JPS61122118A - 軽石ゼオライトおよびその製造法 - Google Patents

軽石ゼオライトおよびその製造法

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JPS61122118A
JPS61122118A JP59244778A JP24477884A JPS61122118A JP S61122118 A JPS61122118 A JP S61122118A JP 59244778 A JP59244778 A JP 59244778A JP 24477884 A JP24477884 A JP 24477884A JP S61122118 A JPS61122118 A JP S61122118A
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zeolite
pumice
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granular
sio2
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Sanetada Kumamoto
隈元 実忠
Toshiko Uemura
植村 寿子
Kenichi Somekawa
染川 賢一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛〔技術の分野〕 本発明は、軽石ゼオライトおよびその製造法に関する。
さらに詳しくは、粒状の軽石の表面をアルミン酸ナトリ
ウムおよびケイ酸ナトリウムを含む水酸化ナトリウム溶
液(註、P型濾液)でゼオライト化してなる該ゼオライ
トおよび該製造法に関する。
〔従来の技術および問題点〕
軽石を粉砕してゼオライト化する方法は、知らnてu’
6(窯業誌Vol 21,123(1973)) 、一
方、本発明者等は、軽石と類似の反応性をもつシラスを
主剤として水酸化ナトリウムとの反応でHa−P型をは
じめとして種々の粉末状ゼオライトを系統的に合成し、
またそれらの性能を測定して、豊富な知見を得ている 
(註、 1)鹿児島大学工学部研究報告18.59 (
1974)、  2)同22,157(1980)、 
3)同24,111(1982) )。
ところで、このような粉末状ゼオライトをモレキュラシ
ーブ、その他の工業的用途に供するためには、該粉末状
ゼオライトを造粒することを要し、造粒時の添加物によ
りその性能は低下する。
またゼオライトの均一な小さい孔は分子径の大きな有機
物を吸着せず、従って無機物と有機物を同時に含む複雑
な廃液処理には不適当であった。
そこで粒状の軽石の表面をアルカリ水熱処理することに
よりゼオライト化することが考えられるが、そのような
方法では、イ、安定な粒状品が得られるか否か、口、所
望のゼオライト化率が得られるか否か、ならびに、/\
、ゼオライト化条件は、粒状品の場合と同様でよいか否
か等の問題がある。
〔発明の目的〕
本発明者等は、粒状のゼオライト化軽石に係る以上の諸
問題につき鋭意研究した。その結果、粒状の軽石をケイ
酸ナトリウムおよびアルミン酸ナトリウムを含む水酸化
ナトリウム溶液で処理することにより、安定な粒状品が
得られ、ゼオライト化率も20%以上37%程度に達す
ることが判った。
以上の記述から明らかなように本発明の目的は、その表
面がゼオライト化された軽石および粒状の軽石から直接
に該ゼオライト化する方法を提供するにある。
〔発明の構成〕
本発明(二発明)は下記(1)若しくは(0の主要構成
と(2)ないしく3)若しくは(5)ないしく7)の実
施態様的構成を有する。
(1)粒状の軽石の表面をゼオライト化してなる軽石ゼ
オライト。
(2)粒径 1.2〜40m5の軽石をアルミノケイ酸
塩溶液で処理してなる前記第(1)項に記載の軽石ゼオ
ライト。
(3)アルミノケイ酸塩溶液がシラスを2〜3N−Na
OHで処理してP型シラスゼオライトを合成した濾液で
ある前記第(2)項に記載の軽石ゼオライト。
(4)粒状の軽石をケイ酸ナトリウムおよびアルミン酸
ナトリウムを含む水酸化ナトリウム溶液で処理すること
