JPS6112643A - 4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法 - Google Patents
4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6112643A JPS6112643A JP13118084A JP13118084A JPS6112643A JP S6112643 A JPS6112643 A JP S6112643A JP 13118084 A JP13118084 A JP 13118084A JP 13118084 A JP13118084 A JP 13118084A JP S6112643 A JPS6112643 A JP S6112643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkali metal
- dimethylphenol
- formula
- melting point
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な化合物である4−(パラハロゲノベンゾ
イル)−2,6−ジメチルフェノールのアルカリ金属塩
及びその製造方法に関する。
イル)−2,6−ジメチルフェノールのアルカリ金属塩
及びその製造方法に関する。
2.6−位に置換基な有しない4−(パラハロゲノベン
ゾイル)2エツールのアルカリ金属塩は、高融点(約6
67°C)を有する芳香族ポリエーテルケトンのモノマ
ーとして知られている。例えば、特公昭50−1020
号公報においては4−(パラクロロベンゾイル)フェノ
ールのカリウム塩力\特開昭58−1593<S号公報
においては4−(パラフルオロベンゾイル)フェノール
のカリウム塩が記載されている。
ゾイル)2エツールのアルカリ金属塩は、高融点(約6
67°C)を有する芳香族ポリエーテルケトンのモノマ
ーとして知られている。例えば、特公昭50−1020
号公報においては4−(パラクロロベンゾイル)フェノ
ールのカリウム塩力\特開昭58−1593<S号公報
においては4−(パラフルオロベンゾイル)フェノール
のカリウム塩が記載されている。
しかしながら、2,6−位に置換基を有する4−(パラ
ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールの
アルカリ金属塩については全く知られていなかった。
ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールの
アルカリ金属塩については全く知られていなかった。
本発明は4−(パラハロゲノベンゾイル)’−2゜6−
ジメチルフェノールのアルカリ金属塩である新規な化合
物及びその製造方法を提供することにある。
ジメチルフェノールのアルカリ金属塩である新規な化合
物及びその製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明は
(1)下記式(I)で表わされる4−(パラI・ロデノ
ペンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールのアルカリ
金属塩、 (但し、xはハロダン原子Q、 Mはアルカリ金属原子
を表わす。) (2) 下記式(n)で表わされる4−(パラハロゲ
ノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールとアルカ
リ金属な含む塩基性物質とを反応させることから成る4
−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェ
ノールのアルカリ金属塩の製造方法を提供することにあ
る。。
ペンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールのアルカリ
金属塩、 (但し、xはハロダン原子Q、 Mはアルカリ金属原子
を表わす。) (2) 下記式(n)で表わされる4−(パラハロゲ
ノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールとアルカ
リ金属な含む塩基性物質とを反応させることから成る4
−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェ
ノールのアルカリ金属塩の製造方法を提供することにあ
る。。
H3
(″但し、Xはハロダン原子を表わす。)本発明の4−
(パラハロゲノベンゾイル)−2゜6−ジメチルフェノ
ールのアルカリ金属塩(1>は、どのような方法で製造
されたものであってもよいが、好ましいのは、式(n)
で表わされる4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6
−ジメチルフェノールとアルカリ金属を含む塩基性化合
物とを反応させる方法である。
(パラハロゲノベンゾイル)−2゜6−ジメチルフェノ
