JPS61123506A - 装飾モ−ルディングの製造方法 - Google Patents

装飾モ−ルディングの製造方法

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JPS61123506A
JPS61123506A JP24686184A JP24686184A JPS61123506A JP S61123506 A JPS61123506 A JP S61123506A JP 24686184 A JP24686184 A JP 24686184A JP 24686184 A JP24686184 A JP 24686184A JP S61123506 A JPS61123506 A JP S61123506A
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molding
plastics
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Shin Takeuchi
伸 竹内
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Inoue MTP KK
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は装飾モールディングの製造方法に関する。
自動車の側面パネルの表面あるいは窓枠もしくは各部の
エツジ、または家具類の縁飾り等にプラスチックスの装
飾モールディングが使用される。
近年、例えば前記の自動車用のモールディング等におい
てニーズの多様化から非常に薄い肉厚の保護モールディ
ングが要請される。
通常この種の装飾モールディングは効率性および経済性
等の観点から、押出成形品が多用されているのであるが
、押出成形による場合には、グイから押し出された成形
直後の溶融状態にある成形品の引取りの都合上、薄肉化
には限界があり、製品の幅が2〜3CI11程度のもの
にあっては肉厚の限界は概ね4〜51IIIgとされて
おり、これより薄い肉厚のモールディングを得るにはこ
とは極めて困難であった。
な右、押出成形後に圧延等の手段によって薄肉化するこ
とも撮案されるが、今度はモールディングの幅が不均一
となったり、また表面に圧延ロール等の条痕が付着する
等、外観装飾上の問題があリ、実施することができない
また、この種のモールディン、グは上記の押出成形以外
にも射出成形等によっても得られるが、よ゛ り美しく
、新しい概念の商品が常に求められている。
この発明は、このような現状に鑑みて提案されたもので
あって、その目的とするところは、上面に艶の有るガラ
ス様のクリアーな表面をもった装飾性に優れた美麗なモ
ールディング、殊に従来の押出成形等では困難である極
めて薄い肉厚をもった新しい概念のモールディングを得
る新規な方法を提供することである。    。
この発明のもう一つの目的は、上に述べたような装飾性
に優れたかつ新規なモールディングを簡単かつ確実に、
しかも効率良く得ることができる方法を提供することで
ある。
上記の目的を実現するために、この発明は、硬化性液状
プラスチックスを複数のノズルより゛基体上面に流下し
、該複数条の液状プラスチックスを面方向に流延し合流
せしめて単一の液状プラスチックス面となした後、これ
に紫外線を照射し硬化させることにより前記基体上面に
プラスチックス′ 装飾表面を二体に形成することを要
旨とする。
以下、添付の図面に従って、この発明を実施例とともに
説明する。
添付の図面第1図はこの発明によって得られた装飾モー
ルディング、特には自動車の側面パネルに粘着される保
護モールディングの一部を省略した斜視図、第2図はそ
の端末部を表わした断面図、第3図は同じく幅方向に切
断してその側端部を表わした断面図、第4図は基体の上
面に液状プラスチックスを流下する状態を示す断面図、
第5図番図は複数条の液状プラスチックスが面方向に流
延し合流し単一の液状プラスチックス面を形成する状態
を示す断面図、第6図は液状プラスチックス面に紫外線
を照射し硬化する状態を示す断面図、第7図は単一のノ
ズルから液状プラスチックスを流下した場合の該液状プ
ラスチックスの流延状態を示す断面図である。
第1図ないしは第3図に図示したように、この発明方法
によって得られる装飾モールディング10は、プラスチ
ックスシート条片11等よりなる基体と、その基体表面
に形成された硬化性液状プラスチックスの硬化部分より
なる装飾表面20から構成されるものである。
プラスチックス装飾表面20は、レンズ様効果を有する
艷の有る滑らかな美麗な表面であって、その各端縁25
.26.27は角丸に形成されている。
図中符合30はこの装飾モールディングを車体に添着す
るための粘着テープで、31は粘着剤、32はその保護
紙である。
図示のモールディング10は、0.5mIIIのプラス
チックスシート条片11の表面に1.Ommのプラスチ
ックス装飾表面20を形成し、0.4mmの粘着テープ
30と合わせて全体の肉厚1.9鮒の薄肉モールディン
グとしたものである。
