JPS61126444A - 自動車用前照灯のすれ違いビ−ムの照射方向の検出方法及び検出装置 - Google Patents

自動車用前照灯のすれ違いビ−ムの照射方向の検出方法及び検出装置

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JPS61126444A
JPS61126444A JP59248070A JP24807084A JPS61126444A JP S61126444 A JPS61126444 A JP S61126444A JP 59248070 A JP59248070 A JP 59248070A JP 24807084 A JP24807084 A JP 24807084A JP S61126444 A JPS61126444 A JP S61126444A
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light distribution
light
receiving element
luminous intensity
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Application number
JP59248070A
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Shuichi Nakano
秀一 中野
Shinichiro Ito
紳一郎 伊藤
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Ship Research Institute
Original Assignee
Ship Research Institute
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/06Testing the alignment of vehicle headlight devices

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の
検出方法及び検出装置に関するものである。
都市部や高速自動車道等における自動車の走行状態では
、すれ違いビームを使用する機会が多い。すれ違いビー
ムが自軍の進行方向を正しく照射するとともに対向車の
運転者にげん悪感を与えないように、すれ違いビームの
照射方向は適切に維持されていなければならない。従来
の前照灯試験機は走行ビームの光軸と光度を測定する機
能を有してはいるものの、すれ違いビームの照射方向を
測定できる機能を有していない。
本発明は上記の欠点を除去するために提案された自動車
用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検出方法及び検
出装置に関するものである。
現在我国で使用されている自動車用前照灯のすれ違いビ
ームの配光は大別すると明暗の境界線を有する配光(以
下「第1配光」という。)と高光度ゾーンを有する配光
(以下「第2配光」という。)の2つに分けられる。
第1図は前照灯から10m程度以上離れた、自動車の車
両中心線に垂直な平面を仮想スクリーンとして照射した
場合の第1配光の説明図である。
この図でH−H線は前照灯の中心を通る水平面と仮想ス
クリーンとの交線であり、■−■線は前照灯中心を通り
車両中心線に平行な鉛直面と仮想スクリーンとの交線で
ある。(以下H−H線、V−V線は同様の意味に使用す
る。)第1配光の特徴は第1図に示すように2本の明暗
の境界線Kl、R2を有しており、明暗の境界線に1と
に2のなす角θが106〜15°程度になっていること
である。また、第1配光の前照灯の標準照射状態は、明
暗の境界線に1がH−H線に平行で、前照灯からみた角
度でH−H線より0.57’下方の位置にあり、明暗の
境界線に1とに2の交点CはV−V線上に位置するよう
に照射することである。
また、第2配光は、第2図においてR2で示されている
高光度ゾーンを有することを特徴とするもので、その標
準照射状態は、高光度ゾーンH2の上端がH−H線に、
右端が■−V線に接するように照射することである。
実際に自動車に取り付けられた前照灯のすれ違いビーム
の照射状態は一ヒ記標準照射状態からずれている場合が
あり、このずれを測定することによりすれ違いビームの