ールのアルカリ金属塩(1>は、どのような方法で製造
されたものであってもよいが、好ましいのは、式(n)
で表わされる4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6
−ジメチルフェノールとアルカリ金属を含む塩基性化合
物とを反応させる方法である。
アルカリ金属を含む塩基性化合物としては、アルカリ金
属そのもの、酸化物、水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、
アルコキシド、アミドなどが好ましく用いられ、特に好
ましいのは水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩である。アル
カリ金属水酸化物を用いる場合の反応式゛は次のように
表わされる。
属そのもの、酸化物、水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、
アルコキシド、アミドなどが好ましく用いられ、特に好
ましいのは水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩である。アル
カリ金属水酸化物を用いる場合の反応式゛は次のように
表わされる。
H3
H3
(但し、X、Mは前記の通り)
このような反応は、通常、水、メタノール、エタノール
、ゾロpVノール(各異性体)、ブタノール(各異性体
)などの低級アルコール類;エチレングリコール、プロ
ピレングリコールなどのジオール類ニジメチルスルホン
、スルホラン、ジフェニルスルホンなどのスルホン類な
どを溶媒として用いて実施するのが好ましい。
、ゾロpVノール(各異性体)、ブタノール(各異性体
)などの低級アルコール類;エチレングリコール、プロ
ピレングリコールなどのジオール類ニジメチルスルホン
、スルホラン、ジフェニルスルホンなどのスルホン類な
どを溶媒として用いて実施するのが好ましい。
反応後、使用した溶媒を留去することによって本発明の
化合物が容易に得られる。
化合物が容易に得られる。
反応温度及び反応時間は、用いる溶媒の種類や濃度、ア
ルカリ金属を含む塩基性化合物の種類などによって異な
るが、通常0〜200℃、0.1〜300分であり、好
ましくは10〜100℃、0.5〜200分である。
ルカリ金属を含む塩基性化合物の種類などによって異な
るが、通常0〜200℃、0.1〜300分であり、好
ましくは10〜100℃、0.5〜200分である。
この反応の出発物質として用いられる4−(パラハロ°
デノベンゾイル)−2,6−シメチルフエノールは、ど
のような方法で製造されたものであってもよい。例えば
、パラ710rノ安息香酸2゜6−シメチルフエニルエ
ステルのフリース転位反応を用いる方法、あるいはパラ
ハロゲノ安息香酸ハライドと2.6−シメチルフエノー
ルとを7リーデル・クラフッ反応させる方法などがあげ
られる。
デノベンゾイル)−2,6−シメチルフエノールは、ど
のような方法で製造されたものであってもよい。例えば
、パラ710rノ安息香酸2゜6−シメチルフエニルエ
ステルのフリース転位反応を用いる方法、あるいはパラ
ハロゲノ安息香酸ハライドと2.6−シメチルフエノー
ルとを7リーデル・クラフッ反応させる方法などがあげ
られる。
本発明の4−(パラハロrノペンゾイル)−2゜6−シ
メチルフエノールのアルカリ金属塩の好ましい用途の一
つとして耐熱性ポリマーのモノマーがあげ、られる。耐
熱性ポリマーとしては、例えば本発明の化合物がアルカ
リ金属ノ・ロダン化物を離脱させながら自己縮合した下
記式(1)で示される芳香族ポリエーテルケトンがあげ
られる。
メチルフエノールのアルカリ金属塩の好ましい用途の一
つとして耐熱性ポリマーのモノマーがあげ、られる。耐
熱性ポリマーとしては、例えば本発明の化合物がアルカ
リ金属ノ・ロダン化物を離脱させながら自己縮合した下
記式(1)で示される芳香族ポリエーテルケトンがあげ
られる。
このポリマーは、芳香環に存在するメチル置換基が、融
点を低下させる効果を有しているため、未置換のポリマ
ーが約667℃という非常に高い融点な持っており成形
加工が困難であるのと比べて、溶融成形が比較的容易に
実施できる特徴な有している。
点を低下させる効果を有しているため、未置換のポリマ
ーが約667℃という非常に高い融点な持っており成形
加工が困難であるのと比べて、溶融成形が比較的容易に
実施できる特徴な有している。
以下、実施例にて本発明をさらに説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
水酸化リチウム0.729 (30m mob )を水
200Iに溶かした溶液に、4−(7′eラフルオロベ
ンゾイル)−2、6−シメチルフエノール7.8.!9
(32mmo1)を加え、80℃で10分間攪拌す°
る。未反応の4−(パラフルオロベンゾイル)−2,
6−シメチルフエノールを口側して得られた淡黄色透明
溶液から、減圧下で水を留去することによって淡黄色粉
末を得た。この淡黄色粉末を100℃の真空乾燥器で乾
