JPS61125445A - 粉砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、セメントクリンカ、水砕スラグ等、水硬性人
工鉱物等を粉砕するチューブミルを具備した粉砕装置に
関するものである。

（従来の技術） 前記チューブミルおよびその閉回路システムを含む粉砕
装置は、数多く開発されてお）第２図によって従来例を
説明すると、中央排出口（４）の両側に被粉砕物供給口
（２）付の第１粉砕室（１）と戻粉供給口（３）付の第
２粉砕室（ＩＤｆｃ設けて、第」粉１ｉ？’！１（１）
内には大径のボールが装填され、第２粉砕室（１）内に
は小径のボールが装填されて、−ずれもボール径は分布
はもっているが、それぞれ被粉砕物の粒径に対応し友も
のを使用して粉砕効率が高められている。

ま九、前記粉砕装置は、前記セメントクリシカ、水砕ス
ラグ等、水硬性人工鉱物などの被粉砕物美を供給口（２
）から第１！＆伜！　（１）内に供給して粗粉砕し九の
ち、中央排出口（４）からバクットエレベータ（図示省
略）、エアスライド１１１１等を経て分級Ｉ！　（５）
に送込まれ、精粉はサイクロン（６）から製品として取
出され、精粉分離後の戻粉（Ｙ）は分配ダンパ（９７に
よって供給口（２）と（３）に分配供給されて再粉砕さ
れるようになって―るとともに、粉砕物の温度上昇に対
処するために冷風（イ）が供給される構造になっていて
、中央排出口の両側に第１粉砕室と第２粉砕室を設けた
中央排出型チューブミルに構成し几ことによシ、被粉砕
物にマツチングしたボール径へ にすることができ粉砕効率が高められている点で有利に
表っているとともに、第１、第２粉砕室山（１）内に冷
風（イ）を導入して昇温抑制が容易になっており（水ス
プレー等の必要性が少い。）、また、前記冷風導入は、
被粉砕物の昇温抑制のほかに、微粉のミル外への排出、
過粉砕防止のための搬送作用（エアスクエプト作用）が
あシ、第１．第２粉砕！（Ｉ）（Ｉ）のトラニオン部（
口元部）や第１粉砕ｍ！（１）内の目板の通気抵抗り小
さくなっている。

（従来技術の問題点） 従来の前記粉砕装置におｉては、分級機（５）からの戻
粉（ηを分配ダンパ（９）によって第１粉砕室（すと第
２粉砕室（ｎ）に分配して供給するようになって−る几
め、第２粉砕案＋１０内にそのボール径にマツチしな一
戻粉（７）中の比較的に大径の粗粒が供給されその再粉
砕効率が低下し、第１粉砕室（１）内においてもそのボ
ール径にマツチしない戻粉ｍ中の比較的に小径の粗粉が
供給され粉砕効率の低下、過粉砕などの問題点があり、
前記難点全防止する几めに第１粉砕室＋１）内に目板を
設は之り同室＋１）の長さを大きくするなどの対策が必
要となる。

（発明の目的、問題点の解決手段） 本発明は、前記のような問題点に対処する几めに開発さ
れ几ものでおって、中央排出口の両側に被粉砕物供給口
付の第１粉砕室と戻粉供給口付の第２粉砕室を設けて、
前記中央排出口に連設された分級機からの戻粉を前記両
供給口に分配して再粉砕するチューブミルにおいて、前
記分級機に連設され前記戻粉を分配前に再分級して再分
級粗粉を前記戻粉供給口を介して前記第２粉砕室に供給
する再分級機を設けｔ構成に特徴を有し、チューブミル
の中央排出口に連設されている分級機に再分級機を連設
して、該再分級機によって分級機からの戻粉全分配前に
再分級して再分級粗粉を第２粉砕室に供給することによ
シ、第１粉砕室および第２粉砕室内に供給される戻粉の
粒度をそれらのボール径に適合し友ものとしてそれらの
粉砕効率を著しく向上させ前記のような問題点を解決し
た粉砕装置ｔｔ−供する点にある。