照射方向を求めることができる。
自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検出刃1
法 これより、前照灯から10m程度以上離れた前記の仮想
スクリーン上において得られる配光について、その照射
方向の検出方法の説明を行うが、本方法はここで記すよ
うな方法に限定されるものではなく、例えば、これらの
配光を集光レンズ等を用いることにより近距離において
相似縮小して得られる配光について適用する場合も含む
まず第1配光については、前記の仮想スクリーン上にお
いて、第3図に示すように、明暗の境界線K 1に垂直
な線分m1に沿って光度を測定して対数値を求め、その
勾配が最大となる点を求める。この点は必ずしも光度を
測定した点と一致するとは限らないので、必要ならば適
当な補間を行うことにより求める。例えば、線分ml上
の光度測定点の間隔が照射方向を求めるときに要求され
る分解能に比べて小さい場合には補間は必要としない。
この操作を明暗の境界線Klに沿ってn回実施すればn
個の点が求まり、このn個の点について回帰直線y=A
1・x+B1及び相関係数R1を求める。このときX軸
はH−H線に、y軸はV−V線にとるものとする。
この場合の光度測定順序は線分ml上から順にmn上ま
で測定する方法に限らずいかなる順序でもよい。また、
勾配の最大点を求める操作を考えれば、測定するデータ
は光度に限らず、光度に比例して得られる数値でよい。
また、光度の測定は、1個の受光器または複数の受光器
を用いる等どのような方法を用いてもよく、要するに、
n個の最大勾配点が求まればよい。
次に、明暗の境界線K 1を求めたのと同様な方法によ
り明暗の境界線に2についても回帰直線y=A2Φx+
B2及び相関係数R2を求める。
ここで、R1またはR2がl以下のある正の値より小さ
ければ相関が弱く明暗の境界線に1またはに2が不明確
であるとする。また、lAl1がある正の値より大きけ
れば明暗の境界線KlがH−H線に対して傾いていると
する。lA2+がtanlo’〜tan15’の範囲か
ら大きく離れている場合は明暗の境界線に2の傾きが正
常でないとする。
次に明暗の境界線に1とK 2の交点C′を求め、標準
照射状態における交点Cとの差を求めることにより標準
照射状態からのずれが求まる。
第2配光については前記仮想スクリーン上において高光
度ゾーンHzの上端に接するH−H線に平行な直線と高
光度ゾーンH2の右端に接するV−V線に平行な直線と
の交点を求め、この交点と、H−H線とv−V線の交点
Oとの差を求めれば標準照射状態からのずれとなる。本
発明による方法では簡便的に次に述べる方法により求め
る。すなわち、第4図において、ある点O′から左へP
°離れたへの位置で最大光度のG%、0′点から下へQ
°離れた口の位置で最大光度の1%の光度が得られるよ
うな点0′を求め、交点Oとの差を求めることにより標
準照射状態からのずれを求める方法である。まず最大光
度を求める。次に0′点の初期位置として最大光度が得
られた位置から右へPo、上へQ°離れた点に0′点を
設定し、△の位置及び口の位置における光度を求める。
そこでへの位置における光度が最大光度のG%よりも大
きけれはO′点を上方へ、小さければ0′点を下方へ移
動する。また、口の位置における光度が最大光度の1%
よりも大きければO′点を右方へ、小さけれは0′点を
左方へ移動して△の位置及び口の位置における光度を測
定する。この操作をΔの位置における光度が最大光度の
G%、口の位置における光度が最大光度の1%になるま
で繰り返えす。このときの0′点と0点との差が標準照
射状態からのずれとなる。
以上述べた方法により第1配光または第2配光を有する
自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向を検出する
自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検出装置 第5図において、HLは被測定前照灯、■、は集光レン
ズ、Slは第1受光素子板、S2は第2受光素子板、B
はきょう体、Zはきょう体の中心軸(以下「中心軸」と
いう。)である。
集光レンズLは、近距離における前照灯配光が遠距離に
おけるものと大きく異なっている場合、遠距離(たとえ
ば10m以上)における配光と相似な配光を近距離で得