燥した。この淡黄色粉末は元素分析及び赤外線吸収スペ
クトルから、4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6
−シメチルフエノールのリチウム塩であることが確認さ
れた。(収率はL10H基準で定量的であった)原料の
4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6−シメチルフ
ヱノールは、融点が146〜147℃の白色結晶である
が、このリチウム塩は明確な融点を有−していなかった
。
200Iに溶かした溶液に、4−(7′eラフルオロベ
ンゾイル)−2、6−シメチルフエノール7.8.!9
(32mmo1)を加え、80℃で10分間攪拌す°
る。未反応の4−(パラフルオロベンゾイル)−2,
6−シメチルフエノールを口側して得られた淡黄色透明
溶液から、減圧下で水を留去することによって淡黄色粉
末を得た。この淡黄色粉末を100℃の真空乾燥器で乾
燥した。この淡黄色粉末は元素分析及び赤外線吸収スペ
クトルから、4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6
−シメチルフエノールのリチウム塩であることが確認さ
れた。(収率はL10H基準で定量的であった)原料の
4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6−シメチルフ
ヱノールは、融点が146〜147℃の白色結晶である
が、このリチウム塩は明確な融点を有−していなかった
。
元素分析値 C工5H工、FO2Liとして、計算値
0 : 72.0%; H: 4.8チ実測値 0 :
71.9%; H: 4.9%赤外線吸収スペクトル
な第1図に示す。参考として原料の4−(パラフルオロ
ペンソイル)−2,6−シメチルフエノールの赤外線吸
収スペクトルを第2図に示す。
0 : 72.0%; H: 4.8チ実測値 0 :
71.9%; H: 4.9%赤外線吸収スペクトル
な第1図に示す。参考として原料の4−(パラフルオロ
ペンソイル)−2,6−シメチルフエノールの赤外線吸
収スペクトルを第2図に示す。
原料にある3、460 cytc−’付近のORに基ず
く吸収はなくなっており、塩の形成による影響で、芳香
環に共役しているCOに基f < 1640cyt−’
(1’)吸収は1620cm−1に低波数シフトして
いる。
く吸収はなくなっており、塩の形成による影響で、芳香
環に共役しているCOに基f < 1640cyt−’
(1’)吸収は1620cm−1に低波数シフトして
いる。
実施例2
水酸化リチウムの代りに水酸化ナトリウム1.2g(3
0m mol ) 9r−用いる以外は、実施例1と同
様な方法で、4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6
−シメチルフエノールのナトリウム塩が淡黄色粉末とし
て定量的に得られた。この塩は明確な融点を有していな
かった。
0m mol ) 9r−用いる以外は、実施例1と同
様な方法で、4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6
−シメチルフエノールのナトリウム塩が淡黄色粉末とし
て定量的に得られた。この塩は明確な融点を有していな
かった。
元素分析値 C工5H12F02Naとして計算値0
: 67.7チ; ” ’ 4.5チ実測値0 : 6
7,6チs H:4.5%赤外線吸収スペクトルの一部
(1700〜1500cm−1)k第3図に示す。
: 67.7チ; ” ’ 4.5チ実測値0 : 6
7,6チs H:4.5%赤外線吸収スペクトルの一部
(1700〜1500cm−1)k第3図に示す。
実施例6
水酸化リチウムの代りに水酸化カリウム1.68.9(
30m mol、 )を用いる以外は、実施例1と同様
・な方法で、4−(バラフルオロベンゾイル)−2,6
−ジメチルフェノールのカリウム塩が黄色粉末として定
量的に得られた。この塩は明確な融点を有していなかっ
た。
30m mol、 )を用いる以外は、実施例1と同様
・な方法で、4−(バラフルオロベンゾイル)−2,6
−ジメチルフェノールのカリウム塩が黄色粉末として定
量的に得られた。この塩は明確な融点を有していなかっ
た。
元素分析値 C□5Hよ、yo□にとして計算値C:
60.2チ; H: 4.0チ実測値0 : 60.0
チ; H: 4.1チ赤外線吸収スペクトルの一部(1
500〜1700cm−1)な第4図に示す。
60.2チ; H: 4.0チ実測値0 : 60.0
チ; H: 4.1チ赤外線吸収スペクトルの一部(1
500〜1700cm−1)な第4図に示す。
実施例4
水酸化カリウム1.689 (30mmo1)な水20
0gに溶かした溶液に、4−(パラクロロベンゾイル)
−2,6−シメチルフエノール8.08 #(31m
mol)を加え50°Cで10分間攪拌する。
0gに溶かした溶液に、4−(パラクロロベンゾイル)
