JPS61124397A - α−アミラ−ゼの活性測定用試薬 - Google Patents
α−アミラ−ゼの活性測定用試薬Info
- Publication number
- JPS61124397A JPS61124397A JP24629284A JP24629284A JPS61124397A JP S61124397 A JPS61124397 A JP S61124397A JP 24629284 A JP24629284 A JP 24629284A JP 24629284 A JP24629284 A JP 24629284A JP S61124397 A JPS61124397 A JP S61124397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reagent
- amylase
- alpha
- substrate
- determination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、臨床診断、生化学的研究等の分野においてa
−アミラーゼの活性を測定するために使用する試薬に関
するものである。
−アミラーゼの活性を測定するために使用する試薬に関
するものである。
従来の技術
血液や尿などの体液中に倉まれているα−アミラーゼの
活性測定は、臨床診断や生化学的研究における重要な基
礎データを提供するものであり、広〈実施されている。
活性測定は、臨床診断や生化学的研究における重要な基
礎データを提供するものであり、広〈実施されている。
その場合に採用される酵素活性測定法としては種々の方
法があるが、近年開発された方法の一つに、マルトオリ
ゴ糖の還元性分子末端lニインジケーター化合物として
フェノール類をグルフシダーゼさせてなる基質または無
処理マルトオリゴ糖からなる基質に、σ−グルコシグー
ゼ(またはα−グルコシダーゼおよびβ−グルコシダー
ゼ)の存在下または不存在下に、検体中のα−アミラー
ゼを作用させ、避難するインジケーター化合物またはグ
ルコースを定量することによってα−アミラーゼの活性
を知る方法がある(米国特許第3879263号、特公
昭57−530791)。この場合に作用させるa−グ
ルコシダーゼやβ−グルコシダーゼは追随酵素と呼ばれ
、2沈を用いると上記基質の加水分解が化学量論的に進
行し、測定精度が向上する。具体的には、たとえばα−
アミラーゼを含有する検体に基質としてp−ニトロフェ
ニル−α−マルトペンタオサイドを、また追随酵素とし
てa−グルコシダーゼを、それぞ粍加え、まずα−アミ
ラーゼの作用に上りp−二トロ7工二ルーα−マルトペ
ンタオサイトからp−二トaフェニル−a−マルトサイ
ドおよびマルシトリオースを生成させ、これらに次いで
追随酵素を作用させてp−二トロフェノールおよびグル
ツースを生r&させ、インジケーター化合物である前者
の生成量の時間的変化を追跡することによr)a−アミ
ラーゼの活性を知る。この場合、p−二トロフェノール
は波長400nm付近に極大吸収を有し、一方、これが
結合した基質・p−ニトロ7エ二ルーα−マルトペンタ
オサイドは波長300止付近に極大吸収を有するから、
波長400n−付近の吸光度を測定することにより、1
1離したインジケーター化合物の定量を容易に行うこと
ができる。
法があるが、近年開発された方法の一つに、マルトオリ
ゴ糖の還元性分子末端lニインジケーター化合物として
フェノール類をグルフシダーゼさせてなる基質または無
処理マルトオリゴ糖からなる基質に、σ−グルコシグー
ゼ(またはα−グルコシダーゼおよびβ−グルコシダー
ゼ)の存在下または不存在下に、検体中のα−アミラー
ゼを作用させ、避難するインジケーター化合物またはグ
ルコースを定量することによってα−アミラーゼの活性
を知る方法がある(米国特許第3879263号、特公
昭57−530791)。この場合に作用させるa−グ
ルコシダーゼやβ−グルコシダーゼは追随酵素と呼ばれ
、2沈を用いると上記基質の加水分解が化学量論的に進
行し、測定精度が向上する。具体的には、たとえばα−
アミラーゼを含有する検体に基質としてp−ニトロフェ
ニル−α−マルトペンタオサイドを、また追随酵素とし
てa−グルコシダーゼを、それぞ粍加え、まずα−アミ
ラーゼの作用に上りp−二トロ7工二ルーα−マルトペ
ンタオサイトからp−二トaフェニル−a−マルトサイ
ドおよびマルシトリオースを生成させ、これらに次いで
