JPS61124694A - 表面サイズ剤 - Google Patents

表面サイズ剤

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JPS61124694A
JPS61124694A JP24752984A JP24752984A JPS61124694A JP S61124694 A JPS61124694 A JP S61124694A JP 24752984 A JP24752984 A JP 24752984A JP 24752984 A JP24752984 A JP 24752984A JP S61124694 A JPS61124694 A JP S61124694A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面サイズ剤に関するものである。
(従来の技術〕 従来から、マレイン酸−スチレン系の重合体およびアク
リル系重合体からなる表面サイズ剤は工業的に安価に製
造できることから表面サイズ剤の主流を占めているが、
これらは特に中性ないしアルカリ性抄紙された原紙にお
いてはサイズ効果が弱い。
〔発明が解決しようとする問題〕
本発明者等は、中性ないしアルカリ性抄紙された原紙に
おいても強サイズ効果を有する表面サイズ剤を得るべく
鋭意研究した結果1本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、(a)不飽和スルホン酸単量体単位および、
必要によす(b)不飽和カルボン酸単量体単位および/
または(d非イオン性ビニル単量体単位からなる水溶性
ないし水分散性重合体からなる表面すイズ剤である。
本発明における(a)の不飽和スルホン酸単量体単位に
おける不飽和スルホン酸単量体としては、下記(a−1
)〜(a−5)に示す単量体、その塩およびこれらの2
種以上の混合物があげられる。
(a−1)(メタ)アリルスルホコハク酸エステル一般
式 %式%( c式中R1は水素またはメチル基、R2は炭素数1〜2
4の炭化水素基またはオキシアルキレン基を含む炭化水
素基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基、nはθ〜10
を意味する)で示される(メタ)アリルスルホコハク酸
エステルがあげられる。
一般式(1)および(2)において、R2の炭素数1〜
24の炭化水素基としてはアルキル基(メチル、エチル
、ブチル、オクチル、デシル、ウンデシル、ドデシル、
ヘキサデシル、オクタデシル、エイコシル基など)、ア
ラルキル基(ヘンシル基など)、シクロアルキル基(シ
クロヘキシル基など)などがあげられる。
これらのうち好ましいのは炭素数8〜20のアルキル基
である。
オキシアルキレン基を含む炭化水素基としてはR′→に
0+−FE(式中R′は炭化水素基、には炭素数2〜4
のアルキレン基6mは1以上の整数である)で示される
基があげられる。
上記においてR′の炭化水素基としては炭素数1〜22
のアルキル基(メチル、エチル、ブチル、オクチル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シル、エイコシル基など)、(アルキル)アリール基(
ブチルフェニル、ノニルフェニル基など)、シクロアル
キル基(シクロヘキシル基など)などかあげられる。に
の炭素数2〜4のアルキレン基としてはエチレン基、プ
ロピレン基。
ブチレン基などがあげられる。にのうち好ましくはエチ
レン基である。mは好ましくは1〜4である。nは好ま
しくは0〜4である。
nがlOより大きくなると重合穆が悪くなる。
一般式(υまたは(2)で示される(メタ)アリルスル
ホコハク酸エステルの具体例としてはアリルラウリルス
ルホコハク酸、アリルステアリルスルホコハク酸などお
よびこれらの二種以上の混合物があげられる。
(a−2)スルホン基含有(メタ)アクリルアミド一般
式 %式%(3) (式中R3は水素またはメチル基、Bは2価の炭化水素
基である。)で示されるスルホン基含有(メタ)アクリ
ルアミドがあげられる。
一般式(3)におけるBの2価の炭化水素基と10のシ
クロアルキレン基 H2CH3 これらのうち好ましくは炭素数2〜6のアルキレン基お
よび炭素数6〜8のアラルキレン基である。
一般式(3)で示されるスルホン基含有(メタ)アクリ
ルアミドの具体例としてはN−スルホプロピル(メタ)