−2,6−シメチルフエノール8.08 #(31m
mol)を加え50°Cで10分間攪拌する。
未反応の4−(パラクロロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフェノールを口側して得られた淡黄色透明溶液から
、減圧下で水を留去することによって黄色粉末を得た。
チルフェノールを口側して得られた淡黄色透明溶液から
、減圧下で水を留去することによって黄色粉末を得た。
この黄色粉末を100℃の真空乾燥器で乾燥した。この
黄色粉末は元素分析及び赤外線吸収スペク・トルから、
4−(パラクロロベンゾイル)−2,+5−ジメチルフ
ェノールのカリウム塩であることが確認された。収率は
水酸化カリウム基準で定量的であった。原料の4−(バ
ラ・クロロベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノール
は融点が125℃の白色結晶であるが、このカリウ塩は
明゛確な融点を有していなかった。
黄色粉末は元素分析及び赤外線吸収スペク・トルから、
4−(パラクロロベンゾイル)−2,+5−ジメチルフ
ェノールのカリウム塩であることが確認された。収率は
水酸化カリウム基準で定量的であった。原料の4−(バ
ラ・クロロベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノール
は融点が125℃の白色結晶であるが、このカリウ塩は
明゛確な融点を有していなかった。
元素分析値 015H12cJ、02にとして計算値C
l : 60.3チ; H: 4.0係実測値0 :
60.1チ; H: 4.1%赤外線吸収スペクトルの
一部を第5図に示す。
l : 60.3チ; H: 4.0係実測値0 :
60.1チ; H: 4.1%赤外線吸収スペクトルの
一部を第5図に示す。
参考として原料の4−(パラクロロベンゾイル)−2,
6−ジメチルフェノールの赤外線吸収スペクトルの一部
を第6図に示す。
6−ジメチルフェノールの赤外線吸収スペクトルの一部
を第6図に示す。
実施例5
水酸化リチウムの代りに無水炭酸カリウム5Iな用いて
、80℃で3.0分間反応させる以外は実施例1と同様
な方法によって、4−(パラフルオロベンゾイル)−’
2.<S−ジメチルフェノールのカリウム塩に定量的に
得た。
、80℃で3.0分間反応させる以外は実施例1と同様
な方法によって、4−(パラフルオロベンゾイル)−’
2.<S−ジメチルフェノールのカリウム塩に定量的に
得た。
実施例6
水酸化カリウムの代りに、それぞれ水酸化ナトリウム、
(60mm01)、又は水酸化リチウム(6σm mo
l )を用いて、実施例4と同様な方法によって4−(
パラクロロベンゾイル)−2,6−シメチルフ゛エレー
ルのナトリウム塩、又はリチウム塩を淡黄色粉末として
定量的に得た。
(60mm01)、又は水酸化リチウム(6σm mo
l )を用いて、実施例4と同様な方法によって4−(
パラクロロベンゾイル)−2,6−シメチルフ゛エレー
ルのナトリウム塩、又はリチウム塩を淡黄色粉末として
定量的に得た。
実施例7
水酸化ナトリウム(30m mob )、4−(バラブ
ロモベンゾイル)−2、6−ジメチルフェノール(32
m mol)を用いる以外は、実施例1と同様な方法に
よって、4−(バラブロモベンソイル)−2,6−ジメ
チルフェノールのナトリウム塩を淡黄色粉末として定量
的に得た。
ロモベンゾイル)−2、6−ジメチルフェノール(32
m mol)を用いる以外は、実施例1と同様な方法に
よって、4−(バラブロモベンソイル)−2,6−ジメ
チルフェノールのナトリウム塩を淡黄色粉末として定量
的に得た。
参考例
4−(パラフルオロベンゾイル)−2,6−ジ 。
メチルフェノールのカリウム塩5.64g、ジフェニル
スルホン20gから成る混合物を窒素雰囲気下で攪拌し
ながら、240℃で1時間、280°Cで1時間、60
0℃で1時間反応させた後、反応混合物な溶融状態で取
り出した。その後冷却して固化した混合物を粉砕し、ア
セトン及び水でそれぞれ数回洗浄することによって溶媒
及び無機物を ′除いた。得られた固体物質を減圧下に
加熱乾燥することによって、茶色の粉末状ポリマ−4,
2gが得られた。このポリマーは次のような繰返し単位
を有する芳香族ポリエーテルケトンであった。
スルホン20gから成る混合物を窒素雰囲気下で攪拌し
ながら、240℃で1時間、280°Cで1時間、60
0℃で1時間反応させた後、反応混合物な溶融状態で取
り出した。その後冷却して固化した混合物を粉砕し、ア
セトン及び水でそれぞれ数回洗浄することによって溶媒
及び無機物を ′除いた。得られた固体物質を減圧下に
加熱乾燥することによって、茶色の粉末状ポリマ−4,
2gが得られた。このポリマーは次のような繰返し単位
を有する芳香族ポリエーテルケトンであった。
このポリマーは対応する未置換の、3e IJママ−融
点367℃で溶融成形温度が非常に高くて困難を伴うの
に比べて溶融放散が容易であった。
点367℃で溶融成形温度が非常に高くて困難を伴うの
