JPS61125273A - 読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はファクシミリや複写機などに用いられる密着
形イメージセンサを有する読取装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

周知のように読取装置は原稿などの内容を画素に分解し
て、この画素の濃淡情報を読み取り、これを電気画像信
号に変換し出力するもので、最近の密着形イメージセン
サの開発によりますます小形軽量化の傾向にある。つま
り、このものはイメ−ジセンサに光源を組み合せた原稿
読取本体を有し、これを原稿面に沿って走査することに
より原稿面からの反射光をセンサに与え原稿内容に応じ
た電気画像信号を出力するようにしている。

ところで、このような読取装置では読取走査中のイメー
ジセンサの動きを外部より確認できるようにしている。

これはセンサの走査異常を確認できるとともに原稿面の
読取中の位置を確認でき、さらにはこれを利用すること
により原稿面の所望する部分のみを読み吹ることができ
るなどの効果を期待できるためである。

そこで、従来この種の読取装置では走査移動される原稿
読取本体の一部にＬＥＤなとの光源ランプを設けるとき
もに装置ケースに上記本体の移動方向に沿って長窓を設
け、上記ランプからの光を長窓を通して見えるようにす
ることによりセンサの動きを外部より確認し得るように
している。

さころが、このように光源ランプを設けたり、このラン
プのための低電圧用電源を設けるこさはコスト面で不利
になるだけでなく低電圧用電源の発熱などζこより無駄
な占有スペースを必要とし、これがファクシミリや複写
機の小形化（こ悪影響を及ぼす欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記欠点を除去するためなされたもので構成
が簡単で低コスト化を図り得、しかも最少の取付スペー
スにてセンサの読取中の動きを外部に表示することがで
きる手段を有する読取装置を提供することを目的とする
。

〔発明の概要〕

この発明にかかる読取装置はイメージセンサと組み合さ
れ原稿面に光を照射する光源の一部より光導出手段を介
して光を導出し、これを表示部を通して装置外部に照射
することによりセンサの動きを外部より確認できるよう
にしている。

〔発明の効果〕

この発明によれば原稿面に光を照射する光源の一部から
の光を導出し、これをセンサの読取中の動き情報として
正確に外部に表示することができる。またこのときの光
導出手段の構成を極めて簡単にでき低コスト化を図るこ
とができ、しかも取付スペースも最少限にすることがで
き装置の小形軽量化に大いに寄与することができる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面に従い説明する。

第１図において、１は装置ケースでこのケース１の上面
に透明なガラス板などからなる原稿載置部２を設け、こ
の原稿載置部２の上面を回動自在に設けられた原稿押え
カバー３により開閉可能にしている。

原稿載置部２に対向して原稿読取本体４を配設し、この
本体４を図示しない走査駆動機構ｆこより原稿載置部２
面に沿って図示矢印方向に移動可能にしている。

ここで、原稿読取本体４は第２図に示すように原稿面に
光を照射する光源４１、原稿面からの反射光を受けこれ
を案内するレンズ系などの光伝送体４２およびこの光伝
送体４２（こて案内された反射光より原稿を読み取る密
着形イメージセンサ（図示せず）を有し、ガイドシャフ
ト５に沿ってガイドされ移動するようにしている。また
、この本体４には光源４１より光を導出するための光フ
ァイバー６を設けている。この場合光ファイバー６は一
端を上記光源４１の原稿照射に関与しない部分に近接さ
せ、この部分からの光を他方端に導出するようにしてい
る。

第１図に戻って装置ケース１の側面には上記原稿読取本
体４の移動方向に沿ってセンサの読取中の動き情報を表
示する長窓７を形成し、この長窓７に上記光ファイバー
６の他方端を対応させ、光ファイバー６より導出された
光源４１からの光を長窓７を通して装置外部に照射可能
にしている。

この状態を第２図に示している。この場合長窓７１こは
着色された透光性のガラスあるいは樹脂がはめ込まれて
おり外光の進入により光源４１から原稿面ｌこ照射する
光ｌこむらが生じないように配慮されている。

また、装置ケース１には操作用スイッチ群８を設けてい
る。この場合かかるスイッチ群８には原稿読取のスター
トスイッチや読取終了スイッチなどが含まれている。

次にその動作を説明する。

まず、原稿載置部２面一トに原稿をセットし、カバー３
にて原稿を押えた状態で操作用スイッチ群８のスタート
スイッチを操作する。すると原稿読取本体４にて光源４
１が点灯し、載置部２上の原稿面１こ光が照射され、こ
の状態で本体４がガイドシャフト５に沿って移動される
。これにより原稿面からの反射光より原稿内容が図示し
ないイメージセンサにて読み取られ電気画像信号として
出力される。

この場合原稿読取本体４１こて光源４１が点灯すると、
この光源４１の原稿照射に関辱しない部分からの光の一
部が光ファイバー６の一端より入射され他方端に向は導
出され、この光ファイバー６の他方端より放出されると
ともに長窓７を通して装置外部に照射される。したがっ
て、この状態で本体４がガイドシャフト５に沿って移動
を始めると光ファイバー６より長窓７を通して照射され
る光も長窓７に沿って移動するようになりこの光の移動
により本体４の移動位置言換えれば図示しないイメージ
センサの読み取り中の動きを外部に表示できることにな
る。