アクリルアミド、N−スルホエチル(メタ)アクリルア
ミド、2−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2−ジメ
チルエタンスルホン酸9p−(メタ)アクリロイルアミ
ノメチルベンゼンスルホン酸などおよびこれらの二種以
上の混合物があげられる。
(a−3)スルホン基含有(メタ)アクリレート一般式 %式%(47 拭中 −およびBは一般式(3)における処およびBと
同じ意味である)で示されるスルホン基含有(メタ)ア
クリレートがあげられる。
一般式(4)で示されるスルホン基含有(メタ)7 り
’J L/−トの具体例としてはスルホプロピル(メタ
)アクリレート、スルホエチル(メタ)アクリレ−)、
2−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2−ジメチルエ
タンスルホン酸。
p−(メ、り)アクリロイルオキシメチルベンゼンスル
ホン酸などおよびこれらの二種以上の混合物があげられ
る。
(a−4)脂肪族炭化水素ビニルスルホン酸一般式 %式%(5) (式中、 RsはHまたはメチル基、pは0または1〜
4の整数である。)で示される脂肪族炭化水素ビニルス
ルホン酸があげられる。
一般式(5)で示される脂肪族炭化水素ビニルスルホン
酸の具体例としてはビニルスルホン酸、メタ(アリル)
スルホン酸などおよびこれらの2種以上の混合物があげ
られる。
(a−5)芳香族炭化水素ビニルスルホン酸一般式 (式中、R6はHまたはメチル基、rは0または1.R
7はメチル基またはエチル基、qは0または1〜4の整
数、Sは1または2である。)で示される芳香族炭化水
素ビニルスルホン酸がめげられる。
一般式(6)で示される芳香族炭化水素ビニルスルホン
酸の具体例としてはp−および0−スチレンスルホン酸
、スチレンジスルホン酸。
a−ビニルトルエン−6−スルホン酸などおよびこれら
の2種以上の混合物があげられる。
(a−1)〜(a−5)で示される不飽和スルホン酸単
量体は塩の形でもよい。この塩としてはアルカリ金属(
ナトリウム、カリウム、リチウムなど)塩。
アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウム。
アルミニウムなど)塩、アンモニウム塩、アルカノール
アミン(トリエタノールアミンなど)塩。
アルキルアミン(ジメチルアミン、トリメチルアミンな
ど)塩などがあげられる。塩として好ましいものはナト
リウム塩、カリウム塩およびアンモニウム塩である。
これら不飽和スルホン酸単量体のうちでより好ましいも
のは、サイズ性能および工業的入手の容易さの点から、
アリルラウリルスルホコハク酸。
アリルステアリルスルホコハク酸、2−アクリロイルア
ミノ−2,2−ジメチルエタンスルホン酸。
p−スチレンスルホン醒、ビニルスルホン酸およびこれ
らの塩である。
(b)の不飽和カルボン酸単量体単位における不飽和カ
ルボン酸単量体としては、下記の単量体、その塩および
これらの2種以上の混合物があげられる。
(b−1)不飽和脂肪酸 (メタ)アクリル酸、り・ロトン酸など(b−2)不飽
和ポリカルボン酸、不飽和ポリカルボン酸部分エステル
および不飽和ポリカルボン酸無水物 無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
モノブチルマレート、モノエチルマレートなど (b−8)不飽和芳香族モノカルボン酸ケイ皮酸、ビニ
ル安息香酸など 塩としてはアルカリ金属(ナトリウム、カリウム、リチ
ウムなど)塩、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネ
シウム、アルミニウムなど)塩。
アンモニウム塩、アルカノールアミン(トリエタノール
アミンなど)塩、アルキルアミン(ジメチルアミン、ト
リメチルアミンなど)塩などがあげられる。塩として好
ましいものは、ナトリウム塩。
カリウム塩およびアンモニウム塩である。
これら不飽和カルボン酸単量体のうちで好ましいのは、
不飽和脂肪酸、不飽和ポリカルボン酸。
不飽和ポリカルボン酸部分エステル、不飽和ポリカルボ
ン酸無水物およびこれらの塩である。
(c)の非イオン性ビニル単量体単位における非イオン
性ビニル単量体としては下記の単量体およびこ1.らの
2種以上の混合物があげられる。
(c−1)水溶性非イオン性ビニル単量体(c−1−1