に比べて溶融放散が容易であった。
第1図は4−(パラフルオロベンゾイル)−2゜6−ジ
メチルフェノールのリチウム塩の赤外線吸収スペクトル
、第2図は原料の4−(パラフルオロベンゾイル)−2
,6−ジメチルフェノールの赤外線吸収スペクトル、第
6図は4−(パラフルオロベンゾイル’) −,2、6
−ジメチルフェノールのナトリウム塩の赤外線吸収スペ
クトルの1部、第4図は4−(パラフルオロベンゾイル
)−2゜6−ジメチルフェノールのカリウム塩の赤外線
吸収スペクトルの1部、第5図は4−(yeラクロロベ
ンゾイル)−2、6−ジメチルフェノールのカリウム塩
の赤外線吸収スペクトルの1部、第6図は4−(パラク
ロロベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールの赤外
線吸収スペクトルの1部である。
メチルフェノールのリチウム塩の赤外線吸収スペクトル
、第2図は原料の4−(パラフルオロベンゾイル)−2
,6−ジメチルフェノールの赤外線吸収スペクトル、第
6図は4−(パラフルオロベンゾイル’) −,2、6
−ジメチルフェノールのナトリウム塩の赤外線吸収スペ
クトルの1部、第4図は4−(パラフルオロベンゾイル
)−2゜6−ジメチルフェノールのカリウム塩の赤外線
吸収スペクトルの1部、第5図は4−(yeラクロロベ
ンゾイル)−2、6−ジメチルフェノールのカリウム塩
の赤外線吸収スペクトルの1部、第6図は4−(パラク
ロロベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールの赤外
線吸収スペクトルの1部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記式( I )で表わされる4−(パラハロゲノベ
ンゾイル)−2,6−ジメチルフェノールのアルカリ金
属塩 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、Xはハロゲン原子を、Mはアルカリ金属原子を
表わす。) 2、下記式(II)で表わされる4−(パラハロゲノベン
ゾイル)−2,6−ジメチルフェノールとアルカリ金属
を含む塩基性物質とを反応させることから成る4−(パ
ラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフェノール
のアルカリ金属塩の製造方法 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、Xはハロゲン原子を表わす) 3、アルカリ金属を含む塩基性物質が、アルカリ金属の
水酸化物である特許請求の範囲第2項記載の方法 4、アルカリ金属を含む塩基性物質が、アルカリ金属の
炭酸塩および/または炭酸水素塩である特許請求の範囲
第2項記載の方法 5、Xが、F又はClである特許請求の範囲第1項記載
の化合物 6、Mが、Li、NaまたはKである特許請求の範囲第
1項または第5項記載の化合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118084A JPS6112643A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118084A JPS6112643A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112643A true JPS6112643A (ja) | 1986-01-21 |
JPS636537B2 JPS636537B2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=15051878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13118084A Granted JPS6112643A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112643A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131843A (en) * | 1975-02-12 | 1976-11-16 | Orchimed Sa | Lipidddepleted active compound |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13118084A patent/JPS6112643A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131843A (en) * | 1975-02-12 | 1976-11-16 | Orchimed Sa | Lipidddepleted active compound |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS636537B2 (ja) | 1988-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04506352A (ja) | 1,4―ビス―(4―ヒドロキシベンゾイル)―ベンゼンの製法 | |