この場合光ファイバー６より照射される光は光源４１の
原稿照射（こ関与しない部分からのものなので原稿照射
のための光脩が減少するなどの不都合は全く生じない。

その後原稿読取本体４が原稿の終端あるいは原稿読取部
分の終端ｌこ達したところで操作用スイッチ群８の読取
終了スイッチを操作すると光源４１が消灯し、イメージ
センサでの読み取りが中止され本体４はガイドシャフト
５に沿って元の位置に復帰される。

したがって、このようにすればイメージセンサと組み合
され、原稿面に光を照射する光源の一部より光ファイバ
ーを介して光を導出し、これを長窓を通して外部に照射
できるようにしたのでセンサの読取中の動きを外部より
正確に確認することができる。この場合光源より光を導
出する手段として光ファイバーを用いるだけなので従来
のランプやこれの電源を用いるものｉこ比へ構成が極め
て簡単で低コスト化を図ることができ、しかも取付スペ
ースも最少限にすることができるので装置の小形軽睦化
に大いに寄与することもできる。また、原稿読み増りの
ための光源の光を導出しているので、この光より光源の
点灯の有無をチェックすることができる利点もある。

次に、この発明の他実施例を第３図により説明する。す
なわち、第３図は原稿読取本体４のみを示したもので、
この場合光源４１の原稿照射に関与しない部分からの光
の光路を変更するための反射ミラー９と、ここでの反射
光を集光し長窓７に光点を結像する集光レンズ１０を有
している。

その他は第２図と同様であり同一部分には同符号を付し
ている。

しかして、このようにすると、光源４１の原稿照射に関
与していない部分の光が反射ミラー９に与えられ集光レ
ンズ１０に向は光路が変えられ、さらに集光レンズ１０
にて長窓７で光点が結像するよう集光され、センサの読
取中の動きを外部に表示できることになる。この場合長
窓７での光点の大きさ、明るさは集光レンズ１０の位置
調整により任意に得られる。

したがって、このようにしても−ト述した実施例と同様
の効果が期待できる。

次に、この発明の異なる他実施例を第４図および第５図
により説明する。

この場合原稿読取本体４の移動方向に沿った原稿載置部
２の側縁に光源４１の原稿照射に関与しない部分からの
光を受けてこれの光路を屈折するプリズム１１を配設す
るとともにプリズム１１にて屈折された光を集光し長窓
７（こ光点を結像する集光レンズ１２を有している。な
お、上記プリズム１１は装置ケース１に取付けるように
してもよい。

その他は第１図および第２図と同様であり同一部分には
同符号を付している。

しかして、このようにすると光源４１の原稿照射に関与
していない部分の光がプリズム１１に与えられ、ここで
集光レンズ１２に向は屈折され、さらに集光１／ンズ１
２（こて長窓７で光点が結像するように集光されセンサ
の読取中の動きを外部に表示できることになる。

したがって、このようにしても上述の実施例と同様の効
果を期待できる。

なお、この発明は上記実施例にのみ限定されず要旨を変
更しない範囲で適宜変形して実施できる。

例えば上述の実施例では原稿載置部２面上に原稿をセッ
トしたさき予め原稿の終端あるいは原稿の読取部分の終
端を確認しておき、この位置にセンサの読取中の動き表
示がだいたい達したとき読み取り終了を行なうようにし
ているが、この読み取り終了位置を明確にするため第６
図に示すように装置ケース１に原稿読取本体４の移動方
向に沿って移動可能ｌこ指標１３を設け、この指標１３
により原稿終端あるいは原稿読取部分の終端を表示する
ようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す概略的構成図、第２
図は同実施例に用いられる原稿読取本体を示す概略的構
成図、第３図はこの発明の他実施例の要部を示す概略的
構成図、第４図および第５図はこの発明の異なる他実施
例を示し、第４図は要部のみを示す概略的構成図、第５
図はこの部分の断面図、第６図はこの発明の更に異なる
他実施例を示す概略的構成図である。 １・・・装置ケース　　　２・・・原稿載置部３・・・
カバー　　　　　４・・・原稿読取本体４１・・・光源
　　　　　４２・・・光伝送体５・・・ガイドシャフト
　　６・・・光ファイバー７・・・長窓　　　　　　８
・・・操作スイッチ群９・・・反射ミラ　　　１０，１
２・・・集光レンズ１１・・・プリズム

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿がセットされる原稿載置部と、この原稿載置
   部に沿って移動自在に設けられ且つ上記原稿面に光を照
   射する光源および原稿面からの反射光より原稿内容を画
   素に分解して、一画素単位の濃淡情報を読み取るイメー
   ジセンサを有する本体と、上記光源の一部より光を導出
   する光導出手段と、この手段により導出された光を上記
   センサの読取中の動き情報として表示する表示手段とを
   具備したことを特徴とする読取装置。
2. （２）上記光導出手段は光源の原稿照射に関与していな
   い部分からの光を導出するようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の読取装置。
3. （３）上記光導出手段は光ファイバーよりなることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の読取
   装置。
4. （４）上記光導出手段は反射ミラーと集光レンズよりな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記
   載の読取装置。
5. （５）上記光導出手段はプリズムと集光レンズよりなる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載
   の読取装置。
6. （６）上記表示手段は上記本体の移動方向に沿って形成
   された長窓よりなることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至第５項のいずれかに記載の読取装置。