)アミド基含有ビニル単量体(メタ)アクリルアミド、
N−アルキル(メタ)アクリルアミド(N−メチルアク
リルアミド、N−ヘキシルアクリルアミドなど)、N、
N−ジアルキル(メタ)アクリルアミド(N、N−ジメ
チルアクリルアミド、N、N−モロ−プロピルアクリル
アミドなど)、N−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
ルアミド〔N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドなど) 、
N、N−ジヒドロキシアクリル(メタ)アクリルアミド
(N、N−2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミ
ドなど〕、ビニルラクタム(N−ビニルピロリドンなど
)など(c−1−2)ヒドロキシル基含有ビニル単量体
ヒドロキシ低級アルキル(メタ)アクリレート〔ヒドロ
キシエチル(メタコアクリレート、ヒドロキシプロピル
〔メタ)アクリレートなど〕、ポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート〔トリエチレングリコール(メタ
)アクリレートなど〕など(c−2)油溶性非イオン性
ビニル単量体(c−2−1)芳香族炭化水素ビニル単量
体スチレン、a−アルキルスチレン(α−メチルスチレ
ンなど)など (c −2−2)不飽和カルボン酸エステル炭素数1〜
24(好ましくは1〜12)の(メタ)アクリル酸エス
テル〔エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレ−レート、ジブチルマレートなど)など (c−2−8)ビニルエステル 酢酸ビニルなど (c−2−4)不飽和ニトリル (メタ)アクリロニトリルなど これらのうちで好ましいのは、アミド基含有ビニル単量
体、ヒドロキシル基含有ビニル単量体。
芳香族炭化水素ビニル単量体、不飽和カルボン酸エステ
ルおよび不飽和ニトリルである。
本発明の表面サイズ剤は、(a)不飽和スルホン酸単量
体単位および、必要により(b)不飽和カルボン酸単量
体単位および/または(c)非イオン性ビニル単量体単
位からなる水溶性ないし水分散性重合体からなるもので
あり、水溶性ないし水分散性重合体を構成する(a)の
量は重合体の重量に基いて1通常0.1〜50%、好ま
しくは1〜40%、特に好ましくは1〜30%である。
(a)の量が01%未満では満足なサイズ効果が得られ
ず、また50%を砿えるとサイズ効果が低下する傾向が
みられる。
(b)の量は1重合体の重量に基いて1通常θ〜90%
、好ましくは0〜80%1特に好ましくは0〜70%で
ある。(b)の量が90%を越えると満足なサイズ効果
が得られない。
(c)の量は、重合体の重量に基いて、通常θ〜99.
9%、好ましくは0〜90ノ、特に好ましくは0〜80
%である。(c)が水溶性のものの場合は、(c)の量
は通常θ〜90%、好ましくは0〜80%、特に好まし
くは0〜70%であり、油溶性のものの場合は通常10
〜99.9%、好ましくは10〜90%、特に好ましく
は10〜80%である。
〔(b)と(c)の合計〕は1重合体の重量に基いて。
通常50〜99.9%、好ましくは60〜99%、特に
好ましくは70〜99%である。
本発明における水溶性ないし水分散性重合体は通常の溶
液重合法によって製造することができる。
溶液重合を行う場合の溶媒としては、水;メチルアルコ
ール、イソプロピルアルコールなどの低級アルコール類
;メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセロソル
ブ類およびこれらの2種以上の混合溶媒があげられる。
重合開始剤としては。
過酸化物(ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、過硫酸カリウムなど)、アゾ化合物(アゾビ
スイソブチロニトリル、ジメチル−2,2′−アゾビス
イソブチレートなど)、レドツクX触媒系c過硫酸アン
モニウムとトリエタノールアミン、過硫酸カリウムと亜
硫酸水素ナトリウムなど)などがあげられる。また、メ
ルカプタン類(ブチルメルカプタン、ドデシルメルカプ
タンなど)などの重合調節剤を用いることができる。重
合温度は通常20℃〜溶媒の還流温度である。
また1通常の乳化重合法、沈澱重合法などによっても製
造できる。