を特徴とする軽石ゼオライトの製造法。
(5)ケイ酸ナトリウムおよびアルミン酸ナトリウムを
含む水酸化ナトリウム溶液がシラスを2〜3N−NaO
Hで処理してP型シラスゼオライトを合成したP型濾液
である前記第(4)項に記載の軽石ゼオライト。
(6)粒状の軽石の粒径が1.2〜40o+aである前
記第(4)項に記載の軽石ゼオライトの製造法。
(7)粒状の軽石に原料混合物の組成モル比5i02 
/AQzOs  :    Na20/SiO2  :
   H20/   Na20   が8〜20:  
0.4〜1.5 : 40〜150の比になる如く、ケ
イ酸ナトリウムおよびアルミン酸ナトリウムを含む水酸
化ナトリウム溶液で組成調製をおこない80〜150℃
で結晶化させる前記第(4)項に記載の軽石ゼオライト
の製造法。
本発明に使用する粒状の軽石とは、例えば、鹿児島県下
に広く分布するシラスと共に一次および二次堆積層に存
在する多孔質、軟質および低比重の火山岩の一種であっ
て、その鉱物組成の一例は、後述衣1に示す如きもので
ある。
表1に明らかなように、軽石とシラスはそれぞれのシリ
カおよびアルミナの存在量に大きな差はないが、鉄分の
量は軽石が1/8程度と少なく、不純物混入色調などを
考慮すると、ゼオライト合成には軽石が有利で、また価
格も軽石の方がシラスの約178と安価である。
ゼオライト化の際の軽石の粒径は限定されないが、得ら
れた軽石ゼオライトの利用上の見地から1.2〜4hm
好ましくは1.2〜6■のものを使用する。
ゼオライト化は、基本的にはアルカリ水熱反応によるが
、後述の比較各個および第1図の説明から明らかなよう
に、シラスからP型ゼオライトを合成する公知の条件(
註、3規定水酸化ナトリウム溶液による水熱反応)とは
大きく異なっている。
本発明に使用するゼオライト化反応液は、アルミン酸ナ
トリウムおよびケイ酸ナトリウ“ムを後述の比率範囲で
含む水酸化ナトリウム溶液であって、このような反応液
は、アルミン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化
ナトリウムおよび水を夫々所定の下記の全原料モル比と
なるように水に溶解して得られる。該モル比は、原料軽
石中の 5i02.AQz03を加算して 5i02/A122(h = 8〜20(好ましくは1
0.5以下)Na20/SiO2= 0.4〜1.5(
好ましくは0.45以下)H20/ MazO= 4(
1〜150  (好ましくは77〜131)である、そ
してこのような全原料中のSiO2,AQZ Ch 。
NazOおよびH2Oの組成を可能にする本発明に係る
ゼオライト化反応液は、特別に調製しなくても、シラス
を2〜3規定水酸化ナトリウム溶液で水熱処理してP型
ゼオライトを製造した際に得られる濾液(P型温液、後
述文献l参照)を利用できる場合には、該濾液が上述の
ような成分組成を構成するのに適するので経済的である
。なお、5i02およびAQz03量の微調製は、メタ
ケイ酸ソーダおよびアルミン酸ソーダを添加して行う。
原料軽石中の5iOz/ARz(hモル比率は、前述の
表1から換算すると約lOであるから合体組成モル比5
i02/Ah(bを8〜20のような数値にするには、
多くの場合ゼオライト化反応液中の5i02/A403
))10でなければならない、他方、Na2O/5iO
zおよびH20/ NazOについては原料軽石中のN
a2O/5iOzは0.04程度で0.45より著しく
小さいから該反応液中のNa2O/H20を調製するこ
とにより容易に適合させることができる。
本発明の軽石ゼオライトの他の製造条件(温度1時間)
は、シラスから通常のP型ゼオライトを製造する条件(
文献l)と同様であり、 100℃以下好ましくは室温
で数時間好ましくは1〜3時間軽石粒子を前述のゼオラ
イト化反応液に浸漬静置する。たりし撹拌は不要であり
、反って軽石粒子が崩壊するおそれがある0反応後は8
0〜150℃で結晶化させ、つづいて固液分離し、該固
形分は、PHIOまで水洗し、110.”Cで乾燥する
 (註9文献1:鹿児島大学工学部研究報告第16号)
本発明の方法に係る前述のSiO2/Aiz03.  
