JPS6112250B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6112250B2 JPS6112250B2 JP10467678A JP10467678A JPS6112250B2 JP S6112250 B2 JPS6112250 B2 JP S6112250B2 JP 10467678 A JP10467678 A JP 10467678A JP 10467678 A JP10467678 A JP 10467678A JP S6112250 B2 JPS6112250 B2 JP S6112250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- master
- teleconverter
- focal length
- magnification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
Description
本発明はマスターレンズの前方に装着するテレ
コンバーターに関し、殊に8ミリのシネカメラに
装着するテレコンバーターに適する。 小型シネカメラはズームレンズ組込みが常識と
なつているが、最近は高倍率のズームレンズを有
するものが数多く製品化されている。しかし高倍
率では手持ち撮影時にブレを起し易く、またその
重量のために携行に不便を感じることも多いの
で、高倍率でも10倍程度が上限になる傾向にあ
る。 一方、暗い場所における撮影を対象にしたXL
カメラの進出で、室内撮影が手軽に行なえるよう
になつたことに伴つて、ズームレンズの広角側焦
点距離をより広角側へ延ばそうとする要求が強ま
り、その結果、望遠側焦点距離は従来に比較して
短かくなつている。 しかしながら上述のような小型シネカメラの高
倍率化、大口径化、広角化の要望はズームレンズ
を大型にしがちである。 そこでXLカメラに求められる大口径化と広角
化が優先し、高倍率化はアクセサリーによる補助
手段で達成することも、ズームレンズを大型化せ
ずに要望を達成する一つの方法である。 この方針に従つて望遠側の焦点距離はアフオー
カル・コンバーターで増大し、それより不連続で
あつても高倍率化の効果を得ようとする際に、マ
スターレンズは小型化されているにもかかわらず
アクセサリーが巨大化するには好ましくないの
で、コンバーターもできるだけ小型にすることが
求められる。そしてアフオーカル・コンバーター
を小型にするにはアフオーカル倍率を小さくする
か、あるいは各要素の屈折力を高めるのが普通で
あるが、アフオーカル倍率を小さくすることは望
遠効果を減殺させることになり、他方、各要素の
屈折力を高めると結像収差は著しく悪化する。 本発明はアフオーカル倍率とテレ・コンバータ
ーを構成する各要素の屈折力のバランスを適切に
選んだアタツチメント・レンズの提供を目的とす
る。 そしてアフオーカル倍率は1.4倍程度とし、ズ
ーム比10倍のマスターレンズ装着した時に14倍の
効果が得られるように想定する一方、各要素の屈
折力はできるだけ弱くして、添付の図面に見える
ように各収差を良好に保つている。 しかしこれによつて大きさが増大し易く、特に
前群はマスターのズームレンズが広角になつた時
に直径が増加するので、中間焦点距離から長焦点
距離にかけて使用できるように制限し、小型にし
ている。 次に本発明の数値例を示すが、r1からr4までが
本発明のテレコンバーターで、アフオーカル倍率
1.38、以降はマスターレンズである。 またriは各レンズ面の曲率半径、diは各軸上レ
ンズ面間隔、niはd線に対する各レンズの屈折
率、νiは各レンズのアツベ数である。 全系合成焦点距離1.0Fナンバー1:1.4画角 2w=4.6゜
コンバーターに関し、殊に8ミリのシネカメラに
装着するテレコンバーターに適する。 小型シネカメラはズームレンズ組込みが常識と
なつているが、最近は高倍率のズームレンズを有
するものが数多く製品化されている。しかし高倍
率では手持ち撮影時にブレを起し易く、またその
重量のために携行に不便を感じることも多いの
で、高倍率でも10倍程度が上限になる傾向にあ
る。 一方、暗い場所における撮影を対象にしたXL
カメラの進出で、室内撮影が手軽に行なえるよう
になつたことに伴つて、ズームレンズの広角側焦
点距離をより広角側へ延ばそうとする要求が強ま
り、その結果、望遠側焦点距離は従来に比較して
短かくなつている。 しかしながら上述のような小型シネカメラの高
倍率化、大口径化、広角化の要望はズームレンズ
を大型にしがちである。 そこでXLカメラに求められる大口径化と広角
化が優先し、高倍率化はアクセサリーによる補助
手段で達成することも、ズームレンズを大型化せ
ずに要望を達成する一つの方法である。 この方針に従つて望遠側の焦点距離はアフオー
カル・コンバーターで増大し、それより不連続で
あつても高倍率化の効果を得ようとする際に、マ
スターレンズは小型化されているにもかかわらず
アクセサリーが巨大化するには好ましくないの
で、コンバーターもできるだけ小型にすることが
求められる。そしてアフオーカル・コンバーター
を小型にするにはアフオーカル倍率を小さくする
か、あるいは各要素の屈折力を高めるのが普通で
あるが、アフオーカル倍率を小さくすることは望
遠効果を減殺させることになり、他方、各要素の
屈折力を高めると結像収差は著しく悪化する。 本発明はアフオーカル倍率とテレ・コンバータ
ーを構成する各要素の屈折力のバランスを適切に
選んだアタツチメント・レンズの提供を目的とす
る。 そしてアフオーカル倍率は1.4倍程度とし、ズ
ーム比10倍のマスターレンズ装着した時に14倍の
効果が得られるように想定する一方、各要素の屈
折力はできるだけ弱くして、添付の図面に見える
ように各収差を良好に保つている。 しかしこれによつて大きさが増大し易く、特に
前群はマスターのズームレンズが広角になつた時
に直径が増加するので、中間焦点距離から長焦点