追随酵素を作用させてp−二トロフェノールおよびグル
ツースを生r&させ、インジケーター化合物である前者
の生成量の時間的変化を追跡することによr)a−アミ
ラーゼの活性を知る。この場合、p−二トロフェノール
は波長400nm付近に極大吸収を有し、一方、これが
結合した基質・p−ニトロ7エ二ルーα−マルトペンタ
オサイドは波長300止付近に極大吸収を有するから、
波長400n−付近の吸光度を測定することにより、1
1離したインジケーター化合物の定量を容易に行うこと
ができる。
上記例のほかにも、芳香環に直結したニトロ基または芳
香環と共役する炭素−炭素1Il12重結合を介して芳
香環と結合した二)び基を有する芳香族フェノール類(
以下、ニトロ基置換フェノール類という)をインジケー
ター化合物として結合させた基質を用いてa−アミラー
ゼ活性を測定する方法は幾つか提案されており、その一
つとして、吸光度測定による定量値がpH変動の影響を
受は難い点でより有利な、0−ノ翫ロゲン置換ニトロフ
ェノールがインジケーター化合物として結合された0−
ハロゲン置換ニトロフェニルマルトオリゴサイドを基質
として用いる方法(本発明者らによるもので、特願昭5
8−1.11296号として特許出願済;未公開)があ
る。
香環と共役する炭素−炭素1Il12重結合を介して芳
香環と結合した二)び基を有する芳香族フェノール類(
以下、ニトロ基置換フェノール類という)をインジケー
ター化合物として結合させた基質を用いてa−アミラー
ゼ活性を測定する方法は幾つか提案されており、その一
つとして、吸光度測定による定量値がpH変動の影響を
受は難い点でより有利な、0−ノ翫ロゲン置換ニトロフ
ェノールがインジケーター化合物として結合された0−
ハロゲン置換ニトロフェニルマルトオリゴサイドを基質
として用いる方法(本発明者らによるもので、特願昭5
8−1.11296号として特許出願済;未公開)があ
る。
明が解iしようとする問題点
追随酵素を用いるa−アミラーゼ活性測定法は、特に基
質としてニトロ基置換フェノール類が結合されたちのを
用いる場合、測定が簡単で測定精度もよく、すぐれたも
のであるが、検体がα−アミラーゼを全く含有しないも
のの場合でも、追随酵素が基質を加水分解させ(いわゆ
るブランク反応)、偽紅アミラーゼ活性測定値を与える
ので、それを補正することが必要であり、また、ブラン
ク反応が急速であるときは、基質と追随酵素からなる酵
素活性測定試薬が使われる前に有効基質濃度の低下を招
くし、ブランク値も大きくなって酵素活性測定精度が悪
くなろという問題がある。
質としてニトロ基置換フェノール類が結合されたちのを
用いる場合、測定が簡単で測定精度もよく、すぐれたも
のであるが、検体がα−アミラーゼを全く含有しないも
のの場合でも、追随酵素が基質を加水分解させ(いわゆ
るブランク反応)、偽紅アミラーゼ活性測定値を与える
ので、それを補正することが必要であり、また、ブラン
ク反応が急速であるときは、基質と追随酵素からなる酵
素活性測定試薬が使われる前に有効基質濃度の低下を招
くし、ブランク値も大きくなって酵素活性測定精度が悪
くなろという問題がある。
本発明の目的は、基質と追随酵素とを併用するα−アミ
ラーゼ活性測定法における上述のような問題点を解決し
、ブランク反応を起こし難く安定性のよいα−アミラー
ゼ活性測定用試薬を提供することにある。
ラーゼ活性測定法における上述のような問題点を解決し
、ブランク反応を起こし難く安定性のよいα−アミラー
ゼ活性測定用試薬を提供することにある。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成することに成功した本発明は、マルトオ
リゴ糖の還元性分子末端に7エ/−ル類を結合させてな
るグルフンrまたはマルトオリゴ糖をa−アミラーゼの
基質として含有し、α−グルコシグーゼを追随酵素とし
て含有するα−7ミテーゼの活性測定用試薬4非イオン
界面活性剤またはデキストラン硫酸エステルもしくはそ
の塩をブランク反応抑制のための助剤としで含有させた
ことを特徴とするものである。
リゴ糖の還元性分子末端に7エ/−ル類を結合させてな
るグルフンrまたはマルトオリゴ糖をa−アミラーゼの
基質として含有し、α−グルコシグーゼを追随酵素とし
て含有するα−7ミテーゼの活性測定用試薬4非イオン
界面活性剤またはデキストラン硫酸エステルもしくはそ
の塩をブランク反応抑制のための助剤としで含有させた
ことを特徴とするものである。
本発明に上るa−アミラーゼ活性測定用試薬に含有させ