Na2O/5iOz、 H20/ Na2O各モル比を
、文献1に記載されたP型ゼオライトの生成領域および
最適条件と比較すると下記表2のようになる。
表2   P型ゼオライト生成条件の比較(モル9すな
わち1本発明の最適条件はシラスにおけるP型ゼオライ
トの生成領域には入っているが、SiO:/A40i 
、  Na2O/SiO2についてシラスノ般適条件か
ら外れており、従ってこのような条件がシラスの場合か
ら容易に予測できないことを示している。
本発明において5i(h/A爲03が10.5より高く
、Na2O/SiO2が0.45より高く若しくはH:
O/ Na2Oが77〜150の範囲外にあり、または
結晶化温度が80〜150°Cの範囲外にあると次のよ
うな好ましくない結果が得られる。すなわち、粒状P型
軽石ゼオライトが全く得られず、若しくは微粉化したP
型ゼオライトが大量に副生じ、目的とする粒状のP型軽
石ゼオライトが収率よく得られない。
この状況を図によって説明すると、第1図の(1)のア
ルカリ水溶液あ理とは、反応条件が、5i02/AbO
z :  Na2O/SiO2: H20/ Na2O
= 10 : l :50、結晶化温度100℃〜15
0℃のような場合であり、このように軽石ゼオライト生
成領域内であっても、処理液にケイ酸分を含まないアル
カリ水溶液を使用すると粒状のP型ゼオライトが生成し
にくいのみならず、軽石粒そのものが大きな割合で崩壊
してしまう。
他方、同図(■)のP型温液処理とは、反応条件が、S
iO2/AIhOs :  Na2O/SiO2: H
20/ NazO=10: 0.4 : 131 、結
晶化温度120℃、120時間のような場合であり、処
理液にケイ酸分が含まれていると1.2厘1未満の微粒
子の副生は全くないのみでなく、P型軽石ゼオライトが
高収率で得られる。
第2図および第3図は、夫々本発明の実施例若しくは比
較例に係る結晶化時間(0〜25時間)対(P型ゼオラ
イト収ff1g、P型ゼオライト生成率2゜液相中のA
I溶出量”g+および液相中のSi溶出量g)の関係を
示す。
本発明の方法の場合、120℃、20時間以上で良好な
粒状品の収量とゼオライト化率が得られる。
また、比較例の方法(アルカリ水溶液処理:第3表参照
)の場合、120℃、15時間以上でゼオライト化率1
5〜30%の粒状品が得られるが、粒径1.2II11
未満のものが多く副生じ、1.2mm以上の粒状品の収
率が相当に低下する。
〔発明の効果〕 本発明の軽石ゼオライトは、シラスゼオライトP型と同
様に高い陽イオン交換能を有する。その比表面積はは(
Na−P型ゼオライト含有率に比例し、(1,2〜2.
0 rn’/g) 、単位表面積当りCd2+交換量(
aeq/g)は、シラスゼオライトの場合よりすぐれて
いる。また、陽イオン交換時の撹拌による崩壊度層は、
Cd”+交換量1.8txeq/g以下のものについて
は24%以下である(註震後述参考例1〜6参照)。
本発明の軽石ゼオライトはその吸着量は、原料軽石とシ
ラスゼオライトの中間にあり、P型生成率と該吸着量は
比例している。
本発明の方法によれば1粒状の軽石を直接にゼオライト
化できるのでゼオライト化後の造粒が必要でなく、ゼオ
ライト化時ならびにゼオライト化後の使用時の粒状品の
崩壊が少ないので、工業用P型ゼオライトとして陽イオ
ン交換用、吸着用その他の用途が期待される。
以下、実施例、比較例および参考例によって、本発明を
説明する。実施例、比較例において合成したゼオティト
の比表面積および吸着量等の測定は、下記の方法にした
がった。また、参考例における陽イオン交換能は、Cd
”″の初濃度400ppm溶液(cac3.使用)にゼ
オライト1gを加え粒子が崩壊しないように2時間ゆっ
くり撹拌してバッチ法で行った。
℃比表面積: 粉体表面積測定装置(棟木製)を用いてゼオライトに窒
素を吸着させBF2式(千原秀昭著:東京化学同人19
72発行P211)から求めた。
比較例1〜11 粒径1.2〜5mmの軽石(鹿児島県古江産)10gと
3 N−NaOHの所定量をフラスコに入れ室温で3時
間静置した。つづいて所定のモル比(Silh/Aλ2
03:Na2O/5iOz :  )+20/  Na
2O=  to 〜11:0.5〜1  :  50〜
77)となるように水を加え 100〜150℃の浴温
で0〜25時間結晶化させ、pH10まで水洗し、10
0℃で乾燥した。
これら合成したゼオライトは粒子の崩壊度をしらべるた
め、原料軽石の下限値 1.2■を境にして1.2mm
未満と 1.2mm以上(軽石ゼオライト)に篩分けし
て粉末X線回折法により同定、定量した。
生成率は、P型ゼオライトは市販P型ゼオライトがない
ため、標準品としてIJ、C,C,社モレキュテシーブ
13Xを使用し、4強線の加算回折強度比により求めた
0合成条件と結果(収量、生成率)を表3に示す。
表3で明らかなように、比較例1〜4の原料組成モル比
では、結晶化温度を変化させると 1.2層鳳以上の粒
状品の収量は低下し、該粒状品のゼオライト化率は1.