（発明の実施例） Ｋ１図に本発明の一実施例を示しておプ、図中（１）は
ミル本体であって、中央排出口（４）の両側に被粉砕物
の供給口（２）付の第１粉砕室（Ｄと戻粉供給口（３）
付の第２粉砕室（ＩＤｔ−設けた中央排出型のチューブ
ミルに構成されておシ、また第１粉砕Ｗｉ（１）の中間
には必要に応じて目板（１α）を設けて、第１粉砕室（
Ｉ）内ｔ−２呈に分けた構成にすることができる。

さらに、中央排出口（４）から出る粉砕物はメケットエ
レイータ（１１）およびエアスライドＩａａｅ経て分級
１！（５）に輸送、供給するようになっておシ、該分級
Ｉ！（５）は、ナイクロンセノ々レータ（メカニカル七
ノル−タにすることもできる）になつ−Ｃいてサイクロ
ン（６）、循環７７ン（７）が付設され、エアスライド
ａ１から供給される粉砕物ｔｎ粉と戻粉（１）とに分級
する構成になっているとともに、分級機（５）には再分
級機（８）が連設され、該再分級機（８）は、分ａａ（
５）からの戻粉（Ｙ）ｔ−分配前に比較的粒径の小さい
粗粉（Ｙａ）　（篩下）とそれ以外の比較的粒径の大さ
い戻粉（Ｙａ）　（篩上〕とに再分級して、再分級粗粉
（３’ｂ）は戻粉供給口（３）ヲ経て第２粉砕室（ＩＯ
内へ供給され、前記戻粉（Ｙａ）は分配ダンパ（９）に
よって被粉砕物供給口（２）と戻粉供給口（３）に分配
され第１粉砕室（１）と第２粉砕室（ＩＯ内に供給され
る構成になっている。

さらにまｔ、中央排出口（４）の上部には、粗粉分離器
（Ｌり、果薩用のバグフィルタ任国（電気集屋器の場合
もある）および実値ファンα荀が連設されているととも
に、第１粉砕室（１）、第２粉砕室１［）、分級機（５
）およびバグフィルタαＪにはそれぞれ冷風（イ）が供
給されるようになっており、第１粉砕室（１）および第
２粉砕室（ＩＯから中央排出口（４）の上方へ排出され
る微粉を含む空気は、粗粉分離ｉｕ′ＩＪに供給されて
その粗粉（Ｙ′）は戻粉供給口（３）に供給されるとと
もに、さらに微粉はバグフィルタ任阻こよって捕捉され
て製品（勾となり、清浄になって空気は果は７７ンａ優
によって大気等へ放出される構成になっている。

（作用） 本発明の実施例は、前記のような構成になっており、ク
リンカ、水砕スラグ等の被粉砕物内（通常２５關以下の
サイズ）が、供給口（２）より第１粉砕室（１）内に供
給され所定の大径ボールで粗粉砕されて、中央排出口（
４）からノ２ケットエレベータ（１１）に排出され、該
パケットエレベータｆｉｎ）、エアスライ向Ｑを経て分
級機（５）に搬送される。この分級システムでは、分級
ＦＲ（５）の下部から戻粉（Ｙｌが排出され、精粉はサ
イクロン（６）から排出、搬送されて製品（４となる。

ｉ九、前記戻粉（Ｙ）ｆｉ１分配前に再分級機（８）に
よって比較的に粒径の大きい戻粉（Ｙａ）（篩上）と比
較的に粒径の小さい粗粉（Ｙｂ）　（篩下）とに再分級
され、粗粉（Ｙｂ）は前記供給口（３）ヲ経て第２粉砕
室（［１内に供給されるとともに前記戻粉（Ｙａ）は、
分配ダンパ（９）によって前記供給（２）と（３）に分
配されて第１＠伜室山と第２分配座（１０内に供給され
、さらに、前記供給口（３）には粗粉分ｌｌＩ器（１２
からの粗粉（Ｙ′］　　も供給されて、それぞれ第１、
第２粉砕室（Ｉ）１１Ｄ内で再粉砕される。