る非イオン界面活性剤、デキストラン硫酸エステルらし
くはその塩の量は、全液量に対して0.01〜Sv/v
%程度でよ(、特にデキストラン硫酸エステルとその塩
の場合、有効量の下限は約0.001%である。非イオ
ン界面活性剤とデキストラン硫酸エステル(またはその
塩)は併用してもよく、その場合は七へらを単独で用い
た場合よりも一層顕著な使用効果が得られる。
る非イオン界面活性剤、デキストラン硫酸エステルらし
くはその塩の量は、全液量に対して0.01〜Sv/v
%程度でよ(、特にデキストラン硫酸エステルとその塩
の場合、有効量の下限は約0.001%である。非イオ
ン界面活性剤とデキストラン硫酸エステル(またはその
塩)は併用してもよく、その場合は七へらを単独で用い
た場合よりも一層顕著な使用効果が得られる。
本発明によるQ−7ミラーゼ活性測定用試薬に含有させ
る非イオン界面活性剤は、水溶性の点で問題のないHL
B値12以上のものであればなんでもよいが、使用可能
なものの具体例としては次のようなものがある。これら
は2種以上を併用してもよい。
る非イオン界面活性剤は、水溶性の点で問題のないHL
B値12以上のものであればなんでもよいが、使用可能
なものの具体例としては次のようなものがある。これら
は2種以上を併用してもよい。
(i) ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルエーテル等のポリオキシエチレン長鎖フルキ
ルエーテル。
オキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルエーテル等のポリオキシエチレン長鎖フルキ
ルエーテル。
(ii) ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等の
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル。
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等の
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル。
(iii) ポリオキシエチレンモノオレエト、ポリ
オキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモ
ノステアレート等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル
。
オキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモ
ノステアレート等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル
。
(iv) ポリオキシエチレンステ7リルエーテルラ
ウレー)、ポリオキシエチレン7ニルフエニルエーテル
ラウレート等の、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
もしくはポリオキシエチレンフルキル7リールエーテル
の脂肪酸エステル。
ウレー)、ポリオキシエチレン7ニルフエニルエーテル
ラウレート等の、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
もしくはポリオキシエチレンフルキル7リールエーテル
の脂肪酸エステル。
(V)ポリオ斗ジエチレンソルビタンモノラウレート、
ポリオキシエチレンソルビタントリラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレーF、ポリオキシ
エチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソ
ルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンペンタエ
リスリトールモ/ラツレート等の、多価アルコール脂肪
酸エステルのポリエチレンオキシド付加物。
ポリオキシエチレンソルビタントリラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレーF、ポリオキシ
エチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソ
ルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンペンタエ
リスリトールモ/ラツレート等の、多価アルコール脂肪
酸エステルのポリエチレンオキシド付加物。
(vl) その他、ポリエチレングリコール類、ポリ
オキン工チレンーボリオ斗ジプロピレンブロック共重合
体類、ボリプひピレングリフール11’。
オキン工チレンーボリオ斗ジプロピレンブロック共重合
体類、ボリプひピレングリフール11’。
また、デキストラン硫酸エステルとしては分子量が約5
万〜100万のものが使われ、その塩としては、ナトリ
ウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が適当である。
万〜100万のものが使われ、その塩としては、ナトリ
ウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が適当である。
a−アミラーゼの活性測定用試薬の基本的な成分の一つ
である基質は、前述のような原理によるa−アミラーゼ
の活性測定を可能にするマルトオリゴ糖またはこれとフ
ェノール類とから形r&さhた各種グルコシドの中から
任意に選ぶことができるが、特に適当な基質の具体例と
しては次のようなものがある。
である基質は、前述のような原理によるa−アミラーゼ
の活性測定を可能にするマルトオリゴ糖またはこれとフ
ェノール類とから形r&さhた各種グルコシドの中から
任意に選ぶことができるが、特に適当な基質の具体例と
しては次のようなものがある。
(i) マルトオリゴ糖類
マルトテトラオース、マルトペンタオース、マルトヘキ
サオース、マルトヘプタオース等。
サオース、マルトヘプタオース等。
(ii) p−二トロフェニルマルトオリゴサイド類
p−二トロフェニルーα−マルトペンタオサイF、p−
ニトロフェニル−β−マルトペンタオサイド、p−ニト
ロフェニル−α−マルトヘキサオサイド、p−二トロフ
ェニルーβ−マルトヘキサオサイド、p−ニトロフェニ
ル−α−′マルトヘブタオサイl’、p−二トロフェニ
ルーβ−マルトヘプタオサイド等。
p−二トロフェニルーα−マルトペンタオサイF、p−
ニトロフェニル−β−マルトペンタオサイド、p−ニト
ロフェニル−α−マルトヘキサオサイド、p−二トロフ
ェニルーβ−マルトヘキサオサイド、p−ニトロフェニ
ル−α−′マルトヘブタオサイl’、p−二トロフェニ
ルーβ−マルトヘプタオサイド等。
(iii)ハロゲン置換二)ロフェニルマルトオリゴl
)”類2−クロルー4−二トロフェニル一〇−マルト
ペンタオサイト、2−クロル・4−二Fロフェニルーβ
−マルトペンタオサイト、2−クロル−4ニトロ7Iニ
ル−α−マルトヘキサオサイド、2−クロル−4−ニト
ロフェニル−β−マルトヘキサオサイド、2−クロル−
4−二トロフェニルーa−マルトヘプタオサイド、2−
クロル−4−二トロフェニルーβ−マルトヘプタオサイ
ド、2.6−フクロルー4−ニトロフェニル−α−マル
トペンタオサイ)’、3.5−フクロルー4−二)e7
7xニル−α−マルトペンタオサイド、2.6−ジクロ
ル−4−ニトロフェニル−β−マルトヘン924N l
’、2−7’ロム−4−ニトロフェニル−a−マルトペ
ンタオサイド等。
)”類2−クロルー4−二トロフェニル一〇−マルト
ペンタオサイト、2−クロル・4−二Fロフェニルーβ
−マルトペンタオサイト、2−クロル−4ニトロ7Iニ
ル−α−マルトヘキサオサイド、2−クロル−4−ニト
ロフェニル−β−マルトヘキサオサイド、2−クロル−
4−二トロフェニルーa−マルトヘプタオサイド、2−
クロル−4−二トロフェニルーβ−マルトヘプタオサイ
ド、2.6−フクロルー4−ニトロフェニル−α−マル
トペンタオサイ)’、3.5−フクロルー4−二)e7
7xニル−α−マルトペンタオサイド、2.6−ジクロ
ル−4−ニトロフェニル−β−マルトヘン924N l
’、2−7’ロム−4−ニトロフェニル−a−マルトペ
ンタオサイド等。
また、いま一つの基本的な成分である追随酵素すなわち
a−グルコシダーゼおよびβ−グルコシダーゼとしては
、いがなる起源のものを用いてもよく、たとえばサツカ
ロマイセス・カルロスベルゲンシス、酵母などから得ら
れたa−グルコシダーゼや、アーモンドがら得られたβ
−グルコシダーゼを用いることができる。
a−グルコシダーゼおよびβ−グルコシダーゼとしては
、いがなる起源のものを用いてもよく、たとえばサツカ
ロマイセス・カルロスベルゲンシス、酵母などから得ら
れたa−グルコシダーゼや、アーモンドがら得られたβ
−グルコシダーゼを用いることができる。