2mm未満の微粉より低目に終始する傾向にあり、他面
、微粉(1,2mm未満)のゼオライト化率は、結晶化
温度の上昇に伴って上昇した。
これに対して、 NazO/SiO2のモル比を半減さ
せ、H20/ Na2Oも大幅に大きくした比較例5〜
11では1.2mm未満の微粉の発生量はかなり減少し
、 1.21以上の粒状品のゼオライト化率は30%程
度であった。
しかし、第3図に示すように結晶化時間に比例してアル
カリによるSiの溶出がつづくので粒状品の表面がもろ
く崩れ易い状態になっていると判断される。
実施例1(表4の実7) 軽石10gにシラスゼオライ)P型を合成した後の濾液
LQQa+文を加えると5ift /AS1203 :
NazO/SiOx :1(xQ/ Na2Oの組成モ
ル比が10:0.4:131の混合物が得られる。この
混合物を3時間室温で静置し大気゛ 圧下、 120℃
で120時間結晶化して、粒径が変化していない軽石ゼ
オライト10.4gを得た。粉末状のゼオライトは全く
得られなかった。粉末X線回折法でしらべた結果この固
相はP型ゼオライトが37%であった・ 実施例2 軽石10gにシラスゼオライ)P型を合成した後に得ら
れた濾液(実施例1とはケイ酸塩濃度の異なる別の濾液
)lOhJlを加えると、この混合物の5i02/Al
2203 :NazO/SiO2: H20/ Naz
O組成モjlz比は11:0.5ニア7になる。これを
3時間室温で静置し大気圧下、 120℃で20時間結
晶化して、P型の軽石ゼオライト8.9g (P型生成
率22%)を得た。また濾液8Qm愛が得られたが、こ
れは当初の濾液と同様に反応に利用出来た。
実施例3(表4の実9) 実施例2と同じモル比の混合物を3時間静置後、大気圧
下、140℃で24時間結晶化させた。その結果、軽石
ゼオライl−P型が9g、粒径1.2mm未満の粉末ゼ
オライ)P型が0.5g得られた。
実施例4 軽石10gに実施例2と同じP型温液100m文を加え
密閉系の容器中にて、 100℃で72時間結晶化して
軽石ゼオライトP型を10g(生成率20%)得た。粉
末状物質は全く得られなかった。
(その他の実施例は表4参考) 表4で明らかなように、大気圧下、結晶化温度100℃
ではゼオライトは得られなかった。しかし実施例4に示
した如く密閉容器を使用すると5〜6気圧の自生圧がか
−り、低温(100℃)でもP型ゼオライトが生成した
。このように加圧下では、100℃の低温でもゼオライ
ト化が進行する。
その他の実施例は表4に示した。
つぎに、これら実施例の結果をよく説明する本発明の重
要な要素を、図1から図3に表わした。
すなわち、図1では軽石を従来のようにアルカリ水溶液
処理した場合(I)とP型温液を使った本発明の場合(
II )の差を表現した。(I)の場合は図3に示した
ように、ゼオライトの結晶化がはじまる5時間までに、
軽石からAIとSiが早く溶出し、軽石の崩壊を促進し
ている。従って粉末状ゼオライトが多く生成する。しか
しく II )の場合はP型1液にSiとAIが含まれ
ているため1図2に示したように、結晶化前の溶出が少
なく、またAIの溶出速度もゆるやかである。そして特
にSiの溶出量の差が(iと(II)では大きく異なり
、この事も軽石の崩壊を防ぎ、粒状の軽石ゼオライトが
得られる原因の一つになっていると思われる。
前述した(第1図の説明)ように、本発明に係る(II
)P型瀘液処理では、粒状の軽石が、溶出若しくは崩壊
