JP3912544B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
ここで、光源の配光特性のバラツキ、レンズのCOS4乗則による原稿読取面端部側の光量不足などが原因となって、原稿の画像の同一濃度(輝度)の部分を読み取ったときに、主走査位置で異なるレベルの信号として出力される。このため、従来の画像読取装置では、シェーディング補正回路により電気的に原稿読取面端部側の信号を原稿読取面中央部側と略同じレベルにまで増幅させている。
ここで、光源から照射された光の一部は反射手段により原稿に向けて反射されるが、反射手段は光源の長手方向両端部近傍からの光の反射率が光源の長手方向中央部近傍からの光の反射率と比較して大きくなるように構成されているため、光源の長手方向両端部近傍からの光の反射光量が光源の長手方向中央部近傍からの光の反射光量と比較して大きくなる。これにより、光源の配光特性のバラツキや集光レンズのCOS4乗則によって原稿読取面端部の光量不足が生じても、光源の長手方向両端部近傍からの光の反射光量が大きくなるため、光源の長手方向両端部近傍の光量を増加させることができる。この結果、光源の長手方向両端部近傍の光量と光源の長手方向中央部近傍の光量との差を低減することができ、原稿の画像読取範囲に入射する光の光量分布を均一に近づけることができるため、画像の読取品質を向上させることができる。
ここで、光源から照射された光の一部は第1反射手段及び第2反射手段により原稿に向けてそれぞれ反射されるが、第1反射手段及び第2反射手段は光源の長手方向両端部近傍からの光の反射率が光源の長手方向中央部近傍からの光の反射率と比較して大きくなるようにそれぞれ構成されているため、光源の長手方向両端部近傍からの光の反射光量が光源の長手方向中央部近傍からの光の反射光量と比較して大きくなる。これにより、光源の配光特性のバラツキや集光レンズのCOS4乗則によって原稿読取面端部の光量不足が生じても、光源の長手方向両端部近傍からの光の反射光量が大きくなるため、光源の長手方向両端部近傍の光量を増加させることができる。この結果、光源の長手方向両端部近傍の光量と光源の長手方向中央部近傍の光量との差を低減することができ、原稿の画像読取範囲に入射する光の光量分布を均一に近づけることができるため、画像の読取品質を向上させることができる。
特に、光源からの光の一部を第1反射手段で反射させてその反射光を原稿に入射させ、さらに光源からの光の一部を第2反射手段で反射させてその反射光を原稿に入射させることにより、これらの相乗効果によって、原稿に照射する光の光量を格段に増加させることができる。この結果、原稿の画像品質をより向上させることができる。
特に、光源からの光の一部を第1反射手段で反射させてその反射光を原稿に入射させ、さらに光源からの光の一部を第2反射手段で反射させてその反射光を原稿に入射させることにより、これらの相乗効果によって、原稿に照射する光の光量を格段に増加させることができる。この結果、原稿の画像品質をより向上させることができる。
特に、背面部をプラテンガラス16に対向する部位に傾斜面状に構成したことにより、第1反射シール35で反射した光を効果的に原稿Pに入射させることができる。
特に、第2傾斜面37を傾斜させたことにより、第2反射シール39で反射した光を効果的に原稿Pに入射させることができる。
また、第1反射手段及び第2反射手段として第1反射シール35及び第2反射シール39に限られるものではなく、白色のテープでもよく、また、第1傾斜面33及び第2傾斜面37に白色の塗料を直接塗布した構成でもよい。
さらに、第1反射シール35、第2反射シール39及び塗料を白色とすることにより、光の反射率が向上し反射光量を増加させることができるが、白色に限られるものではなく、光が反射する他の明るい色でもよい。
なお、第1反射シール35、第2反射シール39や塗装に限られることはなく、鏡面を有した部材を第1傾斜面33及び第2傾斜面37にそれぞれ設け、鏡面で光を反射させる構成にしてもよい。
これにより、走査体28がプラテンガラス16に平行な状態で走査方向(図1及び図2中矢印X方向側)に移動することが可能となる。
また、ガイド軸20の他方の端部近傍には、無駆動プーリ70が回転可能に配置されている。さらに、駆動力が伝達されるプーリ68と無駆動プーリ70とにはベルト74が巻き掛けられている。また、ベルト74の一部には走査体28が固定されている。
ここで、第2反射シール39は、光源38の長手方向中央部から長手方向両端部にかけて光が反射する反射面積が大きくなるように形成されているため、光源38の長手方向両端部近傍から出射された光の反射光量が光源38の長手方向中央部近傍から出射された光の反射光量と比較して大きくなる。これにより、光源38の配光特性のバラツキやレンズ50のCOS4乗則によって原稿読取面端部の光量不足が生じても、光源38の長手方向両端部近傍からの光の反射光量が大きくなるため、光源38の長手方向両端部近傍の光量を増加させることができる。この結果、光源38の長手方向両端部近傍の光量と光源38の長手方向中央部近傍の光量との差を小さくすることができ、原稿Pの画像読取範囲の中央部(原稿読取面中央部)に入射する光の光量と端部(原稿読取面端部)に入射する光の光量との差を小さくすることができる。
