JPH0531532A - ストリツプの巻取制御方法および装置 - Google Patents

ストリツプの巻取制御方法および装置

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JPH0531532A
JPH0531532A JP3191698A JP19169891A JPH0531532A JP H0531532 A JPH0531532 A JP H0531532A JP 3191698 A JP3191698 A JP 3191698A JP 19169891 A JP19169891 A JP 19169891A JP H0531532 A JPH0531532 A JP H0531532A
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JP
Japan
Prior art keywords
strip
side edge
coil
snubber roll
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3191698A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Fujii
守 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH0531532A publication Critical patent/JPH0531532A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンションリールでストリップをコイルに巻
き取る際にその尾端部の端面を揃えるように制御する方
法および装置を提供する。 【構成】 テンションリール6で走行するストリップ1
をコイルに巻き取る際に、ストリップ1に張力の加わっ
ている間はCPC調節器8でコイル端面を揃えるように
制御し、張力のなくなった尾端部を巻き取るときは側縁
検出器12を用いて端面を検出し、ズレがあるときはスナ
バロール傾動調節器13を介して傾動シリンダ19を調節す
ることにより、スナバロール14を軸方向中心に対して傾
動させて、ストリップ1の側縁をコイル端面に揃えるよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップの巻取制御
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ストリップをテンションリールで
巻き取る際には中心位置制御装置(以下CPCと略称す
る)によってその巻き取り端面を揃えるような制御がな
される。このCPCについて簡単に説明すると、図4に
示すように、圧延機の最終スタンド2から圧延されたス
トリップ1の先端がデフレクタロール3を介してスレッ
ディングテーブル4でガイドされ、スナバロール5で押
えられてテンションリール6に巻き取られる際に、デフ
レクタロール3の入側に取付けたエッジ検出器7を用い
てストリップ1の両端を検出してCPC調節器8で演算
し、その中心線が設定値Sに対してずれたと判定された
場合には操作シリンダ9を作動してテンションリール6
のマンドレル6aの位置をオペレータサイドあるいはド
ライブサイドに移動させて制御し、ストリップ1の端面
を揃えるように修正を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のCPCの機能はストリップ1に張力が加わって
いる場合、すなわちその尾端が最終スタンド2を抜ける
までは有効に作用するが、最終スタンド2を抜けて張力
がなくなると制御不能状態になって、ときには5〜10mm
程度もの端面の不揃いが生じて梱包紙を破るなどのトラ
ブルを生じることになる。そのため後工程で巻き状態を
修正する手間を要することになる。本発明は、このよう
な課題を解決したストリップの巻取制御方法および装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
テンションリールを用いて走行するストリップの端面を
揃えながらコイルに巻き取る巻取制御方法において、張
力のない尾端部を巻き取るときはその尾端部端面のズレ
量に応じて前記コイルの外周面に接触するスナバロール
の傾動量を制御することを特徴とするストリップの巻取
制御方法である。
【0005】また、本発明の第2の態様は、走行するス
トリップをデフレクタロールを介してスレッディングテ
ーブルでガイドしながらスナバロールで押え付けて巻き
取るテンションリールと、前記スレッディングテーブル
に取付けられる投光器と、この投光器に対向して配置さ
れてストリップ側縁位置を検出する側縁検出器と、この
側縁検出器からの位置信号と予め記憶しておいた位置設
定値とを比較してストリップ側縁の位置ズレ修正量を演
算するスナバロール傾動調節器と、この位置ズレ修正量
に基づいて前記スナバロールの軸方向中心に対する傾動
量を調節する傾動シリンダとを備えたことを特徴とする
ストリップの巻取制御装置である。
【0006】
【作 用】本発明によれば、デフレクタロールとテンシ
ョンリールとの間に側縁検出器を取付けてストリップ側
縁を検出するとともに、その側縁のズレの量に応じて2
分割したスナバロールをその軸方向中心に対して傾動さ
せてそのコイル外周面への押付力を制御するようにした
ので、たとえストリップに張力がなくなった状態でもそ
の側縁を揃えることが可能である。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明の実施例の概要を示
す側面図であり、従来例と同一部材は同一符号を付して
いる。図において、11はたとえば光電管などの投光器で
あり、デフレクタロール3とコイラ6との間に付設され
るスレッディングテーブル4に埋め込んで取付けられ
る。また、12はたとえばイメージセンサ用カメラなどの
側縁検出器であり、スレッディングテーブル4の上方に
投光器11に対向して配置され、その受光信号はスナバロ
ール傾動調節器13に入力される。
【0008】14は、軸15に対して回転自在とされる2分
割されたスナバロールであり、図2に詳しく示すよう
に、軸15の中央部はブラケット16に固定されたアーム17
にピン18を介して傾動自在に固定され、その端部に結合
された傾動シリンダ19によってピン18を中心にして傾動
される。20は昇降シリンダであり、ブラケット16に取付
けられてスナバロール14を昇降する。21はガイド片であ