本発明における水溶性ないし水分散性重合体の分子量は
通常2,000〜2,000,000  、好ましくは
5.000〜1,000,000である。分子量が2,
000未満であ作業性が低下する。
水溶性ないし水分散性重合体中のスルホン酸基(−5O
aH)の含量(スルホン酸の塩になっている場合はスル
ホン酸の形で計算する)は1重合体の重量に基いて1通
常0.05〜25%、好ましくは0.5〜20%、特に
好ましくは0.5〜15%である。
水溶性ないし水分散性重合体中の〔スルホン酸基(−3
O+H)とカルボン酸基(−COOH)の合計含量〕(
酸の塩になっている場合は、酸の形で計算する)は1重
合体の重量に基いて1通常0.05〜40%、好ましく
は0.5〜35%、特に好ましくは0.5〜80%であ
る。
大発明の表面サイズ剤によって表面サイジングされる原
紙は特に眼定されず、バルブ、填料、内添サイズ剤、抄
紙時のpH、紙力増強剤、リテンションエイド等による
制限を受けない。たとえば酸性条件下で抄紙された上質
紙原紙およびコート紙県祇;故紙パルプおよび機械バル
ブを混抄した中質紙県紙;アルキルケテンダイマーない
しアルケニル無水コハク酸などを内添サイズした中性な
いしアルカリ性抄紙された上質紙原紙およびコート紙原
紙;ライナーなどの原紙があげられる。
本発明の表面サイズ剤を使用するにさいしては必要によ
り他の配合剤とからサイズ液ないしコーティングカラー
(以下サイズ液で代表させる)を調製する。上記配合剤
としては、バインダー(生でんぷん(コーンスターチ、
タピオカデンプンなど)、変性でんぷん(酸化でんぷん
、酵素変性でんぷんなど)、ポリビニルアルコール、ポ
リアク本発明の表面サイズ剤のサイズ液中での濃度は塗
布時の紙の吸液量ないし紙への塗布量および紙に要求さ
れるサイズ性により決定されるが1通常は0.01〜5
重量%である。
紙への塗布量は1本発明の表面サイズ剤が従来の表面サ
イズ剤より強サイズ性であるため、低レベルでも十分な
効果を発揮し1通常0.001〜2g/(y+”(固型
分)、好ましくは0.0O5〜Ig/m2(固型分)、
特に好ましくは0.005〜0.5 g/m2(固型分
)である。塗布量が多すぎると良好なペン書きサイズが
得られず2本発明の目的を達成できない。
本発明の表面サイズ剤を含むサイズ液は通常の方法にて
製紙工程に適用できる。すなわちサイズ液をサイズプレ
ス、ゲートロール、キャレンダー。
エアナイフ、コーターなどの塗布装置を用いて紙表面に
塗布するか、またはウェットパートの湿紙にスプレー塗
布した後、乾燥することにより紙の表面サイジングを行
うことができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに説明するが。
本発明はこれに限定されない。
実施例1 攪拌羽根、冷却管1滴下ロート、窒素吹込管および温度
計を付帯する1、000ccコルベンに水120gおよ
びイソプロピルアルコール180g 全仕込み。
窒素気流攪拌下に、還流温度まで昇温した。
滴下ロートにイソプロピルアルコール60g 、 水4
0g 、 2−アクリロイルアミノ−2,2−ジメチル
エタンスルホン酸ソーダ20g 、メタクリル酸100
g、メタクリル酸ブチル80gおよびジクミルパーオキ
サイド2gを仕込み、約2時間を要してコルベンに滴下
した。滴下倹約2時間還流温度にて重合物をアンモニア
水(25%)79gを含む水溶液で中和することにより
得られる水溶性重合体の20重量%水溶液を本発明の表
面サイズ剤とした。
比較例1 実施例1と同様のコルベンに水120gおよびイソプロ
ピルアルコール180gを仕込み、窒素気流攪拌下に、
還流温度まで昇温した。
滴下ロートに、イソピロプルアルコール60g。
水40g、メタクリル酸111g 、メタクリル酸ブチ
ル89gおよびジクミルパーオキサイド2gを仕込み・
約2時間を要してコルベンに滴下した。滴下合物200
gを得た。この重合物をアンモニア水(25%)88g
を含む水溶液で中和することにより得られる水溶性重合
体の20重量%水溶液を比較用の表面サイズ剤とした。
実施例2 実施例1と同様のコルベンに水150gおよびメチルア
ルコール150gを仕込み、窒素気流攪拌下に還流温度
まで昇温した。滴下ロートにメチルアルコール150g
 、水150g 、 p−スチレンスルホン酸ナトリウ
ム10g、マレイン酸ナトリウム90g。
アクリル酸2−エチルヘキシル100gおよびジメチル