することなくその表面がゼオライト化されることが明ら
かである。
参考例1〜9 前述の方法によって得られた軽石ゼオライト。
原料軽石、シラスおよび公知方法で得られたシラスゼオ
ライト、陽イオン交換樹脂AIberlite IR−
120Type IIにつき、前述の方法で夫々の比表
面Jji (m”/g) 、 Cd”交換i(msq/
g)を測定した。結果を表5に示した。
表5  軽石ゼオライトおよび関連物質の比表面積とC
d”+イオン交換量 比表面Mftiでは、軽石ゼオライトは粒状であるため
シラスゼオライトよりかなり小さいが、Cd紳イオン交
換量では、Na−P含有率から判断されるよりもさらに
大きな値である。シラスゼオライトの他の有用なデータ
は既に発表している(鹿児島大学工学部研究報告、 N
o、24 (11382))−軽石ゼオライドが容易に
得られること、および参照のイオン交換樹脂のCd”+
交換量とさしたる差はないことを考慮すると、本件は実
用的に十分有用なものと判断される。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るPy!l瀘液処理ならびに比較
例に係るアルカリ水溶液処理による軽石ゼオライトの生
成過程の説明図である。 第2図若しくは第3図は、夫々実施例、比較例に係る軽
石からのP型ゼオライト生成率と液相への成分の溶解性
を結晶化時間との関係で示したものである。 以  1 特許出願人  サンケイ化学株式会社 代理人 弁理士  野 中 克 彦 第10 (1) 二 アルηソ水11*処理 (亘); 2型−3勉理 第2図 結晶化時間(hyン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒状の軽石の表面をゼオライト化してなる軽石ゼ
    オライト。
  2. (2)粒径1.2〜40mmの軽石をアルミノケイ酸塩
    溶液で処理してなる特許請求の範囲第(1)項に記載の
    軽石ゼオライト。
  3. (3)アルミノケイ酸塩溶液がシラスを2〜3N−Na
    OHで処理してP型シラスゼオライトを合成した濾液で
    ある特許請求の範囲第(2)項に記載の軽石ゼオライト
  4. (4)粒状の軽石をケイ酸ナトリウムおよびアルミン酸
    ナトリウムを含む水酸化ナトリウム溶液で処理すること
    を特徴とする軽石ゼオライトの製造法。
  5. (5)ケイ酸ナトリウムおよびアルミン酸ナトリウムを
    含む水酸化ナトリウム溶液がシラスを2〜3N−NaO
    Hで処理してP型シラスゼオライトを合成したP型濾液
    である特許請求の範囲第(4)項に記載の軽石ゼオライ
    トの製造法。
  6. (6)粒状の軽石の粒径が1.2〜40mmである特許
    請求の範囲第(4)項に記載の軽石ゼオライトの製造法
  7. (7)粒状の軽石に原料混合物の組成モル比SiO_2
    /Al_2O_3:Na_2O/SiO_2:H_2O
    /Na_2Oが8〜20:0.4〜1.5:40〜15
    0の比になる如く、ケイ酸ナトリウムおよびアルミン酸
    ナトリウムを含む水酸化ナトリウム溶液で組成調製をお
    こない80〜150℃で結晶化させる特許請求の範囲第
    (4)項に記載の軽石ゼオライトの製造法。
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