本発明によるα−アミラーゼの活性測定用試薬には、上
記各成分のほかに、活性測定に必要な池の酵素類、緩衝
剤(pH6,5〜7.5のらのが好ましい)、抗生物質
、サルファ剤等の化学療法剤、キレート剤(エチレンノ
アミン四酢酸塩等)、安定剤(カルシウム塩など)等を
、用いる基質や検体の種類に応じて適宜配合することが
できる。
記各成分のほかに、活性測定に必要な池の酵素類、緩衝
剤(pH6,5〜7.5のらのが好ましい)、抗生物質
、サルファ剤等の化学療法剤、キレート剤(エチレンノ
アミン四酢酸塩等)、安定剤(カルシウム塩など)等を
、用いる基質や検体の種類に応じて適宜配合することが
できる。
本発明によるα−アミラーゼの活性測定用試薬は、非イ
オン界面活性剤など、従来α−アミラーゼの活性測定に
は使われたことのない助剤を含有するが、この試薬を用
いるa−アミラーゼの活性測定に特殊な操作は不要であ
って、マルトオリゴ糖またはこれとフェノール類とから
形F&されたグルコシドをα−アミラーゼの基質として
含有し、α−ググルシグーゼを追随酵素として含有する
従来のα−アミラーゼ活性測定用試薬を用いる場合と全
く同様にして測定を行うことができる。
オン界面活性剤など、従来α−アミラーゼの活性測定に
は使われたことのない助剤を含有するが、この試薬を用
いるa−アミラーゼの活性測定に特殊な操作は不要であ
って、マルトオリゴ糖またはこれとフェノール類とから
形F&されたグルコシドをα−アミラーゼの基質として
含有し、α−ググルシグーゼを追随酵素として含有する
従来のα−アミラーゼ活性測定用試薬を用いる場合と全
く同様にして測定を行うことができる。
すなわち、検体と基質との反応と同時に、あるいは反応
前または反応後に、α−グルコシグーゼおよびβ−グル
コシダーゼを非イオン界面活性剤またはデキストラン硫
酸エステル(またはその塩)とともに添加して反応させ
る。そして基質から遊離したグルコースまたはフェ7−
ル類を常法により定量することにより、α−アミラーゼ
の活性を測定する。グルコースを定量する方法としては
、たとえばグルコ−又オキシダーゼを作用させ、生成す
る過酸化水素をパーオキングーセおよび呈色試薬と反応
させ、生成物の吸光度を測定する方法、生成する過酸化
水素を直接、過酸化水素電極を用いる電気的方法により
定量する方法、グルコース−6−リン酸脱水素酵素、ヘ
キソキナーゼ、アデノシン−3−リン酸およびニコチン
7ミド7デニンジヌクレオチドを作用させ、生成する還
元型二フチンアミド7デニンノヌクレオチドの340n
11の吸光度変化を測定する方法などがある。フェノー
ル類を定量する方法としては、遊離したフェノール類が
たとえばp−二トロフェノールや0−クロル−p−二ト
ロフェノールの場合は直接吸光度変化を測定する方法が
あり、7エ/−ル類が7二/−ル、2゜6−ジクロロ7
エ7−ル等の場合は、呈色試薬たとえば4−7ミノ7ン
チピリンを添加して酸化縮合させ、生成物の吸光度を測
定する方法などがある。
前または反応後に、α−グルコシグーゼおよびβ−グル
コシダーゼを非イオン界面活性剤またはデキストラン硫
酸エステル(またはその塩)とともに添加して反応させ
る。そして基質から遊離したグルコースまたはフェ7−
ル類を常法により定量することにより、α−アミラーゼ
の活性を測定する。グルコースを定量する方法としては
、たとえばグルコ−又オキシダーゼを作用させ、生成す
る過酸化水素をパーオキングーセおよび呈色試薬と反応
させ、生成物の吸光度を測定する方法、生成する過酸化
水素を直接、過酸化水素電極を用いる電気的方法により
定量する方法、グルコース−6−リン酸脱水素酵素、ヘ
キソキナーゼ、アデノシン−3−リン酸およびニコチン
7ミド7デニンジヌクレオチドを作用させ、生成する還
元型二フチンアミド7デニンノヌクレオチドの340n
11の吸光度変化を測定する方法などがある。フェノー
ル類を定量する方法としては、遊離したフェノール類が
たとえばp−二トロフェノールや0−クロル−p−二ト
ロフェノールの場合は直接吸光度変化を測定する方法が
あり、7エ/−ル類が7二/−ル、2゜6−ジクロロ7
エ7−ル等の場合は、呈色試薬たとえば4−7ミノ7ン
チピリンを添加して酸化縮合させ、生成物の吸光度を測
定する方法などがある。
本発明の試薬は、従来のこの種の試薬と同様、血清、尿
、膵液、だ液などに含まれるa−7’−ラーゼの活性測
定に広く使用することができる。
、膵液、だ液などに含まれるa−7’−ラーゼの活性測