基体は、実施例の塩化ビニル樹脂等のプラスチックスシ
ート11のほかに、適宜のプラスチラチスの押出成形も
しくは射出成形品等を使用することができ、その装飾効
果を高めるために着色されたり、あるいはその表面に文
字、模様等の印刷装飾部が形成されることがある。
基体の形状は任意とすることができることはいうまでも
ないが、液状プラスチックスを流延する基体表面15の
端縁は、例えば図示した直角端縁19のようなシャープ
エツジとすることが、後述する該液状プラスチックスの
流延上好ましい。
次に第4図以下の図に従って、この発明方法を具体的に
説明する。
第4図には、前記のプラスチックスシート基体11の表
面15に硬化性液状プラスチックス21.22が複数の
ノズル41.42より流下される状態が示される。
液状プラスチックス21.22は、次に述べる流延およ
び合流に最も都合のいい間隔および量をもって、水平に
保持された基体11上面15に流下される。
基体11が細長い条片の場合には図のように、その長手
方向に沿って平行に流下される。
基体上面15に流下された液状プラスチックス21.2
2は、次に、第5図番図に(a)、(b)、(C)の順
で図示するように流延し、合流する。
すなわち、各条の液状プラスチックス21.22は流下
直後の玉状の状態(a)から基体表面15を面方向に流
延し端縁部16.17に到着するとそこで表面張力によ
って停止する(b)。
一方が表面張力で停止した液状プラスチックス21.2
2は、反対側の中央部側へ流動しそこで互いに合流する
(C)。合流した液状プラスチックス21.22は、今
度は、それまでの各流れにおける各々の表面張力に代わ
って一体となった液状物の表面張力によって、均一な表
面を保持しようとする物理的作用を生じ、その結果均一
な表面を持った単一な液状プラスチックス面23が形成
される(d)。
液状プラスチックス面23の形成は、このように、液体
の自然流延とその表面張力を利用して行われる。特に、
この発明においては、複数条の液体それぞれの流延によ
る表面張力のほかに、複数の液体の合流による表面張力
を利用するものであるから、極く薄い液状プラスチック
ス面の形成も可能となるのである。
なお、第7図は、本発明と対比するために、単一のノズ
ルから液状プラスチックスを基体上に流下した状態を示
すものであるが、単一液体の場合には、図のように、流
延の範囲および肉厚に限界があり、複数液体を合流する
本発明のように広くかつ薄く流延することができない。
さらにまた、液状プラスチックスが流延される基体表面
15の端縁を直角端縁19のようなシャープエツジとす
ることによって、液状プラスチックスは該シャープエツ
ジにおいて表面張力で盛り上がるような曲面を形成して
、角丸で美麗な端部を有する装飾表面を形成することが
できるのである。
次にここで使用される液状プラスチックス21は、透明
かつ硬化性のもので、特には紫外線に劣って硬化する紫
外線硬化型の液状プラスチックスである。
紫外線硬化型の液状プラスチックスと・しては、ラジカ
ル重合系、カチオン重合系いずれであってもよく、前者
の代表的なものとしてはポリエステルポリアクリレート
、ウレタンポリアクリレート、エポキシポリアクリレー
ト、ポリエーテルポリアクリレート、側鎖アクリロイル
型アクリル樹脂、ポリチオール−アクリル型オリゴマー
およびポリチオール−スピロアセクール樹脂等が好適で
ある。
他方後者としてはエポキシ樹脂が代表的である。
前者は、夫々重合性二重結合を有するオリゴマー、重合
性モノマーおよび光重合開始剤の3成分を主成分とし、
その他補助成分として貯蔵時の安定性を高める重合禁止
剤、注型後の表面を平滑にするレベリング剤及び着色剤
としての染、顔料が適宜加えられたものからなる。
重合性モノマーは、重合性オリゴマーの粘度を調節或い
は紫外線硬化性、硬化後の表面特性を改良するためのも
のであり、反応性希釈剤とも言える。この重合性モノマ
ーとしては単官能モノマー、2官能以上の多官能モノマ
ーが使用できるが、前者は希釈効果大であるものの硬化
性が悪いため、希釈効果は劣るものの硬化性が大である
多官能モノマーと組合せて使用される。単官能モノマー
の例としては、2−エチルへキシルアクリレート、カル
ピトールアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリ
レート等のアクリル系モノマーが好適であるがこれに限
るものではない。多官能モノマーとしては、三官能の1
.6−ヘキサンジオールアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジ
アクリレート等のアクリル系モノマー右よび3官能以上
のトリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、テトラメチロールメタ
ンテトラアクリレート等が使用できる。
光重合性開始剤は紫外線を吸収して重合を開始させるた
めのものであり、ジェトキシアセトフェノンを代表例と
するアセトフェノン系開始剤、イソプロピルベンゾイン
エーテルを代表例とするベンゾインエーテル系開始剤、