ようとするもので、中心軸に垂直で、集光レンズLの中
心が中心軸に一致するように設置する。集光レンズLの
使用目的から考えて、集光レンズLは必ずしも必要とは
限らない。
第1受光素子板S1は、中心軸に垂直に設置する。第6
図に示すようにその中央には凸レンズTがあって、凸レ
ンズTの中心と第1受光素子板Slの中心が一致し、凸
レンズTと中心軸が垂直となるように凸レンズTは設置
してあり、集光レンズLのあるときは集光レンズLと凸
レンズTの作用により、また集光レンズLのないときは
凸レンズTの作用により第2受光素子板S2上に被測定
前照灯HLの実像を結ばせる。
第1受光素子板S1は、左右方向駆動装置DR1、上下
方向駆動装置DUIをマイクロプロセッサm p t+
がコントロールすることにより、中心軸に垂直な状態を
保ちながら、上下方向、左右方向に移動することができ
る。また、第1受光素子板Slには、左右方向位置セン
サSR1上下方向位置センサSUが設置してあり、中心
軸と第1受光素子板S1の中心位置との左右方向、上下
方向の距離をマイクロプロセッサmpuが読み取ること
ができる。
第2受光素子板S2は、その中央に第7図(a)に示す
ような4分割受光素子a1〜a4を有しており、4分割
受光素子の中心が中心軸上にあり、4分割受光素子面が
中心軸に垂直になるように設置されている。この4分割
受光素子は、第7図(b)に示すような小さい受光素子
を複数個設置し、それらの出力の和で4分割受光素子と
同様な作用を行うようにしてもよい。
4分割受光素子a1とa2の出力は第1差動増幅器DI
FIに入力し、その出力はアナログマルチプレクサm 
p xに人力される。マイクロプロセッサm p uは
アナログマルチプレクサm p xをコントロールする
ことにより、他の複数のアナログ入力データとの切り換
えを行う。アナログマルチプレクサmpXのアナログ出
力はアナログ・ディジタル変換器ADCによりディジタ
ル量に変換され、マイクロプロセッサm p IJが4
分割受光素子a1とa2の出力の差を読み取ることがで
きる。
4分割受光素子a3とa4の出力も同様に第2差動増幅
器DIF2、アナログマルチプレクサmpx5アナログ
・ディジタル変換器ADCを経由して、4分割受光素子
a3とa4の出力の差をマイクロプロセッサm p u
が読み取ることができるきょう体Bは集光レンズし、第
1受光素子板S1、第2受光素子板82等を収納するも
のである。また、きよう体Bは、きょう体上下方向駆動
装置DR2、きよう体上下方向駆動装置DU2をマイク
ロプロセッサm p uがコントロールすることにより
、中心軸の方向を一定に保ちながら、上下方向、左右方
向に移動することができる。
マイクロプロセッサm p IIは中央処理装置cpU
、読み出し専用メモリROM、読み書き可能メモリRA
M等により構成される。読み出し専用メモリROMには
予め本装置のコントロールに間する命令や合否判定基準
などの固定データが書き込まれている。中央処理装置c
puはこの読み出し専用メモリROMに書き込まれてい
る、本装置のコントロールに間する命令を順次読み出し
て実行することにより本装置のコントロールを行う。読
み書き可能メモリRAMは中間データ等を一時記憶する
ためのものである。
また、本装置には、ディスプレイパネルDPがあり、マ
イクロプロセッサm p uの命令により被測定前照灯
HLの配光が第1配光と第2配光のどちらに分類される
か、標準照射状態からの上下方向及び左右方向について
のずれの角度、ずれの角度が許容範囲内にあるかどうか
による合格・不合格の別、被測定前照灯HLの配光が第
1配光である場合に明暗の境界線に1やに2の状態が異
状である等の表示を行うことができる。
本装置は上記機構以外に第1受光素子板Sl上に「自動
車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検出方法」で
述べた機能を実現するためのいくつかの受光素子があり
、それらの出力は増幅器Aを通してアナログマルチプレ
クサm p xに人力され、アナログ・ディジタル変換
器ADCを経由して、マイクロプロセッサm p uは
その受光素子の光量データを読み取ることができるよう
になっている。
第8図にこれらの機構により構成される本装置のブロッ
ク図の1例を示す。
まず、マイクロプロセッサmpuは、測定開始スイッチ