定に広く使用することができる。
一発一明の効果
本発明によるα−アミラーゼの活性測定用試薬は、上述
のように追随酵素によるブランク反応を抑制する作用を
有する非イオン界面活性剤またはデキストラン硫酸エス
テルもしくはその塩を含有させたちのであるから、使用
前の基質分解がほとんどなく安定性にすぐれており、ま
た、これを用いてα−アミラーゼの活性測定用を行うと
きはブランク値が小さく、かつ添加した助剤による妨害
もないから、従来よりも精度の高い測定を行うことがで
きる6 実施例 以下実施例および実験例を示して本発明を説明する。
のように追随酵素によるブランク反応を抑制する作用を
有する非イオン界面活性剤またはデキストラン硫酸エス
テルもしくはその塩を含有させたちのであるから、使用
前の基質分解がほとんどなく安定性にすぐれており、ま
た、これを用いてα−アミラーゼの活性測定用を行うと
きはブランク値が小さく、かつ添加した助剤による妨害
もないから、従来よりも精度の高い測定を行うことがで
きる6 実施例 以下実施例および実験例を示して本発明を説明する。
実施例 l
50mM PIFES”緩衝液(pH7,0)2−クロ
ル−4−ニトロフェニル−β−マルトペンタオサイトS
+sM a−グルコシダーゼ 80U/
+slβ−グルコシダーゼ I
OU/m1CaC1=
1輸MNaC11mM 縦 ピペラノンーN、N’−ビス(2−エタンスルホン
酸)上記の基本組成を有する試薬に第1表記載のとおり
の助剤を添加してα−アミラーゼの活性測定用試薬A−
Xを調製した。また対照例として、助剤無添加のもの(
a)を用意した。
ル−4−ニトロフェニル−β−マルトペンタオサイトS
+sM a−グルコシダーゼ 80U/
+slβ−グルコシダーゼ I
OU/m1CaC1=
1輸MNaC11mM 縦 ピペラノンーN、N’−ビス(2−エタンスルホン
酸)上記の基本組成を有する試薬に第1表記載のとおり
の助剤を添加してα−アミラーゼの活性測定用試薬A−
Xを調製した。また対照例として、助剤無添加のもの(
a)を用意した。
上記試薬により、血清および尿を検体として、下記の方
法によりα−アミラーゼの活性測定を行なった637°
Cで5分間加温した試薬3mlを試料20ulに加えて
反応させ、添加後4分から8分までの直線部を400n
彌で測定する。追随酵素によるブランク反応を知るため
、水を試料として同様の測定を行う。
法によりα−アミラーゼの活性測定を行なった637°
Cで5分間加温した試薬3mlを試料20ulに加えて
反応させ、添加後4分から8分までの直線部を400n
彌で測定する。追随酵素によるブランク反応を知るため
、水を試料として同様の測定を行う。
各測定例における1分間の吸光度変化を第1表に示す(
検体についての測定値は水を試料としたときの測定値を
ブランク値として除いである。)。
検体についての測定値は水を試料としたときの測定値を
ブランク値として除いである。)。
同表から明らかなように、本発明の実施例品を用いた場
合は対照例に比べてブランク値が、少ない場合でも24
%、最高92%も低下した。また、助剤による妨害も認
められなかった。
合は対照例に比べてブランク値が、少ない場合でも24
%、最高92%も低下した。また、助剤による妨害も認
められなかった。
(なお第1表および後記第2表において、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルは日光ケミカルズ社製・BL−
8SY、ポリオキシエチレンアルキル7ヱニルエーテル
はシグマ社M・トリトンXであり、いずれもアルキル基
の炭素数は不明である。) 実験例 50mM PIPES緩衝液(pH7,0)マルトヘプ
タオース 15mM5mM
グルツース−6−リン酸酢水素酵素 6U/+l
α−グルコシダーゼ 80U/
噛1へキソキナーゼ S
U/m1CaC1+
1+5MNaCl
1+aM7デノンンー3−リン酸
1mMニコチンアミドアデ
ニンノヌクレオチド 2.5++M上記の基本組
成を有する試薬に第2表記載のとおりの助剤を添加して
α−アミラーゼの活性測定用試薬A−Xを調製した。ま
た対照例として、助剤無添加のもの(a)を用意した。
チレンアルキルエーテルは日光ケミカルズ社製・BL−
8SY、ポリオキシエチレンアルキル7ヱニルエーテル
はシグマ社M・トリトンXであり、いずれもアルキル基
の炭素数は不明である。) 実験例 50mM PIPES緩衝液(pH7,0)マルトヘプ
タオース 15mM5mM