距離にかけて使用できるように制限し、小型にし
ている。 次に本発明の数値例を示すが、r1からr4までが
本発明のテレコンバーターで、アフオーカル倍率
1.38、以降はマスターレンズである。 またriは各レンズ面の曲率半径、diは各軸上レ
ンズ面間隔、niはd線に対する各レンズの屈折
率、νiは各レンズのアツベ数である。 全系合成焦点距離1.0Fナンバー1:1.4画角 2w=4.6゜
【表】
【表】
以上のマスターレンズの数値諸元は望遠端のデ
ーターを示しているが、ズーミングをした時、合
成焦点距離で0.2程度まで使用可能である。 なお、d11,d16,d18がズーミングのための可
変間隔で、r24とr25及びr38とr39は各々光分割プ
リズム、r26は紋りである。 第2図は、マスターズームレンズを望遠端にセ
ツトしたテレコンバーターを装着した時の無限遠
に対する球面と非点そして歪曲収差を示してい
る。 第3図は比較のために添付したマスター・ズー
ムレンズのみで望遠端の無限遠に対する諸収差図
で、焦点距離はf=1に規格化している。これら
両図を比較すればわかるようにテレコンバーター
の性能は極めて良好に補正されている。
ーターを示しているが、ズーミングをした時、合
成焦点距離で0.2程度まで使用可能である。 なお、d11,d16,d18がズーミングのための可
変間隔で、r24とr25及びr38とr39は各々光分割プ
リズム、r26は紋りである。 第2図は、マスターズームレンズを望遠端にセ
ツトしたテレコンバーターを装着した時の無限遠
に対する球面と非点そして歪曲収差を示してい
る。 第3図は比較のために添付したマスター・ズー
ムレンズのみで望遠端の無限遠に対する諸収差図
で、焦点距離はf=1に規格化している。これら
両図を比較すればわかるようにテレコンバーター
の性能は極めて良好に補正されている。
第1図はマスターレンズに本発明のテレコンバ
ーターを装着したレンズ断面図。第2図はテレコ
ンバーターとマスターレンズの合成諸収差図。第
3図はマスターレンズのみの諸収差図。図中でri
はレンズ面番号、Diはレンズ面間隔、mはメリ
デイオナル焦線、Sはサジタル焦線。
ーターを装着したレンズ断面図。第2図はテレコ
ンバーターとマスターレンズの合成諸収差図。第
3図はマスターレンズのみの諸収差図。図中でri
はレンズ面番号、Diはレンズ面間隔、mはメリ
デイオナル焦線、Sはサジタル焦線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マスターレンズの前方に装着するレンズ系で
あつて、riを各レンズ面の曲率半径、diを各軸上
レンズ面間隔、niをd線に対する各レンズの屈曲
率、νiをアツベ数とした時、 【表】 なる諸元の内、riとdiについては比例倍した諸元
を含むことを特徴とするテレコンバーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10467678A JPS5532046A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Teleconverter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10467678A JPS5532046A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Teleconverter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5532046A JPS5532046A (en) | 1980-03-06 |
JPS6112250B2 true JPS6112250B2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=14387065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10467678A Granted JPS5532046A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Teleconverter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5532046A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4865434A (en) * | 1984-10-01 | 1989-09-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens capable of selecting a focal length beyond a standard focal length range |
JP2001272600A (ja) | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Fuji Photo Optical Co Ltd | テレコンバータレンズ |
JP5013663B2 (ja) | 2004-05-21 | 2012-08-29 | キヤノン株式会社 | フロントコンバータレンズ |
JP5885525B2 (ja) | 2012-02-09 | 2016-03-15 | キヤノン株式会社 | テレサイドコンバーターレンズ及びそれを有する撮像装置 |
-
1978
- 1978-08-28 JP JP10467678A patent/JPS5532046A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5532046A (en) | 1980-03-06 |
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