−2,2′−アゾビスイソブチレート2gを仕込み、約
2時間を要してコルベンに滴下した。滴下倹約2時間還
流温度にて熟成反応を行なった。熟成反応後、メチルア
ルコールを留去した。上記のようにして得られる水溶性
重合体の20重量%水溶液を本発明の表面サイズ剤とし
た。
比較例2 実施例1と同様のコルベンに水150gおよびメチルア
ルコール150gを仕込み、窒素気流攪拌下に還流温度
まで昇温した。
滴下ロートにメチルアルコール150g 、 水150
g、マレイン酸ナトリウム90g、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル100gおよびジメチル−2,2′−アゾビ
スイソブチレート2gを仕込み、約2時間を要してコル
ベンに滴下した。滴下倹約2時間還流温度にて熟成反応
を行なつt;。熟成反応後、メチルアルコールをy去し
た。上記のようにして得られる水溶性重合体の20重量
%水溶液を比較用の表面サイズ剤とした。
実施例8 実施例1と同様のコルベンに水150gおよびイソプロ
ピルアルコール150gを仕込み、窒素気流攪拌下に還
流温度まで昇温した。
滴下ロートにイソプロピルアルコール150g 。
水150g、アリルラウリルスルホコハク酸のナトリウ
ム塩20g1アクリル酸ナトリウム60g、アクリル酸
ブチル120gおよびジメチル−2,2′−アゾビスイ
ソブチレート2gを仕込み、約2時間を要してコルベン
に滴下した。滴下倹約2時間還流温度にて熟成反応を行
なった。熟成反応後、イソプロピルアルコールを留去し
た。上記のようにして得られる水溶性重合体の20重量
%水溶液を本光明の表面サイズ剤とした。
比較例3 特公昭53−25049号公報記載の実施例1の方法で
得ら1.るマレイン酸−スチレン系の重合体の20重I
k形水溶液を比較用の表面サイズ剤とした。
試帥例1 実施例1−8および比較例1−8で得られる表面サイズ
剤について、サイズ効果の試験結果を@1表に示す。
第1表 中性抄紙原紙でのサイズ効果 *1塗布量(g/m’)  固型分を示す。
〈サイズ効果試験条件〉 ■原紙 パルプ : L−BKP100% 填料  :重質炭酸カルシウム(紙中灰分20%)pH
: 9.5  (熱水抽出法) 坪量  :64g〜 ステキヒトサイズ度=8秒(アルケニル無水コハク酸で
内添サイズしたもの) 0表面サイジング 装置  :ラボサイズプレス 併用薬剤:酸化でんぷん(塗布量2.0g〜、固型分)
乾燥  :回転型オートドライヤー105℃60秒第1
表に示したよう6(1本発明の表面サイズ剤は低塗布量
で良好なサイズ効果を示すと共に、塗布量の多いところ
では強サイズ効果を示す。
−万、比較例1−8の比較用の表面サイズ剤は。
いずれもサイズ効果の向上が少なく6強サイズ効果が得
られない。
〔発明の効果〕
本発明の表面サイズ剤は、従来の表面サイズ剤に比ベサ
イズ効果が優れている。特に中性ないj・アルカリ性抄
紙された原紙に対する効果が優れている。ペン書きサイ
ズは勿論のこと1紙の2方向に対するサイズ効果すなわ
ちステキヒトサイズ度およびコブサイズにも格段に優れ
ている。さらに低塗布量で満足なサイズが得られ、大幅
なサイズコストの低減が可能になる。また強サイズを要
求する紙の分野でも使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)不飽和スルホン酸単量体単位および、必要に
    より(b)不飽和カルボン酸単量体単位および/または
    (c)非イオン性ビニル単量体単位からなる水溶性ない
    し水分散性重合体からなる表面サイズ剤。 2、不飽和スルホン酸単量体単位が、(メタ)アリルス
    ルホコハク酸エステル、スルホン基含有(メタ)アクリ
    ルアミド、スルホン基含有(メタ)アクリレート、脂肪
    族炭化水素ビニルスルホン酸、芳香族炭化水素ビニルス
    ルホン酸およびこれらの塩からなる群より選ばれる単量
    体の単位である特許請求の範囲第1項記載の表面サイズ
    剤。 3、水溶性ないし水分散性重合体の分子量が2,000
    〜2,000,000である特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の表面サイズ剤。
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