JPS61123130A - 気相成長におけるスリツプ防止方法 - Google Patents

気相成長におけるスリツプ防止方法

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JPS61123130A
JPS61123130A JP24479184A JP24479184A JPS61123130A JP S61123130 A JPS61123130 A JP S61123130A JP 24479184 A JP24479184 A JP 24479184A JP 24479184 A JP24479184 A JP 24479184A JP S61123130 A JPS61123130 A JP S61123130A
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gas
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繁 鈴木
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伸夫 柏木
Yoshihiro Miyanomae
宮ノ前 芳洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、半導体ウェハなどの基板表面にエピタキシャ
ル層などの薄膜を形成する気相成長に係り、特にこの気
相成長に際して基板や薄膜に生ずるスリップ(結晶欠陥
)を防止する方法に関するものでるる。
〔従来技術〕
N、tばエピタキシャル気相成長においては、反応室内
に設けられたサセプタの上に基板を雪き、キャリアガス
を反応室内に供給して該反応室内にキャリアガスを満た
しつつ基板を所定温度に加熱し、その後、前記キャリア
ガスと共に反応ガスを反応室内に供給し、基板表面にエ
ピタキシャル層を成長させるが、従来は、キャリアガス
の供給流量に対して反応ガスの供給流量の割合が小°さ
いため、反応ガスの供給開始を、第3図の線A、で示す
ように、ON、OFF的に行なっていた。
〔発明が解決しようとする問題〕
しかしながら1本願発明者等は、このように反応ガスを
ON、OFF的に供給した場合、基板またはサセプタの
温度センサ出力によってサセプタの加熱を自動制御する
装置では、反応室内に反応ガスを供給したとき、温度セ
ンナの出力が第3図の線B1で示すように急峻に低下し
、これに伴ってサセプタの加熱用出力も第3図の線C1
で示すように急激に増加することを知見した。前記温度
センサ出力の低下は、本願発明者等の実験によると、第
4図に示すような値を示すことが判明した。第4図は、
反応ガスとして5iC1a (四塩化シリコン)を用い
、反応室への反応ガス供給流量(g/m1n)を4. 
IQ、 14.1.8として実験したものである。
この第4図から明らかなように、反応ガスの供給流量が
多い場合はど、温度低下刃!増加し、通常の気相成長で
使用される10〜I5g/minの場容には、約10〜
14℃(実際にはバラツキがあり、もっと大きな値を示
すこともある)であった。この値は。
基板温度の1100−11501:に比較すれば、わず
かなものであ・るが、温度降下が第3図の線B、に示、
したように急峻であることと、′これに伴なうサセプタ
の加熱用出力も第3歯゛の線c1に示しだように急激に
増加するため、基板の表面と裏面で急激な温度のアンバ
ランスを生じ、基板に熱ひずみが生じて該基板にスリッ
プが発生するのではないがと、本願発明者等は推測した
前記のような現象は、反応ガスの供給開始時に限らず、
エピタキシャル気相成長の前工程として基板表面を清浄
にするために反応ガスの供給前に行なわれるエツチング
ガスの供給開始時や、まだ場合によってエピタキシャル
気相成長の開始に先立ちキャリアガスの供給流量を増加
させたときにも生ずる。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、前述したような点に鑑み、鋭意研究の結果な
されたもので、基板がスリップを葬こし易い温度以上に
加熱されている際に一反応、室内に供給するガスの流′
量または種類を変える場合、第2図の線A2で示すよう
に、ガスの供給流量を制御しつ2時間Tを掛けて希望す
る値まで漸次変化させるようにしたものである。
〔作用〕
第2図の線A2で示すように′、ガスの供給流量を制御
しつつ時間Tを掛けて希望する値まで漸次変化させるこ
とにより、反応室内に供給するガスの流量または種類が
変わる際に生じた基板の濃度低プに押えられ、スリップ
の発生を押えることができた。
〔実施例〕          ゛ 以下禾発明の一実施例を第1図ないし第2図について説
明する。第1図において、看はベースプレート、2はベ
ルジャで、これらにより反応室3を形成するようになっ
ている。4はサセプタで。
ベースプレート1を貫通して反応室3内に伸びている中
空回転軸5の上端に取付けられている。6はノズルで、
中空回転軸5内を通って反応室3内に伸び、その元端は
ガス導入管7に接続されている。このガス導入管7には
、パージガス、キャリアガス、エンチングガスならびに
反応ガスの各ガス供給源8a、gb、8c、8d がそ
れぞれ流量制御器9a、9b、’ 9 c、 9d  
を介して接続されている。
10はベースプレート1=に・設けられた排気口である
サセプタ4の下方には加熱用の、RFコイル11が設け
られ、加熱装置12から高周波電力を供給される”よう
になっている。13は温度センサで、サセプタ4および
その上に載置されている基板14の表面温1度を検出し
、その出力を制御装置15へ与えるようになっている。
制御装置15は、気相成長プロセスに従って流量制御器
9a、9b、9c、9dの開閉および流量制御を行なう
と共に、同じく気相成長プロセスに従い、かつ温度セン
サ13からの出力をフィードパンクして加熱装置12か
らRFコイル11への給電を制御するようになっている
次いで本装置の作用について説明する。気相成長プロセ
スの開始時には、RFコイル11への給電は絶たれ、流
量制御器9a、9b、’?c、9dは閉じられている。
この状態でベルジャ2を開き、基板14をサセプタ4上
に載置し、ベル、ジャ2を閉じる。次いで流量制御器9
aを開いてパージガス供給源8aからN2などのパージ