ベンシルジメチルケタールを代表例とするベンジルケタ
ール系開始剤右よび2−クロロチオキサントンを代表例
とするケトン系開始剤が適宜使用される。
これらは、適宜量混合され第4図に図示するような複数
の流下用オリフィス41.42を用して基体条片の表面
15に流下される。流下された液状プラスチックスは基
体条片を流延し、合流して単一の液状プラスチックス面
23を形成する。しかもこの゛ とき、前述の如くその
表面張力によってその液状プラスチックスの厚みを減す
るように形成する。
しかる後、この液状プラスチックス面23に第6図に図
示するように高圧水銀灯等45から紫外線を照射する。
さすれば数秒ないし10数秒で液状プラスチックスは硬
化し、その流延形状が形成される。
紫外線源45としては前記の他にキセノンランプ、メタ
ルハライドランプ等が利用できるものである。
なお、この紫外線照射に加え加熱等によって、その硬化
を助長してもよい。
以上図示し説明したように、この発明の装飾モールディ
ングの製造方法によれば、硬化性液状プラスチックスを
複数のノズルより基体上面に流下し、該複数条の液状プ
ラスチックスを面方向に流延し合流せしめて単一の液状
プラスチックス面となした後、これに紫外線を照射し硬
化させることにより前記基体上面にプラスチックス装飾
表面を一体に形成することを特徴とするものであるから
、液体の表面張力によって、基体プラスチックスの上面
に艶の有るガラス様のクリアーな表面、必要ならば極く
薄い肉厚表面をもったプラスチックス層を形成した装飾
性に優れた美麗なモールディングを簡単かつ確実に、し
かも効率良く得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によって得られた装飾モールディング
、特には自動車の側面パネルに貼着される保護モールデ
ィングの一部を省略した斜視図、第2図はその端末部を
表わした断面図、第3図は同じく幅方向に切断してその
側端部を表わした断面図、第4図は基体の上面に液状プ
ラスチックスを流下する状態を示す断面図、第5園芸図
は複数条の液状プラスチックスが面方向に流延し合流し
単一の液状プラスチック面を形成する状態を示す断面図
、第6図は液状プラスチックス面に紫外線を照射し硬化
する状態を示す断面図、第7図は単一のノズルから液状
プラスチックスを流下した場合の該液状プラスチックス
の流延状態を示す断面図である。 10°自動車用保護モールデイング、11゛・基体条片
、16.17゛端縁部、19パ直角端縁、20°゛プラ
スチツクスの装飾表面、21.22  液状プラスチッ
クス、23・液状プラスチックス面、30  粘着テー
プ、41.42・ノズル、45・水銀灯。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硬化性液状プラスチックスを複数のノズルより基体
    上面に流下し、該複数条の液状プラスチックスを面方向
    に流延し合流せてめて単一の液状プラスチックス面とな
    した後、これに紫外線を照射し硬化させることにより前
    記基体上面にプラスチックス装飾表面を一体に形成する
    ことを特徴とする装飾モールディングの製造方法。 2、基体上面における液状プラスチックスの流延部端縁
    がシャープエッジに形成されている特許請求の範囲第1
    項記載の装飾モールディングの製造方法。 3、基体がプラスチックスシート条片である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の装飾モールディングの製
    造方法。
JP24686184A 1984-11-21 1984-11-21 装飾モ−ルディングの製造方法 Granted JPS61123506A (ja)

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JPH0421568B2 JPH0421568B2 (ja) 1992-04-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07165479A (ja) * 1986-06-19 1995-06-27 Sandvik Ab 被覆されたウィスカー強化セラミックス焼結体
JP2014037120A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Sandvik Kk ベルト式成形装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07165479A (ja) * 1986-06-19 1995-06-27 Sandvik Ab 被覆されたウィスカー強化セラミックス焼結体
JP2014037120A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Sandvik Kk ベルト式成形装置

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