が操作釦17に結合さ
    れており、管11の下端には密封用カフス形ピス
    トン12が結合されており、密封用カフス形ピス
    トン12の上側部分が半径方向通路25を遮蔽す
    るとともにスリーブ16の頚部15に当接してお
    り、密封用カフス形ピストン12がピストンロツ
    ド9の小径部分上に挿入されており、操作ピスト
    ン8と一方向弁とを備えたピストンロツド9の下
    側大径部分が操作シリンダ1の挿入部材10内に
    滑動可能に配置されており、上死点位置にある密
    封用カフス形ピストン12の下端縁の下側におい
    て、凹所37が操作シリンダ1の挿入部材10の
    内壁に形成されていることを特徴とする複動型機
    械ポンプ付液体噴霧器。 2 操作シリンダ1の下側大径部分内に一方向弁
    3のボールが収容されており、保持部材4がボー
    ルの上側でフランジ5と管部分とによつて形成さ
    れており、この管部分を貫通する接続穴33がボ
    ールの上側空間と保持部材4の上側空間とを連通
    せしめており、ばね6のための支持面がフランジ
    5と操作ピストン8の底部とに設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複動
    型機械ポンプ付液体噴霧器。 3 操作シリンダ1の下側大径部分内に、フラン
    ジ5と管部分とによつて形成された保持部材4が
    収容されており、保持部材4は該保持部材4に挿
    入され且つ上方に向けられた円錐形カフス形部材
    39を坦持しており、フランジ5は保持部材4の
    上側空間と円錐カフス形部材39の上端縁の下側
    空間とを連通せしめる接続穴33を有しており、
    ばね6のための凹所30,31がスリーブ16の
    頚部15の外面と操作釦17の底部とに設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の複動型機械ポンプ付液体噴霧器。 4 操作シリンダ1とは別個に形成された該操作
    シリンダ1の挿入部材10が操作シリンダ1の上
    側部分内に挿入されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の複動型機械ポンプ付液体
    噴霧器。 5 下向きのカフス形部分8aを備えた操作ピス
    トン8がピストンロツド9の大径部分の下端に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の複動型機械ポンプ付液体噴霧器。 6 長手方向通路28はピストンロツド9の表面
    に形成されており、該長手方向通路28はノズル
    27と操作ピストン8の上側空間とを常時連通せ
    しめていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の複動型機械ポンプ付液体噴霧器。
JP57219393A 1981-12-16 1982-12-16 複動型機械ポンプ付液体噴霧器 Granted JPS58109155A (ja)

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