JPS61121973A - シート部材送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は紙送り兼用のプラテンの取付は構造に関する。

〔従来技術〕

プリンタやファクシミリなどの記録装置あるいは画像読
取り装置にあっては、記録面あるいは読取り面で紙（用
紙あるいは原稿）をバッファラグするとともに紙を所定
ピッチで紙送りする手段すなわち紙送り兼用のプラテン
が使用されている。

この種のプラテンとして丸形断面のゴム！！！ローラ（
プラテンロー２）が広く使用されているが、このプラテ
ンロー２ではその周面で記録面を形成するので７ラツト
な記録面を得ることができず、印字品質を充分に確保す
ることが難しいという問題がある。

一方、上記プラテンとして、平行に設置した２本のロー
ラによってフラットな記録面を形成するものが提案され
ているが、この構造では２本のローラを使用するため構
造の大型化およびコスト高になるという問題がある。

そこで、本発明者は１本のローラで紙送りするとともに
フラットな記録面が得られ、かつペーパーペイル機構を
省略しうる新規なプラテン構造を案出した。

このプラテンは、間欠的にロー２部を欠除した送りロー
ラと、該送りローラの欠除部に配置したプラテンブロッ
クとを備え、送りローラに沿って送られてきた紙をプラ
テンブロックに沿って排出するよう構成されている。

ところで、この紙送り兼用のプラテンにあっては、回動
する各ローラ部の周面と静止された各プラテンブロック
の案内面と金σい゛に接平面を形成するよう正確に整合
させる必要がある。

また、不整合のま＼組付けた場合には、容易かつ正確に
再調整できる必要がある。

〔目　的〕

本発明の目的は、間欠的にローラ部を欠除した送りロー
ラと該送りローラの欠除部に配置したプラテンブロック
とを備えた紙送り兼用のプラテンにおいて、送りローラ
に対し各プラテンブロックを正確にかつ容易に再調整可
能に設置しつるプラテンの取付は構造を提供することで
ある。

〔要　旨〕

本発明は、各プラテンブロックが固定されるプラテンホ
ルダーと該プラテンホルダーを装置本体に固定するホル
ダー支持部材とを使用し、ホルダー支持部材をローラ軸
に装着した円筒部材に位置決め係合させるとともに、プ
ラテンホルダーを該ホルダー支持部材に対し前後調節可
能に固定することにより、送りローラに対する累積誤差
が小さくかつ調節可能なプラテンの取付は構造を提供す
るものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は一実施例に係るプラテンの取付は構造を分解し
て示す。

第１図において、紙送り用の送りローラ１はローラ軸２
と間欠的に欠除されたローラ部３とで構成され、該送り
ロー２１の各欠除部には装置本体側に取付けられるプラ
テンブロック４が配置されている。

前記各ロー２部３は例えば所定硬度のゴムで形成され、
それぞれローラ軸２に固定されている。また、該ローラ
軸の端部にはドリフ／ギヤ５が固定され、パルスモータ
等の駆動源により矢印方向（紙送り方向）に駆動される
。なお、ローラ軸２の両側には回転自在に自由嵌合され
た円筒部材６が装着されている。

各プラテンブロック４は共通のプラテンホルダー７に所
定の間隔で固定されている。図示の例では、プラテンブ
ロック４に設けたピン８を該ホルダー７の孔に嵌合させ
て各プラテンブロック４ｆ、正確に位置決めしたうえ、
ねじ９で固定される。

一方、第１図および第３図に示すごとく、装置本体１０
には、前記プラテンホルダー７の両側に締結されこれを
支持する一対のホルダー支持部材１１．１１が固定され
る。

このホルダー支持部材１１には、前記ローラ軸２に装着
した円筒部材６０表面に係合する係合溝１２が形成され
、また下部には装置本体１０に締結するための取付は孔
（図示の例では前後方向長孔）１３が形成されている。

このホルダー支持部材１１は、係合溝１２を円筒部材６
に第３図のごとく係合させることにより前後方向位置決
めされたうえ、取付は孔１３に挿通されるねじ１４で装
置本体１０に固定される。