特に、第2反射シール39における反射光量により光量を補充しているため、相乗効果により原稿Pに入射する光量を全体的に増加させることができるとともに、光源38の長手方向両端部近傍の光量と光源38の長手方向中央部近傍の光量との差をより小さくすることができ、原稿Pの画像読取範囲の中央部(原稿読取面中央部)に入射する光の光量と端部(原稿読取面端部)に入射する光の光量との差をさらに小さくすることができる。
ここで、原稿Pの画像読取範囲の中央部(原稿読取面中央部)に入射する光の光量と端部(原稿読取面端部)に入射する光の光量との差を小さくすることにより、原稿Pの原稿読取面中央部で反射する反射光の光量と原稿読取面端部で反射する反射光の光量との差も小さくすることができるため、レンズ50の中央部を透過する像光量とレンズ50の端部を透過する像光量との差を小さくすることができる。この結果、CCD基盤54に入射する光の光量に大きなバラツキが出ないため、原稿Pの画像の読取品質を向上させることができる。
特に、本実施形態の画像読取装置10では、第2反射シール39によって原稿Pに入射する光量を補充しているため、相乗効果により、レンズ50の中央部を透過する像光量とレンズ50の端部を透過する像光量との差をさらに小さくすることができ、原稿Pの画像の読取品質を格段に向上させることができる。
16 プラテンガラス(原稿載置台)
28 走査体
38 光源
35 第1反射シール(反射手段、第1反射手段、テープ状部材)
39 第2反射シール(反射手段、第2反射手段、テープ状部材)
Claims (4)
- 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置された前記原稿に光を照射し前記原稿からの反射光を受光して前記原稿の画像を読み取る走査体と、を有する画像読取装置であって、
前記走査体は、前記原稿からの前記反射光を受光する走査体本体と、前記走査体本体の前記原稿載置台側に取り付けられる光源ケースと、を有し、
前記光源ケースは、前記原稿に光を照射する光源と、前記光源の近傍に形成され前記原稿に対して傾斜した平面となる傾斜平面と、前記傾斜平面に設けられ前記光源から出射された光の一部を反射させて前記原稿に入射させ前記光源の長手方向両端部近傍からの光の反射率が前記光源の長手方向中央部近傍からの光の反射率と比較して大きい反射手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。 - 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置された前記原稿に光を照射し前記原稿からの反射光を受光して前記原稿の画像を読み取る走査体と、を有する画像読取装置であって、
前記走査体は、前記原稿からの前記反射光を受光する走査体本体と、前記走査体本体の前記原稿載置台側に取り付けられる光源ケースと、を有し、
前記光源ケースは、前記原稿に光を照射する光源と、前記光源の背面側に形成され前記原稿に対して傾斜した平面となる第1傾斜平面と、前記原稿からの前記反射光を前記走査体本体の内部に導くスリットと、前記光源から前記スリットを介した部位に形成され前記原稿に対して傾斜した平面となり前記第1傾斜平面の傾斜角度よりも大きな傾斜角度である第2傾斜平面と、前記第1傾斜平面に設けられ前記光源から出射された光の一部を反射させて前記原稿に入射させ前記光源の長手方向両端部近傍からの光の反射率が前記光源の長手方向中央部近傍からの光の反射率と比較して大きい第1反射手段と、前記第2傾斜平面に設けられ前記光源から出射された光の一部を反射させて前記原稿に入射させ前記光源の長手方向両端部近傍からの光の反射率が前記光源の長手方向中央部近傍からの光の反射率と比較して大きい第2反射手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。 - 前記反射手段、前記第1反射手段及び前記第2反射手段は、前記光源の長手方向中央部から長手方向両端部に近づくに従い光が反射する反射面積が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
- 前記反射手段、前記第1反射手段及び前記第2反射手段は、一体形成された白色のテープ状部材が貼り付けられ又は白色の塗料が塗布されて構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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