Martin | Polymerization through Coördination. I1a | |
JPS62294636A (ja) | 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造法 | |
JPS6112643A (ja) | 4−(パラハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ−ルのアルカリ金属塩及びその製造方法 | |
US5068460A (en) | Process for preparation of resorcinol | |
CA1062270A (en) | Preparation of 4-fluorophthalic anhydride | |
EP0344688B1 (en) | Process for producing a phenolate and process for producing an aromatic polyether ketone employing it | |
US3763210A (en) | Arloxy and arylthio nitrite compositions | |
Noltes et al. | Investigations on organozinc compounds XIV. Organozinc-catalyzed polymerization of lactones. The interaction between ethylzinc methoxide and (ethylzinc) diphenylamine and β-propiolactone | |
EP0525038B1 (en) | Process for preparation of resorcinol bis(dihydroxyethyl)ether | |
DE1645153A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Polymerisaten | |
Khajavi et al. | Solvent-free cyclotrimerization of isocyanates catalysed by sodium or potassium piperidinedithiocarbamate or nitrite under conventional or microwave heating: preparation of aryl or alkyl isocyanurates | |
CA1191160A (en) | Process in the production of bis(4-hydroxyphenyl) biphenyl disulfone | |
US4310655A (en) | Polymers of p-(1,1-dimethyl-2-hydroxyethyl)benzoic acid and preparation thereof | |
JPS5936976B2 (ja) | ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン誘導体の製造方法 | |
JPS60231625A (ja) | トリメチロ−ルプロパンのアリルエ−テル化物の製法 | |
US2743286A (en) | Process for preparing alkoxyquinone compounds | |
SU430100A1 (ru) | Способ получения производных 4,6-бяс- фурилакрилоилоксиэтокси-1,3,5-триазина | |
JPH05500813A (ja) | アルキル―〔3クロロフェニル〕―スルホンの製造方法 | |
JPS60243063A (ja) | 2−(2−ハイドロパ−オキシ−2−プロピル)ナフタリン−6−カルボン酸メチルおよびその製造方法 | |
US2531423A (en) | Bis-(carboxydiphenylamine)-sulfides and sulfones | |
SU659571A1 (ru) | Ароматические диэфиродиангидриды дл синтеза полиароиленгетероциклических полимеров | |
US4393233A (en) | Preparation of p-(1,1-dimethyl-2-hydroxyethyl)benzoic acid | |
CN117964583A (zh) | 一种恩格列净手性中间体的制备方法 | |
JPS62138466A (ja) | 4,4′−モノチオビスフエノ−ル類の製法 |