前記プラテンホルダー７（通常プラテンブロック４がす
でに固定されている）は、その両端部に形成された長孔
１５およびねじ１６により、前記一対のホルダー支持部
材１１．１１に前後位置調節可能に固定される。こうし
て締結固定することに゛より、各プラテンブロック４は
送りロー２１に接触しない所定位置に設置される。

第２図中には、送りロー２１によって矢印方向に紙送り
される紙（用紙または原稿）１７、通常キャリジに搭載
されてプラテンの巾方向に走査駆動されるヘッド（印字
ヘッドまたは画像読取りヘッド）１８、送りローラ１の
周面に沿って設けたベーハーノ（ン１９および一対の押
圧ローラ２０．２０から成る紙案内手段、並びに紙押圧
用の板ばね２２がそれぞれ二点鎖線で示されている。

前記各プラテンブロック６の前面には、ヘッド１８の前
面にフラットな記録面（または読取り面）を形成すると
ともに送りローラ１によって送られてきた紙１７を案内
しながら排出するための案内面２１が形成されている。

この案内面は、平面または緩かな彎曲面で形成され、紙
１７をヘッド１８に対し正確な位置で紙送りするだめロ
ーラ部３の周面と接する正しい姿勢で設置する必要があ
る。

以上説明した実施例構造によれば、各プラテンブロック
４を位置決め固定したグラテ／ホルダー７全、係合溝１
２で位置した状態で装置本体１０に固定されたホルダー
支持部材１１に対し、長孔１５，１５およびねじ１６．
１６により、前後方向調節可能でかつローラ３の周面と
の平行度調節可能に固定したので、各プラテンブロック
４を送りローラ１に対し正確にしかも醇ｒＡ整可能に設
置することができる。この場合、ホルダー支持部材１１
を送りローラ１と同心の円筒部材６で位置決するので、
組立て上の累積誤差を小さくすることができ、容易に正
確な組付けが可能になる。

なお、プラテンブロック４の組付けに際しては、前記ね
じ１６のみをゆるめた状態で、第３図に示すごとく、ケ
゛−ジブロック２３″ｆ、使用してローラ部３とプラテ
ンブロック４との母線合せを行ない、しかる後ねじ１６
を締結する作業により、容易かつ正確に組付けることが
できる。

この場合、グージブロック２３による母線合せは、第２
図中の板ばね２２の先端が当接する部分で行なうことが
好ましい。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、間欠
的に形成した送りローラと該送りローラの欠除部に配置
されるプラテンブロックとを備えた紙送り兼用のノラテ
／を組付けるに際し、各プラテンブロックを送りローラ
に対し容易にかつ正確にしかも容易に再調整できるよう
に組付けうるプラテンの取付は構造が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るプラテンの取付は構造
の分解斜視図、第２図は第１図の取付は構造の組立て状
態におけるプラテンブロック部の横断面図、第３図は第
１図の取付は構造の組立て状態の部分裁断端面図である
。 １・・・・・送りローラ、２・・・・・ローラ軸。 ３・・・・・ローラ部、４・・・・・プラテンブロック
。 ６・・・・・円筒部材、７・・・・・プラテンホルダー
。 １０・・・・・装置本体、１１・・・・・ホルダー支持
部材。 １２・・・・・係合溝、１５・・・・・長　孔。 １７・・・・・紙　、１８・・・・・ヘッド。 代理人　弁理士　　大　音　康　毅 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）間欠的にローラ部を欠除した送りローラと、該送
   りローラの各欠除部に配置されるプラテンブロツクとを
   備えた紙送り兼用のプラテンの取付け構造において、各
   プラテンブロツクを共通のプラテンホルダーに固定し、
   ホルダー支持部材を、ローラ軸に装着した円筒部材の表
   面で前後位置を規制して装置本体に固定し、前記プラテ
   ンホルダーを前記ホルダー支持部材に対し前後調節可能
   に固定することを特徴とするプラテンの取付け構造。