グルツース−6−リン酸酢水素酵素 6U/+l
α−グルコシダーゼ 80U/
噛1へキソキナーゼ S
U/m1CaC1+
1+5MNaCl
1+aM7デノンンー3−リン酸
1mMニコチンアミドアデ
ニンノヌクレオチド 2.5++M上記の基本組
成を有する試薬に第2表記載のとおりの助剤を添加して
α−アミラーゼの活性測定用試薬A−Xを調製した。ま
た対照例として、助剤無添加のもの(a)を用意した。
上記試薬について、調製直後および4℃で24時間保存
後に、340nmの吸光度を測定した。その結果を第2
表に示す。
後に、340nmの吸光度を測定した。その結果を第2
表に示す。
同表から、本発明の実施例品は対照例に比べて保存によ
る吸光度変化が少なく、安定性がすぐれていることがわ
かる。
る吸光度変化が少なく、安定性がすぐれていることがわ
かる。
Claims (3)
- (1)マルトオリゴ糖の還元性分子末端にフェノール類
を結合させてなるグルコシドまたはマルトオリゴ糖をα
−アミラーゼの基質として含有し、α−グルコシダーゼ
を追随酵素として含有するα−アミラーゼの活性測定用
試薬において、非イオン界面活性剤またはデキストラン
硫酸エステルもしくはその塩を含有することを特徴とす
るα−アミラーゼの活性測定用試薬。 - (2)追随酵素として更にβ−グルコシダーゼを含有す
る特許請求の範囲第1項記載の試薬。 - (3)基質がハロゲン置換ニトロフェニルマルトオリゴ
サイドである特許請求の範囲第1項記載の試薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24629284A JPS61124397A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | α−アミラ−ゼの活性測定用試薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24629284A JPS61124397A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | α−アミラ−ゼの活性測定用試薬 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124397A true JPS61124397A (ja) | 1986-06-12 |
JPH0517837B2 JPH0517837B2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=17146376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24629284A Granted JPS61124397A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | α−アミラ−ゼの活性測定用試薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124397A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374358B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2003-03-04 | 주식회사 코메드 | 미생물 동정을 위한 비피검사법과 구연산염 검사법을대체하는 글루코시드 분해검사배지와 셀로비오스분해검사배지 및 그 검사법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056998A (ja) * | 1973-09-06 | 1975-05-19 | ||
JPS5337096A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-05 | Du Pont | Determination of amylase |
JPS5451892A (en) * | 1977-09-13 | 1979-04-24 | Boehringer Mannheim Gmbh | Quantitatively anlysing method and reagent for alphaaamylase |