さらに、前記中央排出型チューブミル（１）の左右トラ
ニオンジャーナル部から冷風（イ）が吸込まれ、この空
気は、ミル本体（１）の第１粉砕室ｆｉｌ、第２粉砕室
（ＩＩ）全通シ、中央排出口（４）ｔ−抜けて粗粉分離
姦ａｚで粗粉（Ｙ′）が分離されて下部に排出し、微粉
を含んだ空気は、バグフィルタｕ３に至り微粉だけは捕
捉され、下部に排出されて製品（４となシ、清浄になっ
た空気は集塵ファンＩによ）大気に放出される。

前記中央排出型チューブミルの冷風導入は、前記従来例
で既に述べ友ように被粉砕物内１％に石膏の温度制御、
微粉の過粉砕防止、微粉のミル外排出（エアスウエプト
作用）ｔ−行っている。一方、分級機（５）においても
冷却空気導入が行われておシ、供給される被粉砕物が通
常温度の場合は、冷却の丸めにミル本体（１）の左右か
ら水スプレーを行つ几り、製品＋Ｚ）ｔ−セメントクー
ラを通して冷却する必要はない。

次に、分級機（５）から排出される戻粉（１）は、再分
級機（８）によｐ再分級されて、戻粉（Ｙａ）　（篩上
）は、主として分配ダンパ（９）を経て供給口（２）に
供給されて、被粉砕物（３）とともに、ミル本体（１）
の第１粉砕室（υで所定の大径ボールによシ再粉砕およ
びＷＩｌｉ！ｉＩ＋される。

一方、再分級ＦＲ（８）から排出される戻粉［Ｙ）の粗
粉ＣＹｂ）　Ｃｍ下）は、戻粉（Ｙａ）の一部および粗
粉分離ａａ２１下の粗粉（Ｙ′）とともに前記供給口（
３）を経て第２粉砕室＋Ｉ［）に供給されて所定の小径
ボールによシ微粉砕される。

従来は、再分級機（８）なしで第１粉砕室（Ｉ）ｔ−長
くしたクロ板金もうけて、粗粒の発生を少くし微粉を多
くする方法もとられ九が、前記２Ｒ分級方式採用でミル
は簡単な構成になっている。

（発明の効果） 前述のように本発明においては、中央排出口の両側に第
１粉砕室と第２粉砕室を配設した中央排出型チューブミ
ルの採用とともに、中央排出口に連設されている分級機
に再分数機全連設して、該再分級機Ｙこよって分級機か
らの戻粉を分配前に再分級して再分級粗粉を戻粉供給口
を介し第２粉砕室に供給する構成している丸め、第１粉
砕室および第２粉砕室内に供給される戻粉の粒度が前記
各室内のボール径に最適なものとなシ、過粉砕を防止で
き精粉の早期取出が可能となって各室における粉砕効率
、能力が著しく向上され、動力原単位を低下できる。さ
らに、第１粉砕室を長くし几シ目板を設け７ｔシする必
要性がなくなシ、チューブミル自体を簡単にコンノ（ク
トにすることができコスト低減、動力節減となるなどの
効果金有している。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神全逸脱しない範囲内で種々の設計の改変ｔ−施
しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す粉砕装置の機構図、第
２図は従来例を示す機構図である。 Ｉ：第１粉砕室　■：第２粉砕室　ｌ：ミル本体２：被
粉砕物供給口　３：戻粉供給口　４：中央排出口　５：
分級１’！ｌ　　８：再分級機　９：分配グンパ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央排出口の両側に被粉砕物供給口付の第１粉砕室と戻
   粉供給口付の第２粉砕室を設けて、前記中央排出口に連
   設された分級機からの戻粉を前記両供給口に分配して再
   粉砕するチューブミルにおいて、前記分級機に連設され
   前記戻粉を分配前に再分級して再分級粗粉を前記戻粉供
   給口を介して前記第２粉砕室に供給する再分級機を設け
   たことを特徴とする粉砕装置。