SSからの測定開始信号により測定を開始する。マイク
ロプロセッサm p uは第1受光素子板S1の左右方
向位置センサSR及び上下方向位置センサSUのデータ
を読み取り、第1受光素子板Slの中心が中心軸上に位
置するか否を調べる。第1受光素子板S1の中心が中心
軸上に位置しない場合は、マイクロプロセッサm p 
uが、左右方向駆動装置DRI及び上下方向駆動装置D
U1の駆動信号を出して第1受光素子板S1を移動させ
、左右方向位置センサSR及び上下方向位置センサSU
のデータを読むことにより第1受光素子板Slの中心が
中心軸上の位置に至るまでこの動作を繰り返し行う(以
下このような操作のことを「マイクロプロセッサm p
 uは第1受光素子板S1の中心が中心軸上に位置する
ように第1受光素子板Slを移動させる。」のようにい
うこととする。)。第1受光素子板Stの中心が中心軸
上に位置すると第1受光素子板Slをその位置で停止さ
せる。
次にマイクロプロセッサmpuはアナログマルチプレク
サm p xのコントロール信号を出力して4分割受光
素子a1とa2の出力の差を読み取る。ま、た、アナロ
グマルチプレクサm p Xのコントロール信号を出力
して4分割受光素子a3とa4の出力の差を読み取る。
ここで被測定前照灯HLが中心軸よりも上方にある場合
、第2受光素子板S2上にできる被測定前照灯HLの実
像は中心軸の下方すなわち4分割受光素子a4側にある
ので4分割受光素子a4の出力が4分割受光素子a3の
出力よりも大となる。従ってマイクロブロセッサmpu
は4分割受光素子a4の出力が4分割受光素子a3の出
力よりも大きいときはきよう体Bを上方に移動して4分
割受光素子a3の出力と4分割受光素子a4の出力とが
同じになるまできよう体上下方向駆動装置D U 2の
駆動信号を出力する。逆のような場合にはマイクロプロ
セッサmpUは下方向の駆動信号を出力し、きよう体B
を下方に移動させる。左右方向についても同様とする。
以上のような動作により、4分割受光素子a1とa2の
出力の差、a3とa4の出力の差がなくなったとき、被
測定前照灯HLの実像の中心が中心軸上に位置したこと
になり、従って、被測定前照灯Hr、の中心が中心軸上
に位置したことになるこの状態できょう体上下方向駆動
装置DU2及びきょう体上下方向駆動装置DR2を固定
してきょう体Bを固定する。
次に「自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検
出方法」で述べた方法により照射方向を検出するのであ
るが、このときの光度測定方法には前記のとおり何例か
考えられるので、そのうちの1例について以下に説明す
る。
まず、説明のために第1受光素子板Sl上に、第1受光
素子板S1の中心を原点01とし水平線を座標軸h(被
測定前照灯HLからみて右方向を正の方向とする。)、
鉛直線を座標軸V(上方向を正の方向とする。)とする
h−v座標系を導入する。この座標軸は角度の単位で目
盛ることとし、例えば、原点O1から上方1°の位置と
は被測定前照灯HLから中心軸に対して上方1°の方向
に照射された光が達する第1受光素子板S1上の点であ
るとする。
第6図に示すように第1受光素子板Sl上には凸レンズ
Tの外に第1配光の明暗の境界線に1及びに2を検出す
るための受光素子列P1〜Pn及びQ1〜Qm並びに第
2配光の照射方向の検出のための受光素子tが設置しで
ある。
受光素子列PI−Pnはv=−0,57°、h〉0°な
る直線上に配置してあり、受光素子列Q1〜Qmはv=
−0,57’ 、h=o°なる点を通り、受光素子列P
1〜Pnとのなす角が10゜〜16°程度の左上りの直
線上のh<ooの部分に配置しである。また、受光素子
tはh=−2’、v=−1°の位置に配置しである。こ
れらの受光素子の出力は増幅器A、アナログマルチプレ
クサmp X、アナログ・ディジタル変換器ADCを経
由してマイクロプロセッサmpuが読み取ることができ
る。また、これらの受光素子の位置のh−■座標系にお
ける座標は読み出し専用メモリROMの中に予め記憶さ
れている。
また、第1受光素子板S1の左右方向位置センサSR,
上下方向位置センサSUからのデータはh−v座標系に
おける角度に換算されて得られ、原点O1が中心軸上に
あるときに左右方向、上下方向とも位置センサからのデ
ータが06となり、原点01が中心軸に対して上方にあ
る場合には上下方向位置センサSUからは正の値が得ら
れ、原点01が被測定前照灯HLからみて中心軸よりも
右方にある場合には左右方向位置センサSRからは正の
値が得られるものとする。
ここで、マイクロプロセッサm p uは被測定前照灯
HLのすれ違いビームの配光が第1配光に分類できるか
否かの測定を開始する。
まず、マイクロプロセッサm p uはアナログマルチ
プレクサm p xを切り換えることにより受光素子P
1〜Pnの出力を順次読み、その対数値を求めて読み書
き可能メモリRAMに記憶するとともに左右方向位置セ
ンサSR1上下方向位置センサSUの出力を読み、予め
読み出し専用メモリROMの中に記憶されている受光素
子P1〜Pnのh−v座標系における位置データに加え
ることにより、受光素子PI−Pnの中心軸に対する位
置を求めて読み書き可能メモリRAMに記憶する。
次に第1受光素子板Slを上方にΔV°ずつ移動させな
がら、同様に受光素子PI−Pnの出力の対数値と位置
のデータを記憶する。下方についても同様に測定を行い
得られたデータを記憶する次に、受光素子PIの出力デ
ータの対数値と位置データから勾配を求め、必要ならば
補間を打つて勾配の最大位置を求める。この場合上方が
明るくなるような場合の勾配は無視するものとする。
同様に受光素子P2〜Pnについても勾配が最大となる
位置を求める。これらの点から回帰直線V=AI・h+
81、相関係数R1を求める。
ここで、マイクロプロセッサm p uは第1受光素子
板S1の原点01が中心軸上に位置するまで第1受光素
子板S1を移動させる。
その後受光素子列Q1〜Qmについては、受光素子列P
1〜PnとQ1〜Qmのなす角を00とすると、第1受
光素子板S1を左右方向にΔV。
sinθ9、上下方向にΔv’cosθ0ずつ移動させ
ながら、受光素子列P1〜Pnの場合と同様に受光素子
Q1〜Qmの出力データの対数値と位置データを求めて
記憶し、これらのデータをもとに受光素子Q 1− Q
 mのそれぞれについて最大勾配位置を求め、これらの
点から回帰直線v=A2・h+B2、相関係数R2を求
める。
ここで、相間係数R1またはR2がl以下のある正の値
より大きければ第1配光と分類しディスプレイパネルD
Pに第1配光の表示を行うとともに次のような処理に移
る。
lAl1がある正の値より大きければ明暗の境界線に1
が傾いているとして信号をディスプレイパネルDPに送
りその旨表示するとともに不合格の表示を行う。lA2
1がtanlo°〜tan15°の範囲より大きく離れ
ている場合は明暗の境界線に2の傾きが異状としてその
旨表示するとともに不合格の表示をする。不合格でなけ
れば、直線v=AI −h+B 1とV=A2・11+
B2の交点(Dh、Dv)を求めると、Dh及びDv+
0.57°が標準照射状態からのずれとなるので、この
値を表示するとともにこの値が読み出し専用メモリRO
Mに予め記憶されている許容範囲内にあるか否かを調べ
て合格・不合格の判定を行いその旨ディスプレイパネル
DPに表示させる。
以上で被測定前照灯HLの配光が第1配光に分類された
場合の測定は終了する。
被測定前照灯HLの配光が第1配光に分類されなかった
場合は次のような処理を行う。
マイクロプロセッサm p uは原点01が中心軸上に
位置するように第1受光素子板S1を移動させるととも
にアナログマルチプレクサm p Xをコントロールし
て常に受光素子tの出力が得られるようにする。第1受
光素子板Slを上下・左右に移動させながら受光素子t
の出力が最大となるような位置を求め、このときの受光
素子tの最大出力tmを記憶しておく。
次にマイクロプロセッサm p uはこの位置から第1
受光素子板S1をh−v座標系で16に相当する距離だ
け上方に移動させて受光素子tの出力t2を求めて記憶
する。さらに、この位置から下方にlo、右方に2°に
相当する距離だけ第1受光素子板Slを移動させて、受
光素子tの出力t3を求めて記憶する。さらに、第1受
光素子板Slを左方に2″に相当する距離だけ移動させ
ておく。ここで、t2>0.2tmならマイクロプロセ
ッサm p uは第1受光素子板S1を上方に、t2<
0.2tmなら下方に、t3>0.3tmなら右方に、
t3<0.3tmなら左方に移動させ゛ てこの処理を
繰り返えす。
t2=0.2tm、t3=0.3tmとなったら、この
状態で左右方向位置センサSRの出力及び上下方向位置