JPS5985300A (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-17 | Toyobo Co Ltd | α−アミラ−ゼ活性測定試薬 |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP24629284A patent/JPS61124397A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056998A (ja) * | 1973-09-06 | 1975-05-19 | ||
JPS5337096A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-05 | Du Pont | Determination of amylase |
JPS5451892A (en) * | 1977-09-13 | 1979-04-24 | Boehringer Mannheim Gmbh | Quantitatively anlysing method and reagent for alphaaamylase |
JPS5985300A (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-17 | Toyobo Co Ltd | α−アミラ−ゼ活性測定試薬 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374358B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2003-03-04 | 주식회사 코메드 | 미생물 동정을 위한 비피검사법과 구연산염 검사법을대체하는 글루코시드 분해검사배지와 셀로비오스분해검사배지 및 그 검사법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0517837B2 (ja) | 1993-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3080770B2 (ja) | 液体中のイオンを測定する方法及びそのための組成物 | |
JPH0670798A (ja) | 尿酸測定用試薬組成物 | |
JP4022799B2 (ja) | 電解質測定用試薬組成物 | |
JPS61124397A (ja) | α−アミラ−ゼの活性測定用試薬 | |
JP4013108B2 (ja) | リパーゼの安定化方法 | |
JP2542251B2 (ja) | 安定な一液性α―アミラ―ゼ検定用試薬 | |
JP3075377B2 (ja) | α−アミラーゼ活性の測定法およびα−アミラーゼ活性測定用試薬 | |
JP4130724B2 (ja) | キレート物質を含む測定試薬 | |
EP0104780B1 (en) | Measurement of alpha-amylase activity | |
JP4639757B2 (ja) | 電解質測定用組成物 | |
JP2871034B2 (ja) | 塩素イオン測定用組成物 | |
JPH0716099A (ja) | 改良された安定な単一液体アルファ−アミラーゼ用試薬 | |
US5470715A (en) | Composition for determination of chloride ion | |
JP2990753B2 (ja) | 塩素イオン測定用組成物 | |
JP2003000236A (ja) | エステラーゼの安定化方法 | |
US6387646B1 (en) | Reagent compositions for measuring electrolyte | |
JPH0155880B2 (ja) | ||
JPS59159798A (ja) | 生体体液成分の測定法 | |
JP3070726B2 (ja) | 溶液中のザルコシンオキシダーゼの安定化方法 | |
JP3511211B2 (ja) | アミラーゼ活性測定用試薬 | |
JPH11266898A (ja) | 塩素イオン測定用試薬組成物 | |
JPS6339600A (ja) | α−アミラ−ゼアイソザイムの分別測定法 | |
JP2002142798A (ja) | イヌリン測定方法 | |
JPH02276597A (ja) | 体液中のカルシウム測定方法 | |
JPH0671437B2 (ja) | マグネシウムイオン定量用試薬 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |