JPS61122176A - 高耐候性コンクリート造形建材 - Google Patents

高耐候性コンクリート造形建材

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JPS61122176A
JPS61122176A JP24096484A JP24096484A JPS61122176A JP S61122176 A JPS61122176 A JP S61122176A JP 24096484 A JP24096484 A JP 24096484A JP 24096484 A JP24096484 A JP 24096484A JP S61122176 A JPS61122176 A JP S61122176A
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JP
Japan
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concrete
shaped
cement
coating
weather resistance
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JP24096484A
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米井 滉
清水 義晴
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yoshikawa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高耐候性セメント造形建材に関するものであ
り、更に詳しくはセメントを結合剤として配合成形した
コンクリート板、スレート板或いはコンクリートブロッ
ク等を基体とする高耐候性セメント造形建材に関する。
〔従来の技術〕
最近、建築においてはコンクリートパネル或いはコンク
リートブロックが極めて多く使用されるようになったが
、近時に至り、特に軽量発泡コンクリート、例えばAE
コンクリート或いはALCコンクリート等のコンクリー
ト建材が注目されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これらコンクリート製品は多孔質であり、吸湿
性或いは吸水性であり、建築施行後においても天候の変
化に応じて、コンクリート製品に内蔵される水分量が変
化し、経年使用において当該品の強度、寿命に重大な影
響を及ぼしている。
特に寒冷地或いは寒冷時において、氷結気温の繰り返し
出現時において、コンクリート製品に吸収され内蔵する
水分の凍結と氷解の繰り返しはコンクリート製品の亀裂
破損の原因となることが多い。
この外、コンクリート建材は使用される環境により腐食
され、強度低下或いは外観汚損を生じる。
上記した如きコンクリート造形建材の使用時の気候劣化
、及び環境汚損対策として、一部製品には塗装等による
防護処理を行っているが、これら塗料自体に充分なる耐
候性、防湿性がなく、経年使用においては、褪色、劣化
によりその目的を達するに至っていない。
本発明はコンクリート製品の経年使用における上記の欠
点を解消すると共に耐火性或いは色彩等の美装性を具備
せるコンクリート製品を提供することを目的になされた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に、図面を参照して上記問題点を解決する手段につ
いて詳細に述べる。
図は本発明のコンクリート造形建材の断面を示すもので
、(])はコンクリート製の基体であってセメントを結
合材とし、これに砂、スラグ粒或いは、窯業製品粒等か
ら任意に選ばれた一種或いは二種以上を骨材として配合
混練し、造形して得たパネル状、波板状、ブロック状或
いは各種断面形の柱状造形物、又は石綿、スラグウール
、或いは木毛の如き各種ファイバーをセメント結合材と
共に混練し、各種形状に造形したスレート成品を、これ
にあてることができる。
本発明においては上記のセメント及び骨材配合造形のコ
ンクリート建材と、セメント及び各種ファイバーを配合
造形したスレート建材を総称して革にセメント造形建材
と総称する。
上記したコンクリート建材としては普通コンクリート建
材及びAEコンクリート(Air Entrained
Concrete)或いはA L C(AuLocla
ved LightweightConcrete )
等の気泡コンクリート、又は軽量骨材配合による軽量コ
ンクリ−)l材が一般に用いられる。
又、スレート建材としては、石綿、或いはスラグウール
等の無機質ファイバーをセメントとil1%練成形せる
板状、波形状等の成形品が一般に用いられる。
(2)はステンレス鋼、Cu或いはブロンズ等の金属或
いはこれらの合金、又はAN!○、・5ift、ガラス
等のセラミックからなる溶射被膜であって、金属、合金
或いはセラミックの単層或いは復層被膜に任意に形成さ
れる。
(3)は溶射被膜(2)層に不可避的に存在する気孔の
封孔被膜であって、例えば、スノーテックス(日産化学
株式会社の登録商標)或いはエチルシリケート等のSi
n、系又はグラス力401 (日板研究所商品名)の如
きZrO,−3iO□系等の無機質封孔剤、或いはポリ
ウレタン樹脂等の有機封孔剤をもって形成される。
本発明において、上記封孔被膜(3)は本実施例の如く
溶射被膜(2)の外層被膜或いは内層被膜とすることも
できる。
本発明の耐候性セメント造形建材は上記の如く構成され
るものであるが、以下更にその製造方法について述べる
基体(1)は、セメントに砂、スラグ粒、石炭から、パ
ーライト、火山砂、等の骨材を選択的に配合し、水の存
在下において混練した混練物、或いはセメントに石綿、
スラグウール或いは木毛等のファイバー状物を配合し、
水の存在下において、混練した混練物を、板状、或いは
波板状或いはその他任意の断面形の型枠中に注入造形す
るか、或いは型枠への圧入混練時にAE剤を混入するか
、又は造形物の養生時に蒸気養生を行って積極的に気泡
コンクリートとする等任意に形成することができる。
かくして造形された形成物はついで養生固化され乾燥さ
れる。
本発明において上記基体fi+の乾燥後の水分は特に限
定されるものではなく、通常の乾燥程度でよい。
又、基体(1)の被溶射面の粗度は通常のコンクリート
成形物或いは石綿スレート面であればよく、特別な粗度
調整は必要としないが、美装目的等の必要に応じて模様
付は粗度調整を行なうことができる。
上記の如くして造形され必要に応じて粗度調整されたセ
メント造形の基体(1)は、脱脂等表面清浄処理を行っ
た後、例えば、アーク溶射ガン、ガス火炎溶射ガン等、
任意の溶射手段により、ステンレス鋼、Cu、或いはこ
れらの金属をベースとした各種の合金又ハA 1t O
y 、M g OSS i Ox、T i O□等の単
体或いはガラス等の如き複合のセラミックを、単層に、
或いは任意の組合せによる被層に溶射被膜(2)を形成
せしめる。
これらの溶射被膜(2)の厚さは特に限定されるもので
はないが、使用目的に応して任意に選ぶことができ、一
般には150IJ11以下、好ましくは80〜100μ
mの膜厚があれば建材としての使用目的を充分に達する
ことができる。
又、溶射施工は、上記した如く、特別の限定された溶射
条件をとる必要はない6例えば熱歪等の欠陥のない、よ
り優れた被膜を形成するためには、溶射被膜の温度が1
50℃以上にならないように低温溶射を行なうことが好
ましく、特に110℃〜40℃の温度範囲において密着
性の高い最も優れた溶射被膜を得ることができる。Cu
、ブロンズ等の比較的低融点金属或いは合金溶射材の場
合は、60℃以下の溶射被膜温度となるように溶射する
ことにより、美麗な均一厚みの溶射被膜を形成すること
ができる。又ステンレス網成いはセラミック溶射材、例
えばkit 02を主成分とするグレイアルミナを溶射
材として溶射被膜形成を行なう場合は、110℃〜80
℃の被膜温度となるように溶射を行なうことによ゛す、
熱歪のない耐1IiIl#性の優れた溶射被膜を形成せ
しめることができる。
上記の如くして得られた溶射被膜は、多くの気孔を有し
ているために、これら気孔を封鎖することが必要である
。そのため、溶射被膜(2)の表面に、例えばポリウレ
タン樹脂等の有機質封孔剤、或いは5iO−系等の無機
質封孔剤を塗布、或いは浸漬等任意の手段により封孔被
膜(3)を形成する封孔処理を行なう。
本発明において上記封孔被膜(3)は、必ずしも溶射被
膜(2)の外表面から後処理的に形成せしめる必要はな
く、表面端整した基体(1)への溶射被膜形成の前処理
的に基体111表面に封孔剤のプレコートを形成し、つ
いでこのプレコート表面から溶射被膜(2)を形成する
こともできる。
本発明の高耐候性セメント造形建材は上記の如くである
が、本発明において溶射被膜材に、例えばCu或いは銅
合金が使用されるときは、Cu或いはその炭酸化による
緑青等の色彩による美装効果を得ることができ、本発明
物の使用B様に応じて溶射材を選ぶべきである。
〔発明の効果〕
本発明は上記の如くであるので、使用に際して大気湿分
或いは雨水の吸収等がなく、従って気温の低下による凍
結に起因する破壊等の発生がな(、特に寒冷地での使用
において優れた耐久性を得ることができると共に腐食環
境においても優れた耐蝕性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかる高耐候性セメント造形建材の断面
図である。 図中、 (11:基体       (2):溶射被膜(3):
封孔被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、セメント造形材を基体とし、この基体表面に封孔さ
    れた耐蝕性金属或いはセラミック溶射被膜層を密着形成
    した高耐候性セメント造形建材。
JP24096484A 1984-11-14 1984-11-14 高耐候性コンクリート造形建材 Granted JPS61122176A (ja)

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JPS61122176A true JPS61122176A (ja) 1986-06-10
JPH0140793B2 JPH0140793B2 (ja) 1989-08-31

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