り、スナバロール14の昇降時にブラケット16をガイドす
る。22はスレッディングテーブル4の昇降装置である。
【0009】つぎに、このように構成された本発明の巻
取制御装置の動作順序について説明する。 ストリップ1の先端をスレッディングテーブル4で
ガイドしながらスナバロール14で押えてコイラ6に巻き
取り始めてから、エッジ検出器7でストリップ1の側縁
を検出して、CPC調節器8を介して操作シリンダ9に
よってストリップ1の側縁を揃えるようにコイラ6をC
PC制御する。CPC制御が開始されるとスレッディン
グテーブル4を昇降装置21によってパスラインから下方
に待機状態にし、またスナバロール14も昇降シリンダ20
によってコイル面から退避させておく。 コイラ6で巻き取られるストリップ1が尾端近くに
なった時点で、昇降装置22を操作してスレッディングテ
ーブル4をパスライン近くまで上昇させ、CPC制御中
におけるストリップ1の側縁位置を側縁検出器12で検出
して、スナバロール傾動調節器13に位置設定値として記
憶させておく。 コイルエンドでストリップ1の張力が切れる前に、
昇降シリンダ20を作動させて2分割スナバロール14をコ
イル面にタッチさせる。このとき傾動シリンダ19はニュ
ートラルの状態とされ、スナバロール14の軸15はコイル
面と平行とされる。 ストリップ1の尾端部が最終スタンド2から噛み出
されて張力が切れた時点でCPC制御を停止し、テンシ
ョンリール6をそのときの位置で固定する。 同時に、ストリップ1の側縁を側縁検出器12で検出
してスナバロール傾動調節器13に入力し、予め記憶させ
ておいた位置設定値と比較してズレの有無を判定する。
そして、もしズレが発生した場合はそのときの巻取速度
からスナバロール14の最適な傾動量を演算して、その演
算結果を傾動シリンダ19に制御信号として出力してスナ
バロール14の軸15を傾動させる。
【0010】いま、ドライブサイドにたとえばx(mm)
だけズレたとすると、そのときの2分割スナバロール14
の傾動量yは巻取速度V(m/min )とズレ量xによって
決定され、その量yに応じて傾動シリンダ19を操作す
る。その結果、スナバロール14のオペレータサイドのコ
イル外周面への接触圧がドライブサイドの接触圧に比べ
て高くなるから、ストリップ1の側縁はオペレータサイ
ドに動くことになり、コイルの端面が揃えられることに
なる。
【0011】このような動作を連続して行うことによ
り、ストリップ1の尾端部分はコイル端面と同一な位置
で巻き取られることになるから、コイルエンドまで不揃
いなくい巻き取ることが可能となる。なお、上記実施例
においてCPC調節器8とスナバロール傾動調節器13を
別個に配置するとして説明したが、1台の調節器を用い
てCPCモードと尾端部モードとにして切り換えて使用
することも可能である。また、投光器11と側縁検出器12
とは一対にするとして説明したが、図3に示すように、
スレッディングテーブル4の両サイドに2個の投光器11
a,11bを設置し、その上方にそれぞれ対向するように
2個の側縁検出器12a,12bを配置するようにすること
もできる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、張
力がない状態においてもストリップの尾端部の側縁をコ
イル端面に揃えることができるから、コイルの巻き姿を
整えることができ、後工程での省力化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要を示す側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】側縁検出器の他の例を示す正面図である。
【図4】従来の巻取制御装置の概要を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ストリップ 2 最終スタンド 3 デフレクタロール 4 スレッディングテーブル 6 テンションリール 7 エッジ検出器 8 CPC調節器 9 操作シリンダ 11 投光器 12 側縁検出器 13 スナバロール傾動調節器 14 スナバロール 15 軸 16 ブラケット 19 傾動シリンダ 20 昇降シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンションリールを用いて走行するス
    トリップの端面を揃えながらコイルに巻き取る巻取制御
    方法において、張力のない尾端部を巻き取るときはその
    尾端部端面のズレ量に応じて前記コイルの外周面に接触
    するスナバロールの傾動量を制御することを特徴とする
    ストリップの巻取制御方法。
  2. 【請求項2】 走行するストリップをデフレクタロー
    ルを介してスレッディングテーブルでガイドしながらス
    ナバロールで押え付けて巻き取るテンションリールと、
    前記スレッディングテーブルに取付けられる投光器と、
    この投光器に対向して配置されてストリップ側縁位置を
    検出する側縁検出器と、この側縁検出器からの位置信号
    と予め記憶しておいた位置設定値とを比較してストリッ
    プ側縁の位置ズレ修正量を演算するスナバロール傾動調
    節器と、この位置ズレ修正量に基づいて前記スナバロー
    ルの軸方向中心に対する傾動量を調節する傾動シリンダ
    とを備えたことを特徴とするストリップの巻取制御装
    置。
JP3191698A 1991-07-31 1991-07-31 ストリツプの巻取制御方法および装置 Pending JPH0531532A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470642B1 (ko) * 2000-12-01 2005-03-07 주식회사 포스코 스트립 유도장치
KR100883822B1 (ko) * 2002-11-30 2009-02-16 주식회사 포스코 스트립의 초기권취 제어방법
EP2463630A1 (en) 2010-12-13 2012-06-13 Ishida Co., Ltd. Combination weighing apparatus
CN113210426A (zh) * 2021-02-10 2021-08-06 鞍钢股份有限公司 一种冷轧硅钢生产线的带钢卷曲控制装置

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