ガス用7、ノズル6により反応室3内へ供給し、反応室
3内の空気をN2などの不活性ガス雰囲気に置換する。
次いで、前記パージガス用の流量制御器9aを閉じると
共に、キャリアガス用の流量制御器9bを開き、反応室
3内をキャリアガス(N2)で置換し。
その後、加熱装置12に給電指令を出してRFコイル1
1に給電を開始する。なお、キャリアガスの供給はその
まま続ける。前記RFコイル11への給電は、温度サン
ナ]3の出力を制御装置(5ヘフイードバノクし、サセ
プタ4および基板14が所定の温度勾配で昇温するよう
に制御することが好ましい。
前記パージガスの供給停止およびキャリアガスの供給開
始は、基板+4が常温であり、スIJ 7プを発生する
状態にないため、ON’、OFF的に行なっても全く問
題を生じない。
RFコイル11への給電により、サセプタ4および基板
14は、例えば1150℃などの気相成長温度まで加熱
され、以後、この気相成長温度に保持される。
次いで、エツチングガス用の流量制御器9Cを開き、す
でに供給されているキャリアガスと共にエツチングガス
をノズル6から吹き出させ、基板14の表面の酸化膜な
どを除去して基板表面を浄化し、前記エツチングガス用
の流量制御器9Cを閉じ1次いで反応ガス用の流量制御
器9dを開いて、キャリアガスと共に反応ガスをノズル
6から吹き出させ、基板14の表面に気相成長によるエ
ピタキシャル膜などの薄膜を形成する。
本発明は、前記エツチングガスや反応ガスの供給時のよ
うに基板14がスリップを起こし易い温度以上に加熱さ
れている場合、これらのガスの供給に伴なう基板14の
表裏の温度のアンバランスによるスリップの発生を押え
るもので、これを第2図により説明する。第2図は反応
ガスの供給開始時を示すもので、前述した流量制御器9
dを開いて反応ガスを供給する場合、第2図の線A2に
示すように、反応ガスの供給流量を零から所定の勾配を
もって次第に増加させるようにする。この零から所定の
流量まで移行させるための制御は、制御装置15で行な
われる。この零から所定流量に到達するまでの時間Tは
、反応室3の大きさ、反応ガスの種類および供給流量な
どによって定められるが、実験によれば、反応ガスがS
 tcx aで、5インチのウェハを10数枚処理する
装置の場合でも1分程度で十分であった。
このように反応ガスの供給をON、OFF的に行なわず
ある勾配をもって漸時増加Jせると、温度センサ13の
出力は、第2図に線B2で示すように。
反応ガスの供給開始に伴なう温度降下が少なく、さらに
温度降下のカーブが非常にゆるやかになる。
そこで、線C2に示すように、加熱用出力すなわちRF
コイル11に対する給電量の増加もゆるくかつ小さな値
に押えられ、サセプタ4上に1少れた基板14の表裏の
温度のアンバランスの発生が小さく押えられる。
そこで、この基板表裏の温度のアンバランスによる基板
自身のスリップの発生が押えられ、また、気相成長によ
ってエピタキシャル層を形成する場合にはスリップの少
ないエピタキシャル層が得られる。
第2図は反応ガスの供給開始時を例にとって示したが、
エツチングガスの供給開始時やキャリアガスを反応ガス
の供給と共に増加させる場合、それに伴なう温度降下の
程度によって前記反応ガスの供給開始時と同様の流量制
御を行えばよい。また、すでに供給しているガスを停止
もしくは減少させる場合には、供給開始時程の問題は生
じないが、変化の度合によっては漸減させるように制御
することが好ましい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば1例えば反応ガスの供
給開始時のように、反応室への供給ガスの種類や流量変
化に伴なう基板の表裏の温度のアンバランスを押えてこ
の温度のアンバランスによる基板自身のスリップの発生
を少なく押えることができ、欠陥発生の少ない良好な気
相成長を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するだめの気相成長装置の一例を
示す概琳図、第2図は本発明による反応は従来の反応ガ
スの供給開始時の流量およびそれに伴なう温度センサ出
力と加熱用出力の関係を示す線図、第4図は反応ガスの
供給流量と温度セン下 す出力の降厖量との関係を示す図である。 1・・・・・ベースプレート、  2・・・・・・ベル
ジャ、3・・・・・反応室、  4・・・・・・サセプ
タ、5・・・・・中空回転軸、  6・・・−・−ノズ
ル、7・・・・ガス導入管、 8a、 8 b、 8.c、 8d・・・−・・ガス供
給源、9a、 9 b、 9 c 、 9ti=−流量
制御器、10・・・・・・排気口、11・・・・・・R
Fコイル。 12・・・・・・加熱装置、13・・・・・・温度セン
サ、14・・・・・・基板、  15・・・・・・制御
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、反応室内に置かれて加熱された基板表面に反応ガス
    を接触させて該基板表面に薄膜を形成する気相成長にお
    いて、基板がスリップを起こし易い温度以上に加熱され
    ている際に、反応室内に供給するガスの流量または種類
    を変える場合、ガスの供給流量を制御しつつ希望する値
    まで漸次変化させることを特徴とする気相成長における
    スリップ防止方法。
JP59244791A 1984-11-20 1984-11-20 気相成長におけるスリップ防止方法 Expired - Lifetime JPH0713942B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107772A (en) * 1976-03-06 1977-09-09 Kanematsu Semikondakutaa Kk Apparatus for controlling epitaxial growth

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107772A (en) * 1976-03-06 1977-09-09 Kanematsu Semikondakutaa Kk Apparatus for controlling epitaxial growth

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