センサSUの出力を読み取れば第2配光の場合の標準照
射状態からのずれが得られるので、マイクロプロセッサ
m p IIはこの値を角度でディスプレイパネルDP
に表示させるとともに第2配光である旨ディスプレイパ
ネルDPに表示させる。また、この値が読み出し専用メ
モリROMに予め記憶されている許容範囲内にあるかど
うかを調べて合格・不合格の判定を行い、ディスプレイ
パネルDPに表示させる。
以上で第2配光の場合の測定を終了する。
本発明による、自動車用前照灯のすれ違いビームの照射
方向の検出方法及びこの検出方法を利用した自動車用前
照灯のすれ違いビームの照射方向の検出装置を用いれば
、自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向を適確に
調べることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は前照灯から1On1程度以上離れた仮想スクリ
ーン」−に照射された自動車用前照灯のすれ違いビーム
の第1配光の特徴を示し、第2図は同しく第2配光の特
徴を示す図であり、第3図及び第4図は第1配光及び第
2配光の場合の照射方向の検出方法の説明図である。 第5図は本発明による自動車用前照灯のずれ違いビーム
の照射方向の検出装置の1例の説明図、第6図は第1受
光素子板S1の1例の説明図、第7図は第2受光素子板
S2の例の説明図、第8図は本装置のブロック図の1例
を示す図である。 K 1・・・明暗の境界線、K 2・・・明暗の境界線
、I]Z・・・高光度ソーラ、HL・・・被測定前照灯
、I、・・・集光レンズ、Sl・・・第1受光素子板、
S2・・・第2受光素子板、B・・・きょう体、Z・・
・中心軸、T・・・凸レンズ、DRl・・・左右方向駆
動装置、DUI・・・上下方向駆動装置、m p I+
・・・マイクロブロセッ4ノ、SS・・・測定開始スイ
ッチ、SR・・・左右方向位置センサ、SU・・・上下
方向位置センサ、a1〜a4・・・4分割受光素子、D
IFI・・・第1差動増幅器、I)IF2・・・第2差
動増幅器、m p x・・・アナログマルチプレクサ、
ADC・・・アナログ・ディジタル変換器、DR2・・
・きょう体上下方向駆動装置、D U 2・・・きょう
体上下方向駆動装置、cpu・・・中央処理装置、RO
M・・・読み出し専用メモリ、RAM・・・読み書き可
能メモリ、DP・・・ディスプレイパネル、A・・・増
幅器、P1〜Pn・・・受光素子列、Q1〜Qm・・・
受光素子列、t・・・受光素子 第3図 H2 第5図 第6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)自動車用前照灯のすれ違いビームにおいて、明暗の
    境界線のある配光の場合の明暗の境界線に相当する直線
    に垂直な線分に沿って測定した光度の対数値の勾配が最
    大になる点を多数の垂直な線分について求め、これらの
    点についての回帰直線及び相関係数を求める。この相関
    係数の値により明暗の境界線のある配光か否かを判別し
    、明暗の境界線のある配光の場合、これらの境界線の位
    置から照射方向を求める。また、明暗の境界線がある配
    光ではないと判別された場合は、高光度ゾーンを有する
    配光として高光度ゾーンの上端及び右端における光度と
    最大光度との比が予め設定された値となる高光度ゾーン
    の上端及び右端の位置を求めることにより照射方向を求
    める。以上のことを特徴とする自動車用前照灯のすれ違
    いビームの照射方向の検出方法。 2)自動車用前照灯のすれ違いビームの照射方向の検出
    装置において、当該装置を前照灯に正対させる手段と、
    前照灯からの光量データを取り込む手段と、得られた光
    量データを一時記憶する回路と、一時記憶した光量デー
    タから特許請求の範囲第1項記載の方法を用いてすれ違
    いビームの照射方向を検出することによりすれ違いビー
    ムの調整の良否を判別する演算回路と、すれ違いビーム
    の照射方向及び調整の良否を表示するための装置とから
    なることを特徴とする自動車用前照灯のすれ違いビーム
    の照射方向の検出装置。
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