JPS61126925A - ストリツプ材の巻取形状制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ストリップ材を巻取シ、あるいは巻戻す巻
取装置においてその巻取形状を制御するための装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の巻取装置を示す斜視図であり、図におい
てストリップ（１）はピンチロール（２）に挾み送られ
て、マンドレル（８）で巻取られる。ここでピンチロー
ル（２）　トマンドレル（８１ｔｉストリツ７’　（１
）　ｔ−コイル状に巻取るためＫその間のス）　ＩＪツ
ブ（１）に張力を生じさせる。

このピンチロール（２）は第４図に示すように円筒形で
あるが、一般的にロール端部よシ中心部の径が若干大き
いクラウン状のものが使用される。またストリップ（１
）も幅の端よシも中心部の方が若干厚いのが一般的であ
る。

従来の巻取装置は上記のように構成され、ストリップ（
１）を挾んでいるピンチロール（２）のそれぞれの端の
挾みつけ圧力が変化すれば、ピンチロール（２）がスト
リップ（１）へ巻取張力を及ぼす作用点の位置は、スト
リップ（１）の幅方向へ移動する。例えば右端の挾付圧
力が大きくなれば作用点は右方向へ移動することとなる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の巻取装置では、ピンチロール挾付圧
力は常に一定であるため、ピンチロール（２）がストリ
ップ（１）へ巻取張力を及ぼす作用点が、巻取に最適な
位置からずれ次場合、又はス）　ＩＪツブ（１）の幅方
向の板厚の最大点がストリップ（１）の中心からずれた
場合、巻取張力がストリップ（１）の幅方向にアンバラ
ンスとなり、ストリップ（１）を巻いたコイルが竹の子
状になるテレスコープが起こる等、巻取形状に悪影響を
及ぼすという問題点があつ几〇 この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、ストリップ巻取時のテレスコープ等を防止して、
巻取形状を向上させる巻取形状制御器薫を得ることを目
的とする。

形状制御装置は、ストリップ材を挟圧するピンチロール
の近傍に該ストリップ材の横偏位量を検出するための偏
位量検出計を設置するとともに、かかる偏位量検出計よ
シの信号を巻取形状制御器に入力し、次いで巻取形状制
御器からの信号をピンチロール圧力制御器に入力するこ
とによシ、ピンチロール両端のビンチロール押付手段を
個別に付勢して、ピンチロールのストリップ挟持位置や
圧力を個別に補正制御できるようにしている。

〔作用〕

この発明においては、偏位量検出計によシストリップ材
の横偏位量を検出することによシ、ビンチロール押付手
段を付勢して該ピンチロールのストリップ挟持位置や圧
力を個別に補正制御する制御手段を設けたから、ストリ
ップ材が横偏位を起こしても、それに遮１ｒられること
なくストリップ材の巻取形状を向上させることができる
。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を嬉１図、第２図に示し説明する
。

第１図は、この発明の一実施例を示す斜視図である。（
１）〜（８）は上記従来装置と全く同一のものであり、
ピンチロール（２）の近くに偏位量検出計（４）を取付
けて、ストリップ材（１）の横偏位量を検出する。

次に第２図はこの発明の一実施例を示す構成図である。

（６）は偏位量検出計（４）で検出されたストリップの
横偏位信号、（６）を入力する巻取形状制御器、（７）
は巻取形状制御器（６）からの補正信号を入力するピン
チロール圧力制御器、（８）はピンチロール圧力制御器
（γ）からの信号により動作するビンチロール押付手段
であって、この実施例では押付シリンダが使われている
。即ち本実施例では、巻取形状制御器（６）、ピンチロ
ール圧力制御器（Ｔへ押付シリンダ（８）が、ピンチロ
ール（２）のストリップ挟持位餘及び圧力を補正制御す
る制御手段を構成している。

したがって上記のように構成されたストリップ材の巻取
制御装置においては、ス）　ＩＪツブ（１）はピンチロ
ール（２）に挾まれ巻取られる。ピンチロール圧力制御
器（γ）で設定された圧力で押付シリンダ（８）によっ
て押付けられ、ストリップ（１）を挾む。次いでピンチ
ロール（２）の近傍に取付けられた偏位量検出計（４）
で検出されたストリップ（１）の横偏位信号（５）を巻
取形状制御器（６）に入力する。

そして、巻取形状制御器（６）は、ス）　ＩＪツブ（１
）の横偏位量をより最少にするように、ピンチロール（
２）の押付圧力を補正する信号を、ピンチロール圧力制
御器（γ）へ出力する。しかして、ピンチロール圧力制
御器（γ）からの信号により、ピンチロール（２）の両
端の押付シリンダ（８）を個別に付勢して、ストリップ
（１）を挾みつけるピンチロール（２）の位置や圧力を
個別に補正制御できることになる。

なお、上記実施例ではス）　ＩＪツブ（１）の横偏位量
を変えるのにピンチロール（２）の押付圧力を変化さセ
タが、ピンチロール（２）の両端のギャップ調整器によ
って、それぞれのギャップ値を変化させたり下側のピン
チロール（２）の両端の位置を移動させる装置を設けて
下側ビンチロール（２）のロール端の位置を上下、前後
に移動させてもよい。

さらに、上記実施例では、偏位量検出計（す）を設置し
てストリップ（１）の横偏位量を検出したが、ピンチロ
ール（２）の手前のサイドガイド両端に圧力計を設置し
て横偏位の圧力を検出してもよい。

ま次偏位量検出計（４）の設電場所は、ビン、チロール
（２）の近くであれば前でも後でもよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおシ、ピンチロール近傍に偏
位量検出計を設け、ス）　ＩＪツブの横偏位量を検出し
て、それに基づいてピンチロールの押付圧力等を補正制
御するようにしたので、ス）　ＩＪツブの横偏位が少な
くなると同時に、ストリップを形状良く巻取り巻戻すこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はこの発明の一実施例を示す斜視図、構
成図であシ、第３図、第４図は従来の巻取装置を示す斜
視図、説明図である。 （１）・・ストリップ　　（２）・・ビンチロール（４
）・・偏位量検出計　（６）・・巻取形状制御器（γ）
・・ビンチロール圧力制御器 （８）・・ピンチロール押付手段（押付シリンダ）なお
、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ストリップ材を巻取り巻戻す巻取形状制御装置において
   、ストリップ材を挟圧するピンチロールの近傍に該スト
   リップ材の横偏位量を検出する偏位量検出計を設けると
   ともに、この検出結果に基づき上記ピンチロールの押付
   手段を付勢してピンチロールのストリップ挾持位置およ
   び圧力を補正制御する制御手段を備えたことを特徴とす
   るストリップ材の巻取形状制御装置。